2024年10月14日

ヒガンバナ お彼岸に咲く訳

ご訪問ありがとうございます

「桜前線」は南から北上、「紅葉前線」は北から南下というように、縦長の日本列島で少しずつ時期がずれるのに、ヒガンバナだけは何故だか日本中でほぼお彼岸の頃に咲くのが不思議でした。

 先輩の送って下さった資料によると、その理由は、積算温度でも適温到来でもなく「急激な気温降下」なのだそうです。

 今年、ヒガンバナの開花日が狂った場所は、夏の高温が続いて気温の急降下が生じなかったからと思われます。

 先日訪れたヒガンバナの名所高麗の巾着田でも、林の中の群生地では全体的に少し遅れたものの、「気温の急降下がお彼岸頃にあり」開花が揃ったので既に終わってしまっていましたが、

開花後のヒガンバナ 2024.10.08 高麗 巾着田
PA088400 ヒガンバナm.JPG

日向の土手沿いなどでは夏の高温が続き「気温の急降下が起きた時期が遅かった」と思われ、まだ満開の状態でした。

満開の彼岸花 2024.10.08 高麗 土手沿い
PA088426 ヒガンバナm.JPG

また、先日お伝えしたように、稀に二倍体のコヒガンバナが混じっていた場合、開花期が数週間早い特徴があり、結実も見られます。

コヒガンバナ? 2024.09.06 狭山丘陵
P9067737 ヒガンバナm.jpg
(結実は未確認)


人気ブログランキング 「#山野草」人気ブログランキング 「#里山」人気ブログランキング
↑ ポチッとして下さると、ランキングにカウントされます。応援ありがとうございます

PVランキングの方は、ポチッと不要で見て下さるだけで反映されるそうです。

<スマホの方は「PC版」選択で、PC版デザインでご覧頂けます。>

posted by 山桜 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 山野草木 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック