2005年07月13日

ヒグラシ(蜩)の初鳴き

 カナカナカナカナカナ・・・・・・・・・・・
鎮守の杜にヒグラシの初鳴きが静かに響いた。

 蝉は夏の代名詞夏の季語でもあるが、蜩(ヒグラシ)だけは別格で、
夏先がけて鳴き出すと言うのに、何故か秋の季語となっている。

 これは多分、明け方と夕暮れの涼しい時間帯だけ鳴く蜩の習生の所為。
夏の暑い日差しの中で鳴くアブラゼミやミンミンゼミとは無縁の、
どこか物悲しい音色。一日の、夏の、人生の日暮れを告げるかのようで、
古から人々に「秋」を感じさせてきたのだろう。

 「蜩」という一文字を与えられているのも別格だ。
「周りに染み渡るごとき声の虫」との意味だろうか?


 夕暮れの 森の奥より 湧き出でて 
            逢魔が時に そそぐひぐらし  山桜 


posted by 山桜 at 18:48| Comment(4) | TrackBack(0) | 山川・自然観察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
蜩はチョウと言う音で、セミの鳴き声から来てるようです。(中国語で)
でも、
>「周りに染み渡るごとき声の虫」
という事なんでしょうね。
さすがさくらさん。

その日暮らしの私ですorz
Posted by ひらりん at 2005年07月23日 08:40
 ひらりん、教えてくれてありがとう!
そうか〜漢字って形の意味だけでなく、音で当ててる場合も
結構あるから、成り立ちを探る時紛らわしよね。

 何だか又、知りたい虫がムクムクと・・・
無性に他の虫の漢字も探ってみたくなってきた(笑)
Posted by 山桜 at 2005年07月23日 13:02
漢和辞典があると便利です。
私の使ってるのはおじいちゃん、お父さんが使ってたやつです。昭和38年、角川発行・・・。
角川の初代社長の名前が。
ハルキさんはアリャマタ師匠と仲良しですね。
腐れ縁と言うか。
Posted by ひらりん at 2005年07月24日 16:21
漢和辞典は受験の時のしかないし、白川静の「常用字解」も
イマイチ知りたい文字が載っていないので、もっと大きいのが欲しいなぁ。

周は言が付くと、「調べ」。「曲を調べる虫」でもあるかもね。
私としては、鳴き声から言って、
 虫へんに奏でるで、「虫奏」= ひぐらし
がいいカナって(笑) カナカナカナ・・・
Posted by 山桜 at 2005年07月25日 08:22
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