


2024.09.17(下見)/09.24(本番)
【コース】相模湖駅ー(バス)ー大垂水峠バス停〜防火帯〜
一丁平(昼食)〜北巻道〜高尾山下〜富士道〜
1号路〜ケーブル高尾山駅
マツカゼソウ 松風草 ミカン科マツカゼソウ属
日本でミカン科唯一の草本。雌しべの下に4つの子房の膨らみが見える。やがてミカン科木本のコクサギにそっくりの小さな実をつける。
西洋ハーブとして植えられているヘンルーダに似た香りを持ち虫除けに用いられていたと言う。
それにしても、何故「松風草」なのかがずっと疑問だったが、最近やっと納得できそうな説に巡り会った。その話はまたいつか・・・。
マルバハギ 丸葉萩 マメ科ハギ属

下見の頃は葉腋に纏まって咲くマルバハギが盛り、本番の頃には葉よりも上に花序柄を伸ばして咲くヤマハギが盛りになった。
オオナルコユリ? 大鳴子百合 シオデ シオデ科
キジカクシ科アマドコロ属


ナルコユリにしては大きく実付きが良すぎるのでオオナルコユリかなと。
今年、シオデの実りはイマイチ。
シラヤマギク 白山菊 キク科シオン属
山頂に積もる白雪のごとくテッペンに白花を降り咲かせる。下に行くほど「葉がハート型」になっていくのと白い舌状花が「まばらで不揃い」なのが特徴で、皆さんが一番先に見分けられるようになる野菊。
ノハラアザミ 野原薊 キク科アザミ属


花の下の総苞の総苞弁の反り返りがなく、ふっくらしているので「野原しんのすけ=しんちゃんのお尻」で覚えやすい。笑って覚えると記憶に残るからかな。
ツリガネニンジン 釣鐘人参 キキョウ科ツリガネニンジン属
どこがニンジン?と思われるが、人参と言えば根っこ。そして西洋人参(キャロット)が入ってくる前、日本人にとっての人参はオタネニンジン(朝鮮人参)のこと。キキョウ科の根は太く人参のようで薬効があるものが多い。
ワレモコウ 吾亦紅 バラ科ワレモコウ属

吾亦紅という漢字の風情がまた何とも言えずに好き。
ツユムシ
ツユムシとかウマオイ(スイッチョン)って子供の頃、とても身近な虫でしたよね。
オオウラギンスジヒョウモン♀ と ノハラアザミ

アザミの花は蝶にとって、とても吸蜜しやすい蜜壺が並んでいるような花ですから夢中で吸っていて、写真も撮りやすい♪
(つづく)

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