

先日の浅川鳥見の際、河原でメタセコイアの化石が露出している場所に案内して貰いました。
浅川

浅川から奥多摩の山々

真ん中に特徴ある大岳山、左手はどうやら御前山のようです。多摩湖から見るのと位置が違うので三頭山と間違えました。同行の皆さん、すみません(。。;)右手のトンガリは御岳山奥の院(男具那山)だと・・・。
化石が露出している川床傍の流れ


川床の様子がなんとなく太古の世界を創造させ、約230万年前には、ここにメタセコイアの森がありハチオウジゾウなどが闊歩していたのかとドキドキしました! 看板も出ているのですが、その看板が意外に見つけにくく、訪れる人はそれほど多くなさそうです。
メタセコイアの化石

案内の看板は出ていても、現場には何の看板も柵もなくて、これでいいの?と心配になります。誰でも訪れる事が出来ますが、傷つけないようにして大切に守りたいものです。

知らなかったら、ここに腰掛けてお弁当を食べてしまうかも・・・

年輪までちゃんと残っています。
風化して脆くなり崩れた破片。

嘗てメタセコイアとハチオウジゾウが存在していた河原で日だまりランチ。悠久の時と川の流れ・・・
(参考)紅葉したメタセコイア
紅葉した様子から「曙杉」とも呼ばれており、あちこちの公園に植えられています。これらは中国で発見され「生きている化石」と呼ばれたものの子孫です。日本に自生していたものは絶滅しています。(上の方の丸い黒く見える塊は、ヤドリギです。)

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こんな樹が残っているなんで・・・
ちなみに、私はメタセコイヤの葉の化石を採集したことがあるのです。
メタセコイアの葉っぱの化石は綺麗ですよね。切り株の化石もそこに生えていたままの姿で圧巻なのですが、ちょっと見、焦げた切り株?のようで、そこまで人気が出てないのかも・・・
所で、メタセコイヤかメタセコイアか? サイゼリヤかサイゼリアかも、どっちか分からなくなる私です(^^;)
以前の私なら(当時の)職業柄、辞書か図鑑で調べていたかもしれませんが、もうそんなことが気にならなくなってしまっているのでしょうかね。
外国語をカタカナで表記すること自体に無理があるでしょうしね。
我が家の近くの「ハセ」なんて、漢字で書いたら「初瀬」「泊瀬」「長谷」と平安文学では、いろんな表記があるのですから、分かればなんでもええかって思ってしまいます。(全て不注意の言い訳です。)
自分でもどちらで発音してるか怪しいのものを文字に書くとなると?? それで調べてから書こうと思うと先延べになり、そんなことを繰り返してる内に忘れてしまって・・・。
最近は、大河ドラマ「光る君へ」の中の女性の名前の漢字の読みに慣れなくて混乱しています。元々は訓読みの筈が、読み方が不明なので音読みにしてきた慣例とドラマの中での読み方の一致がなかなか出来ず・・・(@@;)