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2024.11.07
今月のFIT(森林インストラクター東京会)「花木くらぶ」の観察会は、西武拝島線・玉川上水駅〜西武国分寺線・鷹の台 玉川上水散策路。
玉川上水駅から玉川上水に出て直ぐにある、水道局の小平監視所。
ここで多摩川から取水し羽村取水堰〜ここまで上水を流れてきた水のゴミなどを除去して東村山浄水場へ地下水路で送っています。
ということは、ここより下流に現在流れている水は、多摩川の水でも水道水として利用する水でもないので、厳密に言えば「上水」とは言えない訳ですね。
殆ど枯れ堀と化してしまった玉川上水の荒廃(壁面の崩壊など)を危惧し「清流復活」運動が高まり、今は再生処理水を流しているのだそうです。
以前、この下に降りて歩いた時、再生処理水が流れ出ている滝状の施設を見ましたので、写真があれば後程掲載しておきます。
ヤクシソウ 薬師草 キク科 根生葉(ロゼット)
最近、訳の分からないアサガオのなかまが野生化していて、知恵の泉のような大先輩方でも把握しきれていないそうです。
これは同じアサガオですが、朝にもかかわらず既に退色してピンクになっている花があるということは、昨日から咲いていた? もはや「朝顔」と呼べないのでは・・・?
未同定のイネ科
長い芒(のぎ)が伸びていました。
ゴンズイ 権萃 ミツバウツギ科
ゴンズイの実が弾ける季節。赤い部分は肉質の果皮(この用語が正しいか皆で悩み・・・今も不安)黒いのは種子。
カラスノエンドウ畑 マメ科
昔のレンゲ畑の様に、根粒菌で窒素を畑に取り込んでいるのでしょうか? 恐らく種子を蒔いたのでしょう。きれいに四角く生えていました。
サワラ 椹
裏の白い気孔の形がXかHに見え「サワラないでH」と覚えた方が多いのでは? ヒノキに比べて葉の密度が薄く「さわさわしてる」イメージ。
クロガネモチの実 クマシデの果穂
「苦労がねえ金持ち」縁起が良いと庭木に人気。
クマシデは果穂は大きいけれど、イヌシデやアカシデに比べると背丈が低めなので、近くで観察しやすい。
ホトトギス 杜鵑 ユリ科
住宅街が近いので自生種か逸出したものか分かりませんが、在来種のホトトギス。
花は葉腋毎に1〜3コ、上向きに咲き花被片は反り返らない。
エビヅル 海老蔓 ブドウ科
野生のブドウの仲間。果実は美味しい。
ノコンギク 野紺菊 キク科
花は薄紫色〜白色。総苞はワイングラス型(縦長)。総苞の上縁が紫色を帯びることが多い。
アキアカネ
急に冷え込んだ日で、昆虫類は寒さで動きが鈍く、写真が撮りやすくて助かりました。アキアカネがとまっているのはコヤブタバコかな?
(つづく)
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こちらも今日で2回霜が降りましたが、未だホトトギスは頑張って咲いています。気温の冷え込みようが御地より甘いのでしょうね。