2025年07月10日

御嶽渓谷 観察会下見(3)杣の小橋〜神路橋A

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2025.07.08

ウスバカゲロウ
P7082503 御嶽渓谷 ウスバカゲロウm.JPG
音も無くふわふわと登場して目前に留まりました。
P7082506 御嶽渓谷 ウスバカゲロウm.JPG
アリジゴクを作る幼虫は割りに見かけますが、成虫に出会ったのは久し振りで、私に会いに飛んできてくれた様で嬉しかったです。本当に亡くなった人の魂が宿っているかのような、儚げな幻のような昆虫です。

ヤマユリ 山百合 ユリ科
P7082508 御嶽渓谷 ヤマユリm.JPG
間違い無く今の季節の花の女王様!
P7082512 御嶽渓谷  ヤマユリm.JPG
咲き始めたばかりの初々しさで香りも際立っていました。
P7082513 御嶽渓谷 ヤマユリm.JPG
この強い香りが苦手な方も渓流を渡る風で程よく飛ばされています。

ハンショウヅル 半鐘蔓 キンポウゲ科
P7082510 御嶽渓谷 ハンショウヅルm.JPG
可愛らしい半鐘形の花は終わり、火消しの纏状態

メヤブマオ          ヤブジラミ
P7082499 御嶽渓谷 メヤブマオs.JPG P7082500 御嶽渓谷 ヤブジラミs.JPG 

ヒメコウゾ 姫楮 クワ科 ミツバ 三葉 セリ科
P7082514 御嶽渓谷 ヒメコウゾs.JPG P7082516 御嶽渓谷 ミツバs.JPG

ハグロソウ 葉黒草 キツネノマゴ科 ヤマホトトギス 山杜鵑 ユリ科
P7082517 御嶽渓谷 ハグロソウs.JPG P7082518 御嶽渓谷 ヤマホトトギスs.JPG

神路橋
P7082519 御嶽渓谷 神路橋m.JPG
御岳山の御嶽神社へと続く道へ渡る神様の路の橋です。

(つづく)

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2025年07月09日

御嶽渓谷 観察会下見(2)杣の小橋〜神路橋@

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2025.07.08

杣の小橋は渡らずに通過・・・   マユミ 檀 ニシキギ科
P7082479 御嶽渓谷 杣の小橋s.JPG P7082485 御嶽渓谷 マユミs.JPG
橋名は、上り口の手すり柵の内側にしか表示されていないので、橋を渡らない人には分かりづらいのです。遊歩道を歩く人の為に改善して欲しい所。

ノブドウ 野葡萄 ブドウ科ノブドウ属
P7082480 御嶽渓谷 ノブドウm.JPG
同じブドウ科でもこちらは、ブドウ属ではなくノブドウ属。巻きひげが葉と対になって各節から延びます。(蔓が未熟で巻きひげが出ていないこともあり)

ミヤマカワトンボ
P7082484 御嶽渓谷 ミヤマカワトンボm.JPG
半透明薄茶色の翅に青緑金属光沢ボディの美しいトンボ。

シオデ サルトリイバラ科
P7082486 御嶽渓谷 シオデm.JPG
ヤマガシュウに似ていてトゲの無い草本。
P7082487 御嶽渓谷 シオデm.JPG

オニドコロ 鬼野老 ヤマノイモ科 雄花
P7082488 御嶽渓谷 オニドコロs.JPG P7082489 御嶽渓谷 オニドコロs.JPG
雄花の花序は上向き、雌花の花序は下に垂れ下がります。

コマツナギ マメ科
P7082491 御嶽渓谷 コマツナギm.JPG

フジウツギ 藤空木 ゴマノハグサ科 フサザクラ フサザクラ科
P7082492 御嶽渓谷 フジウツギs.JPG P7082493 御嶽渓谷 フサザクラs.JPG

河原に下り間近に見る多摩川
P7082494 御嶽渓谷 多摩川m.JPG

(つづく)

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2025年07月08日

御嶽渓谷 観察会下見(1)御嶽駅〜杣の小橋

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2025.07.08

昨年、雨天中止となった同時期の観察会の下見に行って来ました。去年は10日の下見で日にちは殆ど同じでしたが、やはり毎年少しずつ違うものですね。

JR青梅線 御嶽駅       御岳橋脇から遊歩道へ下る階段
P7082455 御岳渓谷 御嶽駅s.JPG P7082456 御嶽渓谷 御岳橋脇下るs.JPG

イワヒバ?          ハナゾノツクバネウツギ
P7082457 御嶽渓谷 イワヒバs.JPG P7082459 御嶽渓谷 ハナゾノツクバネウツギs.JPG
橋の下の岩場なので植栽物か逸出物かもしれません。

オニユリ           オノマンネングサ
P7082461 御嶽渓谷 オニユリs.JPG P7082462 御嶽渓谷 オノマンネングサs.JPG
葉腋にムカゴがつくオニユリ
針のような細い葉はオノマンネングサかと。マンネングサの仲間は品種が多くて・・・     

この辺りはラフティングが盛ん、次々とやって来ます。
P7082463 御嶽渓谷 ラフティングm.JPG

ヒカゲチョウ
P7082464 御嶽渓谷 ヒカゲチョウm.JPG
川風渡る涼しい御嶽渓谷では、ヒカゲチョウの仲間にも会えます。

ノカンゾウ 野萱草 ワスレグサ科キスゲ属
P7082465  御嶽渓谷 ノカンゾウm.JPG
去年はヤブカンゾウが目立っていたと思うのですが、今年はノカンゾウの方が多いようです。ヤブカンゾウの方が花期が遅い?

ゲリラ豪雨的な大雨が降った後で激流は迫力があります。
P7082466 御嶽渓谷 多摩川m.JPG

ヒメヒオウギズイセン 姫檜扇水仙 アヤメ科
P7082467 御嶽渓谷 ヒメヒオウギズイセンs.JPG P7082470 御嶽渓谷 ヤブランs.JPG
根絶不能なほど非常に丈夫で良く増えます。この花を見ると秋田の義母が「抜いても抜いても生えてくる・・・」と庭でこぼしていたのを思い出します。後年、日立に引っ越してからは「今なら仏様用にあれば良かった・・・」とも(^^;)

自分はいつか旅立った後、何の花で思い出して貰えるのかなぁ?

