八百屋さんでミズを見て、懐かしくなって買って来ました。
分かりやすいように束から数本取り出して写してみました。
ミズには赤ミズと青ミズがあって、こちらは見てのとおり茎の根元が
赤い赤ミズです。
この根元に近い辺りを包丁などで叩いていると段々粘りが出てきます。
昨今健康食ブームにのったエジプト野菜「モロヘイヤ」と同じ仲間です。
葉の付け根には小さな花芽がついています。 ミズは雌雄異株
で、こちらは雄花です。 探したのですが雌花はありませんでした。
後日、近所の谷戸を散策していたら、ミズが沢山生えていました。
(ここは保護地なので山菜摘みはできません^^;)
ミズは標準和名では「ウワバミソウ」と言います。 理由としては、
蛇(うわばみ)が居そうな湿っぽい所に生えているからとか…。
確かに根元には湧き水が流れ、近づけばぬかるみに足を取られそうな
ところに群生していました。 ここでも雌株を探したのですが、雄株
ばかり。 地下茎で増えていくのでどうしてもどちらか一方の群落に
なりやすいのでしょうか。 雌株が無いと、この閉じた環境では、
一生片思いのままの雄株・雄花たちです。
雄株・雄花
雌花になった実は秋田では「ミズの実っこ」と呼ばれ、漬物などに
します。 また、実とは別に山芋のような「むかご」も出来、それに
よっても増殖します。 こちらは「ミズのこぶっこ」と呼ばれます。
【ウワバミ草(ミズ、ミズナ)】
イラクサ科ウワバミソウ属 雌雄異株
■山菜としての食べ方
・おひたし ・煮物(蕗の要領で浅炊きでも佃煮風でも)
・キンピラ ・和え物(切り昆布や昆布茶等で和えると粘りが
倍増して美味)
・叩き(包丁でよく叩いて粘り気をだしてから味噌を加える)
・天ぷら(秋田では葉は贅沢にも捨ててしまいますが、勿体無い
ので天ぷらにしてみたら、なかなか美味しかったです♪)
(下ごしらえ)
葉の付いている方から下に向って葉をむしりながら、茎の薄皮も
剥いてしまいます。 蕗の皮を剥いたことのある人は要領が分かる
と思いますが、バナナの皮を上の方だけ分割して少しずつ全面剥が
してから皮の全部の端を持って下に引くと、一度に全部剥けて爽快
です♪ 東北ではここで包丁を使わず皮を剥きながら、ポキポキと
適当に折って下ごしらえを済ませてしまいまうそうです。
(お姑さん談)
想像するに、山菜取りして来て、休憩のお茶っこしつつ、皆で
お喋りしながら、手を動かしてさっさと済ませてしまうのでは
ないかしら? 面倒な仕事も皆でやれば楽しいですよね♪
これをサッと茹でると目にも鮮やかな緑色に変身しますよ!
あ〜写真を撮れば良かったですね…食欲優先でした。<( _ _ )>
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2008年05月16日
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ミズって普通言うんだ〜山菜なのね☆
美味しいのかな?・・なんて愚問だね(笑)
ウワバミソウなんて、ちょっと味を想像したく
ないような気がするけれどo(⌒▽⌒)oはは
いつも蕎麦屋の
ろあん松田で
春の山菜天麩羅でしか
いただいたことがないです(^ ^;
ゴールデンウィークには
ほぼ一年ぶりに
蕎麦屋梯子してしまって(笑)
もちろんろあん松田では
ウワバミソウの天麩羅
しっかりいただきました(爆)
でも、栄養もありそうで珍味のようですね。
よっしゃ〜一度食べてみよう(笑)
九州にも分布している筈だけど、山菜として食べる習慣は
無いのかな? 味としては淡白なんだけど、シャキシャキの
歯ざわりとトロロ風の粘りが癖になるのよ〜
私は、茹でて昆布茶(梅昆布茶でも)と合えたのが好き♪
秋田では「ウワバミソウ」って言っても通じなかったよ〜
きっと食べない人がつけた名前じゃないかな?
