2024年09月20日

静かな林道ハイク下下見(1)

ご訪問ありがとうございます

2024.09.20
JR相模湖駅ー(バス)ー大垂水峠バス停〜学習の道〜大平林道〜
高尾林道〜稲荷山コース〜5号路〜高尾山頂〜富士道〜1号路〜
ケーブル高尾駅

ジャコウソウ シソ科
P9207996 ジャコウソウm.JPG

ツリフネソウ ツリフネソウ科
P9207999 ツリフネソウm.JPG

ヤマハッカ シソ科
P9208000 ヤマハッカm.JPG

イイギリ ヤナギ科
P9208003 イイギリm.JPG

カノツメソウ セリ科
P9208004 カノツメソウm.JPG

ウラジロ
P9208006 ウラジロm.JPG

ムカゴイラクサ イラクサ科
P9208007 ムカゴイラクサm.JPG

(つづく)

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2024年09月18日

高尾山 樹木ウオッチング下見/本番

ご訪問ありがとうございます

2024.09.11下見/09.18実施

 【主催】森のお山歩くらぶ(森林インストラクター東京会所属)
【コース】京王高尾山口~稲荷山コース~5 号路~高尾山山頂(昼食・
     休憩・トイレ)~1号路~薬王院~ケーブルカー高尾山駅上
     展望広場(振り返り、解散)

 高尾山の樹木に着目し、その木が生えている環境、歩んできた歴史、森の中での役割などを考えながらハイキングを楽しむという、森林インストラクターならではのイベントでした。そんなことを言いながら、いろいろお話した木についての写真を殆ど撮ってなくて…すみません(。。;)

タマゴタケ 2024.09.11( 下見時)卵茸
P9117912 タマゴタケm.jpg
どうして並んで生えているのかな?

コガネヤマドリ? 2024.09.11(下見時) 黄金山鳥
P9117915 コガネヤマドリ?m.JPG
こちらも行列! どうも木の根に沿って生えているようですね、何故でしょう…?

DSCF0013 (002) 樹木Ws 857.jpg DSCF0016 (003) 樹木s 915.jpg
(アシストMさん撮影)

カマキリの脱殻
P9117917 カマキリの脱殻m.jpg
丁度抜け替わる時期なのか、良く見かけました。

DSCF0019 (002) 樹木Ws 925.jpg DSCF0022 (002) 樹木Ws 1015.jpg
(アシストMさん撮影)

ヤマホトトギス 山杜鵑     ホウチャクソウ 宝鐸草 果実
P9117921 ヤマホトトギスs.jpg  P9117927 ホウチャクソウs.jpg
どちらも少し森の木陰の半日影を好みます。若し、大きな木が倒れて日差しが強くなれば負けてしまうでしょう。すこしずつ異なる環境が多様な植物を育みます。

DSCF0025 (002) 樹木Ws 1132.jpg DSCF0031 (003) 樹木Ws 1231.jpg
(アシストMさん撮影)

アカガシ 赤樫
P9117931 アカガシm.jpg
殆ど空洞になっても生きているのは何故?

シラキ 白木 果実
P9117922 シラキ 果実m.jpg
既に紅葉し始めていました。トウダイグサ科の植物は赤い色素を発揮しやすいようです。

コバノガマズミ 木葉の莢蒾 果実
P9117924 コバノガマズミm.jpg
やや日陰と日向では実の色づきが違っていました。
P9117923 コバノガマズミm.jpg

コヤブタバコ 小藪煙草
P9117925 コヤブタバコm.JPG

ヤマホトトギス 山杜鵑
P9117930 ヤマホトトギスm.jpg

イワギボウシ 岩擬宝珠
P9187994 イワギボウシm.jpg
何故か名前の通り、岩の隙間のような所が好みです。ギボウシの仲間で一番遅く咲きます。

ミョウガ 茗荷
P9187995 ミョウガm.JPG
ミョウガは召し上がっても花は初めて見た方、お家に生えていてよくご存じの方、冷蔵庫の中で花を咲かせてしまったことがある方など、様々でした。

