2023年07月12日

森吉山 花紀行(1)

ご訪問ありがとうございます

2023.07.01

先日来お届けしてきた、角館駅から「秋田内陸線(スマイルレール)」に乗換えての「鉄旅」の後、乗り合い宅タクシーでゴンドラ山麓駅に。秋田犬の北斗くんに見送られつつ、ゴンドラで山上駅へ。何とか晴れて・・・と願うも尚霧雨模様の中、駅内で身支度を調え名高い秋田の「花の百名山」へ出発!

【コース】
 山頂駅〜樹氷平〜石森〜阿仁避難小屋〜森吉山山頂
 〜山人平〜森吉山山頂〜石森〜樹氷平〜山頂駅

足元に最初に現れたのは、名前の如く品の良い端正な白い小花たち。

ゴゼンタチバナ/御前橘 ミズキ科サンシュユ属
P7018327 ゴゼンタチバナm.JPG
木と草の違いはあっても同じミズキ科のヤマボウシの花に良く似ています。
P7018328 ゴゼンタチバナm.JPG

ニッコウキスゲ/日光黄菅 別名ゼンテイカ
ワスレグサ科キスゲ属
P7018329 ニッコウキスゲm.JPG
他で見慣れたニッコウキスゲより、やや裂片(花びら)が細身に思えました。

ハクサンシャクナゲ/白山石楠花 ツツジ科ツツジ属
P7018330 ハクサンシャクナゲm.JPG
このように薄い花質は濡れると儚さが出て別の美しさ。
P7018331 ハクサンシャクナゲm.JPG

アカモノ/赤物 別名イワハゼ/岩櫨 ツツジ科シラタマノキ属
P7018332 アカモノm.JPG
アカモノは萼も赤いので分かり易い。

えっ、このシュモクザメの頭のようなのは何!?
P7018334 シラネアオイm.JPG
最初、森林インストラクター3人揃って、頭を傾げましたが・・・
この柄のない切れ込みの浅い苞を見てピン!と来ましたよ。
シラネアオイの花後、未熟の果実でしょう。もっと熟して膨らみ四角っぽくなった姿はご存じの方も多い筈。花が咲いている時は、ふさふさの雄しべに隠れて柱頭の先が見えないので、こんな姿をしているとは意外でした。

シラネアオイの花 (2日前、八幡平にて)
P6298003 (2)シラネアオイ.jpg
二股の柱頭は見えないけれど、深い切れ込みナシの丸い苞が見えますね。シラネアオイの葉を知っていると、葉が違うと思い却って分かりづらいかもしれません。

(つづく)

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posted by 山桜 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 山野草木 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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