一般的には、平賀源内の宣伝で有名になったと鰻や蜆を食べて暑気払いをする日
となっているが、土用とは何か? 丑の日とは何か? そんな風に考える人は
どの位いるのだろう・・・。
「土用」は春(1〜3月)夏(4〜6月)秋(7〜9月)冬(10月〜12月)とする陰陽道暦の、
それぞれの季節3ヶ月間(90日)の終わりの1/5=18日間であり、年四回巡って来る。
しかし、春夏の陽と秋冬の陰の間に挟まれる夏の土用は最も重要視されている様だ。
夏の土用を挟むと、下の様にきちんと木火土金水(もっかどごんすい)と並ぶ。
春(木)・夏(火)・夏の(土)用・秋(金)冬(水)
土は死(枯れ・終わり)と生(芽生え・始まり)の両方の揺り籠。
「土用」は先の季節が終わり、次の季節が始まる時の引継ぎ期間の様なものだろうか。
丑の日は丑の方角が鬼門にあたることから、災厄の起き易い日と考えられ、
鬼門の守り神「玄武」の色「黒」の力を得る為、鰻、蜆、鯉、茄子・・・等の黒いものを
食べる様になったようだ。みなさんの地方独特の土用の食べ物ってありますか?
また丑の「う」が付くということで「うなぎ」が好まれたのかもしれない。
黒毛和牛の「うし」でもいいのかな?
この辺の話はきっとひらりん・やゆよんの方がずっと詳しいと思う。
上記でおかしい所、補足する所などあったら、公表できる範囲で教えて下さい。
ところで、私はこの時期に貼られる「うし」というひらがなを、
鰻がうねった形で描かれたポスターが妙に好き

でも、私ちっともわかんないよ( ̄▽ ̄)←こら
またじっくり考えたい内容だなあ。。。
また何か考え付いたら書きこみするね☆
それぞれの季節の土用も気になるよね。特に冬の土用が・・・
夏と対極だから何かありそうじゃない?
山桜さん、やゆよさん(はじめまして^^)、
おはようございます♪
すっごくためになるお話をありがとう!
今回はなんだか、 先生! って
手をあげたくなるみたいな気持ちになっちゃってます。
ねぇねぇ山桜先生おしえて〜みたいな。^^。
>夏の土用を挟むと、
>下の様にきちんと
>木火土金水(もっかどごんすい)と並ぶ。
>春(木)・夏(火)・夏の(土)用・秋(金)冬(水)
この「きちんと」に惹かれたのですけれど、
きちんとって、この並び方には何か、意味があるということです?
(いえ、単なるホントに純粋な、素朴な疑問なのですけれど。。)
なんでそう思ったというと、単細胞な私なんだけれど、
月火水木金土日 が、私の中での きちんと だからです。^^;;;
眠たいです・・・早起きしすぎました。・・・
鰻は、食べ損なってしまいました。大好きだから損
したみたいな気分。
今日あたり、いただいちゃおうっかなぁ〜^^。
ではまた。
今日が良き日になりますように!
説明不足でごめんなさいm(_ _)m
「木火土金水」は陰陽五行(おんみょうごぎょう)説
『世の中は「陰・陽」と「木火土金水」の5要素で成り立つという考え』によるものです。
五行の相生の循環:
木は火を生む (木は燃えて火を生む)
↓
火は土を生む (火は灰から土を生む)
↓
土は金を生む (土は金属を生む)
↓
金は水を生む (金属は水(滴)を生む)
↓
水は木を生む (水は木を生み育てる)
↓
(繰り返し循環する)
この他に五行相克という「ジャンケンの勝ち負け」
見たいな関係やら色々あります。
「陰陽五行」などで検索すると沢山解説がみつかると思いますが、
↓が平易で分かりやすいかもしれません。
http://kataribe.com/SS/SSD00_00.HTM
ありがとう!
なるほど。
五行の相生の循環、すっかり記憶から消えていました。検索もせず甘えてしまってごめんね。
>土は金を生む (土は金属を生む)
↓
>金は水を生む (金属は水(滴)を生む)
★ この土が金属を生む、金属は水を生む、
というのも、説明がでてくるかな?
★ それと少し離れて、
曜日の並びって、どんな風に決められたのかな?
五行の相生の循環みたいに、やっぱり何か、意味や理由があるのでしょうか?
山桜さんの常識で簡単にレスいただけそうだったら、またもやお願いします。(_ _)
すっごく面白いですね、知らないこと、山ほどあって
ワクワクします^^。
>土は金を生む
>土はその内部に金属の原石を内包し、
生む、というのは、内包している、という
意味だったのですね。
>金は水を生む
>金属板を良く磨くとその表面には水滴が生かび、
これ、あとで調べてみようと思います。
ありがとう^^。
>金生水
>空気中の湿度が高い時には、金屬の表面に水滴が生じます。従って、金によつて水が生じるのは、自然の理です。
^^/
まりさん、やはり、こう来ましたね^^;
こういう時こそ、右のカレンダーの下の方にある
「お気に入りリンク」参照です。
かわうそ@暦さんのサイト「こよみのページ」をクリックして下さい。
そして、左側の目次の下の方にある
「暦と天文の雑学」を選び、その中から
「暦・天文の歴史」→「曜日の順番・曜日の生い立ち」
で辿り着けると思います。
こういう方面がお好きなら、役立つ情報満載ですよ♪
あとで行ってみます。