両の手に桃と桜や草の餅 芭蕉
東京生れの東京育ちですので、私にとっての「桜餅」と云えば、
漉し餡を小麦粉と餅粉と砂糖などをまぜて焼いた、桜の花びら色の薄
皮でくるりと巻き、桜の葉の塩漬けでまた包んだこのお菓子のことです。
「桜餅」が店頭に並ぶのは、春先から桜の頃までのほんのいっとき
だけですので、このむっちりもちっとした薄皮の食感と大島桜の塩漬
の香りに恋焦がれています。
後に東京でも関西風の「道明寺」と呼ばれる、椿餅の桜葉版のような
お菓子が売られるようになりましたが、私には桜葉と道明寺の馴染みが
今一つしっくりと来ず、柔らかいだけの食感も「残念な感じ」なのです。
ああ、それなのに、最近は東京でも「道明寺」しか置いていないお店
が増えています。 薄皮は焼くのが手間でしょうし、乾きやすいので
品質の保持も大変なのでしょうか?
「桜餅」の元祖「長命寺の桜餅」のように、数枚の葉ですっかり
包んでしまえば良いのでしょうが、高価になりますものね…。
ということで、今年もこれが最後の「桜餅」になりそうです。
この日は旧暦の「桃の節供・雛祭」、庭の桃も満開でした。
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ラベル:和菓子
もともと、和菓子をあまり食べないから
桜餅っていわれると、ボンヤリとしていて
恥ずかしいけれど、スーパーに並んでいる
数個入りのものなのよね^^;
実際、今まで食べたことも10回には満たないはず。。。
お写真の桜餅って3種類の皮?
おいしそうo(⌒▽⌒)o♪♪わ〜い♪♪
まったく逆で
桜餅といえば道明寺で
長明寺を見ると
なぜ?
と思ってしまう派なのです(^ ^;
っと
いずれにしても
今年はまだ桜餅を食べていないぞ…(- -;
あ〜、美味しそう♪ 真中が本来の薄紅色の桜餅-☆
上は紅をさしていない純白の桜?さしずめ昨日拝んだ御衣黄に映ります。
先日(二百か日)、お墓の傍にひっそりと咲いていた白椿にも見えます^^;
下は、今が新芽の蓬を織り込んでいるのでしょうか?桜餅三姉妹ですね-☆
先週、何十年振りかで豊後竹田に足を伸ばし、岡城址を訪ねました。
300円の登城手形が要るのには仰天でしたが、山桜とソメイヨシノの共演(饗宴)
素晴らしかったです♪♪ これから季節は、ツツジへと移り変わりますが、
八重桜等は今からが本番! もう暫く、心忙しいことでしょう^▽^ゞ
アッ、そうそう! 私は毎年、大島桜の塩漬けを買い、もち米を炊いて紅をさし、
小豆から煮た餡を包み、塩漬けの葉でくるんで、お茶の稽古の時のお口汚しに。。
でも今年は、何もしませんでした^^;ゞ だからこちらでつい一服・・・
・・・やっぱり、花より団子でした\)^〜^(//
をを!
予も食したくなりぬ
けふは休日なれば
早速
買ひにいかんとこそ・・・
スタスタ・・・
そちらの桜餅はやはり西日本なので道明寺タイプかな?
この時期はスーパーのパックでも桜餅が買えることあるね♪
実は上の写真の桜餅もいわゆる「和菓子」のお店ではなくて
町のお団子やさん(海苔巻・稲荷寿司・おむすび等も売ってる)
で見つけて、
「わ〜珍しい、綺麗〜!」
って衝動買いしちゃったものなのよん^^
そうでしょうね〜幽黙さんはじめ関西のブログ友の皆さんに
大反撃を受けるのでは〜♪と期待しておりました!
(肉じゃがの肉もそちらは牛肉なんですよね…う〜ん)
長命寺タイプの桜餅は優劣がはっきりと出ますから、
是非一度は美味しい逸品にめぐり合って、賛同を得られたら
と願っております^^
ナント、今年は未だですと! そちらの方が信じられな〜い(笑)
私はもう…えっと回数を忘れる位、戴いておりまする(。。;)
「桜餅三姉妹」! そうですよね、ああ、何故そのタイトルに
思い至らなかったのでしょう〜 それ、戴きます!
