2024年12月24日

「修理固成」

全般ランキング
ご訪問ありがとうございます

 世間ではクリスマスの華やぎの中、私の頭の中は日本の神様でいっぱいで頭が破裂しそうなので、兎に角、先ずは書きだしておきます。

 最終回を迎えたフジテレビのドラマ
「全領域異常解決室」のキーワード「修理固成」
國學院大學の古典文化学事業HP内「国土の修理固成」より

伊耶那岐命・伊耶那美命二柱の神に
「是多陀用弊流国修理固成」
(この ただよへながるるくに おさめかためなせ)
と詔(みことの)りして・・・ 

「この漂い流れて固まらぬ地上を修め固めて国をつくれ」
と言うような意味でしょうか。

 これからゆっくり年末年始にネット配信をご覧になる方、先を知りたくない方はこの後は読まずにお楽しみください。しかも、日本の神様大好きなので、長いです(^^;)

***ネタバレあり***

 「ヒルコ」を名乗る者が発信するSNS情報を鵜呑みにし、
「信じる自分は正義、
 反する者たちはどんなに攻撃しても滅びて構わない。」
と、ヒルコを信じてSNSを読み続けてきた者たちこそを、ヒルコは自死に追い込み粛正してしまいます。

 「自分の考えを持たず大きな強い声に流され、
  自分の考えに反する対象を執拗に攻撃する。」

 そんな風になりつつある愚かな人間を、人間の姿に宿って今も守り続ける神様方と「ヒルコ」を名乗る者(神なのか人間なのか不明。今回のラストでは役小角とされていたが疑問)の対決という構図で幕を降ろしました。役小角とされる人物は一応敗れましたが、ヒルコに乗っ取られていただけとみられていた人物は姿を消しています。

 「今回の」と書いたのは、ラスト近くで「全領域異常解決室」の「京都本部」の神々が登場し、謎を残して消えた人物もいることで、続編があるだろうなという気持からです。

 いろいろ思うところはありますが、家族にも『面白くなくなるからドラマを観ている途中で先読み予想などを言うな』と言われ続けていたので、これ以上は書かないでおきます。とか言いながら、チョロチョロ*印の所に書いていますが・・・

 今の世相を見ると、もう一度「修理固成」した方が良いのか、という気持にもなりますが、「天地の理」に適わぬこと「無理」は、日本の神様の思し召しではないでしょう。とは言え、今まで殆ど無かった「日本の神様が活躍するフィクション・ドラマ」の先がどうなるのか、今からとても楽しみにしています。

【登場された神々と宿られていた人間名】
 人間名に神名が匂わされているので、名乗った時点で何となく分かってしまいますよね。荒波警部が荒ぶる神でスサノオノミコトでは?と予想していた人が多かったようですが、法則的に違うなと思っていました。 

 一方、直毘吉道は、直毘神(ナオビノカミ)= 穢れを祓い禍を直す神、そのものの名前なので「ヒルコと名乗る何者か」かな?と思っていたのですが、あのままで終わりなのでしょうか・・・。

興玉神(オキタマノカミ)
 伊勢神宮の内宮の御垣内に鎮座する岩を神籬として祀られる。同所にて祀られる宮比神(みやびのかみ)と共に正宮の守護神。
 猿田毘古神の子孫とされ、また宮比神は猿田毘古神の妻・天宇受売命とも言われている。
 *ドラマの中での三人(柱)のご縁の深さはここからか。

↓(実はこちらの神でもあったと後に判明) 
天石戸別神(アメノイワトノワケノカミ)
 又の名を 櫛石窓神(くしいわまどのかみ)、
      豊石窓神(とよいわまどのかみ)と言い、
 二柱一組となって、四方の門を守護。
 天岩戸を開ける時に精神的な役割を担ったとされれるが、神話では物理的に力で開けた天之手力男神(アメノタヂカラオノカミ)の方が名を知られている。異名同神との説もあり。
  ドラマでは、あらゆる世界の境を守りこの世と黄泉の国をつなぐ門・黄泉戸をも守るとされ、若し滅ぼされれば全ての神々が消滅するとされていた。
 *興玉神も天石戸別神も、二柱の神が力を合わせて正宮を守護しています。ドラマでの「興玉と天野」の立ち位置と似ているなぁ。
(上のニ柱とも)