オオカモメヅル 大鴎蔓    ハダカホオズキ 裸酸漿
P9117932 オオカモメヅルs.jpg P9117936 ハダカホオズキs.jpg

ツチアケビ 2024.09.11( 下見時)土木通
P9117937 ツチアケビm.jpg
初めてご覧の方は一体何?と驚かれます。薄黄色いラン科の花を咲かせた後、真っ赤に熟した果実です。

キハギ 木萩
P9070500 キハギm.jpg
ハギは樹木なのに「萩」と草冠つきで「七草」にも数えられるという草扱い。その中で一番「幹化」するので「木萩」という名前が付いています。

最初に「草と木の違いって何でしょう?」から入って、締め括りが
なんと「木萩」というオチでした。ありがとうございました〜♪

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2024年08月11日

薬師岳花紀行(21)雨中下山→吉峰温泉

ご訪問ありがとうございます

2024.07.24

金沢出発前から、下山日の天気予報は少雨だったので覚悟はしていたが、夜半から風雨の音強く、明け方、豪雨と雷鳴で目が覚めた。前日の夕食後、恐らくこの荒天を憂慮された太郎平小屋常駐の山岳救助隊の方から、
「遭難する時には必ず予兆がある」
「その予兆を見逃さず対応すること」
というお話を頂いた。

朝イチ、個室のドアを開けると、私達の部屋の前だけ水浸し! 雨漏り? と天井を見ても濡れていない。どうやら、誰かが窓を開けて外を確認した際に吹き込んだらしい。それは仕方ないけど、床がびっしょりなったことに気づかなかったのかなぁ

今日の私達は、登って来て知った道を下るだけの行程、小降りとなり風も弱まり流れ去っていく雲を観て雨具を装着、出発予定時刻に出られると判断した。

雨が降ったら川のようになるなと思いながら登った箇所は見事に水没、足場を確かめながら慎重に進む。真ん中が水浸しだと、ついつい水のない登山道外を歩きたくなるが、我らがリーダーは、
「ちゃんと動かない飛び石が置いてあるので、却って安心」
と言い、安易に脇に逸れない。登山道の両側の緑が浸食されて剥げていくのを食い止めねるべく、足本の安全を一つずつ確認しつつ慎重に進む。

有峰湖が眼下に現れた辺りから、有り難いことに日が差して来た。
P7247691 お日様がm.jpg

有峰湖の上を白龍が去って行き・・・
P7247690 下山 有峰湖m.JPG

湖面が現れた
P7247689 下山m.jpg

雨が上がるとカメラ小僧は早速・・・

ヒカゲノカズラ
P7247692 ヒカゲノカズラm.jpg

いやいや、あともう少し、油断しないで

折立登山口到着! 今年も揃って元気に登ってこられて良かったね〜
P7247694 登山口到着s.jpg P7247695 登山口到着s.jpg

亀谷温泉は、火・水・木曜日がお休みなので、吉峰温泉へ!

吉峰温泉 露天風呂(下記吉峰温泉HPより)
吉峰温泉m.jpg
無色透明単純泉で美白効果もありとか・・・
吉峰温泉HP

タンパク質と糖質を充填! 
P7247696 吉峰温泉 豚丼s.jpg 1722836305808 吉峰温泉 ソフトs.jpg
おやつもモグモグ食べたし「山へ行くと却って太る」パターンでした〜💦 楽しかったから、それで、いい✨

(おわり)

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薬師岳花紀行(20)山・ビール・太郎ラーメン 乾杯!

