2024年12月03日

大高取山(1)法恩寺・越生神社

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第 12回 大高取山自然観察会
主催:公益社団法人日本山岳会埼玉支部 自然保護委員会
期日:2024年11月24日(日)
集合:9:00 法恩寺東武・越生/JR八高線・越生駅 徒歩 1分 
行程 : 9:30法恩寺出発〜 越生神社〜 高取山・要害山・高取城跡
   〜西山高取下〜白岩様〜大高取山 (昼食)〜 幕岩(好展望)
   〜桂木観音/柚の里(給水・WC)〜 虚空蔵尊(給水・WC)
   〜 15:00法恩寺 (解散)
累積標高差: 574m 歩程:約 5時間

 FIT同期手作りの「久那小屋」中心に活動しているちちぶ里森の会つながりで、歴史のある寺社、「クリッペ」と呼ばれる新しい地層の上に古い地層が乗る珍しい地層の大高取山(376m)、絶滅危惧種「アリドオシ」等の豊かな植生を、日本山岳会埼玉支部自然保護員の方の解説を頂き乍ら観察して歩いて来ました。

 先ずは、越生(おごせ)駅から正面へ徒歩1分の「法恩寺」に集合です。越生(おごせ)は難読地名の一つで、私も長年間違っておごぜと読んでたので変換できず、やっと今回誤りに気がつきました。

松渓山法恩寺(しょうけいさん ほうおんじ) 真言宗 智山派
中門
PB249136 法恩寺m.JPG
正徳元年(1711)建立。
明治34年の火災でも焼け残った越生最古の建造物の一つ

松渓山の名の通り見事な松
PB249142 法恩寺の松m.JPG

本堂
PB249137 法恩寺m.JPG
ご本尊は大日如来。越生―族の氏寺。

鐘楼            地層
PB249139 法恩寺 鐘堂s.JPG PB249138 法恩寺 地層s.JPG 
享保6年(1721)建立。
中門と共に明治34年の火災でも焼け残る。
境内を広げる為に手掘りで掘削した後とのこと。

武州 越生 松渓山法恩寺HP

天平10年(738)行基大師が東国遊行の際、大日如来、釈迦如来、阿弥陀如来、薬師如来、観音菩薩の5体を発見して祀り霊場としたと伝えられている。境内のソメイヨシノは樹齢100年の現役。

越生神社 

入口の石碑群
PB249145 越生神社m.JPG

鳥居
PB249148 越生神社 鳥居m.JPG

狛犬たち
PB249150 越生神社 狛犬s.JPG PB249149 越生神社 狛犬s.JPG

拝殿
PB249153 越生神社 拝殿m.JPG
ご祭神: 素戔嗚尊(スサノオノミコト)、饒速日命(ニギハヤミノミコト)
明治42年(1909)金毘羅神社、八幡神社、日吉神社、八坂神社、稲荷神社を合祀し造営。
7月下旬の越生祀りは牛頭天皇を祀る八坂神社の祭典(祇園祭の系譜)

稲荷社の狐さんたち
PB249156 越生神社 稲荷社s.JPG PB249155 越生神社 稲荷社s.JPG

稲荷社           境内のチャートの石垣
PB249157 越生神社 稲荷社s.JPG PB249151 越生神社 石組s.JPG

サカキの果実        大イチョウ
PB249154 サカキ 果実s.JPG PB249158 越生神社 大イチョウs.JPG
サカキの果実は結構めずらしい。

神社の脇から抜けた道     アキノノタムラソウ
PB249159 越生神社 抜けた道s.JPG PB249160 アキノタムラソウ?s.JPG 
神社の脇から抜けた道沿いにアキノタムラソウに似た花が咲いていましたが、羽状複葉形の葉ではなく丸い葉ばかりでした。

フクラスズメ 蛾
PB249161 フクラスズメ 蛾m.JPG
派手にダンスをする幼虫は良く見かけますが、成虫をきちんと観察できたのは初めてで、帰宅後調べてやっとフクラスズメと分かりました。普通、こうして止まっている時には、後翅の瑠璃色模様は見えない筈で迷いましたが、前翅の模様で判断しました。

(つづく)

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posted by 山桜 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 山川・自然観察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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