2024年02月05日

雪と雷

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 しんしんと静かに雪が降っていると思っていたら、突然ゴロゴロゴロ〜と轟く音が! まさか東京で「雪起こしの雷」を聞くとは思わず、何事かと驚きましたが、やはりどう聞いても雷のようです。未だ、びっくりした動悸が収まりません。

 秋田では、冬の雷が鳴る頃にやってくる魚、ハタハタを「鱩」とも「鰰」書きますが、そもそも秋田弁では「ハダハダ」と鼻濁音で発音されるこの言葉は雷鳴の擬音だと言われています。今、それを耳にして、確かにゴロゴロゴロ!よりハダハダハダ!の方が、冬の雷鳴にはぴったりに思えました。

 秋田では「冬の雷は雪を連れてくる」と馴染み深いものですが、東京では生まれて初めて聞きました。こんなことが生じると、どれだけ雪が降るのか、何だかとても心配になって来ました。

 雪掻きに出ようか、大人しくしていようか、玄関を開けては逡巡しています。


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posted by 山桜 at 21:09| Comment(2) | TrackBack(0) | 気象・天文・暦など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年11月08日

皆既月食・天王星食 (2022年11月8日)


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 天候に恵まれ、綺麗な満月が地球の本影に入り徐々に欠けて行き、やがて月全体が隠される「皆既月食」となり、再び満ちていく様子を存分に拝むことが出来ました。

 皆既月食と惑星食が同時に観られるのは、442年振り、次は322年後・・・丁度観られる時に自分が生きていて快晴だった奇跡に感謝です。

 素晴らしい写真が沢山撮られてアップされているでしょうけれど、スマホとコンデジと私の覚束ない手で残した記録です。寒空のテラスで必死に手を固定して撮っている我が身が可笑しく・・・

18:35  
肉眼では丁度半月ほどでしたが、写真では意外に大きかった。
DSC_0104 (002)月食m.jpg

20:34 
月の左端の真ん中少し下の辺りに「天王星食」が見えている筈・・・?
PB082047 (2)月食m.JPG

 今では、こんな不思議な現象の仕組みはきちんと解明されていますが、昔の人々はさぞ驚いたことでしょう。何の前触れか、何が起きるのか・・・神様に無事を祈ったことでしょう。

 いや、現代の私でも祈りました。欠けてもまた満ちるお月様のように、何があっても再び平穏が訪れますようにと・・・。

詳しくは下記サイトへ。この世紀の天体ショーの説明とリアルタイム記録動画もあります。

国立天文台「皆既月食 天王星食(2022年11月)
https://www.nao.ac.jp/astro/sky/2022/11-topics02.html

月見で一杯
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posted by 山桜 at 21:50| Comment(2) | TrackBack(0) | 気象・天文・暦など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年12月14日

初雪

 朝、出掛けに路面が濡れているのを見て傘を広げ、パリパリっと雨粒では無い音がして目を凝らすと、白い小粒のアラレがポンポン弾んでいました。東京では、初雪でしょう。道理で寒いわけです。


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ラベル:初雪 アラレ
posted by 山桜 at 22:41| Comment(6) | 気象・天文・暦など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年07月16日

関東 梅雨明け

 7月16日、「関東甲信・東北南部・東北北部が梅雨明け」と気象庁の発表がありました。四国、近畿、東海は未だで、東北の方が早い梅雨明けとなるのは24年ぶりとのこと。ということは、知らなかっただけで過去にもあったのですね。

 梅雨明けがなかったり、ハッキリしなかったことも何年かあったので、今年のように雷が続いた後のカラッとした梅雨明けは気持のいいものです。

 とは言え、朝は23℃、今は28℃、風も涼しくエアコンなしで過ごせますし、蝉の声も余り聞こえず、一気に夏到来!でもないような?

