2012年08月15日

茶の湯関連の日記について

 
 昨日のお知らせにも書いたことですが、カテゴリー「茶の湯」で検索されていらした方に伝わっていないようですので、改めてこちらにお詫びを申し上げます。

 自分なりには、気を配っていた積りでしたが、やはり茶の湯関連で公に書くべきでないことを書いてしまいネット上でご指導を賜り、今も関連記事は概ね非公開になっております。 「茶の湯」や「表千家」で検索してお越しいただいた方々には、ご期待に添えませず大変申し訳ありません。

 拙い茶の湯の日誌を書いたことで素敵なお茶の先輩方とご縁を戴くことが出来ましたこと、本当に幸い甚でありました。 今も、こんな私をお見捨てにならず、もう少し閉じられた世界で交流を続けさせていただき有難いことです。 

 ただ、稽古日誌をきちんと「人に見せられるように」書かなくなってから、ちょっと覚えが悪くなったかも…どうも私は何でも書いて整理して覚えるタイプなのかもしれません。 いえいえその分、体を動かしてより稽古を積めば良いのですよね! 


 「出来ない理由を挙げるより出来る方法を考えたい。」

 「〜したい」だらけで、相も変わらず取り散らかしている私ですが、これからもどうぞ宜しくお願い申し上げます。 

 山桜 拝


 
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2010年01月16日

四年目の初釜

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   表千家の初釜のお菓子「常盤薯蕷(ときわじょうよ)」
 蒸かしたてホヤホヤの真っ白なお饅頭の中は鮮やかな千年の翠


 平成二十二年寅年の初釜を迎えました。
 前日の東京は初雪の舞う厳しい寒さでしたが、当日の空は真っ青に晴れ上がりました。 前日(相変わらずの一夜漬けで)着付けの稽古を重ねたので、どうにか一人で二重太鼓も結べました。 駅へ向かう道、和服ですので表向きおしとやかそうに歩いていましたが、心の中は浮き浮きスキップ気分、はやる気持が出て思わずカツーンと小石を蹴ってしまう所がなんとも私らしく…(恥;;)

 茶の湯の稽古も早4年め(1月末で3年3ヶ月)を迎えました。
 茶通箱のお許状を戴き、あの軟体動物のような滑らかな指の動きに挑戦?中です。 

 表(流)のお茶は「淡々として水の流れるような」お点前といいます。 今何の所作をどんな風にしたとお客様に気付かれぬ程に自然に何気なく…となるには、稽古の積み重ねしかないのでしょう。 私も海流に漂うイソギンチャク?ヒトデ?いやタコ?の動きを目指して励みます。 あ…あくまでもお客様に「タコ(笑)?」とは思われないように、さり気無く〜^^;ですね。


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       お干菓子         記念に頂戴した末廣


ラベル:初釜 茶事 和菓子
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2008年11月24日

京都茶の湯大百科

 多聞さんのブログ「茶書の森」で教えて戴いていたNHKハイビジョン特集
「京都 茶の湯大百科」を見て、わくわくの110分を味わいました。
今日も現在再放送中ですが、再々放送もある予定ですので見逃してしま
われた方は、ビデオ予約してでも是非お楽しみ下さい。

NHK BSハイビジョン(BS・衛星放送の3チャンネルです)
  本放送 :2008年11月23日(日) 19:00〜20:50
       http://www.nhk.or.jp/bs/hvsp/

 *再放送 :NHK-BShi 2008年11月24日  16:05〜
 *再々放送:NHK-BShi 2008年12月 1日 14:00〜

取り急ぎ、おしらせのみにて失礼します。
感想などは追って書けましたなら…

◆追記◆
 12/1 「茶の湯大百科」
 12/2 「西本願寺御影堂平成大修復」
 12/3 「桂離宮」
 12/4 「15代楽吉左衛門」

 NHK BSハイビジョン 午後2:00〜3:50 再放送があります。
詳しくは本文中にある番組HPのURLをクリックしてご覧下さい。


ラベル:NHK 京都
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2008年11月17日

御家名物「村雨」茶壷

 
以前の日記(http://yamasakuran.seesaa.net/article/28674965.html?1287707031)で、
私の拙い写真で紹介した「村雨」の茶壷の図録写真がありました。
もやっとしていた姿がよりはっきりとお分かりになると思います。

