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5月の様子を見逃してしまい残念でしたが、6月になり、やっと観察園の手入れに行けました。やることが溜まっていた2週めは、写真を撮る暇も無く、ここで咲いているのを初めて見たこれだけ…
2025.06.09 むさしの自然観察園
クロバナヒキオコシ シソ科



小さくて地味な花色ですが、よく観ると可愛らしく、また小花が風に揺れる姿は涼やかです。多雪地帯の山地分布ですので、この夏を乗り切れるのか心配です。
202506.30
アガパンサス ヒガンバナ科
バショウ 芭蕉 バショウ科

アガパンサスは、別名 紫君子蘭、アフリカ南部原産 涼やかな花色、夏期が長く丈夫で大人気。
バショウは、バナナの仲間ですが果実は食べられません。苞の色が黄緑色(バナナ=実芭蕉は紫色)
ヤブカンゾウ 藪萱草 ワスレグサ科
ホタルブクロ 蛍袋 キキョウ科

どちらも丈夫で良く増えるので、この季節もっとも良く見かける花々。
園内には、ヤマホタルブクロも咲いています。見分け方は萼の裂片の股部に反り返りがあるか、膨らみがある(山蛍袋)か。
ソバナ 岨菜、杣菜、蕎麦菜 キキョウ科


山野草の土手を作った後、植えた覚えが無いのに育ってきた子で、初めて開花してソバナと分かった時は驚きました。毎年少しずつ大きくなり、今年はこんなに沢山の蕾を着けてくれました。この猛暑を乗り越え、無事に咲きそろって欲しいと願っています。
ユリ ’コンカドール’と
アジサイ エビガライチゴ 蝦殻苺 バラ科

園内の大型のユリは、オリエンタル・ハイブリッド種で、日本原産のユリを掛け合わせた園芸品種です。この黄色のユリの品種名は恐らく’コンカドール’別名’イエローカサブランカ’と思われます。ユリは花が重くて折れ曲がってしまい花が上を向いて写っていますが、本来は俯いて咲くタイプです。
山野草の土手として造り替える前から植えられていた球根で、毎年とても元気に咲いています。原種のヤマユリの繊細さ都比べると、驚くばかりの強健さです。コンカドールの交配親として記載されているトランペット・リリーの定義には、日本産のテッポウユリも含まれますが、この強健さからすると、中国産のリーガル・リリーの血が流れているのではと想像してしまいます。
エビガライチゴの名前は、赤く細かいトゲトゲだらけの様子を伊勢エビにでも見立てたのでしょうか? 山中で蝦殻という名を付けた人に聞いてみたいです。
オカトラノオ 岡虎の尾 サクラソウ科

地下茎を伸ばして大群落を作り、近くの植物を被圧してしまうので要注意です。
カライトソウ 唐糸草 バラ科

ちょっと派手ですが、地味めのワレモコウの仲間です。
ツリガネニンジン 釣鐘人参 キキョウ科
ウツボグサ 靫草 シソ科
ブラックベリー

ウツボグサは、別名の夏枯草(カゴソウ)で、花が終わると枯れたように見えます。
ミソハギ 禊萩
オミナエシ 女郎花 スイカズラ科
トチカガミ 鼈鏡 トチカガミ科

トチ=スッポンで、葉の形がスッポンに似て鏡の様に光るからとか。
ハマウド 浜独活 セリ科

アシタバとよく似ていますが、花期が春〜初夏、より大型でゴツく、葉が厚く光沢あり、茎に紫色の線があり、果実が軍配型であればハマウド。また傷つけたときの汁の色がアシタバ(濃黄色)より淡い黄白色。



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