新聞で気になる記事を読みました。
最近の保育園の「おままごと」で一番人気なのは「ペット」役なのだ
そうです。 昔は奪い合いだった「ママ」役は、今や殆どなり手がなく、
やむなく保育士さんが、
「○○ちゃん、今日だけでいいからお母さん役やってみて」
と子供に頼むと、しぶしぶ引き受けた子供も
「あれして、これして」
と指示や命令ばかりしているとか。 それどころか、
「お母さんは死んだことにしよう」
「お母さんは入院してることにしよう」
とする子さえいるのだそうで…。
男の子もお父さん役は何をしたらよいのか分らず、ボーっと立って
いるだけなのだとか。 子供にとって両親とはこんなにも魅力のない
存在になってしまっているのでしょうか。
そして無条件に可愛がって貰えるペットが一番羨ましいなんて…。
読んでいる内に小さな子供達が可哀想で目の前が霞んでしまいました。
また、「(子供が)家でよく(親から)言われる言葉」の東京・北京・
ソウルの三都市の比較グラフも載っていました。
こういうグラフは読み解きに注意が必要ですが、大きく言うと
東京の親は、
「早く寝なさい」「勉強しなさい」とよく言う一方で、
「友達と仲良くしなさい」「親や先生の言うことをよく聞きなさい」
「嘘をつかないように」「人の迷惑にならないように」
などという北京・ソウルでは多い道徳的諭しを言うのは1〜2割ほど
しかいません。
その上、驚くことに、
「テレビを見るのを止めなさい」
「ゲームを止めなさい」
という親さえ1〜2割しかいないのです。
そして子供への声がけ全体の割合も東京が極端に少ない、これがまた
衝撃的でした。 子供に関心が無いの? 子供が可愛くないの?
赤ちゃんを見もせずメールしながら授乳する母親、抱き上げもせず、
寝かせたまま哺乳瓶を口にくわえさせ、テレビを見ている母親。
刻々と成長していく赤ちゃんとの二度と戻らない貴重な母子の時間より
それは大切なものなの?
愛し方も叱り方も分らず、どう育ててよいのか自信が無い親が増えて
いると感じてはいましたが、これ程までとは思いませんでした。
核家族化が進む今、実の親だけにまかせにしてたら日本の未来は暗い
です。 親学講座も増えてきましたが、ここは近所のおば(あ)ちゃん
おじ(い)ちゃんの力の見せ所です。 先ずは力で向ってこられたら
敵わない中高生になる前に、気になったら他所の子でも叱りましょう。
寂しそうにしてたら、話相手になってやりましょう。
私は大家族の中で育ったので、煩い程の言葉を浴びて育ちましたが、
遠い記憶の中には、家族以外で叱ってくれ褒めてくれた他所の人達の
言葉が強い印象で残っています。 かけがえの無い宝物です。
<参考> 2007年11月8日(木)産経新聞 1面特集
「やばいぞ日本」 第4部 忘れてしまったもの(3)
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2007年11月08日
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一番身近な人との関係がどれくらい上手に結べるかが
人生を明るくうまく乗り越えていける条件ではないかなと
個人的にはいつも思っています。
教科書よりも、大いに学べる場の家庭のありかた。。。
もっと重要視されてもいいとは思うのですが
難しいですね。
私などがスーパーなどでうろうろしている小さい子にちょっと優しい顔をすると近づいてくる子がいるのは山桜さんの言うような家庭なのかもしれませんね。
簡単な愛情に飢えている・・でしょうか?
ペットにはペットフードを購入している人も
いるそうです。
ついつい忘れてしまう人気ランキング!ごめんなさいm(_._)m
でも気付いた時は、その分、プッシュプッシュです^^;ゞ
驚きですね!戦後教育から?何かが少しずつ壊れ始めているみたいーー;
かく言う私も、あの時迷った事、今ならこうしたのに!という後悔はありますが、
ここまで来ると、本来の母性は喪失?育む・躾という事を放棄している様にさえ
感じてしまいます。自分が失敗したこと、教えてあげてい気持ちです。
勘違いというか
みんなどうしていけばいいんだろう?
