2015年05月11日

アオゲラのヒナ

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異様にケタタマシイ鳴声がして窓の外を見ると、
電柱の天辺近くアオゲラのヒナが
右往左往しながら狂ったように声を振り絞ってる。
未だホヤホヤした羽毛に短いシッポのあどけない子。 

うっかり巣立ちしたものの、心の準備が出来ていなかったのか?
親鳥に助けを求めているのか、
一緒に飛び立った兄弟を探しているのか?
いくら叫んでも、もう多分、だれも助けてはくれないよ。
当分ひとりぽっちで生きていくしかないんだ。 
せめて声嗄れるまで訣別の名乗りをあげて、征け!
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2015年03月28日

高尾山・琵琶滝コース等(3月下旬)

高尾山グリーン・クリーン作戦の下見で、琵琶滝→2号路→3号路→紅葉台(昼食)→高尾山頂→1号路→高尾山口 を歩きました。

高尾山は本当に植物の宝庫で、日毎に次から次へ姿を変えるので、とてもとても一度にはご紹介できません。 これから、毎週のように歩いては、皆さんにご報告していけたらと思います。

今を盛りとあちらこちらに群落を作り斜面を淡青紫色に染めていたのは、
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    タチツボスミレ(立坪菫) スミレ科
 ハート型の葉、托葉のギザギザの切れ込みが特徴

花は目立たないものの、渋好みの凛とした風格を漂わせているのは、
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   エンレイソウ(延齢草) ユリ科
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 花弁に見えるのは萼片。 花色は、緑〜紫褐色など。 白花は別種。 薬草・有毒植物。 身は甘酸っぱく食用となります。

沢沿いの湿潤地などで、楚々とした白い花を開き始めたのは、
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 ニリンソウ(二輪草) キンポウゲ科
花色は白〜ピンク色を帯びるものまで。 二輪草の名を持つが、咲き始めは一輪で、よく見れば花柄の付け根に次の蕾が見えます。 最初の花が次の花が咲くまでもてば、名前の通り二輪の揃い咲きとなります。

琵琶滝の横の雫が滴るような岩にしがみつく様に生えていたのは、
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  マメヅタ(豆蔦)
ツタの名を持ちますが、ウラボシ科のシダ植物です。
丸い栄養葉と細長いヘラのような胞子葉を持ち、蔦のように岩を這い上がります。
(写真の縦横がオカシイのですが、直せません…何故?)

切れ目の入った変わった葉、ほんのり赤味のさす白花のスミレは、
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  エイザンスミレ(叡山菫) スミレ科
花色は白花からピンクを帯びたものまで個体差があります。
下は我が家に種が飛んで来て増えてしまった狭山丘陵のエイザンスミレです。
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柔らかな細長いハート型の葉、花も細面のスミレは、
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 ナガバノスミレサイシン(長葉菫細辛) スミレ科

町の路脇に咲くカタバミよりも柔らかな雰囲気の
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  ミヤマカタバミ(深山片喰・酢漿草) カタバミ科

みつけると、思わずわ〜っと声をあげてしまう可憐な青い花々は、
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 ヤマルリソウ(山瑠璃草) ムラサキ科
園芸種のワスレナグサの仲間です。 咲き進むとピンク色に退色して青とピンクが混ざって咲くのも素敵です。

小さなガーベラのような花には、何故か勇ましい名前の
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 センボンヤリ(千本槍) キク科
 秋に咲く長く伸びた管状花だけの閉鎖花の方が槍らしい気がします。
 花弁の裏が赤紫色なので、紫タンポポの別名があります。
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(写真の向きが直らなくてすみません)

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  キブシ(木五倍子) キブシ科
 名はタンニンを含む実をヌルデの五倍子(フシ)の代用とした為。 五倍子は黒色の染料となり、むかしはお歯黒(鉄漿)にも用いました。

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ヨゴレネコノメ(汚猫の目) ユキノシタ科
 先日も紹介したネコノメの仲間です。 科は違いますが、何処かエーデルワイス(キク科ウスユキソウ属)的な雰囲気もありませんか?

