2005年10月03日

長月の朔の秋星

 今日は長月(旧暦九月)の(一日、新月)。
秋の夜長の始まる月。朔は満月○の逆さ●の意味。
月明かりの無い夜は本当に暗いが、星を見るにはいい晩だ。

 秋の夜空ただ一つの一等星、フォーマルハウトが見えるだろうか?
(みなみのうお座の口元に光る星。アラビア語で魚の口の意)
秋は夜空もなんとは無しに寂しげだ。この星も近くに明るい星が無く
ポツンと一人ぼっちで瞬いているので、「南の一つ星」と呼ぶ地方もあるそうだ。
またの名を「秋星」とも。秋の訪れを夜空に知らせる星だ。

 そして夜空高く疾駆するは、天馬ペガスス座。
(星座名ではペガスではなくペガスと言う)
胴体部分の大きな四角形が目印で、秋の四辺形と呼ばれる。
和名は枡形(ますがた)星
天高く馬肥ゆる秋。元気になった馬は夜空にも駆け上る勢いの様だ。

posted by 山桜 at 18:26| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 祖先からの伝え | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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