2008年01月10日
七福神@恵比寿
限定醸造「琥珀ヱビス」(サッポロビール)より
(瓶のヱビスビールの中には数百本に一本、ラベルの恵比寿様の後の魚籠にも鯛が入っているラッキーヱビスがあるそうです!)
恵比寿(えびす)
別の表記: 恵比須、蛭子、戎、夷、胡 など
同一神ともされる神: 事代主神(大国主命)、毘沙門天
特徴: 鯛・釣竿・福耳・風折烏帽子・狩衣指貫 など
記紀では、イザナミ・イザナギの夫婦神の御子であったが、天御柱を回る国生みの儀式の際、誤って女神の方から先に声をかけた為に、健常にお育ちにならず、葦の舟で海に流されたとされる。 (この辺り男尊女卑・障害者蔑視などと一部に不評とか…視野が狭いと折角の神話も無視され、本意が伝わらない所か子に伝えられる機会も減り残念)
しかし、流れ着いた地で「夷(えびす)三郎」として大切に育てられたともされ、今もご祭神とする「西宮神社」などがある。
また「蛭子(ヒルコ)」は手足のない蛭のような子(3年経っても手足が立たなかった)とされることが多いが、太陽女神(ヒルメ)に対する太陽男神(ヒルコ)のではないかとの説もある。
海からの漂着者(物)が思わぬ福をもたらすことがあったことから福の神の性質を帯びていったのかもしれない。 不幸と思われる生い立ちから、海洋守護・商業・農業の神などとしての返り咲き、鯛を抱え庶民に愛される七福神となっていった経緯など、なかなか謎多き魅力溢れる不思議な神様である。
「えびす」には「えみし」と同じように東方や海から渡って来た「まつろわぬ民」「異邦人」「蛮族」などの意味もある。
またイルカ・鯨などの海洋哺乳類海、漂着する水死体等をも指し、それを網にかければ大漁になるともいう伝えもある。
特に関西では「えべっさん」と親しまれ「恵比寿講」の人気が高い。 毎年の1月10日前後には「十日えびす」と呼ばれる祭があり、「商売繁盛で笹持ってこい」という関東では耳慣れない掛け声や、笹飾りなどのことを去年?関西のブログ友の何方かに教わりました。 すみません、教えて下さったのはどなたでしたでしょうか〜!? いつぞやは大変ありがとうございました。 <( _ _ )>
新しい情報を得ましたら、随時追記いたします。
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何かがあってこういう形になるんだろうね〜
えびすもさ、ビールさんでは「ヱ」でYEBISUだもんね。
個人的にはこの「Y」がとっても気に入ってるんだ。
発音も「え」じゃなくって「ヱ」なのかしらん。
って、言えないけど(笑)
鯛がもう一匹なのは俳優の松方さんが
釣りをする際にお守りにされた時のラベルを
みたよんo(⌒▽⌒)o
最近テレビっ子なんだ♪♪
大阪の今宮戎がテレビで
福娘コンテストなどもやって有名ですが
西宮神社を中心にして
柳原恵比寿などものすごく賑やかですね
宵戎・本戎・残り福と三日間は
ほぼ徹夜状態で縁日も出てますし
福笹を授与いただいて(無料)
福娘に縁起物をぶら下げてもらって(有料)
ずっと
「商売繁盛で笹持って来い」
がスピーカーで流れています
「しょーばいはんじょでささもってこ」
としか聞こえませんが…
http://syutozennin.blog.ocn.ne.jp/e411y/2007/02/post_24e2.html#comments
先日は伊賀上野の茅町で、恵美須神社の初えびすを見かけました。
鎌倉とんぼさまのお書きになった説は初めて知りました。
勉強になりますo(⌒▽⌒)o
鎌倉とんぼさんのお説は海人族の方のですね♪
そちらも好きなお話です〜。
近所の天神社にはえびす講があり、これが北摂第一のえべっさんなので、毎年かなりの繁盛をみせています。
ガンバ大阪の選手や宝塚歌劇の方々も花を添えてくれます。
わたしの毎年の楽しみですよ〜
♪商売繁盛で笹持って来い
・・・わたしかな・・・
英語の綴りで最初が「E」だと「え」ではなくて「い」に近い
発音になってしまうので、「YE」を使っているのだと私は思って
いたんだけど、後で正しいかどうか確認しておくね。
「YEN(円)」とか「YEDO(江戸)」とかもそうだよね。
「ヱ」は「ワヰウヱヲ」の「ヱ」だから昔の発音は「we」で、
ひらがななら「わゐうゑを」の「ゑ」、元は「恵」の字だね。
私はまだ魚籠にも鯛が入ったラベルにお目にかかったこと
無いのよ〜 家人は専ら缶ビールになってしまったので、
尚更機会が無くて残念!