ご訪問ありがとうございます

2024.07.23

ガスを振り切り?太郎兵衛平、太郎平小屋前に無事下山。
太郎平小屋前から、山々の展望を振り返る。

「中部山岳国立公園 掲示板」越しの薬師岳
P7237670 太郎兵衛平看板と薬師岳ml.jpg

           水晶岳  ワリモ岳 鷲羽岳 祖父岳
P7237666 水晶岳 鷲羽岳 祖父岳ml.jpg
         (鷲羽岳・祖父岳の手前 秘境・雲ノ平)

少し引いて見ると、右端の黒部五郎岳の奥に三俣蓮華岳 双六岳
P7237668 展望図の方向の展望ml.jpg

殆ど読み取れなくなっている展望図
P7237667 展望図ml.JPG
目を凝らし何とか読もうと頑張るも・・・補修お願いします💧

<展望図の方向> 水晶岳 (その手前)雲ノ平     鷲羽岳
P7237681 水晶岳 鷲羽岳ml.jpg

  三俣蓮華岳  双六岳     黒部五郎岳 (手前右端)北ノ俣岳
P7237671 北ノ俣岳 他ml.JPG

三俣蓮華岳の左裾にひょっこり現れたこの変わった山容は一体・・・展望図の一番下の文字は「根」?

            硫黄尾根
P7237674 このエグい山容は?m.jpg
地図と照らし合わせて該当しそうなのは、槍ヶ岳「北鎌尾根」か硫黄岳「硫黄尾根」? 硫黄尾根の方が手前で高いので「硫黄尾根」!? 太郎兵衛平から、こんな風に見えるのですね〜感激!

薬師岳
P7237686 薬師岳ml.JPG
手前中央の頂きは、避難小屋跡と愛知大のケルンのある頂点、その左奥が薬師如来の祠のある山頂

窓の外の絶景に乾杯!
P7237672 乾杯m.JPG

はぁ〜〜〜美味しいっ!最高!!
mP7237673 生ビール.jpg

やや待って・・・太郎ラーメン登場
P7237676 太郎ラーメンm.JPG

太郎ラーメンは行者ニンニク入で元気回復
P7237677 太郎ラーメン 行者ニンニク入m.JPG
汗をかいた後のラーメンスープを身体が芯から欲しておりました。細麺に柔らかチャーシュー、行者ニンニクの旨味と一緒に澄んだ美味しいスープまで、あっという間に全部頂きました〜ご馳走様です

(つづく)

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2024年08月04日

薬師岳 花紀行(14)薬師岳山頂からの展望

ご訪問ありがとうございます

(編集&地図照査中・・・スマホで見ると山名の位置がずれますね・・・すみません(。。;)間違っていたら教えて下さい。)

2024.07.23
            北薬師      剱岳?    立山
P7237575 北薬師 剱岳 立山 金作谷カールml.jpg
(右下の圏谷)金作谷カール

  北薬師                    剱岳
P7237578  薬師岳山頂から 北薬師 剱岳ml.jpg

えっと、これはどっち方面だったかな・・・
<追記>下の様に推定しました。
鹿島槍ヶ岳           爺が岳     針ノ木岳   (一番右)蓮華岳

P7237577  薬師岳山頂から展望ml.jpg

指さしてる写真と同じ方向ということは・・・(地図と照査中)
鹿島槍ヶ岳       爺が岳    針ノ木岳   蓮華岳
DSC_1846 (002) 723 1001 薬師岳山頂からml.JPG
あれ、何か飛んでる〜

(手前)赤牛岳 その後、方向的に烏帽子岳?三ツ岳? その奥は? 
P7237576  薬師岳山頂から 赤牛岳ml.jpg

                野口五郎岳     真砂岳
P7237583  薬師岳山頂から展望ml.jpg

       (手前)多分・・・烏帽子岳
P7237585  薬師岳山頂から展望ml.jpg

                   ワリモ岳   鷲羽岳
P7237586  薬師岳山頂から展望ml.jpg
山頂が鷲の頭のように思えたので鷲羽山だと思っていたのは実はワリモ岳で、その隣が本当の鷲羽岳だと分かった。すっかり思い込んでいたので、ちょっと混乱・・・。

