ヤクシソウ 薬師草 キク科アゼトウナ属
別名 ウサギノチチ/ウシノチチ/チグサ/チチグサ/ウマゴヤシ
早いものは、夏の終わり8月末には咲きだし、冬の始まり11月末頃まで咲き続け、長い間かわいらしい黄色の花で山の岩肌などを彩ってくれます。
また、茎葉を傷つけると白い汁が出ること、食用、家畜の食草にもなることから、沢山の別名で呼ばれています。
2024.11.07 玉川上水
茎葉は浅い鋸歯のある倒卵形〜長楕円形、基部が張り出し茎を抱きます。
てっきりニガナ属かと思っていたら、図鑑により、オニタビラコ属、アゼトウナ属と記載が異なっていました。
拙ブログでは、「DNA分類体系準拠」の山渓ハンディ図鑑からアゼトウナ属としています。
越冬するロゼット状の根生葉
茎葉とは違い、根生葉には長めの葉柄と紫の葉脈があります。
ヤクシソウの名前の由来は、
・この根生葉(または茎葉)が薬師如来の光背に似ているから
・薬師堂の傍でみつかったから
・薬草(皮膚の腫れ・炎症止め)として使われていたから
等、諸説言われていますが、不明のようです。
冠毛のある種子 2023.12.27
タンポポに似た小さな綿毛のついた種子を風で飛ばします。
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