笑い事ではないですけど、普通ペットだったら侮辱された気分になりそうですけど…それだけ今ペットが贅沢させてもらっているのでしょうか。
今親達が大人になりきれていない感じはありますよね。
田舎でもジジババが孫の面倒を一生懸命見て、親は小奇麗にしてお出かけしているパターン、よく見かけます。
自分が大事なのかな…ある意味綺麗なママさんは増えましたね。
親の介護は嫌だけど他人の介護の仕事ならできるという話も
結構耳にします。 他所なら頑張った分だけお金が貰えるし、
家族だからこその我儘や耐えられないポイントもありますね。
交換殺人ならぬ交換介護なら、お互いに救われる部分が
生まれるのかも…なんて横道にそれました。
面と向って腹を割って話をすることが苦手というか、
そういう経験があまりにも少なくて出来ない人が多いです。
最初から自分の思いを間違いなく人に伝えられる人なんて
いませんから、訓練が必要なのに家庭にもそういう場が無い。
話を聞いて喋らせておくと、面白いことに段々話が上手く
なるもので、幼稚園の頃はさっぱり要領を得ない話をして
いた娘も、人並みに分る話をするようになりました(^^;
東京駅周辺はあっちが終わればこっちと工事ばかりで
私も先日、買って帰ろうと思っていたお菓子やさんが
見つからずにウロウロ…。 仕方が無いので地下から出て、
私も東京駅の正面で駅舎を惚れ惚れと眺めつつ場所を確認
再度歩き出しましたよ〜 老朽化からの改造が旧ピッチで
確かにめまぐるしく疲れます。 早く落ち着いて欲しいです。
もっと家族の中でぶつかったり失敗したり泣いたり笑ったり
大いにもがけるといいのにね。 家の中では我慢してて、
学校で優しい先生に甘えて困らせているという子もいるよ。
そういう子の親ほど、先生がダメだからと言うのよね(苦笑)
学校の先生は自分を見てくれるし、話も聞いてくれるし、
食事は給食できちんととれるし、家にいるより伸び伸び?
「子供の居場所プロジェクト」なんていう企画が回ってくる
世の中になっちゃって… 日本は世界一子供を慈しむ国だって
言われてた時代のように、少しでも戻せるよう頑張るよ!
小さな子の「人見知り」は家庭で可愛がられている証拠だと
聞いたことがあります。 近しい人とそうでない人の区別が
ちゃんと出来ているということでしょうか。
生まれつきの性格もあるでしょうが、玉井人さんが仰るように、
あまりにも物怖じせず近寄り話しかけてくる子供にたじたじと
させられることがあります。
それじゃまるで独り言だよ…と思えるようなことでも、やはり
誰かに聞いて貰いたいと思うのが人の性なんですね。
親御さんは何に忙しくて子供の話を聞いてくれないのでしょうか…
ペットフードは箱や缶から出して与えるだけですものね〜
最少の手間で可愛らしさで応し癒してくれるペットの方が…
って、書いてて怖ろしくなってきました〜(><)
「ブログ人気ランキング」まで気を遣って戴きすみません!
あれも、毎度貼り付けるのが面倒で、もう外そうかな〜と
迷いつつ、一度付けてしまうとなかなか踏ん切りがつかず…
やはりランキングリストから来て下さる方もいらっしゃるので
細々と続けております。
ポチっとご協力ありがとうございます。<( _ _ )>
本当に子育ては思い通りになどいかず、悔やむこと
やり直したいことがいっぱいですけれど、
「家が一番だ〜、はぁ〜ホッとする〜」
と伸び伸びしてくれるのが何よりです。
う〜ん、「伸び伸びしすぎだぞ〜コラ〜ヽ(#`Д´)ノ」かも〜
「子供にはお金かけるな目をかけよ」と言いますね。
私は町を歩いている時、子供から手を離し目を離して
いる親御さんが信じられません。 危ない!と言って
私が手を引いたことが何度もあります。(お節介オバサン^^;)
プラットホームなど柵の無い橋ですよね! どうして小さな
子を一人で歩かせて平気でいるのでしょう??
