2024年05月25日

コマガタケスグリ

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玉原のペンション近くで観た葉脈が赤くなった葉、確かコマガタケスグリ?の赤斑と伺ったような記憶があり(メモがみつからず・・・)、昨年尾瀬で観察したコマガタケスグリを探してきました。

コマガタケスグリ 駒ヶ岳酸塊 スグリ科スグリ属
2023.06.07 尾瀬     
P6076983 コマガタケスグリm.jpg

葉だけをみればカエデかと思ってしまいますが、葉の着き方は互生(カエデの仲間は対生)です。写真では見づらいですが、現場では互い違いに付いてるのを確認しました。

花序(花の着いた茎や枝のこと)
P6076984 コマガタケスグリm.jpg
花は5弁花の両性花。(カエデの仲間は雌雄異花)

花のアップ
P6076984 コマガタケスグリ 花アップm.jpg
赤みがかった黄緑色の萼片の方が大きいので花びらに見えますが、その間の小さく白い方が花弁です。
雄しべは5本、雌しべの先は二つに分かれています。

スグリとは酸っぱい果実の意味と思いますが、秋田の義母はアカフサスグリを「サグリ」と言っていました(単に訛っていただけ?)。
学名のRibesも酸っぱいという意味です。英語ではカラント、フランス語ではカシスと呼ばれる仲間でジャムや料理のソースなどに利用されます。

コマガタケスグリ 葉s P6076985.jpg P5205954 コマガタケスグリ? 赤斑s.JPG
尾瀬で見た葉(左)と玉原で見た葉(右)です。玉原の方は朝露に濡れているので艶があるように見えますが、葉形や葉脈が凹んでシボがあるような特徴は同じに見えます。

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posted by 山桜 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 山野草木 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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