↓クリックすると大きくなります。
murasamechatubo.jpg

 文字が小さくて読みにくいのですが、来歴には、

 足利将軍家→秀吉→家康→井伊直政…とあります。

同じ日に、長次郎の黒楽茶碗「寿老人」
       永楽の金彩茶碗
       三輪休雪の萩茶碗

も拝見したのですが、かさかさに干からびたような「寿老人」の痛々しさ
ばかり気になって、勿体無くも他のお茶碗の記憶が霧の中・・・

 「寿老人」は一体どのくらいの年月、お茶を点てられることもなく
仕舞われていたのでしょう。 『喉が渇いた』と訴えているように
思えてなりませんでした。 あれから何方かの手に渡り、ゆったりと
潤い寛いでいることを願うばかりです。


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ラベル:茶壷
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2008年08月05日

藪内家・涼を楽しむ

 昨年、表千家の朝茶で盛り上がりました、NHK教育TVの「趣味悠々」、
今年は、

 「茶の湯 藪内家  涼を楽しむ 入門編」です。

    本放送 毎週月曜日 夜 10:00〜10:25
    再放送 翌週月曜日 昼 12:30〜12:55

yabunouchi1.jpg
 番組HP http://www.nhk.or.jp/syumiyuuyuu/chanoyu.html

 番組は藪内流十三代・藪内紹智お家元、直々のご案内で始まります。
藪内流は初代・剣仲より脈々と受け継がれる「武家の茶」。 
古田織部から譲られたという門の脇には錘付きの通用門がついており、
ガタタタ…と重々しい音を出して来客を知らせます。 

 青竹の馬つなぎ、織部好の「延べ段」と呼ばれる5mもある長い刀形石
と大小の石の組み合せによる敷石など、随所に「武家」風が漂います。 

 秀吉も腰を掛けたという腰掛待合の貴人席、小袖三枚で交換したと
いう「三小袖石」、利休より譲られた茶室「雲脚」、足元を照らす為に
低く埋め込まれた「織部灯篭」など貴重な文化財も画面を通して拝見
することが出来ました。 

 進行役は、NHKの若手男性アナウンサー、爽やかな好青年です。
毎回ゲストが登場するようですが、初回は、藪内家の露地を長年に渡り
守っていらっしゃる中根史郎氏でした。 手水鉢の水が温まらないよう、
桐などの葉を被せたいう逸話に、水指の葉蓋のお話を思い浮かべました。

 そうそう、一つ思い出しましたので追記しておきます。
露地草履、靴下の方用に鼻緒がなくサンダルのように前がクロスした
形の草履が用意されていました。 初めて拝見しましたが、スーツの
男性等には親切な、現代的配慮と思いました。


 次週、第二回は「涼をみつける」です。


 毎週月曜日、「あんどーなつ」に加えての楽しみが増えました。

 その後に続く「知る楽しみ・神になった日本人」シリーズも
見逃せません。 (詳細は↓の日記に続きます。)

 昨日、見逃された方、上記のように再放送がありますので、是非!


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一時19位まで飛行機しましたが、現在また26位辺りにヒュ〜〜ッ遊園地涼しいで〜すあせあせ(飛び散る汗)
ラベル:趣味悠々 NHK
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2007年08月23日

椎の木窯の親父さまのお茶碗

 拙い茶碗が届いてウキウキしていたその明くる日、なんと今度は、正真正銘の匠が作られたお茶碗が我が家に届きました。 自作を掲載し、褒めざるを得ないような状況で皆さまのお目汚しをしてしまいました罪滅ぼしに、夢のごとき幸運の降臨、匠の作品をご紹介させて戴きます。

 春に出光美術館「志野と織部」展http://yamasakuran.seesaa.net/article/35554366.htmlを鑑賞してきた頃、丁度、椎の木窯の親父さまが「志野茶碗」について書かれた記事を拝見して、不思議なご縁の糸が結ばれました。 そして月日は巡り、遂にこの日、私の掌の中に、椎の木窯の親父さま作の志野茶碗が届けられたのです! 本来ならわたくしのようなものが手にできるお品ではないのですけれど、素晴らしいご縁にただただ感謝申し上げます。 椎の木窯の親父さま、本当にありがとうございました! 心より御礼申し上げます。

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 雪白の釉薬の上に鉄分を含んだ釉が掛けられていて、ほの淡い赤みがさしています。 まるで朱鷺の羽の色合い…嬉しいご縁が末永く続きますようにとの願いを込めて、
                 「朱鷺羽(ときは)
と呼ばせて戴くことに致しました。
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 しっくりとたなごころに馴染む撫三角になっています。 口縁の厚さ形、唇に触れる質感も優しくて、お茶が一層美味しく戴けます。
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 地の土の色と釉薬の色合い、高台内外の焼け色も素敵です。 また高台の縁まで削られて味わい深く、手触りの良い作りになっています。見えないような所にも丁寧な手間が掛けられていて、これから使っていく内にも、きっと沢山の発見があると思います。
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椎の木窯の親父さまの百寿をお迎えの母上さまは、表千家のお茶を嗜まれるお方で、厳しいご指導からこのようなお茶碗の味わいがうまれたのだそうです。 

  
  ◇椎の木親父さまのお話◇
  私は、母に茶道具を供給する「やけものや」でした。
  ですから茶碗は多くの厳しい目に晒されておりました。
  形を格好良く演出するよりも、点て易く飲み易い茶碗を目指すように
  指導されましたので、私の茶碗はおっとりとしているのです。
  茶碗などいくら威張っても茶の道具に過ぎないのですからね。
  この気持ちだけは持ち続けたいと思っております。

  椎の木窯苞夢頁http://shiinoki-kama.web.infoseek.co.jp/


 本当に「ああ、あのお茶碗でお茶が飲みたい」と思うお茶碗です。


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ラベル:茶道 茶碗
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2007年08月22日

山で作った茶碗

 この日、奥多摩キャンプ中に作った茶碗が焼き上がって参りました。

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 初めて作った抹茶茶碗、予想よりは良い感じかな…と思いきや、なんと見た目よりズシリと重いことか! 少しでも軽くなるように薄めを心掛けたのに、私と同じでお尻がドテッと…。

 まぁそんな茶碗ですが、お茶を点てて自服してみますと、大きさも手に馴染む形もなかなか按配良く、段々と重さにも慣れて(いいのかなぁ?)愛着が湧いて参りました。 こんな遊びもお茶の楽しみですね。

 あの山稜の重なりを望む谷間の里を思い出し「古里」と名付けました。
 

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ラベル:茶道 茶碗
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2007年04月11日

早蕨のお稽古初め

            ? 1639.jpg 

 半年間の外のお教室でのお稽古を終えて、いよいよ今日から
先生のお宅へ伺ってのお稽古をお願いすることになりました。

 お軸は 「花開蝶自来 

 お優しく温かなお人柄の先生のお傍には、既に師範の資格を
お持ちの先輩方も沢山、お稽古に集っていらっしゃいます。

 主菓子は 「早蕨

 こちらは茶の湯の世界に目覚めたばかりの私の姿でしょうか?
勿論こんなに可愛らしい姿ではありませんが、気持だけは…^^

 炉の上にゆらり吊られたお釜のように、私の心も期待に
膨らんで、ふわりと宙に浮き立つような春の日でした。


 <覚え書> お花 金魚椿(白)・黄碇草・一輪草
ラベル:茶道
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2007年01月12日

初釜「常盤薯蕷」

 表千家の初釜*の主菓子はこちら「常盤薯蕷(ときわじょうよ)*」です。
        tokiwajyouyo.jpg
 写真は「京菓子小町」夢菓さんのHPより
 http://kyogashi.kyoto-np.co.jp/modules/wordpress1/index.php?p=161
 和菓子は「京都・嘯月」さん作です。
 http://kyogashi.kyoto-np.co.jp/modules/xwords/entry.php?entryID=31

 中は翠色に染めた白小豆の餡、白い皮の薯蕷饅頭*です。
白餡は普通、手亡豆(白いんげん豆)を用いることが多く、この
白小豆から作った白餡はとても貴重なものと言うことです。