>おままごとにペットという役割分担があるのがちょっと笑えました。
確かにそうですね〜 サザエさん一家として、「あなたはタマね」
と言われたら、昔の子だったら怒りますよね〜
今は「にゃぁ〜ん」とか「きゃんきゃん」とか言って
四つんばいの子が大勢なんですって。 ちょっと不気味。
親も責任放棄なら子供も現実逃避って、どこまで仮想現実
の世界になっていくのやら…。
大変な状態になってきているのですね〜
温泉でも男湯には小さな子供さん(男女)を連れてきている
お父さんが沢山おられますが、お父さんの常識のない方が
増えてきておられます。子供が身体を拭かずにビショビショ
のまま脱衣所に上がってきて、グショグショの手拭いを
そこでしぼっていたのを、服を着ていた他の方が注意をしても
その子のお父さんは、知らん顔をして、止めるように子供に
言いませんでしたね〜。先ず親御さんの教育が先決かも知れません。
温泉のような皆で共同で分かち合う場での傍若無人さは、
目に余りますね。 注意された方がいらしてよかったです。
例えその場では素直に聞けなかったその父親も、きっと
何かしら心に感じ、次は気をつけるのではと信じたいです。
銭湯を知らない世代は、兎に角、何もこういう場での作法を
教わっていないので分からないのでしょう。 知っている人が、
今の内にその都度、目の前の人に伝えていかなければいけない
と思います。 叱って面子を潰すのではなく、怒りを出さずに
優しく教えてあげられるように、私も修行中です…orz
先生が出てきちゃうのは、保育所にあかんぼの頃から通ってる子が殆どだからだと思います。
あと殿下は猛烈に愛想がいい。スーパーでもちょっと目を離すと試食販売のおばさんとかと語っているし、肉屋やパン屋でも店員さんに話しかけています。飴とかすぐもらっちゃうんで、どこで線引きしていいか悩むところでもあります。
我が家でよく使われる言葉は「まっすぐ座りなさい」「お手伝いして?」「お返事聞こえなかったな」「らぶぅ〜♪」あたりですかね。逆に殆どテレビを見せないので、たまにみてても「もうご飯だから手伝って」といえば自分でテレビを消して手伝いに来ます。「かあちゃんの言うことは一度できく」「約束は絶対守る」は夫が定めたルールで、破ると雷が落ちるから(現にお気に入りのおもちゃ等が取り上げられた過去あり)そのへんはなんだか大丈夫そう。
でも長年家庭教師や塾講師をしてきたので、最近の子供の変化はすさまじいものがあると思います。家庭教師中に携帯でメールを打つ、電卓代わりに使う、漢字を調べる・・
結構怖いです。そうならないよう育てたいものです。
年中さんの殿下がいらっしゃるのですね〜^^
「お母さんだらけのおままごと」どんなでしょう!?
こっそり覗いてみたいです。 おままごとを見ていると、
その子の家庭の様子が垣間見られますよね(^^;
『ウチの子はどんな台詞言ってるんだろ…』と冷汗かいて
他の子のおままごとを見守っていたことがあります。
ご主人も含めて「我が家のルール」があるのは素晴らしい
ことですね。 愛想が良くて愛される性質は宝物と思います^^
多分そういうお子さんは、線引きをしなくても、人とのふれあいが
多い分、危険を察知する能力も自然と磨かれていくのではないでしょうか。
ただ、目上の方への言葉遣いなど「けじめ」は教えておくべきと
思います。 それだけでも危害を加えられる危険度が下がるかと。
やり取りの無い一方的な情報の中にばかりいると、周りへの
気配りの心が育たない虞がありますね。 気付いた人達が、
先ず自分の子にもっと目をかけ声をかけることから始めて、
段々と周りの子にも…と行動してくれたら少しずつでも、
世の中が変わるのではと祈るような思いでおります。
ヤヤもすると両親とも接する時間も少なく、スキ
ンシップどころか満足に会話をしないままに成長
してしまった若年層が多いのではないでしょうか。
ゲームなどのジコチュウの世界に閉じこもってし
まい、外を歩く時にはイヤホーンをして外界との
接触を断っています。これでは人との会話とか、
付き合いなどが出来るわけもなく、感情のコント
ロールも他人への配慮なども求めることは至難の
業です。
いい大人も「?」が付くことも多いのが現実ですね。
鶏と卵、どちらが先か今やもう分かりませんが、コンビニの
名の通り、家族がいなくても一人で暮らしていけるような
サービスが提供されるようになって、ますます「個」の世界が
広がっているように感じます。 このパソコンも片棒を担いで
いる部分がありますね(^^;
殻の外に居ると思える人は「□卒(そっ)啄の機」を逃さず、適期に
つついて外に出る助けをしてやる義務があるのではないでしょうか。
目下私のお気に入りの連続テレビ小説「ちりとてちん」のちょっと
後ろ向き主人公の周りには、胸を打つ言葉でつついてくれる人達が
家族以外にも大勢いてくれて、テレビの前の私も毎朝励まされております^^
大家族で育った私には懐かしくて仕方ないのですが、こういう関係が
うっとおしくてたまらないといいそうな世代の人も、羨ましいと
言い始めているのが聞こえて来て、嬉しくなります。
ているように感じます。役者さんの力量によると
ころも大きいとは思いますが。
ナンと言っても テーマ曲が私メは好きです!
