この日、奥多摩キャンプ中に作った茶碗が焼き上がって参りました。
初めて作った抹茶茶碗、予想よりは良い感じかな…と思いきや、なんと見た目よりズシリと重いことか! 少しでも軽くなるように薄めを心掛けたのに、私と同じでお尻がドテッと…。
まぁそんな茶碗ですが、お茶を点てて自服してみますと、大きさも手に馴染む形もなかなか按配良く、段々と重さにも慣れて(いいのかなぁ?)愛着が湧いて参りました。 こんな遊びもお茶の楽しみですね。
あの山稜の重なりを望む谷間の里を思い出し「古里」と名付けました。
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2007年08月22日
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重いほど、扱いも丁寧になるような気もしますし、愛着もわくでしょうね?
お抹茶も、きっと美味しかったに違いありません-☆
ここにお茶を点てたときの色のカンジも
見たいなあ。
本当に才能豊かなのですね。
茶溜まりもあって風雅な感じがいたします。
なかなかのモノですよ。
先ずは おめでとうございます。
やはり、道具は人を語る!!
作り手の人柄を物語っていますわ^^
すごいわ〜山桜さん〜初めてでこんなに味のある
お茶碗が出来るのですか?
大尊敬です。
これからも、どんどん制作して下さいな〜
アップを楽しみにしています。
いつか、お茶入が完成したりして^^
お茶の緑も
実に映えそうです
鮮やかな苔緑が想い浮かびました
「古里」
素敵な銘となりました
ちょっとお出かけ&パソコンの調子が悪くて
コメントできずごめんね☆
お茶碗、すごくきれい!ぴかぴか☆(@@)わ〜☆
でもって、美味しそう・・・
何だか陶芸の道へも進んだ方がよくない?
さくらん、すごい♪o(⌒▽⌒)o
お抹茶茶椀としては少々厚めでぽってりした方が持っても熱くならず、冷めにくくて使いやすいのではないでしょうか。
素敵な銘までつけていただいて幸せなお茶碗ですね♪
シットリトした輝きもいいですよね。
普通の陶芸用の陶土は、良い土は少しで増量の土を加えますが、粘りが無いので長石の屑を混ぜて大きな石のミルで磨り潰して作ります。
茶陶志向の方以外は、この手の配合土を使っておられますが、焼締まりが強くミルで磨るので粒子が揃ってしまい隙間がなくなるので重くなるのですよ。
でも品質は一定しているので食器など同じタイプの作品を作るのには適しているのです。 茶碗の様に土に味を求めるものには向きませんね。
茶碗のは、ざらっとした焼き締まりが少ない、薄くても熱を通さない土が求められるのです。
山から掘り出した粘土を何も混ぜずに1〜3年寝かせてから使います。 だから人には使わせないのです。
最も有名なのが「志野」の「もぐさ土」です。
茶碗に向く土でないと、本当の茶碗は出来ないのですよ
残念なことですが、これだけはどうしょうも無い事なのですね・・・・・
椎の木親父さんの仰有るとおりですね。
私の知人の志野焼作家は、偶然、某ゴルフ場のグ
リーンの下に良い土があることを知って、我慢が
出来ずに、夜中に其のコースに忍び込んでグリー
ンを捲って、その土を取ってきてしまったそうで
す。そして またその上にグリーンをかぶせてき
たそうですから、グリーンの下は空っぽ!朝一で
プレーをしたお客は驚いたことでしょう。
これは もう時効の話ですから・・・。
作家さん方はご苦労をしているのです(笑)
そうなのですよ。
私が荒川先生の所に遊びに行っていた頃には、あの辺りはゴルフ場の建設ラッシュになっていまして、ゴルフ場にする為に山を削ったらモグサ土が随分出たそうです。 荒川先生の窯がある所(大萱の牟田洞)の裏山はゴルフ場になっていて、弟子の中山先生が「ゴルフボールが飛んで来た」と話していました。 志野作家は競ってその土を求めたそうですが、耐火度の低いものも、質の良くないものもあったようですね。
現在でも五斗蒔では、モグサ土が出ますから私もそこで原土を分けてもらっていますが、昔に比べると大分質が悪くなってきましたね。
昔の土が少し残っていますが、やはり良い土です。 荒川先生の土は、大平の尾根の上に土取場がありますが、眺望の素晴らしい場所です。
もぐさ土の色は少しピンク掛った白色の良い土ですよ。 ここは秘密の場所ですが・・・
志野作家は皆さん土で苦労しておられますよ。
代用品の土では志野は焼けませんから・・・
どうも台風が来ると耳の具合が良くなくて、落ち込んで
しまい、お返事遅れて申し訳ありませんでした。
早く通り過ぎてくれるといいのに、すごく遅い台風で…(−−;)
この写真を撮るのにどれだけお茶碗を回したことか(苦笑)
この面からみるとなんとか均整がとれて「見える」んですよ〜
でも、惜しげなくお稽古に使えるので出番が増えそうです。
あ、扱いがゾンザイになってはいけませんね…気をつけなきゃ!