ノカンゾウ 野萱草 ワスレグサ科キスゲ属
P7082468 御嶽渓谷 ノカンゾウm.JPG
ベニカンゾウとも呼ばれる様に赤味を帯びています。

P7082469 御嶽渓谷 ノカンゾウm.JPG

P7082471 御嶽渓谷 緑陰m.JPG
緑陰は爽やかで気持が良いです。

未同定 エダシャクの仲間?
P7082472 御嶽渓谷 エダシャクの仲間m.JPG

P7082474 御嶽渓谷 ラフティングm.JPG

ドクゼリ
P7082475 御嶽渓谷 ドクゼリm.JPG

マタタビ
P7082476 御嶽渓谷 マタタビm.JPG
白化した葉は、花が終わると元に戻るとか・・・もう葉陰に花はありませんでした。

エビヅル
P7082477 御嶽渓谷 エビヅル?m.JPG
果実を食べられるブドウの仲間。葉裏にクモ毛があって白っぽい、葉先がまるっぽいことが多い。

杣の小橋
P7082479 御嶽渓谷 杣の小橋s.JPG ゆっくり観察して、駅からここまで約20分。

(つづく)

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2025年07月03日

奥武蔵 丸山(1)芦ヶ久保駅から果樹公園

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2025.07.03

【コース】芦ヶ久保駅〜白鬚神社〜舟乗観音〜果樹公園〜横瀬町農村公園〜木の子茶屋〜日向(ひなた)山分岐〜県民の森分岐〜県民の森学習展示館〜丸山山頂(昼食)〜落葉樹の森〜県民の森学習展示館〜日向山分岐(芦ヶ久保駅直行)〜芦ヶ久保駅

埼玉会の仲間と予定している至仏山の足慣らしを兼ねて、アプローチ距離が長い丸山へ芦ヶ久保から登って来ました。

西武池袋線 芦ヶ久保駅を下り、道路の向こうの白鬚神社脇の道に入って、すぐ左手に道を曲がり「舟乗観音」前を通り登ってゆきます。
P7032579 丸山 白鬚神社s.JPG P7032578 丸山 白鬚神社s.JPG

P7032580 丸山 道標s.JPG 
途中までは「あしがくぼ 山の花道」の矢印方向へ歩きます。
 
左手に「たけのこ」を見て、右へ。 すぐ町の集会所風の白い建物が見えて来ます。
P7032581 丸山 たけのこ茶屋s.JPG P7032582 丸山 公民館?s.JPG
「たけのこ」は日曜のみの営業とのこと。その先すぐ右手のうどん屋さんも同様の様子です。

集会所越しの風景
P7032583 丸山 公民館越しの風景m.JPG

現在地の地図
P7032584 丸山 地図m.JPG

テリハノイバラ 照葉野茨 バラ科
P7032586 丸山 テリハノイバラm.JPG
別名「這野茨」で、地面や斜面を這って枝を伸ばしていきます。

オカトラノオ 岡虎の尾 サクラソウ科
P7032587 丸山 オカトラノオm.JPG

コマツナギ 駒繋 マメ科
P7032588 丸山 コマツナギm.JPG

マダケ 真竹 イネ科
P7032589 丸山 マダケm.JPG

東屋休憩所         その向かいの果樹園案内
P7032590 丸山 東屋s.JPG P7032591 果樹園の案内s.JPG

妖精のお家? 木の根元に可愛いドアが…
P7032592 丸山 妖精の家?s.JPG P7032593 丸山 妖精の家?s.JPG
果樹園と妖精…一気にメルヘンの世界♬ こっちの道へ行ってしまいたくなります。

祠             道標
P7032594 丸山 祠s.JPG P7032595 丸山 道標s.JPG

オオバジャノヒゲ 大葉蛇髭 キジカクシ科
P7032596 丸山 オオバジャノヒゲm.JPG
若し名前が「コスズラン」だったら、もっと人気が出たのでは…と思うほど可愛らしい花なのですが、いかんせんオオバジャノヒゲなのです。

(つづく)

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2025年06月30日

むさしの自然観察園 6月2、5週

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5月の様子を見逃してしまい残念でしたが、6月になり、やっと観察園の手入れに行けました。やることが溜まっていた2週めは、写真を撮る暇も無く、ここで咲いているのを初めて見たこれだけ…

2025.06.09 むさしの自然観察園

クロバナヒキオコシ シソ科
P6092458 クロバナヒキオコシm.JPG

DSC_2790 (002) クロバナヒキオコシm.JPG

P6092459 クロバナヒキオコシm.JPG
小さくて地味な花色ですが、よく観ると可愛らしく、また小花が風に揺れる姿は涼やかです。多雪地帯の山地分布ですので、この夏を乗り切れるのか心配です。

202506.30

アガパンサス ヒガンバナ科  バショウ 芭蕉 バショウ科
P6302559 アガパンサスs.JPG P6302561 バショウs.JPG
アガパンサスは、別名 紫君子蘭、アフリカ南部原産 涼やかな花色、夏期が長く丈夫で大人気。
バショウは、バナナの仲間ですが果実は食べられません。苞の色が黄緑色(バナナ=実芭蕉は紫色)

ヤブカンゾウ 藪萱草 ワスレグサ科 ホタルブクロ 蛍袋 キキョウ科
P6302555 ヤブカンゾウs.JPG P6302557 ホタルブクロs.JPG
どちらも丈夫で良く増えるので、この季節もっとも良く見かける花々。
園内には、ヤマホタルブクロも咲いています。見分け方は萼の裂片の股部に反り返りがあるか、膨らみがある(山蛍袋)か。

ソバナ 岨菜、杣菜、蕎麦菜 キキョウ科
P6302556 ソバナm.JPG

P6302558 ソバナm.JPG
山野草の土手を作った後、植えた覚えが無いのに育ってきた子で、初めて開花してソバナと分かった時は驚きました。毎年少しずつ大きくなり、今年はこんなに沢山の蕾を着けてくれました。この猛暑を乗り越え、無事に咲きそろって欲しいと願っています。

ユリ ’コンカドール’とアジサイ エビガライチゴ 蝦殻苺 バラ科
P6302562 ユリ アジサイs.JPG P6302564 エビガライチゴs.JPG
園内の大型のユリは、オリエンタル・ハイブリッド種で、日本原産のユリを掛け合わせた園芸品種です。この黄色のユリの品種名は恐らく’コンカドール’別名’イエローカサブランカ’と思われます。ユリは花が重くて折れ曲がってしまい花が上を向いて写っていますが、本来は俯いて咲くタイプです。