 ドラマでは全領域異常解決室 室長代理。 
 人から漏れ出す善意や悪意を見定める力を持つ。 
 → 興玉雅(おきたま みやび)演・藤原竜也

天宇受売命(アメノウズメノミコト)
 天岩戸の前であられもない姿も晒しながら鈴を鳴らし歌い踊り、天照大御神の興味を引き天岩戸を開かせる突破口を開いた。
 日本最初の踊り子。猿田毘古神の妻となり猿女の君とも。

 ドラマでは警視庁音楽隊MEC(Metropolitan Color-Guard)のダンサー。
 鈴の音で呼び出す力を持つ。
 → 雨野小夢(あまの こゆめ)演・広瀬アリス

猿田毘古神(サルタビコノカミ)
 天孫降臨時、天照大御神に遣わされた邇邇芸命(ににぎのみこと)を道案内した。

 ドラマではデリバリースタッフ。
 行先不明でも行先に向かえる力を持つ。
 → 芹田正彦(せりた まさひこ)演・迫田孝也

宇迦之御魂神(ウカノミタマノカミ)
 稲荷神、五穀豊穣の神。

 ドラマでは全領域異常解決室 局長。
 料理が得意で皆に振る舞うのが好き。
 → 宇喜之民生(うきの たみお)演・小日向文世
 
豊玉毘売命(トヨタマビメノミコト)
 海神・大綿津見神(オオワダツミノカミ)の娘。
 浦島太郎の竜宮の乙姫のモデル。鰐(鮫)神。

 ドラマでは巫女。
 水を操り、神々の中でも屈指の武闘派。
 → 豊玉妃花(とよたま ひめか)演・福本莉子 

少名毘古那神(スクナビコナノカミ)
 大国主命と共に国造りをされた小さな体の医薬・酒造等の神。
 一寸法師やコロボックルのモデルとも。
 → 村主虎飛矢(すぐり こびや)演・名村辰

大宜津比売神(オオゲツヒメノカミ)
 五穀・養蚕の神。身体の各所から五穀や蚕も産みだした。

 ドラマでは料理研究家、全領域異常解決室の食事担当。
 荒波警部の幼馴染み。
 → 大月比呂佳(おおつき ひろか)演・田山由起

大物主神(オオモノヌシノカミ)
 蛇神。国造の神。奈良の三輪山・大神神社に祀られる。
 ドラマでは大学理事長。
 *簡単にやられてしまうような神様ではない筈なのに・・・
 → 大守浩志(おおもりひろし)演・藤岡大樹 

伊斯許理度売命(イシコリドメノミコト)
 天岩戸開きの時、天照大御神を映す八咫鏡を作った女神。
 ドラマではジュエリーデザイナー。
 → 石狩愛実(いしかりめぐみ?)演・清水なな

建御雷神(タケミカヅチノカミ)
 雷神、軍神、地震神。鹿島神宮に祀られる。
 ドラマでは、元格闘家の政治家。
 → 健実和生(たけみかずお)演・西将輝
 *拙ブログにご訪問くださっていらした鎌倉とんぼさんがお祀りされてい神様。ご存命でしたらもっと詳しくお話を伺いたかった・・・

布刀玉命(フトダマノミコト)
 太占の神。
 ドラマでは広告代理店社長。
 → 刀田楓真(とうだ ふうま)演・ジャン・裕一

市寸島比売命(イチキシマヒメノミコト)
 水神。宗像三女神の一柱。絶世の美女とされる。
 弁財天と習合。
 ドラマでは千里眼(予知能力)を持つ。
 → 生嶋未琴(いきしま みこと)演・諸林めい(小学1年生)

大国主神(オオクニヌシノカミ)
 国造の神。少名毘古那神と共に大物主神を三輪山に祀る。
 ドラマでは病気平癒の力を持つ。
 大黒天と習合。 
→ 大隈邦男(おおくまくにお) 演・吉田鋼太郎

月読命(つくよみのみこと)
 月の神。暦の神。天照大御神と共に三貴神の一柱。
 ドラマでは、月明かりの下で時間を操る力を持つ。
→ 佃未世(つくだみよ)演・石田ひかり

建速須佐之男命(タケハヤノスサノオノミコト)
 天照大御神三貴神の一柱。嵐神、水神、農耕神と様々な性質。
 牛頭天王と習合。
 凄まじい力を持つ神との認識でしたが、なんと・・・
 ドラマでは治癒能力を持ち、父親から虐待を受けている設定。
 → 佐野速雄(さの はやお)演・岩川晴(小学生)

