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昨年末、大きな話題を呼んだドラマ「海に眠るダイヤモンド」
第一話を見た後、日曜日の予定が続いて見逃してしまい追いつけなくなり残念に思っていたら、見逃し配信をみつけて一気に見ることが出来ました。何度も涙が溢れて心の澱みを流してくれた忘れ難きドラマとなりました。
長崎の端島(軍艦島)が舞台、当時と現代の若者を繋ぐ青春群像。時代、場所、境遇などが異なっても、海に眠るダイヤモンドを探索するように一生懸命に何かを探りあてながら生きる若者、そして嘗ての若者たちも皆輝いていました。
物語の終盤、長崎出身のさだまさしさん演じる和尚さんが、道を失いかけた若者にやさしく語りかけた言葉が心に響きました。
「前後際断」って言うとよ。
ほら、過去には生きられんやろ?
未来にも生きることはできんたいねえ。
だから、今に最善を尽くすこと。
過去に意味はなかってこと?
意味のなかことはひとつもありません。
良かことも悪かこともすべてね。
すべてを抱えて一所懸命生きていく、
それが人間たい。
「今さえ良ければいい」という刹那的な享楽ではなく、過去に囚われず未来を思い悩まず、過去も未来も断ち切って「今出来る事を一生懸命にする」こと。
今を生きている私を作っているのは過去。
そして、未来の私を作って居るのは今生きている私。
例えあの時ああすれば良かったと思う過去に戻れたとしても、きっと私には出来ない。
その時の私だって懸命に生きていて、それが精一杯だった。
「最善」は人に依るのだ。自分の中の最善で良いのだと思う。
今年は「前後際断」の心で行こう。
過去も未来も断ち切ったら、心がとても軽くなった。

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