標準和名って偉い先生には申し訳ないけれど、「???」なのが
多いのよね…「ミズ」の方がピッタリだし美味しそうだよね^^
ミズの葉を天ぷらにする前に一通りネットで調べてみて、「ろあん松田」さん
の天ぷらもチェックしたのですがミズありましたっけ??
そこでちゃんとみつけてたら、おそるおそる試さなくて良かったのに…
見逃しちゃったのかな〜(^^;
ミズは葉の部分だけでしたか? 「ろあん松田」さんなら絶対にあの
美味しい茎の部分を生かしたお料理をして下さる筈なので、後でまた
お邪魔して勉強させて戴きま〜す♪
お蔭様で蚕豆、美味しく楽しく戴きました♪♪
ネバネバ系のものは身体に良いのですよね^^
確か抗癌作用があるとか…アク抜きしないと発癌物質のある
ワラビを食べても、ミズを食べれば帳消しです。
偏らずに色んなものを食べれば、上手くいくんですよね。
自然農法にも通じる所ですね!
確かに東北の漬物(秋田では「ガッコ」といいます^^)は
ショッケ(ショッパイ)くて、私も最初は驚きました。
ほんの一齧りでもご飯一膳、軽く食べられますよね。
最近は高血圧・脳溢血日本一の汚名返上しようと薄塩になって
きていますが、やっぱりキリッとしょっぱくないと美味しくないって
ものも多くて…焼くと塩を吹く「ボダッコ(塩鮭)」なんて、
あ〜想像しただけで、ご飯一膳いけそうです♪
甘いものの後には必ずガッコ、ガッコだけ色々並べてお茶を
飲む(ガッコ茶)こともありますよ〜
「とんぶり」は「畑のキャビア」なんて言って、結構有名に
なっているので京都でも市場に行けばあるかもしれませんね。
昨日このサイトを見ました
ミズって、此方の(福岡)ほうではあまりききません、
美味しそうなので、早速赤ミズ、今日採ってきました節の間に、こぶがあります、ミズって節の間がふくれていますか?
葉は虫がくってました
下の方は、固いです
ミズは春先には有りませんが、段々と秋に向うとコブが
出来てきます。
それが上の記事にも書きましたが「ミズのコブっこ」です。
コブはやがてムカゴとなって落ち、芽を出します。
(結実した種とは別のもう一つの繁殖法)
これがあるので、雄株ばかりでも増えていくことが出来るの
ですね〜
下の方は硬いので、皮をむいて茹でて擂粉木やビール瓶
などで叩きトロロ状にしてお召し上がり下さい。
粘り気は根っこに近い部分の方が強いですよ。
同属のモロヘイヤの方が粘りは強いですが、味はミズの方が
私は美味しいな〜と思います^^
早速のコメント(返答)有難うございます
私は今採取生活を楽しんでいます
http://seven-mack.seesaa.net/
此のプロぐの方に載せていますが九州の方では
ミズは、余りというより、殆ど聞きませんでした、前から気になっていました、有難うございました、又ちょくちょくお邪魔させてください、
水菜という別の野菜もありますから紛らわしいですよね。
少しでもお役に立てましたのなら、嬉しいです^^
ところでブログのURLは記事入力画面のものですね。
ブログタイトルをクリックして最新のトップページを表示
させるか、該当記事を画面に表示させて、その時のアドレスを
コピーして貼って下さると上手く行くと思いますので宜しく
お願い致します。
チット,2日程仕事が入り返信遅れました
私は、パソコン此の4月から息子、娘から教えてもらい始め増したが、此の頃めんどくさがり余り教えてくれませんので、手探りでやっています、
色々、有難うございました。
「狩猟.プロットハウンド&ブル−チックハウンド
団塊の世代に贈る自給自足(貧乏)の進め、、、、 」
http://seven-mack.seesaa.net/
これでいいと思います、前のは良かったら削除してください
天地に遊ぶ、色々勉強になります、これからも楽しみに見させていただきます、有難うございました
どなたも最初は手探りで、失敗しながら覚えますから、
めげずに続けて下さいね^^
前のコメントのURLとお名前欄に登録されていたブログのURL
両方を正しいものに訂正して置きますので、ご安心下さい。
お仲間が増えて嬉しいです。 どうぞ新しい風を吹き入れて
一緒にこの天地に遊んで下さいませ♪