一言主大神(ヒトコトヌシノオオカミ)
 凶事も吉事も一言で言い放つ託宣の神。
 奈良の葛城一言主神社に祀られる。
 ドラマでは、別人に変身できる能力を持つ。
 →古戸沼人志(ことぬま ひとし)演・草野イニ

蛭子(ヒルコ)
 伊弉諾尊・伊弉冉尊の最初の子。
 女神から先に声を掛けた為に「良くない」状態で生まれ葦の舟に乗せられて海に流された。

この他にも、香取さん、秋葉さんなど、神様だった?と思われる名前が散見されますが、一先ずここまで。


<警視庁捜査一課 ヒルコ専従班>

 荒波健吾(あらなみ けんご)演・ユースケ・サンタマリア
 警部、班長。全決への全面的な協力を任じられるが懐疑的。
 *「神など俺は信じない。ただ大月だったら神と信じても良い」というような発言からは、人間なのかなと。

 二宮のの子(にのみや ののこ)演・成海璃子
 警部補。全決を快く思っていない。
 最後に自ら編んだ葦の舟を残し姿を消す。ヒルコなのか?
 *二つの宮に「のの」=祈る子?の意味は・・・

 北野天馬(きたの てんま)演・小宮璃央[4]
 巡査部長。雨野のファン、全決には比較的協力的。
 *北野天満宮と関係あり?

<その他の人間>

 寿正(ことぶき ただし)演・野間口徹
 テミスホールディングス CEO。国家安全保障会議のIT部門メンバー。
 「ヒルコ」の強信者。「ヒルコ」に操られ、人魚のミイラを蘇らせ不老不死の薬を作り、神の総入れ替え=修理固成を目論むが粛正される。

役小角(えんのおづぬ)? 「ヒルコ」と称していた?
 → 直毘吉道(なおび よしみち)演・柿澤勇人
  *直毘神そのものの名前過ぎるが関係ありや?

八百比丘尼(やおびくに)
 人魚を食べ不老不死となって何百年も生きている人間。
 →犬塚真澄(いぬづか ますみ)演・関めぐみ

 未だ、天照大御神は登場していません・・・しかし、天照大御神が宿られるのは天皇陛下しか考えられないのですが・・・どうするのでしょう。 國學院大學の教授が監修されているので、私等が心配することではないですが気になります。

 続編の放送はいつ頃かなぁ・・・

FOD「全領域異常解決室」

人気ブログランキング「#山野草」人気ブログランキング「#自然観察」人気ブログランキング
↑ ポチッとして下さると、ランキングにカウントされます。応援ありがとうございます

PVランキングの方は、ポチッと不要で見て下さるだけで反映されるそうです。

<スマホの方は「PC版」選択で、PC版デザインでご覧頂けます。>

posted by 山桜 at 00:00| Comment(16) | TrackBack(0) | 映画・ドラマ・芸能 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんばんは
コリャ又いったい何のこったい?
と、頭の中が混乱しつつ、途中でやっと、テレビドラマ
の話しだと理解できました。私は、もうテレビを無く
して6年になるので、気付きも遅れたようです。
一方、國學院大學のサイトを拝見しますと、これじゃ、
誰も本を買わなくなるなあ、と複雑な心境です。
特に、本を買い集めるのが趣味であった私には、今どう
整理していったらいいのかと、困った日々なので。
それにしても、國學院大學のサイトは興味深いです。
何故、今まで自分で気が付かなかったのだろうと残念に
思っていますが、本当に良いサイトを紹介いただき
ありがとうございました。
Posted by 多聞 at 2024年12月24日 23:46
◆多聞さんへ
 こんな長文独りよがりの視聴者以外には訳わからん記事を読んで下さり、適切なアドバイスありがとうございます。早速「フジテレビのドラマ」と青字で追記しておきました〜(^^;)

 家もアンテナ接続がおかしくなって、九月末頃からテレビは映らないままなのですが、気になる番組だけは、ネット配信(NHKプラス、ABEMA、TVer等)で追いかけています。だいたい初回辺りと最新話(放映後1週間以内)が無料で視聴できますよ。