 いえいえ、夏の神様、いいんです、どうかずっとこのくらいの暑さの夏でお願いします。


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ラベル:梅雨明け
posted by 山桜 at 15:33| Comment(0) | 気象・天文・暦など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年07月11日

花火!? いや雷!!

 10日の8時前、ド〜ン、ゴロゴロゴロ、ドドドドドっと、怪しげな轟音が聞こえてきて、「雷?」と思い耳を澄ましていると、途絶えること無く地から響くように繰り返し聞こえてきて何やら様子が違うような・・・雷なら、鳴ってから暫く間がありますよね?

 それで、
 「な〜んだ、遊園地の花火かぁ 少し時期も時間も早いけど、今年はいつもと違うのかな??」

 ホッとして花火なら毎年の事とすっかり慣れていて、喧しいので窓も開けずにいたところ、ボタボタボタっと大きな雨音が聞こえてきました。
 「えっ、花火、雨でも大丈夫なの?」
物凄い雨音の中でも、相変わらず轟音が途絶えず、流石にこれはおかしいと・・・

 ピシッ、ドンガラガッシャ〜ン!!

 ここに至って、やはり雷様と、ようやく合点しました。しかし、こんな凄まじく間断なく、また実に様々な音を放って轟く雷鳴を聞いたのは初めてでした。実に様々な音だった故に、
「あ、今は小さめな花火が沢山、今はナイアガラかな、おおっ、今度は大きな打ち上げ花火!」
などと、悠長に心の中で花火を楽しんでしまったのでした。

 一夜明けて、11日の朝は気持ちよく晴れ、早朝の散歩をして帰宅する頃には気温がぐんぐんと上昇、実に34度の真夏日となりました。 それが2時を回った頃から雲行き怪しく薄暗くなり、冷たい風も吹いて遠雷が聞こえ始め・・・3時過ぎ、庭の木々が歪むほどの猛烈な風と雨の嵐がやって来ました。

 叩き付けるような雨が、波動のように繰り返し押し寄せ、これがまさかバックビルディング現象?と不安倍増。その内、なにやらドブ臭い風も吹いてきて、何処かが崩れたか溢れたのではと心配になり、テレビの速報をみようとしたら画面がグチャグチャで見えず・・・衛星放送はこれだから困ります。

 長いこと降り続いたものの、幸い次第に雨脚は弱くなりヤレヤレでしたが、いざとなっても走って逃げることも出来ないので、いろいろ考えて疲れました。

 武蔵野市や練馬区では雹も降ったそうです。新橋駅は地下から水が逆流して浸水。最早、どこに住んでいても水害は他人事ではありませんね、用心しなければ。


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posted by 山桜 at 21:51| Comment(2) | 気象・天文・暦など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年05月28日

観天望気

??〓 1103.jpg
2006.11.13「見送る空」の記事に掲載の彩雲

 先日の「森の中の雨宿り」の中で「観天望気」という言葉を書いたら、新しい朝ドラ「おかえりモネ」が気象予報士を目指すことになる主人公の話ということで、ドラマの最後に「観天望気」コーナーまであって驚きました。

 「観天望気」は、文字通り空を見て気を読む、自然の中で五感を研ぎ澄まし、天気の変化を予測することです。自然の中で働く人には欠かせない大事な力。様々な口伝や諺として残っていて、皆さんもご存じのものが多いと思います。

・夕焼けは晴れ
・西の空が明るければ天気が回復
・トンビがクルリと輪を描けば晴れ
・蜘蛛の巣に露は晴れ

・朝焼けは雨
・ツバメが低く飛んだら雨
・遠くの音が聞こえたら雨
・お日様に暈が掛かったら雨
・富士山に笠が掛かったら雨
・入道雲が湧き上がったら夕立

・花多ければ大風
・カマキリの卵が高ければ大雪
・蜂の巣が低ければ台風

等々・・・これらは一般的なものですが、地域によって、もっと具体的なものも沢山有ると思います。

 さて、その「モネ」ですが、27日の回の様子は見ていて何とももどかしく、こんな未熟なスタッフと手の焼ける子供を残していったリーダーと引率の先生の責任は重いと思います。少なくとも人に電話で尋ねなくとも自分で判断できるスタッフか先生を残さねばいけませんでした。山では、あのように電話が通じないことも多いのです。

 幾ら急な雷雨だったと言っても、気配はあった筈です。現にリーダーは、早めに帰ろうとしていましたよね。先ず、少しでも雨を凌げる場所で素早く雨具の装着をすべきです。先に帰った子達はちゃんと雨具のフードを被っていましたが、モネと男の子はそれもせずにズブ濡れでした。低体温症を防ぐ為には、先ず身体を濡らさないこと。ヘルメットも持っていたのですから、若しフードがなくとも濡らさない手段となりえました。濡れれば体温低下の他に身体も重くなり、次の行動にも支障が出ます。

 リーダーとしては、避難小屋が近かったようですから、急いでセンターに駆け戻らず、先ず全員でそちらに避難し安全を確保して、二人の救助に戻るという方法もありました。

 モネは電話に気を取られて、子供から目を離していたのが一番拙かったです。自分のせいで皆とはぐれ、その上、斜面から落ちて足を痛めて更にズブ濡れ・・・子供にとっては心身共に極限状態で不安に押しつぶされそうなのに、頼りの大人(モネも未だ子供みたいなものですが、男の子から見れば大人です)もパニックで自分の方を見てくれないのでは、低体温症にならずとも、貧血を起こして気を失ってしまいそうです。

 避難小屋に毛布やストーブなんて何時も有る訳ではないので、救急セットと共に一年中使い捨てカイロと体温を保持できるアルミシートは常備しています。ザックの中身も全て濡れないよう防水装備していますので、乾いたタオルや着替えを使うことが出来ます。

 ドラマの脚色とは言え、あり得ない!と、ハラハラしつつ、自分だったらどうするかの良いシミュレーションになりました。

 男の子の保護者から「あなたのお蔭で助かりました」と言われたモネに、森林組合の医師が、「君は何もしていない。ただ知り合いの気象予報士と医師の指示に従っただけだ。」等と、私が思ったとおりの厳しい言葉をモネに伝えてくれたのが救いでした。モネは、きっと同じ過ちを二度と繰り返さない為に必死に学んでくれることでしょう。けれど、若し、男児が亡くなっていたら・・・命に次は無いのです。

<追記>
 土曜日の再放送をきちんと見たら、どうも前半を飛ばし見していたようで、悪いことは重なるもので雷雨の前に女児に喘息症状が出ていて、男児が離れた時も一応引率の先生は、
「私も残ります!」
と、申し出ていたものの女児の付き添いを優先したようでした。それでも、男児が母親がお産入院中でいつもより情緒不安定ということも知っていた2名の教師の内の1名(担任)は残るべきでした。

 また、先に進んだグループも真っ直ぐ森林組合センターに戻らず、詰所(避難所と別?)に一時避難していました。距離や位置関係が分からないですが、モネが避難所に向かった雷雨の雲の切れ間に、そこからセンターに移動したのかもしれませんね。


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posted by 山桜 at 10:14| Comment(4) | 気象・天文・暦など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年06月28日

射手座木星期満月の夜



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 6月16日の夜、ほぼまん丸の綺麗なお月様に照らされて帰りました。 今日は満月だったのかなぁ・・・とぼんやり月暦などを検索していたら、「ストロベリー・ムーン」のニュースが並ぶ中で、何故か「12年に1度の射手座満月」という言葉に惹きつけられました。

 曰く、
・2019年6月17日、射手座25度の位置で夕方5時31分頃に
 満月を迎える。
・今は「射手座木星期」拡大と成長の幸運星である木星が
 射手座に滞在している期間。
・この「射手座木星期」の満月時には、12年に1度の最大
 規模の幸運の激流がやってくる!

