スペインの葡萄畑を初めて見た時の衝撃は
「ああっ、ピカソ!!」
真っ赤な土の上に踊る真っ黒な葡萄の木のシルエット。
高さこそ概ね揃えて剪定されているが、二つと同じ形はない。
各々の個性が見事に主張され、様々に脈打ちながら生きている。
車窓からの写真では小さくて分かり難いので頭の中に残ったイメージをスケッチ
この太い幹の先から新芽を吹き、蔓を伸ばして 地面を這っていく。 日本のような高い棚にもフランスのような垣根にも巻き付かせない。
乾燥した大地を自らの蔓で覆い尽くし、地中の水分の蒸発を防ぐのだ。
乾燥しているが故に、地上を這った蔓に実らせても腐ることなく収獲できるという。
ブドウ畑で踊る木々を眺めていたら、ピカソの絵が浮かんで来た。どんな画家の心の中にも、決して失われない故郷の風景が生き続けて
いるのだろう。
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ピカソを実感されましたか。
風土って本当に不思議だと思います。
どんなに遠く離れていても、どこかに残っている。
この葡萄がワインになるのでしょうか。
踊る葡萄の木。
そこから造られたワイン。それを飲むスペイン人・・・
うーん、それでスペインの人々は賑やかなのでしょうか。
スペインやジブラルタル海峡を挟んだモロッコには一度行きたいと思いつつ叶っていません。
画家にとって原風景というのは、空気や地面がありがたいと思うように、あたりまえの、それでいてかけがえのない、一筆一筆の何処かににじみ出るようなものに思います。
ピカソは、目と鼻の先のアフリカ、その原住民の仮面や彫刻も見ていましたね。
大航海時代、世界を股にかけたスペインでしたが、当時の息吹に何処かで出会われたでしょうか。。
写真を拝見すると まさに国土は赤というのが よくわかり まるで ワインをこぼしたようですね。 こうした色の違いが フラメンコや闘牛なんど情熱的なスペインを作り出すのかもしれません。
ぶどうの絵は 山桜ピカソ? これからも 写真 絵で 一緒に楽しまさせていただきます。
>乾燥した大地を自らの蔓で覆い尽くし、
>地中の 水分の蒸発を防ぐのだ。
まさに 自然そのままのちからですね。
このブドウは美味しいでしょうね。
何だか そんな気が致します。
スペイン・・いいですね。
行きたくなります。
(まだ行ったことないんです)
・・・スペインワインの原点は
人の手を借りることなく
自らの中に自然と融合する力を
蓄えているのですね。
本当に土が赤いね!!
その土地によって、色に対する感覚が違うなあって
思うことがあるんだけれど、スペイン人をつくる
風土はこんな感じなんだあ!!
o(⌒0⌒)oほ〜←感心中
何もかもがはじめて目にするよ♪♪
山桜さんは絵もお上手で多才ですね^^
ブドウの木が踊り子。スペインという土壌で熟成されたワインだけが踊り子を操る。
スペインワインがフラメンコを生みだしたのですね。
二十数年前に西班牙を訪れたときにみた踊り子の姿を思い出しました。
本当はバスを飛び降りて、踊る葡萄の木の中で一緒に舞踏(オイ)
してみたかった位ワクワクしました。 でも、これって赤い土に
黒い木の形が生えて一層魅力的なんだって、今、気付きました。
地面が黒っぽかったら、気付かなかったかもしれないですよね。
闘牛場の牛にも見えるし、フラメンコダンサーのようにも…
スペイン人には赤い大地が育んだ真っ赤なワインが流れて
いるようですね♪
多分、後で(いつになることやら〜)触れるかと思いますが、
ジブラルタルの向うにほんのり浮かぶアフリカを見ましたよ!
ピカソについては、こちらにもお越し下さる山口ももりさんに
色々教えて戴いたことを参考に、作品群に対面するのを楽しみに
していましたが、その前に風景の中にピカソを(勝手に・笑)
発見できて嬉しかったです。
いやもう、流石はスペイン!という息吹に怒涛のごとく
包まれ圧倒されました。
私は水気質で、放って置くとクールになってしまうらしく、
赤く燃える情熱が必要と言うことで、太陽の国スペイン旅行は
ぴったり♪と思って出かけました。 しかし、まさか大地まで
赤いとは思っておらずビックリ!何よりも印象的でした。
赤いものを身につけているだけで、体が温まるそうですから、
基本の大地が赤く、それを焼いた煉瓦もそれをまぜたセメントも
赤いスペインは、赤色に囲まれて赤いワインを飲みって…
人々が明るく陽気なのも当然かもしれませんね。
実際に見て描いたスケッチではなく拙い絵で恥ずかしいです。
でも、本当にこんな踊りまくりの木々が連なっていたのです。
この時の感動を伝えたくて、つい描いてしましました(^^;
干し葡萄を食べましたが、味が濃くて美味しかったです。
葡萄が地を這って実がなっている様子を見てみたいです!
私の中のイメージでは、爽子さんご夫婦はラテン系ですから
スペインはもうピッタリ!だと思います。 多分街中でも
全く違和感なく、現地語で話しかけられるかもしれません♪
スペインは画一的、没個性、そういうことの対極にある
ような気がします。(たかだが10日足らずの滞在でですが)
多分、ワインもそんなに安定した品質ではないかもしれない
ですが、そこに秘められた力は並々ならぬものがあると思います。
私の住む辺りの関東ローム層も赤土と呼ばれるんだけど
スペインの赤土は、赤っぽいのじゃなくて赤いのよ〜(@@;)
多分、白い絵の具に混ぜたら綺麗なピンク色になると思う位。
鉄分が多いせいかな〜と想像すると、やっぱり血の色と
同じってことだよね。 う〜ん、スペイン人、血が濃くって
貧血の人なんていないんじゃないかな〜(勝手な想像・笑)
>真ったいらな大地と360度広がる空、そして、限りなく変わる雲…
この空の色と雲、ああ、あの画家のあの絵はこの空と雲、
そしてこの光、あのモチーフ! そんな感動の連続でした♪♪
明るく大らかな反面、確かに何か獰猛な感じも受けますね。
山に囲まれた比較的小さな世界にこじんまりと住む日本人とは
違う、360℃開けた土地で四方の敵に気を配り、万一の時には
打ち払うような猛々しさが必要なのかもしれません。
葡萄やオリーブやオレンジには適した土地なので美味しくできる
のでしょうね〜 でも駆け足で周った範囲の印象では、魚も野菜も
やや大味だったような…やはり日本は何でも美味しくて、
「世界一美味しいスペイン料理は日本にある」
なんてことも耳にしましたよ^^
>スケッチは真赤な衣装を纏い腕高らかにフラメンコを
おどる踊り子にみえます。
あっ、茶々77さんもそんな風に見えましたか!?
私もさっき見て、あらら、これってフラメンコダンサー??
って思って驚きました。 描いた時は全然フラメンコのこと
念頭になかったのに、今見れば、本当にそう見えますね(^^;
フラメンコの不思議なリズムが今、頭の中を駆け巡ってます♪
あの手拍子のコラボレーションをマスターしたかったです。
全員違う拍子なのに合わさると一つの独特なリズムを醸し出す、
ああいうのも生まれた時から身にしみこんだ民族のリズム
なのでしょうね♪♪