久し振りに「多摩湖寿司」の美味しくお得なランチ、そして大将と女将さんの笑顔でお腹も心も幸せ満杯になっての帰り道、何故だかいつもと違うコースで帰りたくなりました。あんまり空が青くて吸い込まれそうだったからかな。
そんな青空を見上げていたら、
見慣れた観覧車の様子がおかしい…
「えっ、ええええ〜っ??」
ゴンドラが、無い!! ぶら下がっていたカラフルなゴンドラが全部無くなっていました。
なんだか喧しいなぁと思っていた音の正体は、
外したゴンドラを叩き潰して、荷台に積み上げている音、でした。
この重機の名前は分かりませんが、物凄い力でゴンドラをガンガン叩いてペシャンコに潰して摘まみ上げていきます。
バラバラになって摘まれていくゴンドラ。
トラックの右にはまだそのままのゴンドラ、左には潰されたゴンドラ…
自分だけでは受け止めきれず、ケロに写真を送ると、返事が…
「ええー! 衝撃映像(;;)」
「その場に遭遇したのも、縁だね。」
「いろいろ思い出をありがとう…」
駅へ向かう時、駅へ戻ってきた時、あの桜「楊貴妃」と共にいつもそこに居てくれた観覧車。花火が上がる時も、空に花火と競うように丸い輪を広げてた観覧車。いつか観覧車に乗って花火を見たい、そんな夢を叶えたこともありました。
「ありがとう、観覧車。さようなら、観覧車」
いつかまた新しいゴンドラが下がる日が来るのでしょうか…それともこの土台も消えてしまうのでしょうか。
そんな広すぎる空に慣れる日が、寂しい。
<追記> 営業終了、撤去が決定されているそうです。
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ラベル:観覧車
何だか、例えようのない
思いがします。
私も、こんな高齢者になり
いつまで頑張れるのかな〜って
思う自分がおります(-_-;)
子ども達が、と言っても四十代ですが
母=妻との思い出がある
店舗が閉店するのをとても
悲しく反応します。
思い出まで引きちぎられる
様な反応をします。
毎月月命日は、時間を取って
偲ぶ会を、続けております。
4日は、基本休みを取ります。
どれだけお母さん思いなんだ?!と
思います。
なくなることは、とても寂しく
人生が閉じていく感じがします。
お母さん思いの優しいお子様方と毎月偲ぶ会をされていらっしゃるのですね。一緒に思い出を語り合えるご家族が傍にいて下さるのは幸せなことと思います。
最近好きなマンガの「葬送のフリーレン」というタイトルは、歴史上最も魔族を葬ったと者いう意味でもあり、また、一千年以上の寿命があるエルフであるが故に、親しい人愛しい人が天国に行くのを見送り続ける運命の者、という意味もあります。
その物語の中で「人の思い出の中に生き続けたい」「忘れられずに覚えていて貰いたい」「天国で女神様に良くやったと褒められたい」という様な思いが度々語られます。それらは即ちその人の「生きた証」なのでしょう。
私がこの世に生き続ける限り、共に生きた人の思いは私の中で生き続け、また、後の世にその生き方を伝えることも出来ます。私が私として生きることが、彼らが生きてきた証になるよう、命ある限りこの世を楽しみたい、天地(あめつち)に遊びたいと思っています。
寂しい事、悲しい事、辛い事もじゅんぺいさんのように共感して下さる方がこうして居て下さり、本当に有り難いことと思います。人は喜びを分かち合えば倍にもなり、悲しみを分かち合えば半分にもなること、実感します。
ありがとうございます。