 さぁ、この手のキャッチフレーズに弱い山桜、早速どうやったらこの幸運の激流に乗れるのかと検索・・・なにせ、その時は、「今日は満月?」などと言っていたくらいで、未だ17日の午後5時31分に満月になるとは知らず、一刻を争うような気分(どれだけ嵌りやすいのかと・・・苦笑)。 射手座生まれのケロにも、さっそくこのことを知らせました!

 最初に出てきたページで、「青い小瓶の水に満月のパワーを云々」を目にして、
「青い小瓶なんて無い・・・あ、グラスならある!」

 そう、K さんがイギリス出張で気に入ってお土産に買って来てくれた「ブリストル・ブルー・グラス」が、頭の中に煌めきました。 棚を開くとそのグラスの他に、青いベネチアン・グラスも出て来たので、2つとも綺麗に清めて水を満たしイザ月光の下へ・・・

 正しいやり方もロクに読まずに、月の光をグラスの水に落として、ゆっくり溶かし込んでから飲み干しました。 日頃から月の光の力を信じているもので・・・。 何もしないよりは良いのではないかしら? 暗示にかかりやすい性質なので、きっと良いことがある気がしています。 

 まぁ、それからもずっと忙しい日々ですけれど、ハイキングもお墓参りも草木染の日も晴れ続き、憧れの先輩の手作りのお弁当分けていただいたり、ずっと行ってみたいと思っていたお蕎麦屋さんに予約なしで入れたり、何だか良いことばかり続いていますよ^^ ケロはどうだったかな?
                    
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posted by 山桜 at 16:20| Comment(0) | 気象・天文・暦など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年01月31日

スーパー・ブルー・ブラッド・ムーン?

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 22:31             22:57

スーパー・ムーン:地球に月が最接近して大きく見える満月
ブルー・ムーン:ひと月の内に2度見える満月(注)
ブラッド・ムーン:月食で赤く見える満月

今晩はこの3つが重なった、
  スーパー・ブルー・ブラッド・ムーン 
35年ぶりの現象でした。
 
 ケロの住む地域では曇って見えないというので、また次は2037年まで見られないというので、三脚もない望遠レンズも無し、コンパクト・デジカメで慌てて撮って一応記録として残しておきました。 目がウルウルして来ますよね。 ごめんなさい・・・(´;ω;`)

(注)<2018-02-04追記>
「ひと月に満月が2回巡ること。その2回目とは限定されない」
という記載は誤りであることが確認されているとのことですが、今でも恐らく分かりやすいので使われる定義の一つとなっています。

「一季節(二分二至=春分・秋分・夏至・冬至)で区切られた春夏秋冬の各3ヶ月間)に満月が4回起こるとき、その3回目の満月」
 こちらが本来の「ブルームーン」の定義なので、これによると今回はブルームーンではないことになります。 月の周期約28日とひと月の日数(28〜31日)のずれから閏年(旧暦では閏月)のように生じます。

 日本人は「青」に、爽やか清らかさなど良いイメージを抱いていますが、主に西洋では「青」は憂鬱で不吉なイメージがあり、ブルームーンは「不吉な前兆」とされてきました。 ところが現代では「ブルームーンを見ると幸せになれる」と言われているとか・・・ なんでも気の持ち様ということでしょうか。 

 私はお月様の光が大好きなので、月光浴を満喫しました。(流石に寒かったですけど・・・)


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posted by 山桜 at 23:22| Comment(7) | 気象・天文・暦など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年11月24日

11月観測史上初積雪(東京)

数日前から気象予報士の方々が、積雪の可能性を口にされていらしたものの、11月24日(木)朝6時に外を見た時には雨も降っておらず、その後1時間もせぬうちに雪が降り出して、まさかこれ程積もるとは思いませんでした。

