2023年09月23日

ヒガンバナ と カラスウリ


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 「この花をみつけたら思い出すと言った・・・」

 桜田淳子の「三色すみれ」の歌詞のように、ある植物を見るとある人を思い出すことってありますよね。

 お墓参りで彼岸花が勢揃いして咲いているのを見れば、

ヒガンバナ(彼岸花)ヒガンバナ科ヒガンバナ属 2023.09.23
P9230628 ヒガンバナm.jpg

 「ああ、Kさんもお父さんもご先祖様もみんな、彼岸から見守っていてくれる」

と、目頭が熱くなります。

 開花が遅れて心配していた彼岸花も、雨が降ってくれたお蔭で元気回復、お彼岸参りに満開になってくれました。


 お墓参りの前に庭の手入れをして、余りにも広がりすぎた蔓草たちに少し遠慮して貰いました。けれど、蔓は巻き取っても可愛いウリ坊たちをゴミ袋に入れられず、ついつい拾い集めてしまいました。

カラスウリ(烏瓜)の青い実 2023.09.23
P9230629 カラスウリm.jpg

 「カラスウリ友の会?」の ひらりんから塊根を分けて貰ったこのカラスウリは、雌花がまるで雄花のように固まって蕾を着け、次々と沢山咲いて実も鈴生りになります。山盛りになったウリ坊達を撫でながら、
 「ひらりん、元気かなぁ」
同じく「カラスウリ友の会」の
 「観察人Tさん、元気かなぁ」
と、懐かしく顔を思い浮かべました。お二人とも、ブログから遠ざかってしまわれたようですが、また、カラスウリ談義をしてみたいものです。

 ところで、このウリ坊たち、どうしよう・・・キュウリに似た匂いがしますが、美味しくないでしょうねぇ どうだろう? 無害か調べて後で一寸食べてみようかな。


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posted by 山桜 at 23:29| Comment(2) | TrackBack(0) | カラスウリ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年10月09日

カラスウリいろいろ



 今年はちょっとカラスウリの生り方が少なくて物足りない思いで歩いていたら、一面鈴生りの場所に遭遇。一つとして同じ表情がなく、宝物をみつけたとばかり観察して回りました。

P9231184カラスウリs.JPG P9231183カラスウリs.JPG
未だ青い頃には薄黄色や白の縞があります。

P9231195カラスウリs.JPG P9231187カラスウリs.JPG
時にはまん丸のも細長いのも

P9231186カラスウリs.JPG P9231189カラスウリs.JPG
真っ赤に熟す前に萎んでしまったものや

PA151495カラスウリs.JPG P9231185カラスウリs.JPG
つるりとしたのものも、傷ついてしまったものも

P9231182カラスウリs.JPG P9231190カラスウリs.JPG
誰かに食い破られて「破れ提灯」になったものは、中から種がこぼれ出そう

P9231188カラスウリs.JPG P9231191カラスウリs.JPG 
カラスウリの種は、他の瓜の仲間とは違って、バターロールのような形。それを大黒様の打ち出の小槌に見立てて、お金が貯まるようにとお財布に入れる縁起物にもなります。

カラスウリの種については、こちらの記事もどうぞ
「カラスウリの種のへそ」
(今、ふと読み返してみて、17年も前のことでビックリ! そうかぁ カラスウリで盛り上がっていた日々・・・未だ若かったんですねぇ 観察人Tさんは、むさしの自然観察園繋がりでもあったのを後に知ったのでした。お元気でしょうか? 今日、神代植物公園での研修会で、燭台大コンニャクを見て、小石川植物園とムニンカラスウリのことを思い出しました。会いたいなぁ)


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posted by 山桜 at 21:33| Comment(6) | TrackBack(0) | カラスウリ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月13日

カラスウリ(雄花)の開花

盆帰りのみ霊をお迎えするかのように、ほの白い小さな地上の星たち、カラスウリの花々が、薄暗闇にぽっぽっと浮かびあがりました。

? 112.jpg 18:31
 棍棒型の蕾の先が
 5つに割れ始める
? 113.jpg 18:33 
 蕾の中の一番奥に
 畳み込まれていた
 綿状のものがふわ
 ふわこぼれ始める
? 111.jpg 
   
