
早朝の武蔵御嶽神社、拝殿より後ろの玉垣内には縄が張ってあってお参り叶いませんでしたので、縄の手前から手を合せました。
拝殿 左手

武蔵御嶽神社 本殿 常磐堅磐社(ときわかきわしゃ)

一間社流造で漆黒に塗られ荘厳な装飾が施されている「常磐堅磐社」現在は諸国一宮をお祀りしていますが、この社殿は永正8年(1511年)以前造営の御嶽神社旧本殿で、東京都指定有形文化財。
宝物殿(下から) 参道階段


三柱社

大歳(おおとし)神(農耕神・食物神)、御歳(みとし)神(大歳神の子、穀物神)、大山咋(おおやまくい)神(大歳神の子、山の神、酒の神)の三柱をお祀りする社。
今まで見過ごしていましたが、左手前の謎の石彫刻に目が留まりました。
「えっ、何これ??」
大山咋神は山の神であり、松尾さまとも呼ばれる酒の神でもあるので、山から湧き出て酒の元ともなる水の恵みを表わしているのか・・・一対に見える2つの彫刻の石の素材が異なるのも気になります。大分古びてはいますが、フォルムはどうみても現代風ですよね。
さて、登ってきた道を一旦ここまで下りたのですが、この彫刻が気になって佇んでいる内に、
畠山重忠公に、
「おおい、こっちの道もよいぞ〜!」
と呼ばれたような気がして、それはそれは仰せの通りと上り返し、宝物殿裏手の道(女坂)を下りることにしました。

重忠公、戻って参りました! 後ろから失礼・・・後ろ姿も凜々しくて素敵。
良く見れば、重忠公、本当に
「こちらを行け!」
と道を指し示しているようにも・・・
紅葉の下の重忠公 古びた庫裏?


「女坂」とは言うものの、階段ではないというだけで結構な急斜面なので、選択はお好みと体調によりけりですね。私は階段が苦手なので・・・。
(つづく)

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情報をありがとうございます(^^) 設置された頃には作者と作品名のプレートが付いていたようですね。今は何も無くて「??」でした。
しかし「サイセイキ」とは、祭政器、再生気、最盛期、歳生気、斎生気・・・色々な意味が考えられるように、敢えてカタカナにされたのでしょうか。謎は深まります。