程の山海の恵みが溢れていると謳われている「蜜筑の里」です。
去年の大洗に続き、今年は暫し水木の浜でお正月を過ごしました。
水木浜の夕暮れ〜朝焼け〜日の出〜朝 の風景をお届けします。
去年のお正月に書きました大洗磯前(いそさき)に渡られた二柱の神、
大物主命(大國主命)と少彦名命は、その後にここ水木の浜にも、
アワビに乗ってお渡りになられたと伝えられています。
この二神は、国造りを終えられた後「常世の國」へ渡られたとも伝え
られており、常世國=常陸國では?との説もあります。
そのご由緒に基づく、東西金砂(さご)神社から水木の浜への神輿の
磯出の神事(72年毎)については、昨年の記事をご参照下さい。
「東西金砂神社・磯出大祭」
http://yamasakuran.seesaa.net/article/24205624.html
また中国の始皇帝が命じて探させたという東海の不老不死の妙薬
「石決明」とは、ここ水木でとれたアワビを干したもののことであると、
常陸國風土記の「石決明(あわび)」の記載から類推されています。
【海浜・自然観察の最新記事】
眼福というか
素敵な日の出を
拝ませていただきました
常陸風土記も魅惑たっぷりのようですね
こちらは播磨風土記で手一杯ですが(笑)
グラデーションがとてもきれいでした。
久しぶりに風土記や神話を紐解こうかと言う気持ちになりました。
常陸の国へはまだ一度も出向いたことがありません。惹かれるものを感じましたよ。
風土記は子供の頃に読んだだけでしたが、最近めきめきと
また自分の中で目覚めてきて面白いです。 記紀と風土記を
読み比べるて妄想を膨らませるのは至福のひと時♪
私も播磨風土記は幽黙さんのご案内に委ねて楽しませて
戴きま〜す。 何か繋がりが出てくると又俄然面白くなって
きますね!
3枚目の写真は2枚目の海上の雲の部分をズームで撮った
ものですが、何かの隊列に見えませんか?
「おおっ、何かが海を渡り行く〜!」
なんて思ってシャッターを切りました。
素朴に感じたままの空想をすると古人の心に近づけるように
思います。
大徳川展にもお宝を多数出品していましたが、水戸の徳川博物館
などもお奨めです。 偕楽園の梅の頃などにいかがでしょうか?
穏やかな、暖かそうな、綺麗な海岸ですねー。
羨ましい!!北の海はこの時期近づきたくないです。
室町ぐらいまでが守備範囲です。が、この正月には天神信仰や天満宮の由来を紐解いてみました。
写真もお上手ですね!!
本年も宜しくご交誼の程お願い致します。<(_ _)>
天気がよければ、大阪湾、明石海峡大橋が見えるのだとか・・・
でも、天気がよすぎて霞んでしまっていました。
私も海が見たいです!
なによりで〜すo(⌒▽⌒)ノ♪
きれいな朝焼けだね☆本当に美しい景色で
これからの一年が目に映るようだよ☆
これからもしばらくは新年行事で忙しいだろうけれど
楽しく過ごしてちょ♪
あわびは妙薬なのね〜☆食べたことないや〜☆
疲れがすべて吸い取られていく
様な感じが致します。素晴しい。
(「初日の出 筑波嶺登頂」)
水木は、蜜筑と書くのですね
興味深いです
筑波連山に、足尾山というのがありますが、古くは葦穂山といったそうです
万葉集にもその姿の美しさが詠まれています
天神堂、良いお品を拝見させて戴きありがとうございました。
まだまだご由緒のある宝物を沢山お持ちなのでしょうね〜
これからも楽しみにしております。
今年は本当に穏やかな海で、波紋も優しく緩やかでした。
このように穏やかな良い年になりますようにと願うばかりです。
本来はキリッと冷える筈の冬の海が暖かくて霞がでましたか。
もうじき新ドラマ「鹿男あおによし」が始まりますね。
なんだか今年は「奈良の年」になりそうな〜♪
出かけてばかりで家でゆっくりする時間が少なかったけれど、
海に向って色々な表情を見ながら佇む時間は最高だったよ〜
やゆよんは魚介類が苦手だったかな? それとも山葵が
ダメなんだっけ? アワビやトコブシは子供の頃は、そんなに
ご馳走とも思わず、結構よく食べてたんだよ〜 それで今も
丈夫というか頑丈?なのかもしれないね(苦笑)
やはり医薬の神様が渡ってこられた浜には癒しの力がある
のかもしれませんね〜 近くの泉が森にこんこんと湧く霊水も
この海に注いでいますから、かの石決明が育つのかもしれません。
日記の方のお返事も嬉しく拝読いたしました。
お許しが得られれば、こちらに転記させて戴き合わせて
記録として残しておきたいのですが、いかがでしょうか?