 外から見ただけでは、まるでただの白い薯蕷饅頭のようですが、
このように割って中を覗けば、まるで常盤の松の翠の上にほっこりと
真白な雪が積もったような、はっとする美しさが表れます。

 新年の初釜、この一見平凡に見えるお菓子の中に千年の翠の願いを
そっと込めて戴くとは、なんという奥ゆかしさでしょう。

 常盤樹と言えば、お茶の木もそうです。 私には、この翠は長年
大切に慈しまれ丸く丸く摘まれたお茶の木が、雪の下で春の芽吹き
の為に静かに力を蓄えているようにも思えます。

 また、常盤には「常緑」の意がありじょうばんとも読みますから、
次に「薯蕷(じょうよ)」が続けば、上々、常常とおめでたい
雰囲気も高まるような気が致します。

 一般には「常盤饅頭」と呼ばれていることが多いようですが、私は
先生のお教えに従って、やはり音の響きもゆかしい「常盤薯蕷」と
呼びたいと思います。

 *薯蕷(饅頭)
  薯蕷=つくね芋(山芋の一種)と上用粉(上新粉よりさらにきめが
  細かい生うるち米粉)を揉み合わせて皮に用いた饅頭。

 *初釜:年初の湯釜を炉にかけることから、新年最初のお茶会。

 
 この日記を書くにあたり、表千家の大先輩、あやめさん、飛翔さん、
そして、鎌倉とんぼさんの多大なるご協力を賜りました。 
皆さま、大変ありがとうございました。<( _ _ )>
 
 
<<参考>>
  裏千家の初釜の主菓子は、こちらの「菱葩(はなびら)餅」です。
      hanabiramoti.bmp 恵那栗工房・良平堂さん 作

  京菓匠・甘春堂さんのHP:http://www.kanshundo.co.jp/
  の中の「和菓子ミュージアム→京菓子歳時記・睦月」
  http://www.kanshundo.co.jp/museum/saijiki/1-saijiki.htm
  に、各流派の初釜のお菓子についての記載があります。



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ラベル:和菓子 初釜
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2006年12月16日

庭に茶花を

      ??〓 1223.jpg 

 いよいよそういう年齢が来たということでしょうか・・・
庭にもっと和の世界が、茶花が欲しいなと思うようになりました。

 かと言って、庭師を頼んでど〜んと作り変えようと言う訳ではなく、
地道に少しずつ自分であれこれ植え込みながら、段々とそれらしく
していければ楽しいかな、と。

 @白侘助椿(シロワビスケ)
 A紅侘助椿(ベニワビスケ)
 B利休梅(リキュウバイ)
 C三椏(ミツマタ)
 D大手毬(オオデマリ)

 これらを植えつけようと張り切って庭に出ました。
しかし、植えたい場所には先客が植わっています。
先ずそれらを堀上げて別の場所に移植せねばなりません。
これは大ごとです。分かっていたのに先に苗を買った馬鹿者です。
(ちょこっと弁解…苗は見つけたときに買わないと、欲しい品種は
 すぐに無くなってしまいがちなんです。 これも一期一会^^)


 取り敢えず、椿2本は大鉢に植え込みました。 
あとの3本は、空いた花壇に穴を掘って仮飢え状態にしました。
地面が凍る前に定植したいのですが、どうもこのまま、
「春、の予感…そんな気分…」(笑) 
 
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2006年11月16日

茶壷

 お茶のお稽古を始めてから、今までまるでご縁の無かった方々とお話することが出来たり、急に今まで経験したことも無かったような出来事に遭遇したり、驚くことばかりです。

 このお茶壷「村雨」を拝見することになったのはどんなご縁に導かれてのことなのでしょう。 私だけではとてもここまで辿り着くことはなかったと思います。 快く貴重なものを拝見する機会を与えて下さった皆々さまに深く感謝申し上げます。

       ??〓 1137.jpg

 とても大きな壺なのに、何度撮ってもピントが合いませんでした。 手が震えていたのか、心が震えていたのか・・・。


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2006年11月14日

東京国立博物館・庭園

   ??〓 1105.jpg
            「春草廬(しゅんそうろ)」
 江戸時代、河村瑞賢が淀川改修工事の際に建てた休憩所→大阪→ 横浜・三渓園→ 所沢市・松永安左エ門(耳庵)の柳瀬荘→ 現在地に移築。「春草廬」の扁額は、曼殊院良尚法親王筆。