山野草の土手として造り替える前から植えられていた球根で、毎年とても元気に咲いています。原種のヤマユリの繊細さ都比べると、驚くばかりの強健さです。コンカドールの交配親として記載されているトランペット・リリーの定義には、日本産のテッポウユリも含まれますが、この強健さからすると、中国産のリーガル・リリーの血が流れているのではと想像してしまいます。

エビガライチゴの名前は、赤く細かいトゲトゲだらけの様子を伊勢エビにでも見立てたのでしょうか? 山中で蝦殻という名を付けた人に聞いてみたいです。

オカトラノオ 岡虎の尾 サクラソウ科
P6302565 オカトラノオm.JPG
地下茎を伸ばして大群落を作り、近くの植物を被圧してしまうので要注意です。

カライトソウ 唐糸草 バラ科
P6302566 カライトソウm.JPG
ちょっと派手ですが、地味めのワレモコウの仲間です。

ツリガネニンジン 釣鐘人参 キキョウ科
P6302568 ツリガネニンジンm.JPG

ウツボグサ 靫草 シソ科 ブラックベリー
P6302569 ウツボグサs.JPG P6302570 ブラックベリーs.JPG
ウツボグサは、別名の夏枯草(カゴソウ)で、花が終わると枯れたように見えます。

ミソハギ 禊萩      オミナエシ 女郎花 スイカズラ科
P6302572 ミゾソバs.JPG P6302573 オミナエシs.JPG

トチカガミ 鼈鏡 トチカガミ科
P6302574 トチカガミm.JPG
トチ=スッポンで、葉の形がスッポンに似て鏡の様に光るからとか。

ハマウド 浜独活 セリ科
P6302576 ハマウドs.JPG P6302577 ハマウドs.JPG
アシタバとよく似ていますが、花期が春〜初夏、より大型でゴツく、葉が厚く光沢あり、茎に紫色の線があり、果実が軍配型であればハマウド。また傷つけたときの汁の色がアシタバ(濃黄色)より淡い黄白色。

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2025年06月23日

宝登山(9)長瀞駅SL、乾杯

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2025.05.03 埼玉森林インストラクター会 自然散策会

寶登山神社の参拝も終え、次の予定がある2名は直帰、残りの3名は長瀞駅前でふりかえりの乾杯場所を探していると、俄に人が集まり出し線路の先からあの音が…

シュッシュッと蒸気機関車がやって来ました。
P5031764 長瀞 汽車m.JPG
秩父を訪れると良く出会すのですが、結構な本数の運行があるのでしょうか。
P5031765 長瀞 汽車m.JPG
不意にSLに出会ったのは、これで何回目だろう?
P5031766 長瀞 汽車m.JPG

折角、踏切まで来たので線路を渡った向こう側で飲むことになり、涼しげな外席に腰を下ろして乾ぱ〜い!
P5031767 宝登山 乾杯s.JPG P5031769 宝登山 乾杯s.JPG
生ビールに山芋のはさみ揚げ、絶品でした! 

そう言えば、4月の多峯主山の帰り、
「埼玉会ではビールの打ち上げはしない」
とのことで「糀ソフトクリーム」を頂きましたが、全回は欠席された自然散策会リーダーのSさんによれば、
「誰がそんなことを…私が居る時はビールです!」
「ですよね〜♬ 良かった良かった

(おわり)

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2025年06月21日

宝登山(7)頂上〜登山口へA

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2025.05.03 埼玉森林インストラクター会 自然散策会

登ってきた道をまた下りましたが、登りでは気づかなかったもの、再会したら更に咲き進んでいたものあり、下りの余裕の中での観察はまた楽しでした。

ニョイスミレ 如意菫 スミレ科
P5031745 宝登山 ニョイスミレm.JPG
スミレの殆ど最終走者にして花期が長く、余り目に留めて貰えないけれど、小さな花の中の紫色の条がオシャレ。別名ツボスミレがタチツボスミレと、ニョイスミレがニオイスミレと間違われがちで何とも気の毒。「仏具の如意の先に葉の形が似ているから」という名前の由来も、仏具の如意を知っているのか?と思うほどに怪しい。

チゴユリ 稚児百合 イヌサフラン科
P5031748 宝登山 チゴユリm.JPG
可愛い子がまだ咲き残っていてくれて嬉しい。それにしてもイヌサフラン科ってどうなのか。あのコルチカムの仲間なのですね、ふ〜む…

ガマズミ 莢蒾 レンプクソウ科
P5031749 宝登山 ガマズミm.JPG

ツリバナ 吊花 ニシキギ科
P5031750 宝登山 ツリバナm.JPG

ホタルカズラ 蛍葛 ムラサキ科
P5031751 宝登山 ホタルカズラm.JPG
行きよりずっと沢山の花が咲いていて、また写真を撮ってしまいました。
P5031752 宝登山 ホタルカズラm.JPG

ノダフジ 野田藤 マメ科
P5031753 宝登山 ノダフジm.JPG

ウマノアシガタ 馬の足形 キンポウゲ科
P5031754 宝登山 ウマノアシガタm.JPG
花びらのクチクラ質がキラキラ光るキンポウゲ科
P5031755 宝登山 ウマノアシガタm.JPG
田んぼの畦のような湿っぽい所が減って、なかなか出会えなくなりました。

(つづく)

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2025年06月20日

宝登山(6)頂上〜登山口へ@

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2025.05.03 埼玉森林インストラクター会 自然散策会

ヒオドシチョウ タテハチョウ科
P5031727 宝登山 ヒオドシチョウm.JPG
翅の縁取りの青色が殆ど落ちてしまっていますが、残りの模様からヒオドシチョウでしょう。武者の緋縅の鎧を纏っているだけあって、なかなか気が荒い。縄張りを守って戦った後なのかもしれない。

ミヤマガマズミ レンプクソウ科
P5031733 宝登山 ミヤマガマズミ?m.JPG
葉に光沢があるのでミヤマかと。

ヒラドツツジ ’花車’ ツツジ科
P5031734 平戸ツツジ 花車m.JPG
ラッパ型のツツジの花冠を離してしまったのですね。変わってるけど、綺麗と思うかはお好みでしょう。

