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2025.04.29 埼玉県 秋ヶ瀬
衰えが見えるハチク林
自然観察会の下見で秋ヶ瀬公園を訪ねた時、竹林一体が黄色っぽく衰えて異常に感じました。
竹の子が出た後に竹林が疲れた感じになることはありますが、これほど全体が衰弱しているのを見たのは初めて。
近づいて見ると、花が沢山咲いた後・・・これが噂に聞く
「花が咲いたら竹は枯れる」
状態のようです。しかもハチクは花が咲く周期が
「120年に一度」
と言うことなので、人生で一度遭遇できるかどうかという場面に出会したことになります。
雄しべが垂れている花
なにせ、120年に一度のことなので、余り詳しい研究はなされていないよう? ハチクは花が咲いて種子が出来るのかと思っていたら、種子はできないらしい。それではどうやって今まで生き延びてきたのでしょう?
地上の竹は一斉に枯れても、地中の根が生きていて復活するのでしょうか? 120年に一度の機会ですので、また行く機会があれば観察していきたいです。

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初めて知りました。
私の経験では、種子ができる竹でも、種子以外の方法で竹藪は枯れずに維持していると思います。
たしか、「会津磐梯山は宝の山よ、山に黄金が・・・」の歌詞は、竹に種子が実って飢饉を乗り越えたという意味でしたよね。
「ハチクは種子が出来ない」とはネット情報を読んだだけで、私も知りませんでした。それどころか
「出来るのだと思います」
と観察会で言ってしまっていて・・・知らないことは言わないが原則ですね。反省。
そうなると、やはり地下茎が残っていくのでしょうか?
会津磐梯山の歌詞の意味も初めて知りました。竹の種子ってお米のように食べられるのですか?
この作品も、120年ぶりにササに花が咲き、結果として野ネズミが大量発生し、やがて食べ物を求めて人を襲うというモノだったと思います。
確か、長野県?の山でササに花が咲き、その実でネズミが大量発生、山でササの実を食べ尽くしたネズミが、山里に下りて来て、人家に入り赤ちゃんまで・・という事件を元に書かれたと記憶しています。
竹の種子、食べたことがないので・・・
飢饉となれば、食べれそうなものなら、食べるしかないんでしょうね。
わぁ、情報をありがとうございます。
ブログをやっていて良かった〜と思うのは、話題が広がって、このように興味深いお話を教えて頂けることもあることなのです。
笹や竹の花は例え種子が実らなくとも、ネズミなどには大量の柔らかな食料にはなりそうですね。
さて、本当にハチクの種子は出来ないのか、出来るのか、見に行けると良いのですが・・・ちょっと遠いのです。探せば近くにもあるかな?