一度口から出してしまった言葉は、慌てて四頭立ての馬車で取り返そうと追いかけても追いつくことは出来ない・・・。ブログが書けなくなっていたもう一つの理由は、新聞でこの諺を目にしたことだ。
話し言葉と書き言葉、どちらが正しく自分の意を伝えられるのだろうか? 話す時は相手が目の前に居て、表情や声の調子など言葉を補う情報が多い。
しかし言葉は発した瞬間に消えていき、双方の記憶の中にしか残らない。記憶というものは曖昧で、双方に都合のいい解釈が加わって変化する。同じ場にいて同じ話を聞いた何人かが、全く別の解釈をして他に伝えることさえある。聞いているような顔をして聞いていないことも、良くあることだ。
書き言葉は、書いてから何度も読み返し推敲することも出来、どうやら自分で納得してから発信することが出来る。しかし、いくら絵文字などで補っても正しく感情を伝えるのが難しいこともある。例え真意と異なった解釈をされてもそれを告げて貰えなければ、訂正することも出来ずに残されていく。ブログへのアクセス数が増えても、コメントを戴ける機会は希少なので・・・。
結局、話言葉・書き言葉どちらにしても、誤解の生じないよう十分な配りが必要。そんな風に考えて、暫く書けなくなってしまった。
・・・はい。 スランプ?の言い訳です。
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2005年10月24日
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綺麗な流れるように、的確な言葉で
書かれている山桜さんなのに。。
でも仰っておられることわかります。
ちょっと違うかも知れませんが、いつだったか、
私が人を傷つけない文章に拘ると言ったとき、
それでは結局無言になってしまうと
まりさんが教えてくれたことがありました。
正しく感情を伝えるのは、難しいですけれど
心からの言葉で書けばよいのかも。^^
ブログ楽しみにしています。
私お調子者なので、ウッカリすると言わ(書か)なくて
いいようなことまで言って(書いて)しまって・・・
ブログはこっそりそういう所は後で直せるのですが、
やはりもう一度読んで戴けることは少ないですから、
取り返しがつきませんよね・・・(^^;)
友達にも
「顔に似合わず(ぼんやりして見えるらしい・笑)辛口だよね〜」とか、
「でた、○○の鋭い一言」ってよく言われます・・・orz
でも、そこが持ち味とも言ってくれるので、程ほどに味?は
残しつつ、書きたいこと書いていきますね。
「楽しみにしています」なんて優しいコメント(T-T)
本当に嬉しかったです。ありがとうございました〜!
o(*^▽^*)o