先日、初めて関東以北では殆ど実が生らないヤブカラシの実を見ました。
ヤブカラシの果実 2024.08.29 狭山丘陵
その話を先輩方にした際、
「実の生るヤブカラシは左右の小葉がくっつく事が多い」
との、新情報を頂きました。
実のことばかりに目が捕らわれていて、そんなことには全く気づいていなかったので、確認に行って来ました。採集し損なった果実も手に入れようと思ったのですが、残念ながら果実は既に無くなっていました。生っていた場所だけは覚えていたので葉を見てみると・・・おおおっ、本当だ!
実る二倍体ヤブカラシの葉 2024.10.08 狭山丘陵
全てではありませんが、左右の小葉がくっついている葉が多く、切れ込みもなく5枚小葉の鳥足状複葉ではなく、3枚小葉の三出複葉のまるでイチゴの葉のようなものまでありました。
関東では一般的な実らない三倍体の鳥足状複葉
ああ、未だ未だ知らぬことのみ多かりき・・・探索は楽しい♪
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地上部を引っ張っても根は抜けず。
丁寧に根をスコップで掘り起こせば良かったのですが、忙しい身、耕してから根を拾い出せばと思ってトラクターで耕運。
しかし、根は数センチに分かれて、今年は畑中に広がってしまいました。
どうすればよいでしょうか?
え・・・一番やってはいけないパターンでしたね。さ〜て、畑中とは困りましたね。プロの農家に方にどうすれば・・・と問われても(。。;)
私がネットで拾った対策法は、自分で自分の蔓には巻き付かないので、蔓をグルグル巻きにして放置すると次第に弱る・・・というもので、現在実験中です。
他には、若い蔓は食べられるらしいので、片端から摘んで食べてしまうというのは? これは未だやってみていません。美味しければ意欲も湧きますが、誰も摘んでいない所をみれば大して美味しく無さそうな・・・?