  ? 107.jpg? 106.jpg
18:56
☆型の花弁基部が開ききる。 くるくる巻き込まれていたレース様の装飾部が、ゆっくりと絡まることもなく、ほどけるように開き始める 

        19:02
        ? 105.jpg
        
        19:10 ほぼ開ききった様子
        ? 104.jpg

        21:13 2時間以上経ても大きな変化は無く、この日の観察は終了
        ? 101.jpg

 頭の中では、もう少し花弁の装飾レースの先が開くイメージがありましたが、この日はここまででした。 温湿度の影響もあるかもしれ
ません。 また日を改めて深夜に確認したいと思います。
(2007-08-20投稿)
 

<<追記 2007-08-21>>
  雌花はどんな風?と思われた方も多いようですので、去年の↓の記事から雌花の写真を転載しておきます。

 「カラスウリの雌花」
  http://yamasakuran.seesaa.net/article/21365823.html
  画像 667.jpg
  花弁がやや細く、レースもやや粗く先まで伸びきってますね。 私の記憶は雌花の方のイメージだったのかもしれません。
  
  もっと大きな違いは、雄花にはおしべ(花粉の入った葯がある) 雌花には柱頭、そして花の下部に子房の膨らみがあります。 (子房の膨らみは上記記事の中の写真をご覧下さい。)

<<追記2 2007-08-21>>
    ? 114.jpg 
 さかもっちゃんさんのリクエストにお応えして、 翌朝の花の様子をご紹介します。
 
 開く時の逆にくるくると内向きに萎んでいくようです。 後始末まで綺麗な花ですね。



ラベル:カラスウリ 瓜科
posted by 山桜 at 00:00| Comment(38) | TrackBack(2) | カラスウリ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月01日

賀正

 ??〓 1240.jpg

        ??〓 1236.jpg



 いのりのせ しし谷渡り 海を越え 

             幸運びませ 四方の友へと    (山桜)


 

   皆さまの広き熱き御心に深く感謝申し上げます。
    今年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。



   …という年頭のご挨拶を書けましたのが、1月5日となりまして、
   皆さまにご心配をおかけして申し訳ありませんでした。

   つきましては、新年となりましてから戴きましたコメントを、
   年末の日記分からこちらの日記の方に移動させて戴きましたので、 
   何卒、ご了承戴けますよう、お願い申し上げます。<( _ _ )>

<<追記>> 
  「海を越えるカラスウリ」図は、去年、絶滅危惧種である
  小笠原固有種の「ムニンカラスウリ」が、カラスウリ仲間の
  観察人田中さんのご尽力で、海を越え、東大植物園で保護繁殖
  されることになったことを喜び、再びの里帰りへの祈りも
  込めています。

  関連記事:
  「ムニンカラスウリ」http://yamasakuran.seesaa.net/article/13500150.html
  「ムニンカラスウリ続報」http://yamasakuran.seesaa.net/article/16314614.html
  「ムニンカラスウリ吉報」http://yamasakuran.seesaa.net/article/18467779.html  
posted by 山桜 at 00:00| Comment(40) | TrackBack(0) | カラスウリ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月31日

葉露烏蔭?

??〓 1038.jpg
 
 葉露烏蔭?―文字化け?と思われた方、すみません!<( _ _ )>
三番目の文字は、鳥ではなく「烏」、ここは「ウ」の読みで…。
 
 かの国ではハロウィンと言う事で、ちょっとイタズラしてみました。
糺ノ森人さん宅の立派なランタン*には比べるべくもありませんが、
お化け南瓜ではなくて、我が愛するカラス(烏)瓜の実です。 
オマケに繰り抜きもせず、インチキマジック描きです(^▽^;)
(*糺ノ森人さんのブログ「NPO水と緑・住環境21」より
 『農作物の使い方<ハロウィンのカボチャ>』です。
 http://blog.livedoor.jp/mmjk21/archives/50276423.html

