ご訪問ありがとうございます
田島ヶ原の観察会でイヌホオズキの仲間のお話を聞き、
「アメリカイヌホオズキだけでなく、他にも色々あるんだなぁ・・・」
と、少し闇が晴れて来て嬉しかったのですが、多摩丘陵でまた見たことも無い大きなイヌホオズキの仲間に出会しました!
もう、興奮して
「な、なんじゃ、こりゃ〜!」状態
巨大イヌホオズキ(仮称) 2024.11.13 多摩丘陵
この写真だけ見ても、大きさが分かりませんので、手モデルのご協力を得たのが下の写真。
この時点で、既に「ハックルベリーなんとかじゃない?」という流石のサジェスチョンがO先輩から出ていましたが、帰宅後、直ぐに手モデルをして下さったN先輩より解決メールが届き、
「ガーデン・ハックルベリー」と同定されました。ありがとうございます!
ガーデン・ハックルベリー 果実 ナス科
花
草姿
北米原産、ツツジ科スノキ属などの小さい酸っぱい果実の総称(俗称、方言的)の「ハックルベリー」に似て、家の庭でも簡単に栽培できることが「ガーデン・ハックルベリー」の語源。ナス科であり、全く違う植物ですが、同じ様にジャムやソースなどに利用出来ます。
その場で少しだけ舐めてみた限り、独特の臭みがあり美味しいものではありませんでした。
また、未熟果には毒性の強い「ソラニン」(ジャガイモの芽に含まれることで有名)があるので、見かけても生で口にするのは避けましょう。
日本で見られるイヌホオズキの仲間も食用にはなりませんのでご注意ください。
***
話は変わりますが・・・
その昔、”ハックルベリー・フィン” と言えば、”トム・ソーヤ” の親名の名前としてしか知らなかった私、長じて「ムーン・リバー」の歌詞で再会した時、懐かしさと共に、アメリカの人々の心の中で「ハックルベリー」の名前が持つ、幼い頃を思い出す郷愁のようなものに共感しました。日本だったら「桑の実」でしょうか。
Two drifters, off to see the world
There’s such a lot of world to see
We’re after the same rainbow’s end
Waiting ’round the bend
My huckleberry friend
Moon river, and me
ハックルベリー・フィンの様な、又は、ハックルベリーを共に摘んだ幼馴染み、冒険仲間、のような意味合いなのかな。
口の中を紫色に染めて笑い合った友達の顔が思い浮かびます。
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