東京では、観測史上初の11月の積雪となり、15時頃まで降り続いた多摩北部ではご覧のとおり8p程も積り、その後も寒い日が続き3日程は日影で溶けずに残っておりました。 張り切って森へ出かけて雪の中を歩きたいところですが、1℃という氷点下にならんとする余りの寒さに手が悴み、庭で写真を撮るだけで退散してしまいました。 それだけでも、主人は半ば呆れ顔・・・? いえいえ、元気だったら雪国育ちの血が騒ぎ、真っ先に雪の中に躍り出てザクザク歩いたに違いありません。 

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ニシキギ(錦木)の枝に積もる雪

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夏の残花ジンジャーの白い花に積もる更に白い雪

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ブルーベリーの紅葉に積もる雪

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マンリョウ(万両)の赤い実に積もる雪

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咲きだした小菊に積もる雪

山梨県の北杜市明野では、そもそも季節外れに咲いたヒマワリに雪が積っていてビックリ! もう今の季節が何なのか訳が分からなくなりそうな妙な日でした。

↓こちらのブログで明野のヒマワリに雪の風景が見られます。 
「信州諏訪発気まぐれ親父のブログ」
気まぐれ親父様のご承諾を得て、2017-07-18にリンクを貼らせて戴きました。 ありがとうございます。

posted by 山桜 at 00:00| Comment(8) | TrackBack(0) | 気象・天文・暦など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年02月03日

節分の朝の雲

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2016年2月3日 7:19 節分の日の朝、見上げた空に羊雲(高積雲)が朝日に照らされ一面に浮かんでいました。 冬から春へ、気候の変わる兆でしょうか?
posted by 山桜 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 気象・天文・暦など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年09月10日

ダブル・レインボー

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 止みかけの霧雨の中からサァッと西日が差し込み、突然東の空にかかった大きな2重の虹の橋。
早朝に出かけた私は未だあの恐ろしい大雨の被害のことも救出活動の様子も殆ど知らず、向こうから歩いてきた女の子に、
「虹、見えた? 2つもすごいね〜」
などと話しかけ、ただただダブル・レインボーを仰いでいました。

 「ダブルレインボーを見た人は幸福になる」
 「ダブルレインボーを見た人は願いが叶う」

と言われているそうです。
拙ブログを覗いてくださった方に、写真の虹でも良いことがありますように・・・
ラベル:
posted by 山桜 at 00:00| Comment(6) | TrackBack(0) | 気象・天文・暦など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年10月17日

神嘗祭の出雲に神様降臨

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       3suns & upsidedownrainbow2.jpg 


10月17日 午後3時35分、島根県出雲市 西村大輔さん撮影 (産経新聞より)


 全国から神様方がお集まりになる出雲の神在(かみあり)月の17日、三つの太陽・それを囲む光の環・その上に懸かる逆さの虹、が同時に現れるという、珍しい「光景」が見られました。 正に神々しいそのお姿を写真でだけでも拝めることができ幸いでした。 貴重な瞬間を撮影し新聞社に提供してくださった西村さんに感謝です。
 
 中央が本物の太陽、左右の太陽の様な光は「幻日(げんじつ)」、3つの太陽の周りを囲む光の環は「内暈(うちがさ)、逆さまの虹は「環天頂(かんてんちょう)アーク」と呼ばれる大気光学現象だそうです。

いずれの現象も無数の氷粒で形成された薄雲に光が屈折して生じるのですが、それが3つも同時に重なっているなんて、とても珍しいのではないでしょうか。 日本が良い方向へ導かれていく吉兆と思いたいです。
posted by 山桜 at 23:54| Comment(4) | TrackBack(0) | 気象・天文・暦など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月21日

同じ空を見上げて「金環食」

 薄曇りという絶妙の天候で姿を現した「金環食」、日本中の人が笑顔で空を見上げ、感嘆の声をあげてる光景も何だか素敵でした。 皆に幸運をもたらす金の環でありますように!  既にこのひと時を共有できたことが、私にはとても幸せでしたので、見られなかった方々にお裾分けしますね。