 今季は「海に眠るダイヤモンド」が名作過ぎて、終わってしまった今も、考えると胸が苦しくなるので、こちらの話に逃避没頭していました。

 國學院の古典文化学のサイト、読み耽ってしまいますよね。有り難いことです。私も書籍派ですが、大掃除の度に「もういい加減にしないと・・・」とです。

 多聞さんのお手許貴重な書籍はいつか「多聞文庫」となるのではないですか。
Posted by 山桜 at 2024年12月25日 09:54
クリスマスの日、新車が届いたので和歌山にドライブ。
交通安全祈願で行った紀伊一之宮の伊太祁曾神社の境内に「蛭子神社」がありました。
私もTV番組を見ていたので、なにかゾクゾクしてきて・・・
「蛭子」は、「ヒルコ」と「えびす」どちらの読みなのでしょうか?
Posted by 瓜亀仙人 at 2024年12月27日 09:29
◆瓜亀仙人さんへ
 ご覧でしたか〜嬉しいです♪ 一言さんがあんなポチャぼんやりな感じなのは違和感でした。

>「蛭子」は、「ヒルコ」と「えびす」どちらの読み・・・

 多分、神社さんなら、めでたい「えびす」ではないでしょうか。

 気になって調べたら、鎌倉に蛭子(ひるこ)神社もありました。どちらの読みもあるのですね。「ひるこ」が祟神にならぬように祀ることは大いにあるでしょうし・・・。

 蛭子は海に流された末、お魚を連れて恵比寿さんとなって浜へ戻ってこられた・・・海の向こうから渡って来られる恵みの神様となられた訳で・・・お姿は推して知るべしなのでしょう。

 そういう事を考えると、ドラマの中の「ヒルコ」は復讐すると言っているので偽物だと・・・。勝手な希望ですが。
Posted by 山桜 at 2024年12月27日 11:00
>多分、神社さんなら、めでたい「えびす」ではないでしょうか
 気になって調べたら、鎌倉に蛭子(ひるこ)神社もありました
ご返信ありがとうございました。
やっぱり“ひるこ神社”もあるのですね。
我が家近くの“えびす(えべっ)さん”は“恵比寿”“戎”と書くので、“蛭子神社”と書かれた文字を見て“ひるこ”と読んでしまいました。
完全にtv番組の影響だったと思います。
あの時の悪寒は・・・???
明日あたりブログにアップします!
Posted by 瓜亀仙人 at 2024年12月27日 11:32
◆瓜亀仙人さんへ
 漫画家の蛭子(えびす)さんのお蔭で、えびすと読めますが、普通はひること読みますよね。

 私は古事記しか認識していなかったのですが、古事記と日本書紀では「ひるこ」の記述が違うのですね。日本書紀の方では、3年経っても歩けなかったので海に・・・となっていてショックでした。

 もうブログにアップされた頃でしょうか。拝見しに参りますね。
Posted by 山桜 at 2024年12月28日 21:41
八王子の子安神社の、葦舟社を思い出しました。
本殿横の新たな鳥居を潜っての奥に進まねばならないので、
お急ぎの方には残念なご縁になっているかもしれません。
御祭神は、日留子の命です。
古事記をみると(朝日古典全書による)では、「水蛭子」
という漢字のようです。
Posted by tamonn at 2024年12月29日 17:20
tamonn=多聞です。

すみません、仕事も終わり年末年始休みで、
イイ機嫌(笑、恐縮)で出しましたが、
別人として振舞っていると思われても、
不適切なので、お詫びのコメントです。

Posted by 多聞 at 2024年12月29日 21:51
あけましておめでとうございます
今日、いつもお世話になっている等彌神社の宮司さんにヒルコのことを訊きました。
「蛭子」の漢字が、「ヒルコ」「エビス」と読めるのは、同じ神様だからとのこと。
ヒルコは葦の舟で流されて、兵庫県の西宮の浜に辿り着き漁師に助けられて西宮戎として祀られたとのこと。(西宮戎は、全国の戎神社の本宮)
等彌神社境内にある末社も「蛭子神社」でした。
先日、竹田恒泰さんが等彌神社に来られて、一緒に鳥見山に登った話で盛り上がりました。
その様子は、竹田恒泰チャンネル「竹田恒泰 等彌神社」で検索すれば、すぐに出てくるそうです。
Posted by 瓜亀仙人 at 2025年01月03日 17:33
さくらん明けましておめでとうございます✨
旧年中は大変お世話になりました。
今年もどうぞゆるーく
よろしくお願い申し上げます<(_ _)>
年末年始は黄砂?に化学物質がのっかっていたのか
殆ど寝込んでました。。。(・∀・)ゝ
大分よくなってきたので、遊びにきたよ🎵
さくらんも引き続きお身体をお大切にしてくださいね✨
Posted by やゆよ at 2025年01月03日 19:55
ランキング3位だった(^^♪!!
すごいパチパチパチ👏
これは、はなから縁起がいいやっ🎵
Posted by やゆよ at 2025年01月03日 19:56
◆多聞(tamonn)さんへ
 遅ればせながら、新年あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。お返事遅くなり、失礼いたしました。年末年始、ケロ一家と過ごして本日帰宅したところでした。

