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2025.01.15 さいたま市桜区 田島ヶ原
国の特別天然記念物に指定(昭和27年)されている「田島ヶ原サクラソウ自生地」の野焼きの見学に参加させて頂きました。この地でも心を込めてボランティア活動をされている森林インストラクター埼玉会のマサさんの呼びかけに「花木くらぶ」の仲間が集まりました。
当初は1月8日の予定が、数日前からの降雨で草が湿ってしまい15日に延期での実施、待ちに待った貴重な機会にドキドキ・・・
点火 9:05
9:05
枯れ草はパチパチと音を立てて燃え始め・・・
9:06
あっという間に燃え広がり
9:13
余りの熱さに後ずさりするほど!
9:23
ものの10分程で最初のブロック全域が消火。地中の貴重な種子や越冬芽を守る為、短時間で表面だけ焼くように周到な準備がされています。
9:37
ところどころ燃え残っている草。あれだけの炎に負けずに残るこの草は何なのだろう??
後で近づいて見ると、光沢があり固い茎なので「ヨシ(葦)」ではないかなと・・・。
9:39 舞い上がる煙と黒い草木灰
頂いた資料より抜粋
草焼きの効用
・枯草を除去し、春先の地表に陽光が当たるようにして、サクラソウの芽吹きを促す。
・土壌への栄養補給 窒素、リン、カリウム
地中の種子や越冬芽への障害を防ぐ為、短時間で地表だけを焼く。
炎上後30秒で最高温度に達し、20秒前後継続後下がっていく。
従って高温に晒されるのは1分程。
地下2cmより下では温度上昇は起きない。
サクラソウの越冬芽は、地下0.5〜1cmの範囲に存在。
この深さの最高温度は46℃以下。
サクラソウの種子も、地下0.5cmより下にあれば障害はない。
と、されています。
(つづく)

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