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先日、多摩丘陵の「よこやまの道」へのアプローチの壁面でイチジク型の実のなる常緑蔓性の植物を観察。
2024.12.10
オオイタビ大崖石榴 クワ科イチジク属
こちらの葉と果実を見れば、オオイタビで間違いないのですが・・・
下の方で壁に這い上がっている小さな葉を見ると、ちょっと同じ植物とは思えないかもしれません。
テイカカズラも同様ですが、余り日の当たらない下の方では先ずは日向に這い上がることを優先するのか、幼形葉はとても小さいのです。
オオイタビ 幼形葉
葉身 1〜3cm 凹凸あり、艶なし 茎に褐色伏毛あり
ハート型の全縁(ヒメイタビには、粗い鋸歯あり)
園芸店では、斑入りの幼形葉を鉢植えにして「フィカス・プミラ」の学名で扱っています。
鉢植えで蔓が垂れ下がったままの状態では、大きな成形葉にはならないようです。
オオイタビ 成(形)葉
葉身 5〜10cm ほぼ無毛、艶あり 茎に褐色伏毛あり
主脈から出る側脈の角度が40°前後。
(イタビカズラ、ヒメイタビは60°前後)

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