くるくると舞い踊る真央ちゃんポーズで蕾を擡げ、数日後にはもう咲く
のでは〜と思っておりました。

処がそれからが意外に長く、段々心配になって毎日のように
『大丈夫?』と声を掛けていましたら…

19日後の4月9日、やっと可愛い釣鐘型の花を咲かせてくれました!
ひょろひょろと頼りなさげな風情ですが、細い葉の先でくるりくるり
と周りに巻き付き、なかなかどうして強かです。 植えっぱなしで
どんどん増えるらしく、若しかして「バイモ」は「倍茂」の意味も
あるのでは…?などと嬉しく想像してしまいます。(とらぬ狸の…)
ご存知の方も多いと思いますが、貝母の名前は球根の形が二枚貝に
似ており、その真中から芽を伸ばすことから付けられたそうです。
花の風情よりも球根の形に目が行くのは、原産地の中国で漢方薬として
の価値が高かったからでしょうか。

一方日本では、咲き始めの姿・色合・網目模様から、まるで虚無僧の
被っている網笠のように見えるので「網笠百合」の別名が付きました。

ちょっと失礼して花の下から覗きこんでみました。 (こういう時
携帯付属のカメラは便利ですね! 但し、不謹慎なことには絶対に
使ってはいけませんよ〜^^;) あ、花弁をかじったのは誰?

日に透けて花びらに浮かぶ網目模様は内側の方がはっきり見えます。
薄黄色の花弁・紫色の網目・黄色の蕊・真中の黄緑の色合いが絶妙です。
本当は花粉を媒介してくれる大切な虫のお客様だけにお見せする為の
隠された「美」の世界。 気付かずにいる美しさはこの世にどれだけ
あることか…。
(今朝、写真をロードして一旦「非公開」で保存したつもりが、うっかり
「公開」になっていたようで、早速コメントを下さった方々に、不完全な
ものをお見せしてしまい失礼致しました。 <( _ _ )> )


素晴らしいです♪♪♪
ムスカリはちゃんとでてくれるので嬉しいですよね。
今度は増えすぎて困るよ〜〜という言葉が気になります。(笑)
楚々とした美しさ 憧れです。
こうして中から覗き込むと、本当に百合のようでかなりの美人さんですね♪
今度見かけたら覗き込んでみます〜。
こんなに綺麗な縄目なんですね^^
下を向いて恥ずかしげな姿・・・
私と同じです(ガハハ^^)
我が家の貝母はあまり増えません><
土が悪いのでしょうか?
いいですよね。恥ずかしげな姿も又いいです(笑)
花姉さまは、気恥しくてこそばゆいのだけれど、貝母の開花は確かに、
送って頂いた私の方が早かったので、そういう事に・・^^ 随分前に実家から貰った
球根は、年々弱ってきて、茎も短く、その一本にやっと一つ花が咲く位でしたので、
どんなに嬉しかったことでしょう♪ 本当に感謝しています。
それにしても、下から見上げた花のお姿、まるで海の底を泳いでいたクリオネが、
地上の春に誘われて、う〜〜んと翅を伸ばして飛翔している様に見えるのは、私だけで
しょうか?。^;ゞ これはこれで、絵心(なんてありませんが)ソソラソラソラ♪です^▽^
おもわず見入ってしまいました。
いえいえそんな…小さな小さなミクロの植物圏ですが、
住人は結構多種多様です。 同じものばかり植えない、
多種多様な植物のできるだけ自然に近い共存、大雑把に
こんなテーマで庭仕事をやっております(^^;
パソコンみたいな(あっちが後ですね^^)変な名前ですよね〜
でもこの変な名前と可愛い花のギャップが印象的で、子供の
頃から気になる花でした。 色は違いますが黒百合と近い
仲間(フィラチラリア)なので、良く似ていますね。
母は「増えて困っている」近所の方からごっそり分けて
貰ったと沢山の花を自慢してました^^ どれだけ増えるのか
今から楽しみです。 増えても貰い手いっぱいですよね。
こんなに可愛いのですもの〜 生けても本当に素敵です。
掛花入だと、このような下からアングルもこっそり?
覗けますね♪
外から見たら、素朴で可憐な山里の娘さんのようで、
笠を上げてみたら、思わぬ美人さん!の気持でした♪
まるで姉さんかぶりの秋田おばこのようです^^
あら〜そこで(ガハハ^^)を入れちゃうさかもっちゃんさんが
好きで〜す♪
おや、貝母もイマイチですか??
一度通気性の良い山野草向きの土や腐葉土などを混ぜて
やった方がいいかもしれませんね。 多孔質の粒々などが
ミックスされていて園芸店などにありますが、ネットでも
沢山買うと送料無料なんてお店がありますよ。
恥ずかしそうに秘めたものをこっそり透かして見る、
これこそが古今東西の萌えポイントですよね(笑)♪
すみません、アニオタなので○○姉さまはナウシカ好み…
茶花なので翔子さんは貝母、お持ちかも…と迷ったのですが、
喜んでいただけて嬉しいです−☆
クリオネ! …ああっ、確かにいますね〜♪
上のハート型に見える花弁が頭で左右の花弁が天使の羽の部分、
下の花弁が胴体ですね! さすが翔子さん、目の付け所が違います。
♪ランランララランランラン(ナウシカの子供時代の歌で^^)
そう言えば、拙ブログを「クリオネ バッカルコーン」の検索ワードで
訪問して下さる方が、未だにとても多いのです。 クリオネ人気ですね。
背の低い小さな花を下から覗きこむ姿は人様にはとても
見せられません。 自分の庭でなくちゃ、出来ませんね〜(^^;
ご近所の方に見られなかったか、ちょっと心配です。
とはいえ、私も最初に見た時は美しさにハッと息をのみ
夢中でシャッターを押し続けました。 小さな花は風で
揺れやすいので、変な格好で長時間、ホント恥ずかしい(。。;)
でも皆さんにこんなに喜んで戴けて、頑張った甲斐がありました♪♪
作者は丈部真麻呂(はせべのままろ)で
いわゆる防人の詩ですが
万葉集のこの「母とふ花」の「母」を
「貝母」にあてているようですが
どうでしょうね…
先の歌では母という花がないのは
どうしてだろう…と嘆いているわけで…
留守してしまい、お返事遅れてすみませんでした。<( _ _ )>
時時の花は咲けども何すれぞ母とふ花の咲き出来ずけむ
丈部真麻呂(はせべのままろ)
母詠みて 「ママ・ロ」といふも いとおかし 山桜
って丹人(奮太)さん風になってしまいました(^^;
「母とふ花」とは、
「母の問う花」
「母という(名)の花」
「母そのものの花=花のような母の姿」
…一体何を指すのでしょう。
「母という名の花」だとしたら貝母も浮かんでくるかもしれませんが…
また「母の問う花」だとしたら、母は何を問うたのでしょう?
「あの花はもう咲いたかしら?」
「あの花の名は何といったかしら?」
「あの花をとってきてちょうだい」
いろいろ想像の広がる歌ですね^^
(全くの素人なので的外れなことを書いたかも…すみません!)