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第 12回 大高取山自然観察会
主催:公益社団法人日本山岳会埼玉支部 自然保護委員会
期日:2024年11月24日(日)
集合:9:00 法恩寺東武・越生/JR八高線・越生駅 徒歩 1分
行程 : 9:30法恩寺出発〜 越生神社〜 高取山・要害山・高取城跡
〜西山高取下〜白岩様〜大高取山 (昼食)〜 幕岩(好展望)
〜桂木観音/柚の里(給水・WC)〜 虚空蔵尊(給水・WC)
〜 15:00法恩寺 (解散)
累積標高差: 574m 歩程:約 5時間
FIT同期手作りの「久那小屋」中心に活動しているちちぶ里森の会つながりで、歴史のある寺社、「クリッペ」と呼ばれる新しい地層の上に古い地層が乗る珍しい地層の大高取山(376m)、絶滅危惧種「アリドオシ」等の豊かな植生を、日本山岳会埼玉支部自然保護員の方の解説を頂き乍ら観察して歩いて来ました。
先ずは、越生(おごせ)駅から正面へ徒歩1分の「法恩寺」に集合です。越生(おごせ)は難読地名の一つで、私も長年間違っておごぜと読んでたので変換できず、やっと今回誤りに気がつきました。
松渓山法恩寺(しょうけいさん ほうおんじ) 真言宗 智山派
中門
正徳元年(1711)建立。
明治34年の火災でも焼け残った越生最古の建造物の一つ
松渓山の名の通り見事な松
本堂
ご本尊は大日如来。越生―族の氏寺。
鐘楼 地層
享保6年(1721)建立。
中門と共に明治34年の火災でも焼け残る。
境内を広げる為に手掘りで掘削した後とのこと。
武州 越生 松渓山法恩寺HP
天平10年(738)行基大師が東国遊行の際、大日如来、釈迦如来、阿弥陀如来、薬師如来、観音菩薩の5体を発見して祀り霊場としたと伝えられている。境内のソメイヨシノは樹齢100年の現役。
越生神社
入口の石碑群
鳥居
狛犬たち
拝殿
ご祭神: 素戔嗚尊(スサノオノミコト)、饒速日命(ニギハヤミノミコト)
明治42年(1909)金毘羅神社、八幡神社、日吉神社、八坂神社、稲荷神社を合祀し造営。
7月下旬の越生祀りは牛頭天皇を祀る八坂神社の祭典(祇園祭の系譜)
稲荷社の狐さんたち
稲荷社 境内のチャートの石垣
サカキの果実 大イチョウ
サカキの果実は結構めずらしい。
神社の脇から抜けた道 アキノノタムラソウ?
神社の脇から抜けた道沿いにアキノタムラソウに似た花が咲いていましたが、羽状複葉形の葉ではなく丸い葉ばかりでした。
フクラスズメ 蛾
派手にダンスをする幼虫は良く見かけますが、成虫をきちんと観察できたのは初めてで、帰宅後調べてやっとフクラスズメと分かりました。普通、こうして止まっている時には、後翅の瑠璃色模様は見えない筈で迷いましたが、前翅の模様で判断しました。
(つづく)

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