P7237587  薬師岳山頂から展望ml.jpg

P7237588  薬師岳山頂から展望ml.jpg

ここにも大きな雷鳥の雪形
P7237579 残雪の向こうの山々ml.JPG

雷鳥形の残雪は上に立てばこんなに大きい
P7237589  薬師岳山頂から展望m.jpg
登ってくる途中、山頂からのすれ違いの方に剱岳や富士山も見えると伺い、山頂でおやつを頂きながらのんびり40分程も粘っていたら、一転ガスがかかり風が更に強まってきた。富士山は見逃したが、午後はやや崩れるとの予報あり、潔く下山開始。

今日のお昼の楽しみ、太郎平小屋の「太郎ラーメン」とビールが待っている〜♪

(つづく)

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2024年08月03日

薬師岳 花紀行(13)ケルン→薬師岳山頂

ご訪問ありがとうございます

2024.07.23

花紀行と言いながら、流石にここまで登ると花は・・・雄大な景色を前にして目に入らなかった。

この大きなケルンは・・・
P7237562 薬師岳 ケルンm.JPG
昭和38年の愛知大山岳部13名の遭難慰霊塔。道理で素通り出来なかった筈だ。合掌

天井が抜けた避難小屋跡のすぐ上に立つ。
P7237564 ケルンと避難小屋跡m.jpg
ずっと登山者の安全を見守り続けてくれている。

        水晶岳
P7237566 水晶岳? ケルンml.jpg

薬師岳では、氷河が削った圏谷(カール)群が見られる。
大きなカールは、南稜カール・中央カール・金作谷カール・北カールの4つ。

<中央カール>
        野口五郎岳     水晶岳\常念岳
P7237567 ?カールml.jpg
さっきまで雲がかかっていた常念岳が水晶岳の肩にひょっこり頭を出した。
       
                    赤牛岳
P7237571 雪渓 赤牛岳 カールml.jpg
手前正面の目立って赤い山が赤牛岳

カールのモデルの様な綺麗なすり鉢状の地形
P7237563 中央カールml.jpg
雪形がヒナを連れた雷鳥に見えた。

薬師岳山頂の祠を望む
P7237568 薬師岳山頂を望むm.jpg

いよいよ山頂間近
P7237569 薬師岳山頂間近m.jpg

P7237570 カールml.jpg

薬師岳(2,926m)山頂
P7237572 薬師岳山頂m.jpg
2020年、クラウドファウンディングに資金を集めて再建された真新しい山頂の祠の中には、金色に輝く薬師如来像ともっと古く歴史のありそうな仏像や刀なども。今は有峰湖というダムの底に沈んでしまった有峰の里人(平家の落人説あり)により祀られた薬師さま。日々仰ぐ神宿る山に薬草を求めたこと、また夢枕に薬師如来が現れ、追い続けてこの山頂に至ったこと等から薬師如来信仰を深めたとのこと。

常日頃お世話になっている東京の高尾山薬王院の薬師如来さまのご縁で、ここまで導かれたように思う。遥かな高尾山にも思いを馳せ手を合せた。

P7237573 薬師岳山頂 薬師堂m.jpg

山頂到達!風が強くなって来る中、願いを込め鐘を衝くリーダー
1722836198912 薬師岳山頂s.jpg 1722836067489 (002) 薬師岳山頂の鐘s.jpg

(つづく)

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2024年07月18日

小さな盛土穴たくさん・・・何!?

ご訪問ありがとうございます

2024.06.14 高尾山

カチカチに踏み固められた土の表面に無数の小さな穴(直径3mm程)が無数に。
「うわ、これ、何!?」

P6146880 地面の穴と盛土 何の巣?m.jpg

掘り立て?の穴の周りにはフカフカの盛土があり、盛土がなくなった穴もその周りに沢山。

「アリの巣?」
と思ったのですが、アリはこんなに沢山巣穴を並べないし、アリの姿は全然見えません。

同行の知識の泉のような大先輩が、
「ニワハンミョウでは?」
「穴に糸や細い草などを差したら釣れるかも」
と仰るので、
「それは面白い!」
と盛り上がりましたが、今日は観察会の下見、いつまでも遊んではいられない。

しかし、沢山の目で穴を見ている内に、穴に出入りする小さなハチ?をみつけました。幸い一人の帽子に止まったので撮影。

P6146881 ?m.jpg
後肢には黄色い花粉が沢山ということは、花に集まるハチの仲間なのでしょう。

帰宅して調べると、どうやら「コハナバチ」の仲間(その仲間だけで100種もいるらしい)のようです。地面に穴を掘り、壁を蝋でで固め、集めてきた花粉を固めて丸めた花粉団子に産卵するとか。

小型のハチで、ヒサカキなどの小さな花にも入り込め、花粉を運んでくれる大事な媒介者。どこもアスファルトや砂利や草避シートが敷かれ、土間のような「踏み固められた地面」が少なくなるにつれ、数を減らしているのだそうです。

もしも居なくなれば、受粉出来なくなる植物も出るかもしれない。

生物多様性を謳いながら、環境を一変するような開発があれば、
「知らぬ存在の昆虫が、知らぬ間に姿を消してしまう」
そんなことが世界中で起きているのでしょうね。

生存環境の多様性も守って行かねばならない。人間にとって都合の良い環境ばかりになれば、生きていけない生物が存在することを、改めて思い知った日でした。

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'24年7月 高尾山 稲荷山コース(3)

ご訪問ありがとうございます

2024.07.06(土) 

花の無い時期と言われますが、遂に山の女王の如き圧倒的存在感を放つスターの出番です。

ヤマユリ
P7067094 ヤマユリm.JPG

次の登板を待つ蕾たち
P7067092 ヤマユリm.JPG

ヤマホトトギス
P7067095 ヤマホトトギスs.jpg P7067096 ヤマホトトギスs.jpg
早くも秋の花ヤマホトトギスも咲き始めました。

ヤブレガサクキフクレズイフシ  ハダカホオズキ解説中
P7067098 葛西班 ヤブレガサクキフクレズイフシ解説中s.jpg P7067100 槙田班 ハダカホオズキ解説中s.jpg

梅雨時の山の二大巨頭、ヤマユリ アジサイ
P7067101 ヤマユリ アジサイm.JPG

ツチアケビ          ミミガタテンナンショウ
P7067102 ツチアケビs.jpg P7067103 ミミガタテンナンショウs.jpg
土の中からムクムク湧き出して異彩を放つツチアケビ
トウモロコシのような実が色づきだしたミミガタテンナンショウ。この毒々しく禍々しいオーラを放つ果実を誤食する人って、本当にいるのでしょうか・・・? 敢えて口にする人はいるようですが、真似しないでくださいね。口が曲がるほど苦くて渋くて刺さるような痛みもあり、長いこと苦しむそうです。

イワタバコ
P7067106 イワタバコm.jpg
イワタバコの蕾が一つ咲きそうになっていました。

アジサイ
P7067107 アジサイs.JPG P7067108 アジサイs.JPG
様々な色に染まってきています。

オオバギボウシ
P7067110 オオバギボウシm.jpg
頭上から見下ろされている視線を感じ、存在に気づきます。

P7067111 オオバギボウシ.JPG

キハギ
P7067112 キハギm .jpg
キハギまで! 今年は秋の花が早いのかな? 秋に終わっていませんように・・・

(おわり)

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2024年07月17日

'24年7月 高尾山 稲荷山コース(2)

ご訪問ありがとうございます

2024.07.06(土)

山頂の東屋傍のクヌギの木にて

ミノムシ           クヌギハマルタマフシ(虫コブ)
P7067077 ミノムシs.jpg P7067079 クヌギハマルタマフシs.jpg

オオバギボウシの蕾      オカトラノオ
P7067080 オオバギボウシs.jpg P7067082 オカトラノオs.jpg

伐られてしまったナラガシワ
P7067083 ナラガシワm.jpg
ナラ枯れで立派な幹が伐られた後、沢山のひこばえが生えてきて「生きてて良かったね〜!」と喜んでいたのですが、ひこばえも伐られてしまい、ガッカリ・・・また芽吹いてきてくれることを祈るばかり。

ルリボシカミキリ
P7067084 ルリボシカミキリm.jpg
昆虫界の宝石の一つ。ただ、木材に潜り込んで囓ってしまうので、林業的には害虫で・・・

オカトラノオ
P7067085 オカトラノオm.JPG

ハンショウヅル(果実)     オオバウマノスズクサ(果実)
P7067086 ハンショウヅルs.jpg P7067087 オオバウマノスズクサs.jpg

黒いハバチの仲間?の幼虫   レンゲショウマ(蕾)
P7067088 ホトトギス葉 幼虫s.jpg P7067089 レンゲショウマs.jpg
この黒い細い幼虫はクルリと丸まって糞に擬態するタイプかな?

ムラサキニガナ
P7067090 ムラサキニガナm.JPG
咲き残っている淡赤紫色の花に綿毛になった果実が光を添えて

ヒヨドリバナ ヤマユリ
P7067091 ヒヨドリバナ ヤマユリm.JPG

(つづく)

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2024年07月16日

'24年7月 高尾山 稲荷山コース(1)

ご訪問ありがとうございます

(編集中・・・)

オオバノトンボソウ 9:06
P7067035 オオバノトンボソウml.jpg

オオバノトンボソウ 9:06   素敵な笑顔 9:07
P7067034 オオバノトンボソウs.jpg 

ノウタケ 脳茸        種子が沢山の糞
P7067045 ノウタケs.jpg P7067046 何の糞?s.JPG

赤いきのこ(未同定)     キジョランのつぼみ
P7067055 赤いきのこs.JPG P7067056 キジョランs.JPG

ヤブコウジ         白いきのこ(未同定)
P7067059 ヤブコウジs.jpg P7067061 白いきのこs.jpg

茶色いきのこ(未同定)
P7067063 茶色いきのこm.JPG
あ、傘にザトウムシがいました♪

オオバジャノヒゲ      ツクバネウツギの萼片
P7067064 オオバジャノヒゲs.jpg P7067068 ツクバネウツギs.JPG

オオカモメヅル
P7067069 オオカモメヅルs.JPG P7067071 オオカモメヅルs.jpg
大きいのは葉だけで、花はコバノカモメヅルよりもずっと小さく余り気づいて貰えないけれど、なかなか凝った造りで愛らしい。


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2024年07月12日

奥多摩秘境の会 6月(4)

ご訪問ありがとうございます

2024.06.08

もう、普通のハイキング・コースとなりました。
P6086851 ハイキング・コースs.jpg P6086852 こちらへ進むs.JPG

また、同じラン科の蕾     鉄塔下
P6086854 ラン科?s.JPG P6086855 鉄塔s.jpg

鉄塔から鉄塔へと伸びる送電線
P6086856 鉄塔から鉄塔へ送電線m.JPG

鉄塔下からの眺め
P6086857 鉄塔下からの風景m.jpg

リスの展望広場
P6086860 リスの展望広場s.jpg P6086861 リスの展望台s.jpg

ムラサキシキブ        道標
P6086862 ムラサキシキブs.JPG P6086864 道標s.jpg
「おにぎり岩」に行ってみたかったけれど、皆さんはよくご存じのようでパスでした。