早速、タイトルを変更しちゃいます。 ありがとうございます♪
今年は桜前線が東京から南下と北上という現象があったと
聞きましたが、九州でも未だ先週染井吉野がみられたのですね〜
八重咲きの花は苦手なものが多いのですが、八重桜は好きです。
乙女心をきゅっとつかまれるふわふわ感がたまりませんね♪
飛翔さんの桜餅、お萩の中表が交替した感じなのですね〜
美味しそう♪ 私はきっと道明寺粉のものよりももち米の
ままの方が好きだと思います^^
今日はお休みなのですね〜美味しい桜餅、召し上がれましたか?
殿は、きっと長命寺派ですよね…信じておりまする〜
桜もち 道明るくて 長命に 山桜
うふふ。
わたし、18になるまでチョコレートもアンコも殆ど食べれなかったのです。
でも柏餅と桜餅(むろん道明寺)だけは別でした。
江戸文化好きな友人姉妹を引率して、隅田川を延々と北上した、ある桜の頃・・・長命寺の桜餅を運よく買えて、川を見ながら食した三人組。
・・・塩辛〜〜、と泣いてしまいました。
ちょっとショックでしたよ。
そしてそのまま都鳥でおなじみの言問団子のお店へ行ったのでした。
あの道明寺のお米の感じがおいしいんです♪
あと面白いのがおにくのはなしです。
ぶたまんはにくまんではないのです。
関西人にとって肉=牛なので、肉まんですと牛が入らないとおかしいわけです。
だから肉じゃがは牛さんとおじゃがのコラボなのでした♪
文化の違いって本当に興味深いです。
また色々おしえてください。
長命寺の桜餅、もしかして、あの大きな葉っぱ3枚ごと
一緒に召し上がりましたか!? あちらのお店の葉っぱは
包み込めるように大き目の葉を使用していて少々固いですし、
流石に全部一緒は塩辛すぎます。 葉はのけて、中の桜餅だけ、
又は一枚を残して柔らかい部分だけ戴くのが宜しいかと思います。
(残した葉はそっと持ち帰って刻んでお米と一緒に炊き込むと、
ほんのり香る桜ご飯の出来上がりです^^v)
普通にくるりと一枚の葉だけで包んであるタイプは、
小さめの柔らかい葉なので私は一緒に戴きます。
道明寺タイプも美味しいと思います。 ただあの粒々しっとり
の見た目が「ミゾレ」のようで、もっと早春の雪解けの頃の
雰囲気がしてしまって…ですから椿餅ならバッチリなんです。
長命寺タイプ(長命寺の桜餅は白いですけど)のあの桜色の
薄皮が「桜の花びら」や佐保姫の衣を思わせて、私には
春〜♪気分の幸せを運んでくれるお菓子なのですよ〜(*´∀`)
道明寺タイプより期間限定販売なのも恋焦がれ感倍増なのです。
子供の頃に刷り込まれた味覚ですから、どこまでいっても平行線で、
そこが又お互いに違っていてこそ面白い〜♪の境地ですね。
そうそう「ぶたまん」って初めて聞いた時、関西の人って
そんな所までふざけて受けようとして可笑しく表現するのね〜
と思ってしまいました(スミマセン)
うちは父方の祖母が牛は臭いと言って好まなかったので、
すき焼きも豚肉でした。 たまに秋葉原の母方の祖母の所へ
行った時、万世で牛肉を食べるのが楽しみでしたっけ…
最近はご当地クイズが流行ですが、自分の生活圏外のことって、
全然知らないことが沢山あって驚かされます。
こちらこそ、関西圏のこと等、いろいろ教えて下さいね〜!
関西のぼた餅風桜餅、道明寺もおいしいですが、あれは言われるように椿餅からの使いまわしでしょう。
桜餅と道明寺と、名称は、はっきり使い分けして欲しいものです。
「桜餅」は江戸は向島(長命寺門前)の山本新六さんが「元祖」なのですね。
教えて下さりありがとうございました。 これからはちょっと
胸を張ってお江戸の形が元祖って言えます^^
江戸では道明寺粉が手に入りづらい為、代用であの生地を
焼いたという説もどこかで読んだ気がすますし、関西の菓子舗では
また別の言い分もあるかもしれませんが… 椿餅は平安時代起源らしい
ですけれど、やはり江戸で塩漬桜葉で巻いた所が桜餅の秀逸さですものね!
最近流行の米粉多目モチモチ系桜餅の皮も出てきましたし、
お菓子も世につれ人の好みに合わせて変わっていく部分も
ありますね。 桜餅と道明寺をきちんと分けている菓子舗は
お味のほうも間違いないですね♪