 今は南瓜のランタンが有名ですが、発祥地アイルランドのケルト
地方では、今でも昔ながらのカブを用いているそうですし、
(参考:http://www.physics.ubc.ca/~dpeets/turnip.html
私の英語の先生は、日本では柿などを使っていました。
でしたら、日本ではカラスウリのランタンもありですよね♪
ラベル:瓜科 カラスウリ
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2006年07月24日

カラスウリの雌花

                    
                       山野草ランキング
画像 657.jpg画像 660.jpg画像 665.jpg

       開き始め        横から(花筒の下に子房の膨らみがある)

画像 658.jpg

       花びらの縁のレースを少しずつ開いて…

画像 667.jpg

       開ききりました。 ☆のように光っています!

 7月9日夕暮れ、カラスウリ雌花の一番花が開いた。 気付いたのは
10日の朝、萎れてつぼんだ花を見た時。表の瓢箪の花に気を取られ、
裏のカラスウリの花を見逃していた。 ゴメンよ、カラスウリ…。

 それから暫くなかなか咲かず、咲いても写真が撮れなかったり、
ブログを書く時間が無かったりですっかり遅くなってしまったが、
やはり、何度見てもカラスウリの花の造形の美しさにはうっとり
見惚れてしてしまう。 小学3年生の夏休みに一目惚れして以来、
その熱愛は変わらず続いている。

 空に輝く星をそのまま地上に咲かせた、まさに「地上の星☆」

 この写真では、まだ花びらの周りのレースを開ききっていない。
これが全部広がった素晴らしさをお伝えしたいが、その頃には日も
とっぷりと暮れて、私の携帯のカメラで撮るのは難しい。

 是非、夜の散歩に出掛け、お近くのカラスウリの花をご自分の目で
ご覧になって下さい。 探して見る価値、絶対にありますよ!
 

<<追記 2006-07-29>>
  子房の分かりやすい横からの写真と全開した花の写真を追加。
  レイアウトの変更を行いました。

ラベル:カラスウリ
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2006年05月25日

ムニンカラスウリの吉報

 2006.02.20 「ムニンカラスウリ」 
 http://yamasakuran.seesaa.net/article/13500150.html
 2006.04.08 「ムニンカラスウリ続報」
 http://yamasakuran.seesaa.net/article/16314614.html
 上記記事で小笠原固有種であり絶滅危惧種となってしまったムニンカラスウリ
について、お知らせして参りましたが、先日東大の小石川植物園より無事ムニンカラスウリ発芽の吉報が、観察人Tさんの元に届きました!

 そして、Tさんと東大植物園のKさんのご好意により、なんと、ひらりんと私も「ムニンカラスウリ関係者」として、その発芽を見届けに参上することが出来ました。

画像 436.jpg画像 435.jpg

 初めての小笠原以外での発芽、また人による栽培であり、この先どのような栽培上の問題が生じるか予断を許しませんが、なんとか雌株・雄株揃って出来るだけ多くの株が育ってくれる事を願ってやみません。 ムニンカラスウリの未来に幸あれ!
posted by 山桜 at 00:00| Comment(6) | TrackBack(0) | カラスウリ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月08日

ムニンカラスウリ続報!

 muninkarasuuri0316.jpg

観察人Tさんが、遂に小笠原レポ5連作をアップして下さいました!
Tさんの積極的な行動力により、絶滅危惧種ムニンカラスウリにも保存繁殖に向けての光明が見えて来たようです。小笠原のHさんがムニンカラスウリの熟した実をTさん宛てに送って下さり、Tさんの更なるご尽力により、ムニンカラスウリを救いたいという熱意が通じ、なんと東大の小石川植物園で面倒を見てくれることになったそうです。
こちらで応援して下さった皆様も、本当にありがとうございます!
一緒に喜んで下さ〜い! 
バンザーイ \(^O^)/ヤッター 

 下記URLから飛んで、是非Tさん渾身のレポをご覧あれ!

