2023年05月11日

下北半島 (10)仏ヶ浦・奇岩群


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 長い長い階段も、花たちに励まされながらやっと終わりです。

タチツボスミレ?       階段から遊歩道へ
タチツボスミレ?s P5035223 (2).jpg 仏ヶ浦 遊歩道s P5035226.jpg

最初にドン!と現れた大岩「屏風岩」
仏ヶ浦 奇岩1m P5035227.jpg
ぱっくりと開いた口の下唇の先に人が立っている??? 
仏ヶ浦 奇岩2mP5035229.jpg
ますますタイタニック号のローズように舳先へ・・・まさか、身を投げるのでは!と焦ったけれど、こちらが動いただけで、あちらは動かず・・・あれも岩?のようでした。ヤレヤレ〜 右の岩はフクロウさんが身を寄せているみたい。 

「天龍岩」
仏ヶ浦 奇岩3m P5035228 (2).jpg
白い砂浜を奇岩の間を縫って進むにつれ、厳かな雰囲気に包まれ、ここを極楽浄土へ続く聖地と見做す人々の気持が分かります。岩手県の浄土ヶ浜の奇岩も似ていますが、あちらの方が未だ上に木が生えていて現世感が残っているかな。こちらは恐山同様、誰も居なかったらあちら側へ呼ばれてしまいそう・・・

「双鶏門」(ケロ撮影)
仏ヶ浦あm 1689165378017 (002).jpg

何か名前がついていそうな特徴的な大岩が続きます。
仏ヶ浦 奇岩4m P5035231 (2).jpg
追記:「如来の首」とのこと。 

仏ヶ浦 奇岩5m P5035232.jpg

トルコで訪れたカッパドキアのきのこ岩風
仏ヶ浦 奇岩5m P5035233.jpg

まるで雪渓のように白い砂が流れ落ちてています。

(ケロ撮影)
仏ヶ浦あm 1689165378438 (002).jpg

「蓬莱山」(ケロ撮影)
仏ヶ浦 奇岩あー 1689165378285 (002).jpg

これは、スペインのサグラダファミリアにソックリ! 確かあれらは、自然の造形を再現したのですよね。建てている内にも少しずつ崩れて行くところもガウディの計算の内かもしれません。

仏ヶ浦 奇岩6m P5035235 (2).jpg

山脈みたいな岩に・・・
仏ヶ浦 奇岩7m P5035240.jpg

無数の穴だらけの岩
仏ヶ浦 奇岩8m P5035241 (2).jpg

(ケロ撮影)
仏ヶ浦あm 1689165378567 (002).jpg
満潮時には、青い海と白い岩肌のコントラストが綺麗でしょう。

朝早くから下北半島の極楽浄土も地獄も歩き、前世と来世をふわふわと行き来したような何とも言えない浮遊感に襲われます。こんな綺麗な処に来られるなら、そして懐かしい人々に会えるのなら、いつか寿命が尽きる時が来ても恐くないなぁ

なんて、ホワホワ考えていましたが、現実は厳しい! あの長〜い階段上りが待っていました。

帰りの階段          ミミコウモリ?
仏ヶ浦 階段s P5035243.jpg ミミコウモリ?s P5035244.jpg
帰りは同じ階段の上り、これはキツい! 

まぁ、ゆっくり上るので、またまた植物観察三昧♪ カニコウモリに似た葉ですが、葉柄に翼があって茎を抱いているけれど托葉っぽいものがある・・・これは若しかして、ミミコウモリ?(帰宅して「牧野日本植物図鑑(復刻版)」で調べました^^;)

実は昨日ご紹介した写真も帰路のものが多かったのです。下北の西海岸の植物を堪能している内にシンドイ階段も終わり。

木々の合間から白い断崖が見えました。
仏ヶ浦 さよならm P5035246 (2).jpg
さようなら、仏ヶ浦・・・今度は船で海から会いに来るね〜

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posted by 山桜 at 00:00| Comment(4) | TrackBack(0) | 山川・自然観察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
地層が縦になっているのは、地殻変動のものすごさを物語っていますが、こんな変動が生きている間に起こらないことを願いたいです
Posted by 玉ヰひろた at 2023年07月19日 08:48
うひょー
この奇岩群、堪りませんなあ
何度見ても飽きません。

やはり、別世界なのかな
Posted by 多聞 at 2023年07月19日 20:17
◆玉ヰひろたさんへ

 たった今も地震が・・・いつ何が来てもおかしくない列島の上に住んでいると知りつつも、生きているは、どうかもう平穏であって欲しいと願うばかりです。
Posted by 山桜 at 2023年07月22日 11:08
◆多聞さんへ

 恐山も仏ヶ浦も、浄土か霊界か異世界か・・・言葉は違えど、何か現世ではない処への道が開いているとしか思えない空間です。沢山の人が居なかったら、何処かへ吸い込まれそうでした。

 そして昨夕、白山・金沢から戻って参りましたが、あちらもなかなかの不思議世界でした・・・。
Posted by 山桜 at 2023年07月22日 11:12
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