夜桜は間違いなく妖しい。
一目では闇に見ゆる夜の空間から
ふるふると ゆらゆらと 花びらの雲が湧き出でる。
・・・ ふるへゆらゆらとふるへ ・・・

何事もなかったように白々と朝を迎えた姿が
またも 却って艶めかしい。
(写真が大き過ぎ、画面に入りきらなかった右バーの部分が記事下に
追いやられてしまっております。 次の記事が書けた頃、写真を
縮小表示にして、全体を元に戻します。)


ラベル:桜
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能『桜川』は、桜に深く関わるものぐるい能。
しかしものぐるいは、ほんとうに狂っているわけではなく、
子(桜児)を探す母の人間だからこその、そして桜故のものぐるいかと、、
桜の秘密は、いよいよ妖しく・・^^
凄い桜の魅力ですよね。
一度 こんな花見の感動を味わいたいものです(笑)
母が狂おしい程に捜し求めていたのは桜子だったはずが
次第に桜そのものにも…桜の魔力でしょうか、あまり長く
桜の下にいると、異界へ連れて行かれるような…
「桜川」といえば、去年ブログ友の丹人さんを通じて桜川の山桜の
復元と保護につとめていらっしゃる、
「桜川サクラサク里プロジェクト」http://ameblo.jp/shokokai-sakuragawa/
代表のUGさんが拙ブログにもご訪問下さいました。
関連過去ログ「桜川縷々」http://yamasakuran.seesaa.net/article/38887656.html
桜川の山桜を見に行きたいです♪
私は桜の名所に生まれ、今も別の名所に住んでいるので、
見たいと思えば直ぐに見に行け、思えば贅沢なのですね…
それでも我儘なので、人の居ない時にばかり桜の下を
彷徨っています(^^;
去年は久々に賑やかなお花見をしましたが、あれもまた
楽しく嬉しく、いいものですね♪
イジキタナぁ、、、。
あぁ「夜の梅」! 美味しい羊羹とお茶が欲しくなりました〜
そうそう「あさ開」という岩手の銘酒があります♪
桜を愛でながら、朝から一杯…なんて 甘党なのか辛党なのか??
桜は全部好きですが、染井吉野は美しすぎるというふうにも思っています、勝手なことを申しますと澄み切った湖には魚は住まないように、そういう美しさです。
山桜の繊細な美しさには心から惹かれます。言葉では言い表せません。
ご存知かも知れませんが、白洲正子の『行雲抄』に「桜川匂ひ」があります。
《桜川の花と、男女川に出会えたことは、私にとって無上の喜びであった。・・》
一枚目のお写真、物凄い としか言いようのない桜ですね。
心がざわめきました。
空のはずが深淵に見えました。
最初、topのくら〜い写真が画面に見えて
「どうしちゃったの(@@)??」と
思ってしまった自分に笑っちゃいました。
だって普段こういう怪しげな世界って遠ざかってるんだもん。
さくらってその世界をつないでるよね。
不思議な世界へといざなわれたよ♪
染井吉野は、人気となりあまりに植えられすぎて、ちょっと
気の毒ですね。 これが珍しい一本桜だったとしたら、
どれだけ褒め称えられることか…銘品種には間違いないと
思います。 けれど仰るとおり、不純物のない純水のような
美しさかもしれませんね。
私がどれだけ山桜が好きか、それは…(笑)
こちら福島県にある有名な三春の「滝桜」は現在数年前から夜のライトアップを廃止しました
それは1000年とも言われる老木をライトで痛めないためだそうです
あちこちの桜を見るたびにライトアップされ夜昼なく明るくされて果たして桜が喜んでいるんでしょうか・・・
賛否があり、好き好きですがね
予は
朝も昼も夜も狂ひたる・・・
いとをかし^^
頓首
怖い(笑)
同じ花でも日本人は
なぜに桜に
狂うのか
ただその散り際の美しさだけでなく
考えてみたいところではありますね
夜桜 灯りなくとも ほむら立ち
桜の木の下には・・・^^
上の夜桜の写真は我が家の特派員(娘)撮影なのです。
「すっごく綺麗だったよ〜」と帰宅するなり写真を見せて
くれましたが、最初は真っ暗に見えた画面から桜雲が浮かび
あがって広がった時には、私も同じく心がざわめきました!
揺れる提灯の灯りがまたなんとも・・・
ここら辺は遠出をしなくても、桜がいっぱいなのが嬉しいの♪
私も密かに「私の桜」と思っている木があるんだけど、
この間同じ町内の友人と話していたら、やっぱり心の中で
そう思っている桜の木があるんだって^^
愛されているからこそ、一層綺麗に咲いてくれるのかもね〜
特に染井吉野は道沿いに植えられていることが多いので、
花時だけでなく、常時街灯と排気ガスにさらされていて
気の毒ですね。
(この場所は普段は明かりは無くて、桜祭の頃だけの提灯)
闇に目が慣れれば、ライトアップなどなくても月明かりで
充分夜桜は見えるのですが、煌々とした明るさに慣れた
現代人の目では、見づらいのでしょうか。
私もクリスマスのイルミネーションも寺社のライトアップも
見れば綺麗だなとは思いますが、諸手を挙げて賛成は出来ません。
昨日はもう目の前が白く霞むような桜吹雪でした。
降り積もった花びらで、この道も薄紅色に染まっています。
今年も春の魂萌えの時を終え、はらはらと彼岸へ帰って
いったようです。
ひと時に 吹きだす如く もえつきて 川下りゆく 花筏哉 山桜
やはり咲き出す時候の持つ、春の湧き出す力が人も同じく
妖しい気持にさせるのでしょうか…
この時期、人も何となく精神的に不安定になりがちですよね〜
嬉しくで落ち着かない気持が、桜が散ることでほっと納まる
ような気もしますし、また、寂しくてより不安になるひとも…?
橋の袂の柳の下にはもれなく埋まっているのだそうですが、
(どこにも属さない旅人を境界線に葬る風習があった為)
桜の風情にも魂の蘇りを感じますね。
ひらはらと 彼岸の便り 桜蝶 山桜