【おもしろ自然観察・実践/応用編】
 http://homepage2.nifty.com/tnt-lab/s/nat/jissen.htm

 52.幻のカラスウリを探せ」
 53.これがムニンカラスウリだ
 54.南の島の外来種
 55.ムニンカラスウリを救え 
 56.これがムニンカラスウリの種だ
posted by 山桜 at 00:00| Comment(2) | TrackBack(0) | カラスウリ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月20日

ムニンカラスウリ

muninkarasuuri2_0209.jpg
☆★ムニンカラスウリ★☆

『自然原理主義』by観察人Tさんhttp://homepage2.nifty.com/tnt-lab/index.htm 内「自然観察の部屋」TOP頁http://homepage2.nifty.com/tnt-lab/kansatsu.htmより
(注: 2006.02.20現在。TOP頁のお写真は適時更新されます。)

 私のお気に入りリンク先、『自然原理主義』 内「自然観察の部屋」[カラスウリ掲示板]に、つい先日、小笠原から戻られた観察人Tさんより、幻のムニンカラスウリに見事遭遇されたとの嬉しい第一報が入りました! 

是非、皆様にもムニンカラスウリに関心を持って戴きたく、ご紹介申し上げます。 Tさんは超ご多忙なので、追っての詳細レポートが非常に待ち遠しいのですが、忍耐強くお待ちしましょう(笑)

 ムニンカラスウリの「ムニン」=「無人」で、小笠原諸島が「無人島」から転じてBonin(ボニン)諸島と呼ばれていたことから、小笠原の別称となっており、小笠原固有種の名前には、ムニン○○のように冠されています。

ムニンカラスウリがどの位「幻」なのかは、次の田中さんのコメントをご覧下さい。


             *     *     *
 
 [カラスウリ掲示板]
 http://hpmboard2.nifty.com/cgi-bin/bbs_by_date.cgi?user_id=CXE02544
 観察人田中さんのコメントより抜粋 2006/02/19 (日) 20:19

 ムニンカラスウリは平成9年公表の「レッドリスト」ではDDでしたが、平成12年刊行の「レッドデータブック」では「絶滅危惧IA類(CR)」「ごく近い将来における絶滅の危険性が極めて高い種」にランクアップされています (ToT)

『生物多様性情報システム』の「絶滅危惧種検索」で出てきます。(下記URL)
 http://www.biodic.go.jp/rdb_fts/sy2000/sy_a259.html
「父島・母島でそれぞれ数個体が確認されているだけである。 レッドリストではDDとされたが、現状はCRに該当する。」となっています。

 今回探し回ったところ母島では雄株が「数個体」より多くありそうでしたが、雌株は「数個体」以下かもしれません。


             *     *     *      

 世界中には、注目もされず気付かれもせず静かに消えていく運命の種もある中、この「ムニンカラスウリ」は、植物でありながら、我等カラスウリを愛する仲間にSOSを発信して来たとしか思えない節もあります(すみません妄想入ってます)。
受信してしまったからには、出来ることからコツコツと…応援していきたいと思っています。

 
posted by 山桜 at 10:13| Comment(18) | TrackBack(0) | カラスウリ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年01月04日

初荷

長烏瓜.JPG

 我が家にひらりんから、嬉しい初荷が届いた。
ひらりん、ありがとう!!

「金銀の長〜い唐朱瓜」!

金銀黄金の瓜。
瓢箪型の瓜。
長〜く伸びた瓜。

カラスウリの種は大黒様打出の小槌

瓢箪からはとめどなくお宝が溢れる。

唐朱は不老長寿の薬、また金を生むとも。

その上末長〜く伸びている。

めでたや めでたや あなうれし おけ! 


(アフィリエイト先の書籍の作者ひらりん/比良凛さんは、多分違う方だと??)
ラベル:カラスウリ
posted by 山桜 at 00:00| 東京 ☀| Comment(8) | TrackBack(0) | カラスウリ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年12月09日

カラスウリの種のヘソ


からすうり断面.JPGカラスウリの種.JPG
 
 私は、右下の「お気に入りリンク先」観察人Tさん「自然原理主義」サイト内「自然観察の部屋」[からすうり掲示板]で、Tさんやひらりん他の仲間と一緒にカラスウリの謎解きに参加している。