ハクサンシャクナゲ? ツツジ科
P5031735 ハクサンシャクナゲ?m.JPG
白っぽい花、葉の縁の巻き込みからハクサンかと。

ヤブデマリ 藪手鞠 レンプクソウ科
P5031738 宝登山 ヤブデマリm.JPG
秩父はこの時期、大好きなヤブデマリが多くて心華やぎます♪

モミジガサ キク科
P5031739 宝登山 モミジガサm.JPG
山菜名「シドケ」も、すっかりパリッとしています。

キヌタソウ 砧草 アカネ科
P5031741 宝登山 キヌタソウm.JPG
白い小花が咲けば見間違える事は無いですが、葉だけの時はヨツバムグラやツクバネソウなどと混同されがちです。

ヤマコウバシの花 クスノキ科
P5031742 宝登山 ヤマコウバシm.JPG
冬にも葉が残っている姿は人気ですが、緑の葉や花は気に留めて貰えない… 雌雄異株らしいが雌株しかないのに時々結実しているという、やはり別名「カシオシミ」の名も怪しい謎めいた木。

オトコヨウゾメ レンプクソウ科
P5031744 宝登山 オトコヨウゾメm.JPG
こちらこそがオトコヨウゾメの花。花柄が長くぶら下がりがちに咲きます。花はコバノガマズミより大きい分花数は少なめ。雄しべ・雌しべが花冠よりかなり短いのも特徴。私が見る範囲では、ややピンク色を帯びることが多い。

(つづく)

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2025年06月19日

宝登山(5)寶登山神社 奥宮

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2025.05.03 埼玉森林インストラクター会 自然散策会

草刈り後、綺麗になった丘を見渡しながらのランチは爽やか…だったのですが、草刈り中に何かに刺されたか植物にかぶれたかで肩から腕に掛けてプツプツと湿疹が出て痒くて困りました。何かにかぶれるなどと言うことは殆ど無いのですが…体質が変わった?(勿論ツバ広帽子を被り、2重に長袖を着て革手袋を装着、首には手拭いを巻いていたのですが…長袖が風通し重視の素材だったのが不味かったかな)

そんなときに限って救急セットの中の痒み止めが残量極小、必死に絞り出していたら、会長さんが抗ヒスタミンの塗り薬を持ってきて下さり助かりました。 救急セットの見直し大事です!

午後も働かれる草刈りチームとはここでお別れ、ハイキングチームは宝登山山頂の寶登山神社奥宮に向けて出発。

寶登山神社 奥宮 狛犬
P5031723 宝寶山神社 奥宮 狛犬s.JPG P5031722 宝寶山神社 奥宮 狛犬s.JPG
宝登山神社 里宮(本社)でもご紹介した山犬さんがお出迎え。

寶登山神社 奥宮
P5031724 宝寶山神社 奥宮m.JPG
ロープウェイ駅から上はロウバイ園などの植栽も多く観光地的ですが、流石に奥社は厳かに鎮まって座しておいででした。

杉木立に守られた奥宮
P5031732 宝寶山神社 奥宮m.JPG

寶登山神社 奥宮(奥社)のご由緒書き
P5031736 宝寶山神社 奥宮m.JPG

寶登山の名前の由来は、日本武尊を山火事から救った「火を止めた山犬」伝説から「火止山」、弘仁年中に宝珠が光り輝き山頂に飛翔するという出来事があり、好字を用いて「寶登山」となされたそうです。

しかし、山桜としては(憚る向きもおいででしょうが)「ほと」「ほど」と言えば、「女陰」を連想するのがごく自然。何かそちらに関する謂れがあるのではと想像しております。火の神の出産により御女陰(みほと)に火傷を負い命を落とされた伊弉冉尊も思い起こされます。

「ほと、ほど」のつく地名には、湧き水や湿地帯が多いのですが、本社には「禊ぎの泉」や「ご神水」も湧いていますし、玉泉寺の名前もそれを表わしていると思われます。

以前、破風山からの下山路で如金さまを仰いだ後に宝登山が眼前に現れた時にも「おお、これは!」と思ったのを思い出しました。

<2023年1月19日の記事より>
如金さま
P1192688 如金さまm.JPG
「如金さま」とは「金精さま」。男性の象徴神で子宝、子育て祈願に霊験あらたかだそうです。

東屋より宝登山を望む
P1192708 東屋より宝登山m.JPG
山笑(やまにこ)会で以前登った長瀞近くの宝登山が間近に見えました。如金峰の傍に宝登山、何となく陰陽対になっているような。

(つづく)

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2025年06月18日

宝登山(4)ヤマツツジ再生の丘

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2025.05.03 埼玉森林インストラクター会 自然散策会

今月の自然散策会は、森づくり部とのコラボ企画。我々も大鎌を持って下草刈りのお手伝いをして来ました。

ヤマツツジ再生の丘
P5031710 宝登山 山ツツジ再生の丘ml.JPG
埼玉森林インストラクター会が管理を請け負い、ヤマツツジの丘の再生に挑んでいます。

P5031715 ヤマツツジ 笠山ml.JPG

久し振りの大鎌でしたが、扱いのコツを思い出し小一時間、草がサクサクなくなっていく快感が心地ちよくガンバレたけれど、こんな可愛い花の群生や刈りたくない植物たちもあり緊張しました。

アマドコロ
P5031711 アマドコロm.JPG

P5031714 アマドコロm.JPG

アナグマの巣穴も!
P5031716 宝登山 アナグマの巣.JPG

サルトリイバラの若い果実
P5031717 宝登山 サルトリイバラm.JPG

P5031718 宝登山 サルトリイバラm.JPG

ホオノキの幼樹
P5031719 宝登山 ホオノキm.JPG

おっぱい山 こと 笠山
P5031720 宝登山から 笠山m.JPG
ホント、正におっぱいそのものですね〜

身を削られ続ける武甲山
P5031721 宝登山から 武甲山m.JPG 

(つづく)

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2025年06月17日

宝登山(3)RW山頂付近

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2025.05.03 埼玉森林インストラクター会 自然散策会

寶登山神社奥宮へ道は、ずっと道なりで迷うことはないと思いきや、急勾配を緩めるジグザグ道を嫌った近道が随所に作られていたり、作業道への分岐があったりするので、地図を確認し道標を見逃さないように・・・

ツツジ オオムラサキ?   ノダフジ?
P5031699 宝登山 ツツジ オオムラサキ?s.JPG P5031700 宝登山 フジs.JPG
ロープウェイ山頂駅付近はロウバイ園もあり、植えられた園芸種が混ざってくるので同定に迷います。

ロープウェイ山頂駅付近から 
P5031701 宝登山 ケーブル駅付近からの景色m.JPG

P5031704 宝登山 ケーブル駅付近からの景色m.JPG

カラシナの仲間? 
P5031703 宝登山 カラシナ?m.JPG
カラシナっぽい見慣れないアブラナ科植物が、野生的に生えていましたが栽培品の逸出?