「ちりとてちん」は約2ヶ月もの長〜い枕が終わって、
遂に噺家修行が始まりましたね。 草若師匠がしゃんと
してしまって、ちょっと物足りない私です^^;
テーマ曲も背景も曜日によって微妙にアレンジが変わっていて
それをみつけるのも楽しいです。 月曜日はピンクの頁?が
ワンカット多いのですよね♪ 細部の意匠も凝っていて、
折り紙の蝉(ヒグラシ)が五つ集まって花のようになっている紋が好きです。
八重桜が五つの紋を見るとおめでたい日の桜湯が飲みたくなります^^
昨晩は久し振りに中断していたレポを仕上げてブログにアップ
したら、ふわ〜っと力尽きてしまい、お返事もせずに大変失礼
致しました。
妻役を誠意を込めてされていたももりさんのお姿は、
きっとお子様方にも嬉しいものだったと思いますし、
ご子息の釣りキチさんのご様子を垣間見せて戴けば、
親子関係の睦まじさは羨ましい程です!
上手いこと言えませんが、どんな形であっても、そこに心が
あれば伝わるのかなと… ただ、自分で振り返ってみると、
やはりあの時口に出してその心を伝えて欲しかったという
思いはあります。 娘にはそういう思いをさせないように気を
つけたいです。 まぁ、そんな寂しい思いも人には必要な栄養に
なることだってありますよねっ(*^^*) フフ
認識していましたが、残念な現状なんでしょうか><
隣の子供が我が家のお花を抜こうとした時に、
目の前にいた親が叱らなかったので
私が叱りました。
その時、お隣さんはお母さんが私に謝りました。
自分の子供を叱らず、誤りもさせず
何だか違うな〜と思って尋ねましたの。
そうしたら、
「共働きで子供に寂しい思いをさせているので
叱れない。負い目がある」と言われました。
お隣の奥さんは、学校の先生なんですよ。
複雑な心境でした><
この記事のような現象が全国的なものか、この保育園特有の
ものかは、私には良く分かりませんが、家の中のことや学校の
ことを、こと細かに一生懸命話してくる子が増えたなとは
感じています。 落ち着いて話を聞いてくれる人が身近に
少ないのかもしれません。 昔ならお爺ちゃんお婆ちゃんが
そういう役目を担ってくれたのでしょうけれど、今は同居して
いても、お若く元気で自分の趣味や活動に一生懸命なので、
お忙しいのかもしれませんね。
大きな声で言えませんが、学校の先生のお子さんが寂しい
思いをされているケースは確かに多いと思います。
私は学校の先生ではありませんが、
「私より団のみんなの方が大事なんでしょ…」
と言われてしまったことがあり、気をつけていたつもりだった
のに、かなりショックでした…( ̄口 ̄;)!
ただ、それで子供に遠慮して叱れないというのは違うと…
子供って叱って欲しくて悪さすることありますよね。
怒られてでも自分の方を見て欲しいという気持、分かって
あげられたらと思います。
ご近所のウルサ方、雷爺さん、小言婆さん、復活しましょう!
叱った後に、今度は子供の話を聞いてやれれば更に素敵ですよね〜