ありがとうございます。
ではでは、次にお恵子のお菓子の写真を載せるときには、
この茶碗で私めが未熟ながらお茶も点ててみましょう…
きゃ〜チャチャ先生(先生と書かない約束でしたけど)に
そんなこと言われては、どうしてよいやらアタフタして…大汗
チャチャさんがご自作の素敵な香合などを見せて下さったので、
『そうか〜自分で作る楽しみもあるのね〜♪』とちょこっと
イタズラ心が芽生えてしまっただけなのです(^^;
あ、ありがとうございます〜
「風雅」などというお言葉を頂戴し、ただただ嬉しくて
茶碗を手にとる度に「風雅〜」「風雅〜」と頭の中に浮かん
ではニコニコしてしまっております。 単純お馬鹿で…
余計に「古里」茶碗が愛おしくなりました〜♪
え〜飛翔さんへのお返事にも書きましたけど、鏡の前で
一番自分の顔の好きな角度だけ見るように、写真写りの
一番いい面だけをお見せしているので…実物をご覧になれば
「あ…あ〜なるほどね〜↓」
なんですよ〜それでも我が子が可愛いように撫でてます(^^;
(制作費500円ですよ〜☆)
都民の水がめの為、住み慣れた土地を離れていった村人の
生活の名残があちこちに残るこの谷には、単にキャンプ場と
だけ言えないものを感じます。
あの旧加茂神社の境内や二十三夜塔などの前に立つと
当時の人々の息遣いや笑い声までしてくるようで不思議な
懐かしさでした。 そんな思いがこの茶碗には籠もっています。
暑かったのでパソもいかれちゃうかもね〜
私は頭がちょっといかれ気味〜(苦笑) 気圧の変動って
耳にくるんだよね〜トホホ…頭が半分「綿」みたいなのさ〜
私は粘土で型を作って釉薬を選んだだけだから、本当に
「自分で作った」なんて言えないんだけど、やっぱり可愛い
から不思議なものだね〜
ぽったり厚めでいて軽い楽茶碗のようにするには、5百円で
焼かせて貰えるような土ではちょっと無理…それで出来るだけ
薄くして、釉薬を厚めに〜と思ったのですがままならず(><)
幽黙さんへのお返事に書いたような思いがあるので、
故郷ではなくて「古里」に…。
ありがとうございます! 焼き物はいいですね〜
例えどんなものでも「木火土金水」の結晶ですから、
手に持つと不思議なやすらぎと力を貰える気がします。
優しいフォローをありがとうございます(゜―Å)
なんと言っても¥500ですから…多くを期待するのが
間違いですね。 そこで抹茶茶碗を作ろうというのも…(^^;
出光美術館の常設で沢山の陶磁器の破片が展示されていて、断面の
色や質なども見られて好きです。 でも本当は手で持ったり触ったり
齧ったりしてみたい。 固焼き煎餅ではなくて、ふんわりクッキーの
ように焼ける土ですと軽くなるのでしょうか?
土を寝かせている間にパン生地が発酵するように土の中で何か
微生物などが育って土に作用するということもあるのですか?
良い土を手に入れるのはかように大変なことなのですね。
目が飛び出るほど高価なお茶碗には、そのような作家さん方の
蔭のご苦労も土自体の希少価値も含まれている…納得です。
(買えませんが〜)
このようなことは美術館でガラスの外から眺めているだけ
では分りません。 時効?のお話ありがとうございました。
(ゴルフ場、穴だらけになったりしませんよね…^^)
鎌倉とんぼさんも表千家の方で、素晴らしいお道具も
いろいろお持ちです。 お二人のお話が盛り上がって私も
横から拝見することができ、とても嬉しいです♪
個人的には、志野や井戸、黄瀬戸などなどには思
い込みに近いポリシーを持っています。それ故に
作家さん方と大げんかをしたことも一再ではあり
ません。例えば・・・酔った挙げ句に
「売りたいために媚びた茶碗を作るな・・・」
相手は「金もないくせに・・・買ってから言え!」
「借金しても買いたくなるような茶碗を作ってみろ」
ドンドンパチパチ・・・
見かねた回りが、、、「もう 止めなさい!」
若かったので よくやりました(-_-;)
お茶碗、山桜さんがつくったものとは思えませんでした。黒光りしているので、高名なお茶碗を紹介されているのかと思いました。
やはり、作った人の心がうつるんですね(^^)
鎌倉とんぼさまのその時のお姿が浮かぶようです☆
ゴルフ場の土・・・うーん知らなかったです(@@)
『古る里』なのですね
今もとてもお若いですよ! ドンパチおやり下さいませ〜
厳しい目があって、良い作品が育つのですもの。
椎の木窯の親父様にも母上さまのご鞭撻が。。。
あ・・・すみません、ありがとうございます〜褒めるしかない状況、
申し訳ありません^^;
お誕生日にお伺いでき、素敵なメッセージを分けて戴け、
私まで幸せな温かい気持になりました。
素晴らしいご友人がいらっしゃるのも、むろぴいさんの
お人柄ですね。
ふふふだね〜(^ー^* )
現場を目撃してみたいね〜!
わすれが〜たき ふ〜るさと〜 (゜―Å)