どこから見ても堂々たる 両神山
P5031706 宝登山 ケーブル駅付近から 両神山m.JPG

手前の緑の山が破風山、その斜め右後遠方に甲武信ヶ岳など
mP5031707 宝登山 ケーブル駅付近から .JPG

       白石山(和名倉山) 2005峰
P5031708 宝登山 ケーブル駅付近からm.JPG

    芋木ノドッケ 白岩山    三ツ山 飛龍山(大洞)
P5031709 宝登山 ケーブル駅付近からm.JPG

(つづく)

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2025年06月16日

宝登山(2)山躑躅・蛍葛

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2025.05.03 埼玉森林インストラクター会 自然散策会

石の丁目標         道標
P5031688 宝登山 石標s.JPG P5031691 宝登山 道標s.JPG
「○も」は何の印か気になります。

東屋            コバノガマズミ?レンプクソウ科
P5031692 宝登山 東屋s.JPG P5031690 コバノガマズミs.JPG
小さな花のアップだけ撮っていると、後で同定に悩みます。葉が少ししか写っておらず花序の花数が少ないのでコバノガマズミかガマズミかで迷って画像検索を掛けたら「オトコヨウゾメ」って・・・いやいや、それだけは違うから! やはり未だ未だ当てにならないです。

ヤブジラミ 藪虱 セリ科
P5031693 宝登山 ヤブジラミm.JPG
ヤブジラミかオヤブジラミかも迷うことありますよね。花期と花が真っ白で小花序の数が多いのでヤブジラミとしました。

ヤマツツジ 山躑躅 ツツジ科
P5031682 宝登山 ヤマツツジm.JPG

ヤブデマリ 藪手鞠 レンプクソウ科
P5031698 宝登山 ヤブデマリm.JPG
ヤブデマリも秩父では目立ちますね。盛りの頃は、まるで真っ白な雪が積もって重さで枝がしなっているようです。
また・・・ですけれど、宝登山はヤマツツジが盛りで、ついつい撮ってしまいます。

P5031694 宝登山 ヤマツツジm.JPG

P5031695 宝登山 ヤマツツジm.JPG

P5031697 宝登山 ヤマツツジm.JPG

ホタルカズラ 蛍葛 ムラサキ科
P5031684 宝登山 ホタルカズラm.JPG
オレンジや白の鮮やかさに目が慣れていると意外に青色が目に入らないようで、こんなに綺麗に咲いているのに皆さん素通りしていかれ、足を止める方がいないのが勿体ない・・・

P5031685 宝登山 ホタルカズラm.JPG
青い花冠の真ん中に白い星形の光・・・神様の意匠に惚れ惚れ

P5031686 宝登山 ホタルカズラm.JPG
少し日陰になると、仄暗い中で青く光る花が正に蛍でした。

(つづく)

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2025年06月15日

宝登山(1)寶登山神社前登山口へ

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2025.05.03 埼玉森林インストラクター会 自然散策会

5月の自然散策会で、久し振りの宝登山(ほどさん)へ行って来ました。

西武秩父駅前のメタセコイア 秩父鉄道 お花畑駅
P5031662 宝登山 西武秩父メタセコイアs.JPG P5031663 宝登山 お花畑駅s.JPG

          秩父鉄道 長瀞駅
        P5031664 宝登山 長瀞駅s.JPG 
駅舎横の庇の下にツバメの巣があって賑やかでしたが、カメラは向けずそっ〜と・・・巣を落とさずにいてくれて嬉しいな。

寶登山神社参道の鳥居
P5031665 宝登山 参道鳥居s.JPG P5031667 宝登山 参道s.JPG
山岳信仰の山、直ぐに鳥居が見え参道が続きます。

道標         ドイツスズラン
P5031666 宝登山 道標s.JPG P5031668 宝登山 スズランs.JPG
葉の上に花が伸び出て咲いているのでドイツスズランでしょう。

寶登山神社と藤棚
P5031669 宝登山神社 藤m.JPG

寶登山神社 鳥居
P5031671 宝登山神社 鳥居m.JPG

長い階段の上に寶登山神社
P5031670 宝登山神社m.JPG

長瀞鎮座 寶登山神社 公式HP

ご由緒より
 今からおよそ1900年の昔の事、第12代景行天皇の皇子日本武尊が東国平定後に秩父の地にお入りになり、秀麗な山容に魅了されミソギを済ませ山頂へと向かいます。しかし突然の山火事に進退が極ったその時忽然と山犬たちが出現し瞬く間に火を消し止め、尊一行を頂上まで案内すると山犬たちは姿を隠してしまいました。この不思議に尊は山の神が御眷属の大口真神たる山犬をお遣わしになり、自分たちを救ってくださったとお悟りになり、山頂に神籬を設え尊の祖先にあたる第一代神武天皇・山の神の大山祇神・火の神火産霊神を祀り、山の名を「火を止める山」と表し「火止山=ほどさん」と定めました。このことが寳登山神社の始りと伝えられるのです。

神社前からつづく登山道入口
P5031672 宝登山神社から登山道s.JPG P5031673 宝登山 登山口s.JPG

ノダフジ 花盛りでした。
P5031674 宝登山 ノダフジm.JPG
単にフジとも呼ばれます。長い花穂が特徴。蔓は山桜式では「ふ」の字巻きと呼び、左上がりです。ヤマフジは「や」の字巻きで右上がり。花穂は短い。

道標         ツノハシバミ
P5031676 宝登山 道標s.JPG P5031679 宝登山 ツノハシバミs.JPG

ジュウニヒトエ
P5031680 宝登山 ジュウニヒトエm.JPG

P5031681 宝登山 沢m.JPG
水音で耳を漱ぎ、山へと入っていきます。

(つづく)

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2025年06月09日

高尾山 小仏川遊歩道・蛇滝・4号路コース(3)

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2025.06.07(土) 高尾山GREEN CLEAN作戦(第168回)

