ほど静かにゆったりと流れていきます。 こんな爽やかな日には何度も
何度も深呼吸をして、体の隅々まで清らかな秋の空気を行き渡らせたく
なります。

今、私の体の中には風に揺れるピンクや白のコスモスの花々や・・・

陽光にきらめくススキの穂や、蒸かしたてホヤホヤのお芋等が満ち満ち
ています。(お芋は一晩塩水に漬けてから、竈の大羽釜の上で蒸しあげた
もので、なんとも郷愁を誘う懐かしいお味でした。 写真を撮る暇なく
はふはふと戴いてしまいました。)




殆ど刈り取りが済んだ田には、実りの遅い古代米の青米(左)・黒米(右)
だけが残り、その中を沢山のイナゴや赤トンボ達が元気に飛び回って
いました。




捕らえられて尚威張って偉そうなイナゴ と
クルクルをやられて目を回した赤トンボ
少女たちは秋の草花の髪飾りがお気に入りでした。

瑠璃色の実に赤紫色の萼は、クサギの実
黄色の花に緑色の萼は、メナモミの花 です。


ラベル:里山
やっぱり、秋って良いですよね。でも、この頃、この年になると、秋は寂しい。人生の秋・・・残り少ない・・・今日「エディット・ピアフ」見てきました。未だでしたらぉすすめ。ウーンと泣きました。人って愛するにはやっぱり表現っていうか、技術がいるんですよね。多くの、愛された事の無い人々の不幸は、表現を持たないから・・やっぱり、幼児期の教育、愛された経験が一番大切とか・・・
空も樹も
コスモスも稲も田圃も家も
虫も子供も草の実も
人にとって大切なもの
全部詰まってる
青春も赤夏も経てこその白秋ですよね〜 夏は燃える様な
エネルギーを消費してかっかと熱くて、生きている手応えと
引き換えに疲労も激しいですが、秋は実り・円熟・収獲
なんだか落ち着いてしみじみ味わえる、これまた良い時期
かな〜と思います。
とは言え、ももりさんはまだまだ夏のエネルギーが燃焼中!
寂しがっている暇などないのでは〜??
愛された経験が無いまま、なんと親の手で葬られる…
悲しすぎます。 そうかと思うと、兄弟の中で一番親の愛に
飢えていた子が後で一番親孝行するっていう話も聞きます。
愛を得たいが為、頑張り続けるのでしょうか…切ないです。
何をおいても、先ず家族の中での愛を大切にしたいです。
家族で力を合わせていた里山の暮らしには、きっと愛が溢れて
いたのでしょうね〜
谷戸の湿地帯が自然の田となり、囲む山や木々は強風を
防ぎ、また豊かな山の幸や薪をもたらしてくれる。
南向きに開けた谷戸と里山は一つの「理想郷」ですね。
ボランティアの皆さんが大切に保存に尽力して下さる気持が分ります。
蒸かし芋をご馳走になり、BGMにはオカリナをお一人の方が、
殆ど休み無く吹き続けて下さり…耳元で聴くのも、段々と遠ざかる中、
風に乗って聞こえてくる音も、心の奥底まで染み込み思わず感涙…。
眺める景色は又格別な趣きを感じるでしょうね。
今年は何だか短い秋の様な気が致します。
ハーモニカの音色も良いですが、オカリナはホウ〜っと
フクロウの声のようにほんわか温かく包んでくれる音で、
トトロの里のようなこの村?にピッタリです^^
ハイキング日和が殆どなかったここ数年の秋に比べて
今年は青空が沢山見られたのは嬉しかったですが、
確かに冷え込みが早いですね〜 春秋が短くなってしまう
温暖化、それだけは本気で食い止めたいです!