東京で恵比寿講といえば、日本橋の宝田恵比寿さまの
べったら市ぐらいしか思い浮かばない(のは私だけ?)の
ですが、関西では大いに盛り上がって楽しそうですね〜♪
「しょーばいはんじょでささもってこ」
この掛け声を聞いてみたいです。 福男のレースなどはこちらでも
盛んに報道されるのですが、十日戎の話題は殆ど耳にしたことが
無くて…(私だけ?と常に不安^^;)
東京で恵比寿と聞くと「ビール?」「ラーメン?」「ガーデンプレイス?」
てな具合です。
あ〜っ、善人さんでしたか! ありがとうございます〜 \(^O^)/
スッキリしました〜 笹に下げる小さな飾り物のことを
「吉兆」と呼ぶのでしたね〜 笹はタダでも吉兆は有料で(笑)
父が鯛つり名人なので、恵比寿さんには親しみがこもります♪
蛭子(ひるこ)さまには確かにちょっと哀しいイメージも
ありますが、日本には昔からどこかが不自由な人には常人と
異なる不思議な力が備わっているという考え方があるようです。
今でこそ、本当にそういうことがあると立証されていますが、
昔の人の見極める力ってすごいですよね。
そのお婆さんは「ヤキモチを妬いて」機嫌が悪かった
のでしょうかね〜(^∇^)> (←いや〜お粗末)
安曇氏は、やはりワダツミの海神・海人族で海繋がりの
神様なのですね。 鵜葺草葺不合命と同一神ともされるとか…
う〜ん、えびす様、益々広がりを得て魅力的になって参りました。
いつも貴重なご教示をありがとうございます!
竜宮伝説まで繋がって胸の底から何かわくわくして参りました〜♪♪
ねね、やゆよんと安曇磯良丸はご縁が深そうだよね!?
こうして又リンクの輪が広がっていくのだなぁ…
何かまた謎が解けると面白いよね〜♪
流石は遊行七恵さん、安曇磯良丸もご存知でしたか〜☆
鎌倉とんぼさんと七恵さんだったら、どれだけお話が弾む
ことやら〜脇でず〜っと拝聴してφ(.. )メモメモしたいです^^
あ〜えびす講に行ってみたくて堪らなくなってきました!
東京でもあるのかな〜あっても今年はもう終わっちゃた!?
笹に吉兆ぶら下げて「商売繁盛で笹持って来い!」を
やってみた〜いっっ((((o゜▽゜)o))) ♪
七恵さんの所でもこのお話あったかもしれませんね〜
関西の色々なお方の話を聞きかじり、渾然となって頭の中に
残っていたのかもしれません。 ありがとうございます!
こないだ「えべっさん」だったので、ちょっと由来を調べましたが、さすがに詳しく調べられてますね。勉強になります。
まだ行ったことがないので今年こそは!と思ったら雨で行きませんでした〜×
西宮では「門戸厄神」さんもあるんですよ。そっちは行きました。人多過ぎです。
商売繁盛で笹持って来い
が聞こえてきますよ
ムチャ賑やか(^ ^;
http://vision.chobirich.com/viewvideo.jspx?Movie=48082090/48082090peevee115000.flv
そこまで気が付かなかったよ☆
海人族・・・わくわくしちゃうねo(⌒▽⌒)o
鎌倉とんぼさまのコメントで一気に
気分はもう古代だもん(笑)
「Y」八幡 八は「や」
Yつながりだし、やっぱりYが好き。。。
やまたのおろちだって。。。Yだもの♪
安曇一族の系統。。。o(>▽<)o
いつかたどってみなくちゃ!!
近いと却って足が向わないってことありますよね〜
私も大きな声じゃ言えませんが(こんな所に書いといてね・笑)
明治神宮って多分記憶にある限り参拝したことが無いんです。
人の多い場所が苦手なもので…
祭礼などない普通の時に、ふっと足が向いて参拝できると、
何だか神様に呼ばれたようで嬉しいものです。
そんな時は「お招き戴きありがとうございます」ってご挨拶
します。 呼ばれない神社には何か訳でも?なんてまた妄想…
巨樹めぐりレポなど、ブログ楽しみにしておりますよ〜♪
わぁ〜賑やかなんですね〜〜
「しょーばいはんじょでっささっもってこー!」
聞こえました聞こえましたよ〜♪♪ 賑やかだけれど、
江戸のワイワイさとは異なるおっとりした雰囲気ですね〜
あ〜耳に残るわ〜楽しいなぁ♪ ヘ(^o^ヘ)(ノ^o^)ノ ♪
天も海も「あま」なのですね。 天(海)の神・地の神…
九州の安曇と信州の安曇の関係も気になります。
別の視点ですが、人類の進化説の一つ「アクア説」も
リンクしてきて、脳の中が音を立てて蠢き始めました。
やゆよんは海人族の濃い血が流れているのだものね〜
私の祖先は海から渡って来たにしても南洋経由のような(笑)
Yって原初的な道具の形を思わせるよね。
文明の始まりを表す記号なのかもしれないね〜