【コース】高尾駅北口〜(バス)〜駒木野BS〜小仏川遊歩道〜
     蛇滝〜十一丁目茶屋〜1号路〜4号路〜樅ノ木広場
     (昼食)〜山頂下トイレ〜富士道〜薬王院下〜
     1号路〜清滝前広場(解散)

ウメガサソウ 梅笠草 ツツジ科ウメガサソウ属
P6072331 ウメガサソウm.JPG
ここ数年、目の高さより上の崖の上でしかお目にかかれなくなっていましたが、久し振りに目の高さに現れてくれました。願わくば目につくことで荒らされませんように・・・

イナモリソウ 稲盛草 アカネ科イナモリソウ属
P6072333 イナモリソウm.JPG
高尾山で一番ピンク色が冴えた花ではないかな。毎年この場所で咲いてくれています。直ぐ下にタネが零れて増えているのが嬉しい。

サイハイラン 采配蘭 ラン科
P6072334 サイハイランm.JPG
開花直後には会えず雨の後の黄昏れた姿でしたが、ランの花型は未だ見えます。

サイハイラン(斑入り葉)
P6072335 サイハイランm.JPG
花も葉も目立たないランですが、ここの葉はちょっと派手に自己主張?

イイギリ 飯桐
P6072338 イイギリ 雄花m.JPG
イイギリの雄花が一斉に散って、薄黄緑色に敷き詰められた道

ツチアケビ 土木通 ラン科
P6072339 ツチアケビm.JPG
土木通も茎を伸ばし小さな蕾を付けて

オオバギボウシ 大葉擬宝珠
P6072340 オオバギボウシm.JPG
星形の蕾からいよいよ咲き出しました。

サワハコベ 沢繁縷 ナデシコ科 ヒダリマキマイマイ
P6072341 サワハコベs.JPG P6072344 ヒダリマキマイマイs.JPG
小さな妖精たち・・・

トウゴクシソバタツナミ 東国紫蘇葉立浪 シソ科
P6072342 トウゴクシソバタツナミm.JPG
すっかり目が悪くなって青い花が目に留まりオカタツナミ?・・・と思い指さしていたら、通りがかりの女性が不意に飛び込んで来てルーペで覗き込んで同定していかれました。みつけたばかりで観察もしていなかったのに、ナンダカなぁ・・・ こういうことがままあるので、何かみつけたときは黙って観察&撮影しようと思うけれど、嬉しくてつい連れを呼んでしまうのですよね。人だかりになって、結局自分は写真も撮れず・・・もあるある。

セッコク ラン科ラン科
P6072345 セッコクm.JPG
セッコクもそろそろ終盤と思っていましたが、結構あちこちの枝に大株が咲いているのに出会えて思いがけず素敵な見納めかな。また4日後と来週も来るので咲いていてくれると嬉しいな。

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2025年06月08日

高尾山 小仏川遊歩道・蛇滝・4号路コース(2)

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2025.06.07(土) 高尾山GREEN CLEAN作戦(第168回)

【コース】高尾駅北口〜(バス)〜駒木野BS〜小仏川遊歩道〜
     蛇滝〜十一丁目茶屋〜1号路〜4号路〜樅ノ木広場
     (昼食)〜山頂下トイレ〜富士道〜薬王院下〜
     1号路〜清滝前広場(解散)

高速下の休憩所から川沿いに下り、梅園の先の階段を上がって出た道を左折すれば、蛇滝入口です。ここから蛇滝へ向かう道へ入ると、冷気か霊気かひんやりとした空気に変わります。

大奥の滝山が気に入った程の紅葉の名所です。

イロハカエデ         ムサシアブミの花後
P6072320 イロハカエデs.JPG P6072322 ムサシアブミs.JPG
イロハカエデは赤いプロペラ型の果実が葉の上に出ます。
ムサシアブミの仏炎苞が取れ、中が見える珍しい姿。

サイハイラン
P6072321 サイハイランm.JPG
今年のサイハイランは、何だか小さめで冴えない。

ユキノシタ
P6072323 ユキノシタm.JPG
ピントが甘かったですが、変わった形と模様をじっくり見ていると、引込まれてしまいます。虫はこの形と模様に誘導されるのでしょうか。空から流れ落ちた星の精にも見えて来ます。

この辺りから徐々に勾配があがり、蛇滝を過ぎるとつづら折れの急坂が続きます。湿度と温度が高めの中、殆ど初めての山登り参加者(小学生)の様子が気になり、写真は撮っていませんでした。もう少しで十一丁目茶屋という最後の分岐まで、水分補給と休憩をとりながらゆっくりとのぼって来てくれましたが、手当後も歩行継続は辛そうでしたので、大事をとり安全担当スタッフと共にご家族とケーブル下山されました。また気候が良い時に参加してくれると嬉しいです。

浄心門手前から4号路に下り、吊橋を渡って樅ノ木広場で昼食。

イイギリの雄花
P6072324 イイギリs.JPG
この季節、沢山足元に落ちていて目につきますね。

キクバドコロ
P6072326 キクバドコロ?m.JPG
葉柄基部の特記の有無(カエデドコロには有り、キクバドコロには無い)は確認しませんでしたが、葉の裂片の先が尖っているのでキクバドコロかと。(カエデドコロは両脇の裂片の先が鈍角なことが多い)

ウツギ
P6072328 ウツギm.JPG
ヒメウツギ、マルバウツギ、そして最後を飾るウツギの白い花

コバノガマズミ
P6072327 コバノガマズミm.JPG
早くも実が色づいて来ていました。ガマズミの方は未だ花が残っていました。

(つづく)

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2025年06月07日

高尾山 小仏川遊歩道・蛇滝・4号路コース(1)

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2025.06.07(土) 高尾山GREEN CLEAN作戦(第168回)

【コース】高尾駅北口〜(バス)〜駒木野BS〜小仏川遊歩道〜
     蛇滝〜十一丁目茶屋〜1号路〜4号路〜樅ノ木広場
     (昼食)〜山頂下トイレ〜富士道〜薬王院下〜
     1号路〜清滝前広場(解散)

 高尾駅一番乗りの参加者の方が、予定より1本早いバスに乗り込まれたので同行。駒木野BS北の小仏関所跡公園では、ホトトギスが
♪キョキョキョキョッキョキョ、キョキョキョ・・・
と高らかに出迎えてくれた。