 CIMG3596.JPG
 7:30 Tokyo

CIMG3598.JPG
7:32 Tokyo

 写真も薄雲がいい感じのフィルターになって上手く撮ることができました♪
ラベル:金環食 太陽
posted by 山桜 at 08:32| Comment(12) | TrackBack(0) | 気象・天文・暦など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年05月31日

水平な虹(環水平アーク)

 思いがけず良い天気になったので、2度目のハイキング実踏に行ってきました。 前回はバス・電車利用の帰途ルートを採用しましたが、少し歩き足りように思えたので、今回は1時間ほどかけて歩いて帰るルートを調べてきました。

 その途中、湖の上で写真を撮っていると、デジカメの画面にどうしても虹様の光が入り込むので、妙だなと思い空を見上げると、虹が出るはずの無い太陽のある方角(南南西)にまっすぐ水平方向に伸びた虹が出ているではないですか…(2011-05-31 13:12)
11-05 048.jpg
 思わず近くに居合わせた方にも、
「あちらに真っ直ぐな虹が出ていますよ!」
と声がけしてしまうほど、文字通りビックリ仰天してしまいました。 ズームして見ても、やはり虹の光の縞が見えますし、彩雲とは異なる趣きです。
11-05 041.jpg

 帰宅して調べてみると、この水平に伸びた虹は「環水平アーク」という現象らしく、通常は太陽と反対側の空に映る虹が、太陽と同じ方角に出るのだそうです。 その仕組みを詳しく知りたい方は、どうぞこちらへ⇒http://mo.atz.jp/prism/circumhorizontal_arc/index.htm  お天気ながらも冷たい風が吹く中4時間半(ついつい寄り道したり調子に乗って電車に乗る所も歩いてしまったので)ほど歩いてボーっとした頭では、上手くまとめて説明できませず、ごめんなさい。(。。;)

 なんでも四川大地震の直前に出たことで有名なのだとか…。 但し、年に数十回は現れるそうなので、私は生まれて初めて見ましたが、気象現象的にはそう珍しいものでは無さそうです。 

 先程、ニュースでは「二重の虹」が出ていたと報じられていましたが、上のサイトの説明では、太陽の日暈(ひがさ)と環水平アークが同時に出ると、日暈の外暈と誤認され「二重の虹(日暈)」と言われることがあるそうです。 私が見たときには太陽は雲の中で光も日暈の輪も見えず、見えていた虹光は肉眼では水平方向にどんどん伸びていき、やがて消えていったように見えていました。

 どうか瑞兆でありますように!
ラベル:
posted by 山桜 at 19:31| Comment(17) | TrackBack(0) | 気象・天文・暦など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年12月03日

笑う夜空(スマイリングムーン)

         smilingmoon.jpg
              福井新聞 ネットニュースより

 ここ数日、金星と木星が仲良く並んでランデヴーしていますが、
昨夕、夕焼けと薄暮空が交じり合った頃の南西の空になんと…
ちょっと縦長のスマイルマークが浮かんでいてビックリでした!

 丁度、金星(左)木星(右)が目、その下の三日月が口になって、
電子メールの初期に使われていたスマイルマーク→ : ) が縦に
なった形に並んでいたのです。

 「見て見て! 空が笑ってるよ〜!!」
と家人に知らせたものの、
 「ふ〜ん」
と気のない返事で・・・ (゚з゚)プー

 それがニュースで「スマイリング・ムーン」という2年半に一度の
珍しい現象だったと知りました。 昨日、携帯付きカメラではちょっと
無理かな〜と思い写真も撮らずにいたら、もう今日は違う配置になって
しまい、今ネットニュースで探して来て貼り付けました〜(><)


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posted by 山桜 at 00:00| Comment(28) | TrackBack(1) | 気象・天文・暦など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月25日

水金地火木土天海?