何故だかなかなか正面を見せてくれない恥ずかしがり屋の
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ミミガタテンナンショウ(耳型天南星) サトイモ科
 マムシグサに似ていますが、仏炎苞の下部の左右が耳のように張り出しているのが特徴。 花が咲き出す頃には、このように葉が完全に展開していません。 花が咲く前の芽は、細長いタケノコの様な姿です。
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2015年03月21日

パウロの森・初探訪

FIT(Forest Instructer Tokyo−森林インストラクター東京会)の活動の一つの見学で、高尾山の北部「パウロの森*」を初探訪させて戴きました。

先輩方が増えすぎたニセアカシアなどの伐採に取り組んでおいでの中、作業の邪魔にならない範囲で新人の私たち2名は「パウロの森」の中を案内して戴きました。 

いきなりの急登にあえぎながら斜面を登ったり、見晴らしの良い尾根を歩いたり・・・先輩方が代々、大切に育んで来られた豊かな森に抱かれて幸せな時を過ごしました。

足元にはカンスゲ、シュンラン(花)、ナガバノスミレサイシン(花)、コンテリクラマゴケ、トリカブト(葉のみ)、フデリンドウ(蕾)、ウグイスカグラ(花)・・・

こちらは腹菌類のきのこ「ツチグリ」
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ムササビの食痕がある葉(折ってかじるので左右対称の歯形が残る)
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(間隙で思わず手が震え…ピンボケすみません!)

キジョランの丸い食痕の裏にはアサギマダラの幼虫が…
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指先と比べるとその小ささが分かります。
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模様などが見られるように少し拡大してみました。

頭上には、キブシ(花)、フサザクラ(芽吹き)、ウワミズザクラ(蕾)、ダンコウバイ… 

お昼の後には、かいた汗の分を補うお塩の効いたぜんざいと焼き餅を戴き、元気をつけて午後は笹刈りのお手伝いに。

午前も昼休みも午後も、次々と繰り出される容赦ない?先輩方の質問に答えようとするのに精いっぱいで、写真を撮る余裕など殆どありませんでした〜 何でもそれらは、パウロの森くらぶへの入会資格試験?だったと後で伺って、またビックリ! 何とか「合格!」と言って戴けてホッとしました。

帰り道、フクロウの声の手笛を教えて戴きましたが、酸欠になりそうな位吹いて、やっと微かな音が出るくらい・・・もっと練習していい音、そしてメロディも奏でられるようになりたいです。 藤かアケビ?のツルであっという間にカゴを編まれる先輩、どんな葉っぱでも唇に当てて笛にしてしまわれる先輩、森の事なら隅から隅までご存知の大先輩、この森には、多種多彩な技や知恵を持たれた先輩方が目白押しで、学びたいことが山ほど溢れています。

お土産に、ほだ木で立派に育った椎茸を戴きました〜香りよく肉厚でとっても美味しかったです^^
これからも森の恵みの豊かさを支えるお手伝いをし、またその恵みに抱かれて学んでいきたいと思います。 

*「パウロの森」とは、高尾山の北部にある聖パウロ学園高等学校の学校林で、23ha(東京ドーム5個分)の広大な面積を持ち、2004年からFIT会員による森林整備活動と森林環境教育活動が始まりました。(2007年には国土緑化推進機構のモデル学校林に認定)FITの中の「パウロの森くらぶ」ではは2004年以来延べ5000人を超える学園の生徒や近隣の小学校の生徒の森林環境教育に携わって来ています。  
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2015年03月20日

八国山・芽吹き

 狭山丘陵の八国山の木々が芽吹き出しました。

アオキは雌雄異株です。 雄花は既にほころび始めていましたが・・・
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直ぐ近くの株の雌花の芽はまだ閉じたまま。 やはり近縁間の受粉は避けたいのかな。
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↑ガマズミ?の芽 と ↓展開し始めた若葉
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  シデの仲間?          サクラの仲間?

この時期に目立つのは、ピンクの釣鐘花を春風に揺らすウグイスカグラと、銀色の絹毛を光らせるコウヤボウキの芽吹きのコラボレーションです。 ウグイスカグラは「鶯神楽」、ウグイスがホーホホホ ホケキョ♪と上手に鳴けるようになった頃、それに呼応するように嬉しげに花開きます。 個体によって花色の濃淡があるのを、あちらこちらに探すのも楽しみです。
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コウヤボウキ(高野箒)の枝の先には、種を支えていた基部がヒマワリの花型に残っていました。 一見、枯草のように見えますが、よく見るとその下の枝には絹毛をまとった小さな芽がプチプチと膨らんでいて、新旧交代の様子がよく分かります。 
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神様のお神楽を歌うウグイスと
仏様のお掃除をするホウキ
そんな名前の植物が、一緒に仲良く生えているのも、なんだか日本の春らしくっていいものですね。
           ***
<追記>
そうそう、この日、携帯の電池が切れて写真が撮れなくなった時、道の際で何かがノッソリ動いた違和感…近づいてみると、冬眠から覚めたのか大きなガマガエル(ヒキガエル)が、眠たそうにこちらを見ていてビックリ! (電池が切れたのは、ガマ様のご意向かな。)

そこへ丁度、幼稚園児の一団が近づいてきたので、先頭の先生を手招きして静かにそっと教えたのですが、先生が「うわ〜!」となって、たちまち園児たちも集まって大盛り上がり。 

「ヒキガエルには毒があるし、皆の手のばい菌もカエルさんにうつるといけないので、触らないでね〜」
と伝えて、退散しました。 カエルさんもビックリして目が醒めたでしょうね〜 
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2015年03月15日

ネコノメソウの仲間

満開の梅園の彩りに迎えられた裏高尾の木下沢(こげさわ・小下沢とも表記)でネコノメソウの仲間3種の開花に出会えました。 中でもヤマネコノメとハナネコノメは、渓流の飛沫のかかる苔むした岩などを覆うように広がっています。 ヨゴレネコノメは、やや日陰となる林縁の湿り気のある所でも見られます。

ネコノメソウの名前は、熟した果実が裂けた様子が猫の目に似て見えることから。

ヤマネコノメソウ(山猫の目草) ユキノシタ科ネコノメソウ属】
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(ネコノメソウとの見分け方)
 ヤマネコノメソウ: 葉は互生、ランナー出さず、花期3〜4月
 ネコノメソウ: 葉は対生、ランナー出して広がる、花期4〜5月
 
ハナネコノメ(花猫の目) ユキノシタ科ネコノメソウ属】
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白い花弁に見える萼片に、萼片より長い雄しべの赤い葯が映えて愛らしく、初春の沢の人気者。 誰かが所在を見つけて声をあげれば我も我もと押し寄せて、周りが踏み荒らされてしまいます。 人に頼らず自分の目で見つて、周りの植物を出来るだけ踏まないようにしつつ、そっと対面する気遣いも必要に思います。

ヨゴレネコノメ(汚れ猫の目) ユキノシタ科ネコノメソウ属】
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 基本種「イワボタン(別名ミヤマネコノメ)」の変種。 
 葯の色が、イワボタンは黄色、ヨゴレネコノメ葯は暗紅色。
ほこりをかぶったように見えるのが名前の由来とのこと。 未だ芽生えの少ない林縁で光りを集め輝くばかりに咲く姿に「汚れ」の名前は気の毒に思えますが、沢の飛沫を浴びるような場所に咲くヤマネコノメやハナネコノメに比べると、確かに少しホコリはかぶっているかもしれません。 まぁ、カワイソウな名前は印象的で記憶に残りやすいのが利点ではあります。

この日、この他に木下沢で観察した植物:
 (花)タチツボスミレ、アオイスミレ、ユリワサビ、ヤマルリソウ、
    アブラチャン、ダンコウバイ、
 (芽吹き)エイザンスミレ、ニリンソウ(つぼみも)、ヤマトリカブト、
      フサザクラ
 (その他)フユザンショウ(トゲと常緑の葉)、カツラ(株立ち)
      リョウブ(ナポレオンハット型の冬芽)
動物の痕跡
 イノシシが食べ物(ミミズ?)を漁った痕
 人間が植物を盗掘した痕

帰り道に立ち寄った日影沢で観察した植物:
 (花)アズマイチゲ、キクザキイチゲ、コチャルメルソウ
 (芽吹き)コウヤボウキ
 (その他)カツラ(植林)
 
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2015年01月11日

ヒツジノツノ

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昨日の森林インストラクター新年会で石井会長が、12年に一度しか使えない干支関連のものとご紹介くださったのが、「ヒツジノツノ」と名前の付いたの標本。 (上の写真はネットの通販「ジャムコバヤシ」http://jamkobayashi.com/?pid=16449418さんのお写真を拝借)

さて、これは一体・・・?

ゼンマイの様なシダの仲間? と思いきや、パナマ帽を作るヤシに似た縦に裂ける葉を持つパナマソウ(パナマソウ科)の肉穂花序(ガマの穂のようにフランクフルト状に集まった小花の塊り)に縦に切り込みを入れて丸まったものを乾燥させた状態、だそうです。 パナマ帽を作る葉の部分は素直で丸まったりしない繊維ですが、肉穂の部分はタンポポの茎のように縦に切れ目が入るとクルクルと丸まる性質をもっているのですね。

「パナマソウ」についてもっと知りたい方は、
GKZ植物図鑑「パナマソウ」http://www.t-webcity.com/~plantdan/souhon/syousai/ha-gyou/ha/panamasou/panamasou.html

日本ではドライフラワーとして「タルホーン」の名で流通しています。 それにしても、ホーンはhornとして、タルってどんな意味なのでしょう? 後で調べてみますね。
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2014年12月05日

森の案内人の卵に

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 出掛けにポストに大きな茶封筒を発見。
『これは・・・結果通知!?』
一刻も早く開けたい気持ちを抑えつつ時間に追われ足早に目的地へ。

息せき切って席につき、とうとう我慢できずに封筒の口をコッソリ開けて覗き込むと・・・

平成26年度森林インストラクター資格試験
合 格 者 各 位


の文字が見えました・・・
バンザ〜イ!\(^o^)/るんるん よかった〜ぴかぴか(新しい) 

 これで何とか新しい道へ進む足がかりを得ることができました。
まだ「卵」になる資格を戴いただけですけれど、まずは先輩方のお手伝いをしながら好きなことを日々学び続けることが出来るのがうれしいです。 そしていつかは学んだことを沢山の方々に伝えられたら・・・ハートたち(複数ハート)

お休みしていた「天地に遊ぶ」もゆっくりと中仕舞いを解き、舞台を広げつつ復活したいと思います。

今までの記事も少しずつ見直して再更新するかもしれません。
(2014.12.07 小石川植物園関連の記事を2つ開きました。) 

ひっそりとの再開です。 
もしもひょっこり覗かれてお目に留まりましたら、どうぞ宜しくお願い致します。

山桜 拝

<写真: メタセコイア(曙杉アケボノスギ) 2014.11.16 2次試験日に小石川植物園にて>
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2014年11月16日

秋の小石川植物園

森林インストラクターの2次(実技・面接)試験は茗荷谷の林業会館で行われましたが、試験順番は遠方からの受験生が先となり東京在住者は末尾となります。 私は午前中から夕方まで待ち時間があったので、歩いて(入口の正門まで)20分程の小石川植物園で、普段身の回りではなかなか見られない樹木をのんびりと観察して過ごしました。

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アサダ(カバノキ科アサダ属)
短冊状に反り返るのが特徴の樹皮

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カゴノキ(クスノキ科ハマビワ属)
鹿子(カノコ=カゴ)斑模様が特徴の樹皮

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タラヨウ(多羅葉・モチノキ科モチノキ属)
上:実
下:葉裏「字が書ける葉」というと試す人も・・・「東大」の試し書きを発見。

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中国にでも迷い込んだような花梨(カリン)の林

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ハゼノキ(櫨木・ウルシ科ウルシ属)
やがて真っ赤に染まり「櫨紅葉」と言われるほど。

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東京大学総合研究博物館 小石川分館(旧東京医学校本館)

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人の近づけない池の畔でアオサギが悠然と水面を見つめていました。

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西南の角の出口(入園不可)外で咲いていた椿(品種名不明)
花弁の先がほんのり桃色にそまって優しい風情でした。
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2013年10月10日

2013年 最後の蝉

10月というのに、最高気温28.4℃とまるで夏が戻ってきたようにジリジリと暑かったこの日、恐らく今年最後のミンミンゼミの声を聞きました。
タグ: セミ
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2013年09月25日

百舌(モズ)の初鳴き

るんるんキィーーーーキチチチチチッexclamation

 今朝、高らかに響き渡るモズの初・高鳴きを聞きました。

 降ったり止んだり薄日が差したりと目まぐるしい空模様でしたが、台風はこの里に秋の使者も連れて来たようです。
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2013年09月18日

ヒガンバナ開花

 今年は気を揉ませることなく、お彼岸(入りは20日)に先立ち、あちこちで早々と咲き出してくれました。

 彼岸花で有名な高麗(こま)の巾着田では、開花が予想より遅れ特別急行が運休になったそうですが、今や一大人気スポットで人も車もいっぱい、その上彼岸花を見るのも有料になったのだとか…。 一面真っ赤な群落も壮観でしょうけれど、畑の畔や野辺や河原のあちこちで、ポッポッとひとかたまりずつ咲いている風情が私は好きです。 あそこにも、あ、ここにも…と、赤とんぼと追いつ追われつにそぞろ歩いてみつける楽しさを味わいたいです。
 
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2013年07月20日

陣馬山の植物

2013-07-02 陣馬山への道で出会った植物のアルバム

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正常なマタタビの実 マタタビ科
DVC00560.JPGマタタビの虫こぶ(虫えい)=マタタビフクレフシ=木天蓼(モクテンリョウ)マタタビ酒の原料となる薬効の高い漢方薬 マタタビミタマバエが寄生し発生 (ピンボケで…すみません)
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マタタビの白葉 6〜7月の花の頃、ハンゲショウのように白化してよく目立つのは、梅雨時の雨を避けて葉陰で咲く下向きの花の代わりに虫を呼ぶ為ではないかな? その花は香りも素敵で、姿を隠しているもののおもてなしの心は人一倍のようだ。

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チドリノキ(千鳥の木)別名ヤマシバカエデ(山柴楓)ムクロジ科カエデ属
シデ類の葉に似るが、葉の付き方はカエデの特徴である対生。 実の形を千鳥の群舞と見た命名?

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コクサギ(小臭木)ミカン科
「コクサギ型葉序」=葉が2枚ずつ交互につく互生が見られる。

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オカトラノオ(岡虎の尾) サクラソウ科
明るい林縁には多様な植物が見られ、ついつい立ちどまってしまいます。

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ヤマユリ(山百合)のつぼみ ユリ科
葉の上で満腹昼寝中?寧ろ防御ポーズ?の黒いイモムシ(何の幼虫かな?)

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ヤブレガサ(破れ傘) キク科
嘗て初めて庭に芽を出したフタマタイチゲをヤブレガサと間違えたことがありました。 トリカブトとニリンソウを間違え食中毒を起こすことがありますが、私もフタマタイチゲの葉を天ぷらにして食べてしまいました。 何とも無かったけれど…むしろ美味しかったけれど…食用の記載はないです。 不確かなものを口にするのは禁物。 あ、ヤブレガサの若芽は美味しい山菜です^^

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オオバギボウシ(大葉擬宝珠)のつぼみ ユリ科 
お馴染みの花が咲く前のつぼみの固まり。 この形自体も花のようで、ひと時の美しさにドキドキします。
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2013年07月16日

ミンミンゼミ初鳴き

 
夏いづこ 初鳴きみんみん しわがれて   (山桜)

 気だるくしわがれ声で鳴き始めたミンミンゼミ、今年の初鳴き日はエアコンいらずの涼しさでした。
タグ:セミ
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2013年07月01日

ヒグラシ初鳴き

 世界遺産に登録された富士山の山開きが注目された日も暮れ、ほんのり染まった夕焼け空に涼しい風が梢の葉を揺らし、林の方からヒグラシの初鳴きが…カナカナカナカナ… たちまち小学生の頃の夏休みにタイムスリップさせてくれるような心の奥に沁みる声です。

 随分と、早いのでは!? と思ってブログを書き始めてからの記録を調べてみると、1〜2週間も早かったことになります。 

 2005年 7月13日 
 2006年 7月 7日
 2007年 記録せず
 2008年 7月14日
 2009年 7月11日
 2010年 7月14日
 2011年 7月12日
 2012年 7月15日
 2013年 7月 1日


 それにしても半袖では肌寒い程ヒンヤリとした風です。 今年は朝晩と日中との気温差がとても大きく感じられます。 果物は甘くなりますね。 人間は風邪ひきそうですけど、鍛えられて甘味を増すでしょうか??  
タグ:ヒグラシ
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2013年06月18日

フタマタイチゲ

 幾度か載せたことがありますが、イチリンソウやニリンソウなどに比べると、余り知られていない花なので、群生した様子をご紹介します。(落葉樹の下の明るい日陰で湿り気のあり風通しの良い場所です) 山野草の好きな方に分けて戴いたシロバナノヘビイチゴの鉢に紛れ込んでいて、最初はヤブレガサが生えてきたかと思って喜んでいたら、あれよあれよと大きくなり白い花が咲いて2度ビックリ! 本当の名前がなかなか分からず苦労しました。

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<2013-05-30 撮影>
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<2013-05-21 撮影>

 一番上の葉の付け根から花茎が2本出ているのが名前の由来でしょう。 蕾のすぐ下にあるのは苞? 花の大きさといい風情と言い、こちらをニリンソウと呼びたいくらい(実際最初はニリンソウと間違っていました^^;)ですが、分布が北海道・北方領土の海辺の湿原ということで全国的には余り知られずにいて(アイヌ名は「オウシキナ」)、さて標準和名は…となった時、先に使われているニリンソウの名以外ででこの花の特徴を表すには…二股に出ているイチゲ(一華=イチリンソウの仲間)に似た花…考えた名付け親の苦労がしのばれるようです。 個人的には、二股というと途中で分かれている様子やら、浮気者やらを想像しますが…^^; つけられてしまったものは致し方なしです。

 <アイヌ語の古名「オウシキナ」について>

  そのままズバリの解説はみつからず、なんとなく近そうな言葉を拾ってみました。

  アウシ=角
  アシ=立ち上がった 大きな
  クナウ=フクジュソウの花

  「角のように二本伸びた または 背の大きな 福寿草に似た花」

  などと想像してみました。 どなたかご存知の方がこのページを見て教えて下さると嬉しいです。
 
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2013年06月14日

蛍袋・山蛍袋、そして…?


 数年前、地元自生種のホタルブクロの苗を分けて戴き庭に植えたところ、流石にこの土地の植物、あっという間に地下茎をそこら中に伸ばし、且つ、こぼれ種からも無数の苗が育ち、斑点の殆どない白から濃桃まで様々な色調の花が毎年新たに出現し咲き出しました。 ホタルブクロの変化の多様さは、「実に面白い」。 

 今年、一番早く咲き始めた花を飾ろうと、ハサミを入れつつ花を見ると何か違和感が…
「(‘jj’)/ じぇじぇ!?」
「ウソ〜! これって、もしかして?」
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 花の付け根を包んでいる萼(ガク)の部分…
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 ガクの一片と一片の間がプクリと膨らんでいるではありませんか! 

 これは「ホタルブクロ」の特徴です。 
(山ホタルブクロ=膨らんでいる  ホタルブクロ=めくれあがっている)

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 そういえば、その一株だけ、明らかに茎がしっかりしており背の伸びようが直立系で、茎が直線的でたわまない為か花の付き方の風情は、まるで「秋田の竿灯」のようです。 (支える竿はしっかりしていて提灯がぶら下がって揺れている感じ)

 一方、こちらが武蔵野の野山に普通に見られるホタルブクロ(我が家で生じた白花)
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ホタルブクロの特徴: ガクの長い一片と長い一片の間の短い一片がめくれあがっている

 株全体の風情は、最初の内は上に伸びていても、茎が細く柔らかめな為、段々と花や蕾の重さで先が下へ向いてゆくので、例えれば「七夕の笹飾り」のようです。(弓なりにたわんで横へ伸びていく感じ)
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 そしてそして、今年、更にじぇじぇじぇっっ! なホタルブクロが発生しました!!
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 濃い桃色、妖精のスカートのように外に跳ねる花弁の先(この写真は萎れ気味なのでその下の写真参照)、そして何より妙なのは…
ここまで読んでくださった方なら、ピンと来てらっしゃるかもしれませんが…そうなのです!
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 ガクが、無い!!
 学が無いのは私…いやいや、萼が無くては、何ホタルブクロか見当がつきません…最近よく見かけるようになった外来種でしょうか? そうだ、あるべき萼が消えているということは、若しかして…

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 思った通り、萼が花弁化しており、二重の花弁になっていました! なんとメルヘンチックな可愛らしさ〜♪ 若しどこかで売っていたとしても、決して私の庭には連れてこないタイプですけれど、神様が生み出された愛らしさに屈服です。(笑)

 それにしても、何故うちの庭に山ホタルブクロやら濃桃の二重咲ホタルブクロが出現したのでしょう? 山へ行った時に、靴か衣服に種が付着して持ってきてしまったか、どこかで求めた山野草の苗の土に混入していた可能性もあります。 二重の方はもしかして、我が家で自然に発生した変異なのかもしれません。 

 種や根から花が咲くまでは数年かかりますし、そこらじゅうホタルブクロが生えているのでいつやって来てどう育っていたものやら、今の所はっきり分かりませんが、これもご縁ですから家の仲間として大切にしてやりたいと思います。 来年はどんな花が咲くかしら〜と思うと、殖えてしまっても引っこ抜けないので困ります。
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2013年05月30日

カッコウ初鳴き

カッコウるんるん カッコウるんるん

 何年振りかでカッコウが戻って来ました。 最後にカッコウの声を聴いたのはいつだったか…忘れるぐらい長い間、どこか投げやりで寂しげな(山桜の勝手な思い込みです)ホトトギスばかりが鳴き盛っていて、高原を思わせる涼しげなカッコウの声が消えていましたので、復活してくれてバンザ〜イ!な気分です。 

 最も托卵される方の小鳥たちにとっては、ホトトギス(主にウグイスに托卵)もカッコウ(主にノビタキ、モズ、ホオジロ、オナガ等に托卵)も迷惑な存在ですね。 どうせなら、最近増殖中の中国鳥ガビチョウ(画眉鳥)の巣に托卵してくれないかなぁ… ガビチョウに罪は無いとはいえ、すっかり我が物顔、大きな声で鳴き騒ぎ、他の鳥や人間を縄張りから追いやる姿は目に余ります。 何とか自然淘汰で少しは減ってくれたらと、穏やかな共存に向けて切ない願いです。

 …と書いてから、もしやと思い調べてみると、ホトトギス⇒ガビチョウの托卵はもう始まっているようです。 ホトトギスが増えた理由の一つでしょうか? こんなところからも生態系が少しずつ変化していくのですね。

<記事中の鳥の名前をクリックするとリンク先の情報ページに飛べます。 それぞれの声も聴けますのでお楽しみください。> 
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2013年05月21日

タケノコは何処へ?

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 もう5月も半ばを過ぎたというのに、春の大きな楽しみである新タケノコを味わっていません。 いつもは生協のチラシに九州から順に産地が北上しつつ、皮付きの産直タケノコが掲載されるので漏れなく恩恵にあずかれるのですが、見落としてしまったのか、これまで一度も注文できていません。 八百屋さんやスーパーの店頭でも無人販売コーナーでも見かけず、デパートでやっと見つけたのは、皮つきの小さなものが2つで1000円近く…皮を剥いたらその半分以下の大きさになりますから、まるで松茸並みの値段! とても手にする気持ちになれませんでした。 

 不作の原因として考えられるのは、この春の異常低温と少雨の影響でしょうか? 2011年、東日本大震災に襲われた年も不作だったようで、果物と同じように豊作と不作が交互にくるそうで、今年はその不作年にあたるのかもしれません。 それにしても全国的に不作?なのか、これほどあの魅惑的な姿を目にできないというのは生まれて初めてです。
 
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 「地震が来たら竹林に逃げ込め」と子供の頃に言われましたけれど、張り巡らされてはいるものの根が浅い(上の写真参照:穴の上部に竹の根の先が見え、その下は空洞)竹は、此の所続いている地震の揺れで、少なからずダメージを受けているのかもしれません。 イノシシやシカの食害も増えていると聞きます。

 先ほど、丁度竹林のお手入れをされている方がいらしたので、
「今年はタケノコが少ないようですが…」
と伺いましたら、
「いや、此処では沢山採れましたよ。」
と、意外なお答えをいただきました。 よく見れば、そこは北斜面で水脈があるのか余りカラカラに乾くことのない場所のようでした。 もう少し下って、水路沿いの竹林を見ると、

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 元気な若竹が沢山空に向かってグ〜ンと伸びあがっていました。 どうやら、多摩北部、水脈のある土地では不作とは無縁だったようです。 私が丁度タケノコの出ていた頃に地元にいなかっただけだったのでしょうか…??  嗚呼、筍を思う存分食べたい! 北国から豊作の便りが届くのが待ち遠しいです。
タグ:タケノコ
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2013年05月19日

ホトトギス初鳴き

 
キョキョキョッキョキョッ 
キョキョキョッキョキョッ 
キョキョキョキョキョ…

 夕暮れ道の薄闇の向こうから、今年のホトトギスの初鳴きが聞こえてきました。 日中の気温は上がっても宵の風はまだ涼しくて…と、思っていたらホトトギスが連れて来たのか、心なし湿度が上がり夏が近づいてきたような雰囲気です。
 
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2013年05月09日

生まれた〜!!\(‘jjj’)/

<<!注意!>>
  ウジャウジャ系が苦手な方は…
  ご覧にならない方がよろしいかと…(−−;)



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 生まれたばかりの小さな命達のなんと健気で愛らしいこと! 真っ黒な小さな瞳にジッと見据えられ、カメラを手に思わずたじろいでしまいました。 こんなに小さくても、立派な「生まれながらの狩人」です。 おお、もう既に勇ましくも鎌を振り上げているじゃありませんか…!

 親が晩秋に産み付けた卵の詰まった「卵嚢」と昔教わったのですが、今は「卵鞘(らんしょう)」と呼ばれるお麩状の物体から、次々と孵化して糸状のものにぶら下がりながら雫のように再度自分たちで塊りを作ったかと思うと、はしっこいものからてんでんにあちらこちらへばらけ散っていきました。 テリトリーは早いもん勝ちなんでしょうね。 エサを捉えなければ生きていけないし、一方木の上からは小鳥たちが目を凝らし、地面ではトカゲやカナヘビが舌なめずりしながら待ち構えていますし…。 生きていくのは厳しいなぁ… と、一昨年も同じようなこと書いていたようです(。。;)> 私も負けないように、ピシッと気合い入れなくっちゃです。

 <写真: 今年初めての真夏日となった日、オオカマキリの孵化 2013.05.09>
 

モヤッとするので、参考までに調べてみました。
 卵塊: 文字通り、卵の塊り。 卵嚢、卵鞘も含む。 
     (カエル、ウミウシ、アメフラシ、など)
 卵嚢: 卵塊が、袋状の(柔らかい)もので覆われているもの。 
     (クモ、巻貝=海ホオズキ、など)
 卵鞘: 卵塊が、鞘状(固型の)もので覆われているもの。 
     (カマキリ、ゴキブリ、など)
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