 一面に落ちこぼれていた梅の実に目を輝かせた方々、早速袋を出してたちまち袋一杯に拾い集められたのにはビックリ!
DSC_2779 (002) 梅の実s.JPG

 高尾駅から徒歩、また、後続2本のバスで全員集合。道路を渡り小仏川公園から遊歩道へ下ると、水音爽やか・・・

P6072307 小仏川遊歩道m.JPG

ハナウド 花独活
P6072308 ハナウドm.JPG
背丈の大きなハナウドは既に結実していました。

サイカチ 皀莢 マメ科
P6072311 サイカチm.JPG

サイカチとムクロジの泡実験     桑の実の食べ比べ
P6072310 サイカチ ムクロジ 実験s.JPG P6072312 桑の実s.JPG
当日拾ったサイカチの豆莢は出がらしになってしまったのか、細かく刻んで沢山ペットボトルに投入も、泡発生少なめ。ムクロジの方は泡泡になり良かった〜! 参加のお子さん方が、両方とも持ち帰ると言うほどに興味を持ってくれて嬉しい。

桑の実は、黒く熟した方が勿論甘いけれど、未だ赤っぽい実もフルーティな酸味があって美味しいので、食べ比べて頂きました。

P6072313 小仏川 水温s.JPG P6072315 小仏川 水温s.JPG
川辺に下りて水の流れに手を入れ、水温を予測してから、N班長持参の温度計で小仏川の実際の水温をチェック。山桜予想はビールを冷やすには温く水浴びには冷たいと思い14℃、Aさん予想は18℃。実測は、16.9℃でした。

ロウバイの若い実(偽果:花托が発達して果実を包んだもの)
P6072316 ロウバイ.JPG

P6072317 ロウバイの果実の中m.JPG
手で割れて中身を観察。 内側は綿っぽくて痩果(種子を薄皮で包んだ果実)が数個入っていました。この痩果は熟すと茶色くなり「ゴキブリの卵鞘」に例えられます。最近はソレを見たことが無い人も多いのですが、この日は話が通じて良かった(^^)

(つづく)

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2025年05月19日

飯能・多峯主山界隈(8)谷津田再生地〜飯能駅

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2025.04.22 飯能 森林インストラクター埼玉会

【コース】西武・飯能駅〜歴史的建造物めぐり〜観音寺裏手〜
     諏訪八幡神社〜善導寺〜常磐平〜多峯主山山頂〜
     雨乞池〜清滝〜太郎坊〜谷津田再生地〜飯能駅

谷津田再生地 
P4101326 谷津田再生地m.JPG
休耕田を再生し、里山風景の復活をめざしているようです。田んぼの畦に生える植物などをひとしきり観察しました。

P4101328 谷津田再生地m.JPG

「天覧山周辺 谷津田再生地」飯能市HPより引用

 天覧山周辺の谷津田は、かつて「飯能の名勝」としてすばらしい景観を生み出すとともに、田んぼや雑木林が生活の中で活用されることにより、動植物にとっても多様な生物の生息拠点となっていました。しかし、時代の移り変わりとともに人の手が入らなくなり、荒れ果て、地面も乾燥して葦や雑草がうっそうとした状態となりました。

 また、ホタルやカエルなど水生生物も少なくなり、ふるさとの原風景としての昔の面影は薄れてしまいました。

 そこで、かつての原風景を復活させ、エコツーリズム事業などを推進し、自然体験イベントや大人から子どもまで身近な自然を体験する憩いの場、学習の場として活用するため、平成19年から谷津田の再生・活用事業「天覧山谷津の里づくりプロジェクト」を実施しています。毎月1回(2時間程度)「はんのう市民環境会議」を主体に、多くの市民や事業者等の参画により整備を進めています。

ご参加を希望される方は、はんのう市民環境会議事務局(環境緑水課:042-973-2125)までご連絡ください。

その他のイベントは、はんのう市民環境会議からのお知らせでご覧ください。

道標             畦と用水路 ゼンマイ
P4101327 道標s.JPG P4101329 谷津田再生地 ゼンマイs.JPG

アリアケスミレ     ノミノフスマ
P4101330 アリアケスミレm.JPG

アカメヤナギ 龍の如き枝振りの古木
P4101331 ヤナギ?巨木m.JPG

アリアケスミレ
P4101333 アリアケスミレm.JPG

アリアケスミレ        オオジシバリ
P4101334 アリアケスミレs.JPG P4101335 オオジシバリs.JPG

「陽雲山清滝道」石道標    糀ソフト サクラ味
P4101336 陽雲山清滝道 石道標s.JPG P4101337 糀ソフトs.JPG
山頂下に流れ落ちていた「清滝」への道標。
埼玉会はビールで打ち上げがない?そうで、能仁寺山門並び
発酵食品館「OH!!!」の中のお店で美味しい糀のソフトクリーム購入し外テラスのテーブルを囲んでふりかえりでした。

高島家 料亭・置屋
P4101338 高島家 料亭m.JPG
風情あるこちらの建物は、料亭として実際に営業中

P4101339 高島家 料亭m.JPG

P4101340 高島家 料亭m.JPG

ヒメスミレ
P4101341 ヒメスミレm.JPG
駅へ向かう舗装路の端の隙間に健気に咲いて見送ってくれました。

埼玉会は東京会に比べると未だ会員数も少なく、全員の顔が見える家族的雰囲気があります。今回は一度延期となり参加者が少なくなってしまったのですが、沢山お話出来てお互いを知り仲良くなれてとても楽しい観察会でした。

(おわり)

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2025年05月18日

飯能・多峯主山界隈(7)清滝〜太郎坊〜麓へ

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【コース】西武・飯能駅〜歴史的建造物めぐり〜観音寺裏手〜
     諏訪八幡神社〜善導寺〜常磐平〜多峯主山山頂〜
     雨乞池〜清滝〜太郎坊〜谷津田再生地へ・・・

山頂下、様々な伝説の残る「雨乞池」を後にして下山。池の直ぐ下に小さな滝が流れ落ちていますが、言われなくては分からない程の水量です。今回は飯能に詳しい方がいらしたので教えて頂くことができました。この滝の水は上の雨乞池から流れ出ているのだそうです。