 安住の地を得て、ゆったり旅の疲れを癒しているような風情でした。
 

   ??〓 1110.jpg
        「転合庵(てんごうあん)」対岸からの遠景
 小堀遠州が桂宮から茶入「於大名(おだいみょう)」を賜った折、その披露の為、京都伏見の六地蔵に建てた茶室→大原寂光寺に移築→茶入と共に当館に寄贈され現在地に移築。

       ??〓 1106.jpg ??〓 1107.jpg 
                  庵の内部

 こちらのお茶室は良く使われているようで、お香の残り香が漂い内部にも生気がありました。 右の写真は光の入り具合のせいか不思議なセピア色モノクロ状態になってしまいました。


    ??〓 1108.jpg
            「六窓庵(ろくそうあん)」

 17世紀中頃、奈良・興福寺慈眼院に建てられた金森宗和好みの茶室。

 元興福寺大乗院、現在奈良国立博物館に移された「八窓庵」
 東大寺塔頭四聖房の「隠岐録」と共に「大和の三茶室」といわれた。

 解体輸送中の船の難破、第二次大戦中の解体・疎開などをくぐり抜け、昭和22年(1947)9月、数奇屋の名工木村清兵衛により現在地に再建。 水屋、寄付、腰掛などは明治14年に古筆了仲(こひつりょうちゅう)によって設計、増築。

 肝心なところは見えないし、小さなどう使ったのかよく分からない
 建物が…上の解説を読み、あれがそうだったのかなと思い返すも知識の乏しい私にはイササカ難物でした。
 


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            「九条館」
 京都御所内の九条邸→東京赤坂の九条邸に移築。当主の居室。
 昭和9年(1934)九条家から寄贈、現在地に移築。
 床張付、襖などには狩野派による楼閣山水図が描かれており、欄間にはカリンの一枚板に藤花菱が透かし彫りされています。

 お屋敷をこっそり覗く子供のように硝子窓に顔を寄せて写真を撮り
ました。 木枠にはめられた昔の硝子の何とも言えぬ歪みによる光の揺らめきが好きです。

 この他「応挙館」、燈籠、五重塔、石碑、有馬家墓石(昔この庭園は寛永寺境内で、なぜか今もこの墓石だけが残されているそうな)など見所はいろいろです。 桜の頃はまた一層華やかでしょう。
(公開は春秋の年二回)




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2006年10月11日

お稽古初め

      ??〓 997.jpg

 今日から茶道のお稽古に通い始めました。 
これまで母方に教わっただけで、先生についてきちんと学んだことがありませんでした。 また母方の流派は裏千家でしたので、私は思い切って一から、古くからの伝えをより重んじていると思われる表千家の先生にお願いすることに致しました。

 お薄の泡をあまり立てずに、雲間から覗くお月様の形にする…私は実はムースのような泡が好きだったのですが、泡とお茶の「お月様と雲」の景色は美しく、一気に心魅かれてしまいました。


 お軸は「清秋竹露深」
  この日、お軸を拝見して心に浮かんだ情景は一生忘れないものになると思います。 お薄も竹林の清気を感じつつ戴きました。

 お花は「水引と槿」
  槿は夏のお花では…などと小賢しいことを頭の中でチラと思いましたが、後で調べますと、盛りを過ぎて小輪になったものを「名残」として用いることがあるのだそうです。 しかも開きかけの蕾でしたので、尚更に小さく控えめな、まるで秋の露を思わせるような「名残」でした。

  水引も紅白、槿の蕾も淡紅と白…
   『これは先生から私共へのお稽古初めのお祝いのお気持…?』
  戴いて来たお花を家で生け直しつつ、やっとそう思い至りました。 先生、大変遅まきながら、お心遣いありがとうございました。

 まだまだとても書ききれない感動は心の内に…嗚呼、この先に待っている豊かな伝えの世界のことを思うと、嬉しさに心躍る思いで一杯です。
 


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ラベル:茶道
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