>八王子の子安神社の、葦舟社・・・ご祭神は日留子御命・・・

 ああ、こういう話題をあげていると、不思議にご縁が繋がっていくのが嬉しいのです。是非とも、参拝に伺いたいです♪

 古事記の表記は「水蛭子」でしたね。それも流産の子を丁重に弔ったのでは・・・という想像の元でした。生きている不具の子を流すようなことは例え神話の世界でも悲しすぎますから。
Posted by 山桜 at 2025年01月04日 19:00
◆瓜亀仙人さんへ
 遅ればせながら、新年あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。年末年始、ケロ一家と過ごして本日帰宅したところでした。

 等彌神社、登美、鳥見・・・ご縁のある懐かしい響きです。やはりこういう話題は引き寄せますね・・・それこそゾクゾクして来ました♪

 竹田さんのチャンネルも、一段落したら覗いてみま〜す(^0^)ありがとうございます。
Posted by 山桜 at 2025年01月04日 19:16
◆やゆよんへ
 遅ればせながら、新年あけましておめでとうございます。今年もよろしくね〜(^0^)年末年始、ケロ一家(チビケロが可愛い過ぎ〜!)と過ごして帰宅したところだよ。

 えええ・・・体調を崩す程の化学物質なの!? 大分良くなって良かったけど、心配だなぁ 暖かにしてお大事にね。

 クリックしてくれたのね、ありがと〜! 年末、大掃除に終われてブログ更新サボっていたので後退しちゃったんだけど、また地道に書きたいことを綴っていくので、気が向いたら遊びに来てね〜(^0^)ノシ
Posted by 山桜 at 2025年01月04日 19:34
新年おめでとうございます。
生きている子などと聞きますと背筋が凍りそうですが、仰るとおりこの場合
既に亡くなっているという想像で行きましょうよ。
その根拠は、葦船です。古墳内部に葬られているものには、舟形石棺という
ものもあり、船という乗り物が死者を黄泉の国へ連れて行ってくれる装置と
考えます。確か石棺室そのものが舟形に造ってあるものもあったような気が
します(いい加減な記憶ですけど)。
能「国栖」では、大友皇子(弘文天皇)側に追われた大海人皇子が、船を
ひっくり返した中に伏せて隠れて遁れる場面(場所は聖地吉野)があります。
まさにこれは死と再生を表現しているものと言えるでしょう。
処で、昨秋、桶に隠れるという別伝承(場所は、美濃の国墨俣川)を知り、
どうしたものかと考え込んでいる処です。

新年まだどこへもお詣りも行かず、酒三昧の無為な日を過ごしてしまいま
した。明日の初出勤を恐怖に感じて、おののいている処です。
本年もよろしくお願いいたします。
Posted by 多聞 at 2025年01月05日 23:56
◆多聞さんへ
 本日は仕事始め、お疲れさまです。
 私は昨日が仕事始めで高尾山、−4℃の中、氷の華
シモバシラの結晶が見られました。

 古事記では「葦の舟」、日本書紀では「樟(クスノキ)の舟」に載せたことになっているので、例のドラマは古事記派なのでしょうね。

 仰るように舟は棺、黄泉の国への乗り物。そして「葦」というと、ウマシアヒカビヒコジノカミを思い浮かべます。未だ地上がドロドロに混沌としていた中から葦や黴が生え出るように天に向かって伸び上がり生まれた神様とのご縁は、やはり生命の甦りを祈るに相応しい舟と言えます。

 そして舟形と言えば三日月、月もまた再生のシンボルですよね。

 ああ、またこっちの世界へ思考が・・・すっかり頭が冴えて眠れなくなりそうです。
Posted by 山桜 at 2025年01月07日 00:20
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック