9月30日は何だか寂しい。本当に夏が終わってしまう悲しさが胸に迫る。
9月が終わることは、一桁の月の終わり。今年もあと三月(みつき)…と、
今年の終わりがひたひたと近づいて来たことも否応無しに教えてくれる。
そしてこんな歌をくちづさむ、感傷に浸る日…。
「誰もいない海」山口洋子作詞・内藤法美作曲
今はもう秋 誰もいない海
知らん顔して 人がゆき過ぎても
私は忘れない 海に約束したから
つらくても つらくても
死にはしないと
…一旦見栄を張って3番までの歌詞を引用したが、私が歌えるのは1番だけ。
また歌詞の深読みはご無用に。
うみべ来て 波より他に よすがなし
あはれ ことしの なつも いぬめり (山桜)
あ!受験勉強中の皆さん、元歌は千載集・百人一首の↓です。こっちを覚えてね!
契りおきし させもが露を 命にて あはれ今年の 秋もいぬめり
(ちぎりおきし させもがつゆを いのちにて あはれことしの あきもいぬめり)
(藤原基俊(ふじわらのもととし・1060〜1142)
= 藤原俊家(ふじわらのとしいえ)の子)
2005年09月30日
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百人一首
Excerpt: それは、この方です。従二位家隆 かぜそよぐならのおがわのゆうぐれはみそぎぞなつのしるしなりける
Weblog: 気ままに百人一首
Tracked: 2005-10-05 13:08
自然って本当に不思議だね。
時間も不思議。
この世は不思議o(⌒▽⌒)o
特に秋の味覚・・・って違う?
「あはれ」は「あぁ〜」みたいな感嘆詞と言うけど、
「天晴れ!」という明るい気持ちもあるのかな?
こういうのは、やゆよんが詳しいから教えてチョ!
言葉も時代につれ意味が変わって面白いね。
さくらん、私がわかるわけないじゃん(わはは)
感嘆の言葉って面白いよね〜
中学の頃詩の授業で啄木だったっけ?
電車の中で故郷の訛りを聞いて望郷の思いが湧くって詩。。。
あの時は沖縄だったから
「じゃあ、沖縄の人なら電車の中で
あが!!
とか??」で皆大笑い。。。
「あが!」は「痛い!」って感じだよ(^^)
面白いよね〜♪(と話題をそらす)
大切にしなきゃね〜。
秋田の人は秋田弁はフランス語に似てるって言うけど、どう?
秋:「コッチャコ、ケ」=こっち来て食え
仏:「ケスク、セ?」 =これ何?
⊃
似てるかなあ・・・
なんていうか。。。音がさ、全然違うというか。。
よく「麻布じゅば〜ん 肌襦袢〜長じゅば〜ん」
はフランス語っぽいって聞くけど(?)
よくわかんないよ(爆笑)
親戚が秋田の人間で、本格的な秋田弁で話しかけてきます。
月に1回は電話でお喋りするのですけれど、
何いってるのかちんぷんかんぷんのことも多いですよ。
とにかくマシンガントークで、早い早い。
仕方ないので適当に「はい」「はい」と返事してしまうこともあるのですけれど、
そういう時はあとで不安になります。(苦笑)
いやぁ〜 フランスの方々のお美しい雰囲気とは懸け離れた容貌
(うちの親戚の場合は、ですが)のせいもあるのか、
声質のせいなのか、
フランス語とは相当、離れている様に思ってしまう私ですけれど、
秋田県人であってもきっと、色々なお人がいらっしゃるのでしょうから、
フランス語に似た発声、イントネーションで語られるお方もいらっしゃる
かもしれない。
秋田弁もフランス語もペラペラのお方の意見も聞いてみたいですね。
そういえば妹がフランス語を習っているのですが
さっき質問してみたら、
「あぁそうだね。似てる!」という答えが返って来ました。
口まねしてくれたのですが、確かに似てますね。
もごもご喋るところ、口を大きく開けない発声、
低いところから高い方に向かうイントネーション
(そうでない文章も多いのでしょうが)が
共通しているのですね^^。
襦袢って何だか色っぽいよね…関係ないけど(笑)
そういえば、「あはれ」から遠く離れたね〜(爆笑!)
フランス語vs秋田弁の検証ありがとうございました。
確かにぼんやり聞いていると、似ている様に感じる
こともありますよね〜そうそう、鼻濁音とかも。
秋田市出身の人は、
「在(田舎という意味らしい)のもんのしゃべるんはわがらね」
なんて言いますし、色々なんでしょうね^^;
やっぱり似てるのかな?
って、私秋田弁をあんまり知らないんだよね。
勿論フランス語も(わはは)
モレシャンさんの喋る日本語と、秋田市民市場で
聞いた秋田弁を頭の中で比較してみてるかも〜(笑)