万葉仮名は音だけでなく漢字の意味も込めて用いられて
いるので、古人の意を汲んで解き明かす楽しみがありますね^^
今年もよろしくお願い致します。
美しい朝焼けですねー。すがすがしい気分になりました。
こちらは雪で初日の出どころではありませんでしたので、
改めて初日の出を楽しませていただきました。
今年もよろしくお願いいたします。
またまた恐縮です、有難うございます
貴重な情報を合わせて残しておきたくこちらに転載させて
戴きました。 侘助さん快諾をありがとうございました^^)
* * *
山桜さん
日立、水木の浜・・
72年に一度の大祭・・
常陸國の常世信仰や古来からの日本人にとっての歌」の持つ重要な
意味については個人的にとても興味を持っています
古事記にこういう酒盛りの歌があります
「この御酒は わが御酒ならず 酒(くし)の長(かみ) 常世にいます 石(いわ)立す 少名御神の 神寿き狂ほし・・・
豊寿き 寿きもとほし 献(まつ)り来し 御酒(みき)ぞ 乾(あ)さずをせ ささ」
(この酒はわたくしのお酒ではございません お神酒の長官 常世の国においでになる 岩になって立っていらっしゃるスクナヒコナ様が 祝って祝って祝い狂わせ 祝って祝って祝い廻って 献上して来たお酒なのですよ 盃をかわかさずに召しあがれ)
※『日本文徳天皇実録』(871年)によると御祭神大国主大神は、神代の昔常世之国(常陸国)の少名彦命と共に国づくりに励まれたと伝えられている。(常陸国出雲大社由緒より)
大洗の常世の國の神スクナヒコナの伝承や鹿島の弥勒踊り、常陸の海岸にある横穴墓や古墳群・・
古事記の酒盛りの歌は、常世の神を迎える人々が歌い酒盛りをしたものではないかと思います(大洗磯前に散在する磯石は訪れる神々を思わせます)
また、万葉集の歌と筑波山の「かがひ」(歌垣・・歌の掛け合いや酒や食事を共にし男女が出会った)、そしてそれに強い関心を抱いた都びとの歌・・
ヤマトタケルが古事記で筑波のことを尋ねたことがきっかけで、連歌が生まれ、連歌を詠む事を筑波の道とも言った・・
海に山に、日の立つ國常陸國の常世信仰と「歌」とのつながりは決して無関係ではないと感じます
そしてそれが日本の文化に与えた影響も少なくないでしょう
本居宣長『排蘆(あしわけ)小船』に、
「歌の本体、政治をたすくるためにもあらず、身をおさむるためにもあらず、ただ心に思ふことをいふより外なし」
とありますが、思いあふれ詠む歌こそは、鬼神もそれに感動するのだと・・
学問や理屈が到底達し得ないことを「歌」は為しえるのだと、そう感じます
断片的ながら、私自身これから考えていこうとしているテーマでもありましたので、長々となってしまいました
そういえば、常陸出身者は酒豪が多い気が・・^^
どうぞよいお年でありますように・・
今日は初釜で美味しいお食事とお酒を戴いてほんわか
幸せ気分で帰宅致しました。 あ〜いいお正月です♪
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。 <( _ _ )>
すみません、初釜帰りでほんのりホロ酔いで書いております♪
日本海の夕日も素晴らしいですね! 今日は皆さんのお顔が
ほんのり紅色に染まっていましたよ〜
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。 <( _ _ )>
以外にも南の方が雪だったのですね〜やはり日本海側に
近いからでしょうね。 こちらはここ数年、殆ど雪らしい
雪が降らず、楽ではありますが寂しい冬が続いています。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。 <( _ _ )>
お許し戴きありがとうございました。 貴重なコメント
上記に転載させて戴きました。 和歌にこめた古人の思いを
受け止められるようになりたいと思っています。
これからも折に触れ、どうかいろいろ教えて下さいませ。
神話の世界って読みにくい名前や地名や古語が並んでいて、
一見こむずかしそうに見えますが、中身は実に生き生きとした
面白いお話がいっぱいで、知れば知る程はまってしまいます♪
この海の下には釣りキチさんにも釣れない?鮟鱇さんが
棲息しています。 「口福鮟鱇」鍋も美味しいですよ〜
古くからの言い伝えも、森羅万象の美しい営みに育まれ残ってゆくものでしょうか。
心が洗われる様な風景を有難うございます。
それにしても、侘助様のコメント、興味深く拝読させて頂きました。連歌を詠めたらどんなに楽しいでしょう?と思いながら、奥深い知識と知恵がなけれ高根の花ですけれど・・^^;ゞいつか挑戦できるようになりたいものです。
良かった〜お元気そうで嬉しいです^^
穏やかに寄せては返す波を見ていると、様々な思いが心の中に
浮かんできます。 天地の鼓動と同期するのかしら…
やはり海はいいですね。 本当は山でのご来光にも憧れる
のですけれど、冬山は今の私にはとても無理だわ〜(><)
せめて夏山に登れるように鍛えなおさなくてはっ!
お蔭様でまたお一方、侘助様という素晴らしいネット師匠を
得ることができました。 詠むどころか読み解くことさえ難しい
私ですが、分らない事が山程あってそれを少しでも知るチャンスが
開けているって素晴らしいことですよね! コツコツ頑張りま〜す♪
常陸の海で獲れる鮟鱇をいつからか不明なのですが、
「口福鮟鱇」と呼んで珍重しているようです。
鮟鱇は自分が釣竿を持っていますけれど(笑)自分は釣られる
のでしょうか? 鮟鱇釣りって聞いたことがなくてちょっと私には
分らないので「釣れない?」と書いてしまったのですが、
釣りキチさんなら釣れるかも!? なんて火に油を注いでは
いけませんね〜(^^;