 カラカラに乾いたカラスウリの種しかなかった季節に、カラスウリの種は実の中にある時、どの部分から栄養を得て成長していたのか―人間で言えば「ヘソ」はどこか?という謎を、実がなったら解くことを宿題にしていた。この程やっとその約束を果たすことが出来た。

<カラスウリの実の解剖>

 @先ず種を傷つけないように実を縦に切る。(写真左)
  瓜類は縞の無い部分を切ると種に当たらないと聞いたので、
  種を傷つけないように 慎重に縞と縞の間にメスを入れる。
  (後で調べてみると必ずしもこの説は正しくないようだ。)

 A実の皮からヌルヌルに包まれた種の塊りをそっとそのままの
  形で取り出す。(写真右、一番上の部分)

 B楊枝を左右の手に一本ずつ持ち、塊りから一つの種を繊維
  などを切らないように慎重に引き出す。

 C種の回りを覆うヌルヌルした袋状のもの(写真右、種の上)
  を取り去る。側室部分の片方からスルリと思ったより容易に
  外すことが出来た。

 D一本の繊維が種に繋がって残る。(写真右、下の部分)
  強めに引っ張っても切れず、間違いなく種に繋がっている。
  どうやら「へその緒」に間違いないようだ。
  念の為、他の種も同様に取り出すが、結果は同じだった。

 E結果。カラスウリの種のヘソは、
  本体部分の尖った先
にあった。

 (私のヘソ予想は、本体の平らな部分。また、乾燥した種を見れば、両側の側室部分にはヘソ状の窪みがあるので、その線も考えられた。なかなか意外な結果に目下興奮中である。笑)
 
 写真はヌルヌル系が嫌いな人にはちょっと気持ち悪いかもしれない。刺激が強くて申し訳ない。どうか生物植物オタにお許しを…。
ラベル:カラスウリ
posted by 山桜 at 16:19| Comment(6) | TrackBack(0) | カラスウリ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年11月23日

黄カラス瓜1年生

キカラスウリ.JPG

 今年発芽した1年生のキカラスウリを、掘り起こしてみた。

 ごく地面の浅い所にコロンとした塊根をつけている株(写真右2株)と、
細長く伸びた普通の根のままのような株(同左2株)。
(写真が小さすぎて何が何やら・・・撮り直す予定^^;)

 丸ごと庭に埋めてあった実から発芽したものなので、
育った環境はまるで同じなのに、この差は何なのだろう? 

 キカラスウリもカラスウリ同様雌雄異株なので、
若しかしてこれが雌雄の差なのだろうか?

 コロンとした塊根が出来ている株は、もう既に成長が止まり先端が枯れていた。
根が細く伸びていた株はまだ先端まで元気に成長中だった。
このことから、成長を早く止めて塊根への養分の蓄えを優先した株と、
養分の蓄えよりも成長を優先した株という風にも考えられる。

 若し雌雄の差だとしたら、この性格の差はキカラスウリにとって
どんな有利があるのだろう?

 養分の蓄えを沢山必要とするのは、どう考えても実をならせる雌株だろう。
雄株は花さえ沢山咲かせればいいので、せっせと早くから蓄える気にならないのか?

 本当に丸い塊根の出来ていた方が雌株で、細い根っこのようなままの方が雄株
なのかは、花が咲くまで分からない。花が咲くのは数年後・・・気の長い話だ。
posted by 山桜 at 18:41| 東京 ☀| Comment(8) | TrackBack(1) | カラスウリ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年07月25日

カラスウリの初雌花

 遂に我が家にカラスウリの雌花が咲いた。
カラスウリ友のひらりんが、掘って送ってくれた塊根から伸びた蔓に3輪も! 
白いレースの貴婦人の優雅な姿に、ウットリと時を忘れる・・・・・・。

 
 からすうり 白き絹糸 きらめかせ 闇に浮き咲く 地上の星

 織姫の 機よりこぼる 絹糸の 花となりてか からすうり星    山桜

(追・7/26)
 
 織姫の 羽衣花の からすうり 赤繭かがりて 天昇る龍(りう)      山桜
ラベル:カラスウリ
posted by 山桜 at 20:31| Comment(2) | TrackBack(0) | カラスウリ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする