


2024.07.23
花紀行と言いながら、流石にここまで登ると花は・・・雄大な景色を前にして目に入らなかった。
この大きなケルンは・・・
昭和38年の愛知大山岳部13名の遭難慰霊塔。道理で素通り出来なかった筈だ。合掌
天井が抜けた避難小屋跡のすぐ上に立つ。

ずっと登山者の安全を見守り続けてくれている。
水晶岳

薬師岳では、氷河が削った圏谷(カール)群が見られる。
大きなカールは、南稜カール・中央カール・金作谷カール・北カールの4つ。
<中央カール>
野口五郎岳 水晶岳\常念岳

さっきまで雲がかかっていた常念岳が水晶岳の肩にひょっこり頭を出した。
赤牛岳

手前正面の目立って赤い山が赤牛岳
カールのモデルの様な綺麗なすり鉢状の地形

雪形がヒナを連れた雷鳥に見えた。
薬師岳山頂の祠を望む

いよいよ山頂間近


薬師岳(2,926m)山頂

2020年、クラウドファウンディングに資金を集めて再建された真新しい山頂の祠の中には、金色に輝く薬師如来像ともっと古く歴史のありそうな仏像や刀なども。今は有峰湖というダムの底に沈んでしまった有峰の里人(平家の落人説あり)により祀られた薬師さま。日々仰ぐ神宿る山に薬草を求めたこと、また夢枕に薬師如来が現れ、追い続けてこの山頂に至ったこと等から薬師如来信仰を深めたとのこと。
常日頃お世話になっている東京の高尾山薬王院の薬師如来さまのご縁で、ここまで導かれたように思う。遥かな高尾山にも思いを馳せ手を合せた。

山頂到達!風が強くなって来る中、願いを込め鐘を衝くリーダー


(つづく)

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