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相州藤沢 白旗神社
ケロのお蔭でご縁が出来た神社さん。私にとっては聞き慣れない神社名でしたので、少しずつでも知っていきたくて調べ始めました。
因みにこちらの「白旗」は源氏の旗印であり、「降参」を意味する「白旗をあげる」とは関係ありません。
「白旗をあげる=降参」は、言葉の通じない国同志の国際的な取り決めで、1907年オランダ国際平和会議で戦時国際法として決定されています。戦時下でも何かしら手許にある白い布が便利だったからと言われています。源氏からしたら不本意?
大鳥居と御典橋
大通りの交差点の向こう、白旗川に架かる御典橋を渡り大鳥居を潜ると静かな御神域に入ります。
大鳥居は大地震対策で日本初のグラスファイバー製(昭和59年建立) 高さ8m、幅6m 明神鳥居
ご由緒
起源は相模国 寒川神社の寒川比古命をお祀りした寒川神社。
源頼朝公の怒りをかい源義経公は奥州平泉衣川館において自害。
首級は鎌倉腰越で和田義盛・梶原景時に首実検された後、海へ。
夜間に義経公・弁慶の首級は、白旗川を上りこの地に漂着した。
頼朝は、源氏の白旗から白旗明神としてこの地に祀るよう指示。
弁慶の首は、白旗神社のそばに八王子社として祀られる。
さて、言わずと知れた源義経公以前、最初から祀られているご祭神「寒川比古命」。古事記などには登場せず、一体どのような神様なのでしょう。
白旗神社HPの「神社の歴史」の記載
寒川比古命は、太古の時代に、関東地方を開拓された神様です。農業、漁業、土木、商工業、建築など、さまざまな開発をされ、関東文化の基礎を築かれました。そのため、土地や人々、仕事全般の守護神として、また唯一の八方除の守護神とし て、人々に親しまれてきました。地相・家相・方位・日柄・厄年等に由来するすべての悪事や災難をとり除かせられ、開運をもたらすといわれます。
なるほど、関東地方の神様なのですね。それにしても、「唯一の八方除の守護神」となられた理由がイマイチはっきりしませんね。何か鬼門などの方角と関係がありそうです。先ず、本家の寒川神社に参拝に行き実際に感じ取りたいです。
また、日本語に当てられている漢字は意味をなす場合と音だけの場合がありますので寒川比古命の「さむかわ」だけに着目すると、「さがみ」と似た語感が気になります。相模と何か関係があるのでしょうか。
相模国高坐の寒川神社の前には、霊峰富士山を源とする相模川が流れています。神おわします高坐、神霊をあらわす「さ」かみ川・・・神秘の地であることは間違いなさそうです。う〜ん、いろいろ思考は広がりますが、例によって収拾がつかなくなるので宿題としておきます。
最初の階段の上の参道
源義経公縁起
源義経公鎮魂碑
狛犬さん
白旗神社 社殿
幾度かの消失などを乗り越えて現在の社殿は、
文政11年(1828)より7年かけ天保6年(1835)12月に完成。
本殿、弊殿、拝殿を連ねる典型的な流権現造。
外壁部の彫刻は江戸時代の匠による貴重な文化財。
扁額
弁慶の力石
山桜もしっかりと力石に触れて御加護を頂いて参りました。
参拝後に降りる左手の階段の先に箒目も美しい砂と木立が目に留まりました。次には謂れを知りたいです。
神輿殿に横に続く階段を降りていきます。
波に洗われた海辺の岩で出来ている?
神輿殿
こちらでチビケロは初宮詣のご祈祷を受けました。
大きな藤棚
花の頃にもお参りしたい。
三笠山 御嶽山 八海山
どういうご縁の三山大神なのでしょう。確か義経は木曽の義仲を討ったのでしたよね・・・
様々な歴史を経て現代も守り続けておわしますのですね。
鳥居の向こうの喧噪に戻りたくないなぁ
「しっかりと、今を大切に生きよ!」
義経公と弁慶に励まされ、今年も人生を楽しみながら生きて参ります。
相州藤沢 白旗神社HP
相模国一之宮 寒川神社

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