  「恒星」のようにいつも星座を描く低位置に現れず、
人心を惑わせる星とされた「惑星」。今回の論争で一番驚いたのは、
「惑星」の定義が今まで万国共通に定まっていなかったということ。

 今回「冥王星」が外れたことで、『太陽系惑星の定義』は、
国際天文学連合(IAU:The International Astronomical Union )により

 @太陽の周りを回り
 A自己の重力で球形となった天体で
 B軌道上で(に?)他の天体(衛星を除く)が無いこと
                      (本日付の産経新聞より)


となり、私の中でも非常にスッキリとした。
冥王星の発見者が惑星発見者の中、唯一アメリカ人であることから
宇宙大国の意地・面子保持の為粘ったようだが、ボタンの掛け違いが
さらに歪を生むようなことにならず、とても良かったと思う。
 
 冥王星は細長い楕円形、他の惑星の公転面に比べて大きく傾いた
軌道の一部が海王星と重なることる点で、他の8惑星と異なる。
それにより、海王星と冥王星の太陽からの距離が入れ替わることが
あると大きく報道されたことは記憶に新しい。

 冥王星が惑星から外されたと言ってもその存在が消える訳では無い。
私は並みの8惑星から外れたことで、却って冥王星は「幻の第9惑星」
として、謎多き「冥府の王」として、宇宙の闇で再び伸び伸びと力を
増していくような気がしている。

 いや、むしろ冥王星にとっては「太陽系惑星」などという呼称は
迷惑、且つ、不本意なものであり、その拘束を振りほどき自由を得て
今、高らかに宇宙の闇で喜びの声を上げているかもしれない。

 慣れ親しんだ「水金地火木土っ天海冥」の暗唱は、
 「水金地火木土っ天海(かい)↑?」
と尻上がりの疑問系で残せば・・・。

 松本零士先生、メーテルは自由な銀河の海に戻れてホッとして
いるかもしれませんよ・・・。 冥照として。

ラベル:冥王星 惑星
posted by 山桜 at 00:00| Comment(6) | TrackBack(0) | 気象・天文・暦など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月05日

台風のアジア名

 去年日本が命名した「とかげ」という妙な名前で話題だった「台風のアジア名」。
今年はさっぱり話題にも上らない。こういうのがどうも気にかかる…。

【気象庁のアジア台風名リスト】
 http://www.kishou.go.jp/know/typhoon/asianame/ty_name.html

 このリストによれば、7月に発生した台風7号が130.バンヤンだったので、
今回の台風14号は137.ナービー(韓国・蝶)ということになる。

 このまま上陸すれば、平成5年9月の台風13号以来、12年振りの
「非常に強い台風」となるという。 

 どうか、蝶のように軽やかに飛び去って欲しい。
ラベル:台風
posted by 山桜 at 19:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 気象・天文・暦など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年07月26日

台風7号はバンヤン

 大型→並に勢力は弱まりつつも、ゆっくりと日本列島に向かって来ている台風7号。
去年「とかげ」という妙な名前で話題になった台風のアジア名でいくと、
「バンヤン」という名前らしい。 

 「バンヤン」は順番による香港の命名で、ベンガル菩提樹のこと、又ガジュマルの木の
ことも指すらしい。 何となく、あんまり凶暴そうではないので、ちょっと安心?

 ちなみに次の台風8号は、日本の命名順で「わし(鷲)」である。
日本は星座からの命名になっていて、わしは鷲座から・・・。
鷲座と言えば、アルタイル=彦星 今年の七夕、彦星は織姫様に会えたのかな・・・
未だ旧暦の七夕もありますから、どうか荒れないで下さいと祈るばかりだ。
ラベル:台風
posted by 山桜 at 09:22| Comment(8) | TrackBack(1) | 気象・天文・暦など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする