


「桜前線」は南から北上、「紅葉前線」は北から南下というように、縦長の日本列島で少しずつ時期がずれるのに、ヒガンバナだけは何故だか日本中でほぼお彼岸の頃に咲くのが不思議でした。
先輩の送って下さった資料によると、その理由は、積算温度でも適温到来でもなく「急激な気温降下」なのだそうです。
今年、ヒガンバナの開花日が狂った場所は、夏の高温が続いて気温の急降下が生じなかったからと思われます。
先日訪れたヒガンバナの名所高麗の巾着田でも、林の中の群生地では全体的に少し遅れたものの、「気温の急降下がお彼岸頃にあり」開花が揃ったので既に終わってしまっていましたが、
開花後のヒガンバナ 2024.10.08 高麗 巾着田
日向の土手沿いなどでは夏の高温が続き「気温の急降下が起きた時期が遅かった」と思われ、まだ満開の状態でした。
満開の彼岸花 2024.10.08 高麗 土手沿い
また、先日お伝えしたように、稀に二倍体のコヒガンバナが混じっていた場合、開花期が数週間早い特徴があり、結実も見られます。
コヒガンバナ? 2024.09.06 狭山丘陵

(結実は未確認)

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