清滝
P4101310  多峯主山下の滝m.JPG

清滝に関する 飯能市立博物館 学芸職員 村上 達哉さんの記事
「多峯主山の御嶽信仰」

御嶽山の王滝(この頃、何度もこの王滝に出会います。呼ばれているかな・・・行かなくてはですね)から数えて三番目の「清滝」と名称が一致するそうです。修験堂と滝と言えば水行ですが、この水量ではどうでしょう? 嘗ては修行がされていたと伺ったようなうっすらとした記憶が・・・メモもせずであやふやです。次にお目にかかれたら確認してみます。

涸れたことがない雨乞池があるほどの保水力が幸いしてか、様々な植物を観察出来ました。

ヒメウズ キンポウゲ科 
P4101311 ヒメウズm.JPG

何ランだったかな? ラン科
P4101312 ?ランm.JPG

ニオイタチツボスミレ スミレ科
P4101313 ニオイタチツボスミレm.JPG

太郎坊(201m)      広場
P4101314 太郎坊 道標s.JPG P4101315 太郎坊s.JPG
太郎坊標はぶら下がって縦に・・・恐らく小ピークなのでしょう。展望はありませんが、休憩出来るベンチ?広場があります。

ミツバツチグリバラ科 キジムシロ属 クサイチゴ バラ科キイチゴ属
P4101316 ミツバツチグリs.JPG P4101317 クサイチゴs.JPG

ニガイチゴ バラ科キイチゴ属
P4101318 ニガイチゴm.JPG 
花が上向きに並ぶニガイチゴ

モミジイチゴ バラ科キイチゴ属 
P4101319 モミジイチゴm.JPG
花が下に垂れ下がるモミジイチゴ

コアジサイ アジサイ科
P4101321 コアジサイm.JPG
もう蕾が出来ていました。

道標          クロモジ クスノキ科 
P4101323 道標s.JPG P4101325 クロモジs.JPG
殆ど麓の里という雰囲気になって来て、目前に広がっていたのは・・・

(つづく)

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2025年05月17日

飯能・多峯主山界隈(6)多峯主山〜雨乞池

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2025.04.22 飯能 森林インストラクター埼玉会

【コース】西武・飯能駅〜歴史的建造物めぐり〜観音寺裏手〜
     諏訪八幡神社〜善導寺〜常磐平〜多峯主山山頂〜
     雨乞池・・・

コースから見下ろした雨乞池
P4101293 雨乞池m.JPG

ミツバツツジ 三葉躑躅 ツツジ科ツツジ属
P4101295 ミツバツツジm.JPG

ミツバツツジ      分岐の道標         
P4101296 ミツバツツジs.JPG P4101294 道標s.JPG 

多峯主山山頂(271m)
P4101301 多峯主山山頂標s.JPG P4101300 多峯主山山頂s.JPG

P4101302 多峯主山山頂m.JPG

多峯主山山頂より
P4101303 多峯主山山頂よりml.JPG

P4101299  多峯主山山頂よりml .JPG
標高271mの低山ながら、なかなかの展望が開けています。

新緑 ミツバツツジ ヤマザクラ
P4101297 多峯主山山頂よりml.JPG

P4101298 多峯主山山頂よりm.JPG
この淡い春の色合い・・・山笑うの頃、いいですねぇ

雨乞池へ下りて来ました。
P4101309 雨乞池m.JPG
この池は、山頂近くにありながら水が枯れたことがないと伝わる。
池の上手にタカオカミ、クラオカミの二柱の神が祀られ、田畑の作物が枯れると麓の村人が集って賑(にぎ)やかな祭りをしたとのこと。
多峯主山の雨乞いは、
・水をかき混ぜて濁す
・鼻をつまんで息を止め池を7周する
などとバタバタと騒いで水神を怒らせ、雨を降らせようとしたらしい。

タカオカミは高い峯にあり雨を司る神、祈雨の神
クラオカミは山の谷間に流れる川の神、止雨の神

ニリンソウ キンポウゲ科イチリンソウ属
P4101308 雨乞池 ニリンソウm.JPG
池の畔の一箇所にだけ茂っていて、植えられたものかもしれません。

アズマヒキガエルの卵塊
P4101306 雨乞池 アズマヒキガエルm.JPG

卵を見守るお母さん?
P4101307 アズマヒキガエルm.JPG
今は静かなこの池に、ヒキガエルたちが集まってきて産卵する様子を見てみたいです。

(つづく)

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2025年05月16日

飯能・多峯主山界隈(5)常磐平へ

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ご訪問ありがとうございます

2025.04.10 飯能 埼玉森林インストラクタ−会

【コース】西武・飯能駅〜歴史的建造物めぐり〜観音寺裏手〜諏訪八幡神社〜善導寺〜常磐平・・・

善導寺参拝後、常磐平へ向かう山道へ。こちらから多峯主山へ登る人は少ないようで、私も初めての道でした。以前は田んぼがあったような場所では、田んぼの畦などに咲く花々が見られました。

ウマノアシガタ 馬の足形 キンポウゲ科
P4101278 ウマノアシガタm.JPG

クサボケ 草木瓜 バラ科     ミミナグサ 耳菜草 ナデシコ科
P4101279 クサボケs.JPG P4101280 ミミナグサs.JPG

用水路の名残?
P4101281 水路?m.JPG
以前は田があったような湿地の脇を流れていました。

里山笑う
P4101282 山笑うm.JPG
いつ見ても心和む風景・・・

イヌザクラ 犬桜 バラ科ウワミズザクラ属
P4101283 イヌザクラm.JPG
花序(花房)の下に葉が無いのが特徴。

鹿の寝床らしい・・・
P4101284 鹿の寝床?m.JPG
鹿が身体をなすりつけるので滑らかな平面になるとか。

イヌシデ 犬四手 カバノキ科クマシデ属
P4101285 イヌシデ?m.JPG

ウリカエデ 瓜楓 ムクロジ科カエデ属
P4101286 ウリカエデm.JPG

ヤマツツジ 山躑躅 ツツジ科ツツジ属
P4101288 ヤマツツジm.JPG

常磐平
P4101289 常磐平m.JPG
休憩中、軽くて使いやすいお薦めの双眼鏡を教えて頂きました。

同行者お薦めの双眼鏡 
P4101290 お薦め双眼鏡s.JPG DSC_2784 (002) お薦めの双眼鏡s.JPG
山へ持って行くには軽くて操作が簡単なことが本当に助かるのです。ずっと迷っていたけれど、そろそろ買い換えかなぁと思っていたら、母の日に右の品ともう一つランク上の品も贈ってくれました。ありがとう、使いこなさないとね(^^;)

(つづく)

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