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2025.06.04 皇居 東御苑 花木くらぶ
6月の花木くらぶ観察会で、皇居東御苑に行って参りました。先ずは盛りのハナショウブ! こちらは二の丸庭園の中、風景の一部として植栽されているのが、他のハナショウブ園とは趣が異なる点です。また、全ての下部に名札がつけられているおり、株はが少なめですが細部まで手入れが行き届いています。
五節の舞(ごせちのまい) 浪乗舟(なみのりぶね)
五節の舞:江戸古花 六英 薄青紫地に紫の脈 芯紫 平咲 中輪
波乗舟:江戸古花 山英 薄藤水色に白い線 中輪
五月晴(さつきばれ)
江戸古花 六英 白地に底薄紅ぼかし 紅の極細脈 中輪
鏡台山(きょうだいさん) 下2枚とも
江戸古花 六英 薄青藤紫の砂子地に白筋 中輪
鏡台山とは歌川広重が「更科田毎月鏡台山(さらしな たごとのつき きょうだいさん)」で描いた山で、月を鏡、山を鏡を載せる台と見立てた命名とのこと。なるほど、月が灯ったような花に見えて来ます。見たまま「田毎の月」と言わずに「鏡台山」としたところがなかなか・・・。現代人には難しいですが、当時の人々には常識だったのでしょうか。
湖水の色(こすいのいろ)
江戸古花 六英 白地に極薄水色ぼかし 段々白く褪色
熊奮迅(くまふんじん)
江戸古花 六英〜半八重 濃ビロード紫 時に半八重化
随分荒々しい名前ですが、由来は不明。熊の毛並みのような色合いと、乱れがちな花型からでしょうか。 花菖蒲の名前の由来が気になって仕方ない。
錦の褥(にしきのしとね)
江戸古花 三英 薄い藤色地に白色の筋( 吹っ掛け絞り)
これまた何だか艶っぽい名前・・・と思う私が考えすぎ?「褥」という言葉も使わなくなりましたね。
(つづく)

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