カンアオイ          「青梅の森」道標
P6086870 カンアオイs.jpg P6086866 青梅の森道標s.JPG

「青梅の森」
P6086868 青梅の森図m.jpg
ここに描かれていない道から上ってきたということですね。その後、コース図にある道を通り現在地

「風の子太陽の子広場」へ向かいます。
P6086872 コースs.jpg P6086873 コースs.jpg

P6086874 コースs.jpg P6086875 コースs.jpg 

P6086876 キャンプ場s.jpg P6086877 道標s.jpg

「風の子太陽の子広場」に到着
P6086878 終点解散m.jpg
ふりかえりと今後の話し合いの後、解散。青梅駅方面へ向かう方は、確か橋を渡りこの階段を登って行かれました。皆さん青梅市在住ということで三々五々歩いて帰途へ。私は東青梅駅へ連れて行って頂きました。土地勘がなくて何処に居るやらでしたが、やっとこうして振り返ってみて、少しずつ分って来たようです。次回はどこを探検するのかな、ワクワク!楽しみです♪

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2024年07月11日

奥多摩秘境の会 6月(3)

ご訪問ありがとうございます

2024.06.08

パン屋さん?         クサフジ
P6086808 パン屋さん?s.jpg P6086809 クサフジs.JPG
確かパン屋さんと聞いたような・・・自信がなかったので、写真を拡大して看板を読んでみると、
Lesachtaler Brotbachhaus レーザハッタル(多分、オーストリアの地名)のブロット(固いパン)の工房? 
固い小麦の味のするパンが好きなので、ちょっと寄って買いたかった。また機会があるといいな。
*調べると「木の葉」という名のパン屋さんでした。

聞修院に到着(ランチ休憩)
P6086811 聞修院s.jpg P6086814 聞修院s.jpg
聞修院については別記の予定。(例によっていつになるやらですが)

ノリウツギ          マダニ?
P6086815 ノリウツギs.JPG P6086818 マダニ?s.JPG
ノリウツギを見ていたら、何やらベンチの方が騒がしい・・・
「えっ、マダニ? こんなに大きいの!?」
噂には聞いていましたが、これ程大きいとは・・・1cm弱ありました。

山門を潜って
P6086820.JPG

一旦道路へ出て、再び路地へと・・・
P6086825 一旦道路へs.JPG P6086826 路地へ入るs.JPG

えっ、ここから入る?     小橋を渡って・・・
P6086827 ここ?s.JPG P6086828 橋を渡ってs.jpg

橋の下は、綺麗な沢の流れ
P6086829 綺麗な沢m.JPG

再び怪しい?茂みへ踏み入り、沢沿いに上る・・・
P6086830 再び茂みへs.jpg P6086833 沢沿いに上るs.jpg

最後尾で振り返り見る来し方
P6086832 振り返る来し方m.JPG

段々と勾配がキツくなっても皆、黙々と・・・
P6086834 勾配がキツくなってm.JPG

あ、何か張り紙が・・・      えっと、良いのかな?
P6086835 何か書いてある?s.jpg P6086836 えっと、良いのかな?s.jpg
通行止めにはされていないので「自己責任で」ってことですね。

成程、道は肩幅ほどしかなく・・・
P6086838 成程、肩幅ほどしかないm.JPG

一歩間違えば沢へ・・・      障害物も乗り越えて
P6086842 一歩間違えば・・・s.jpg P6086844 障害物もs.jpg 

おお、道標のある道に出た!   カイガラタケ
P6086846 道標s.jpg P6086847 カイガラタケs.jpg

ヒナスミレ           カワラタケ
P6086849 ヒナスミレs.jpg P6086848 カワラタケs.jpg
 
(つづく)

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2024年07月10日

奥多摩秘境の会 6月(2)

ご訪問ありがとうございます

2024.06.08

ハイキング・コースの道標がある処にでましたが、何故だか道標は殆ど下に落ちたまま・・・木漏れ日の中、歩きやすい道。
P6086776 道標s.jpg P6086777 木漏れ日の中s.jpg

また落ちたままの道標     小さなピークで休憩
P6086778 道標s.JPG P6086779 休憩s.jpg

足元に小さな白い花・・・ああっ、これは! 赤い実は良く見かけますが、花を初めて見て感激!

ツルアリドオシ
P6086780 ツルアリドオシm1.jpg
花弁に毛が生えているとは知りませんでした。枝先に2つずつ咲いて子房が合着していると。肝心な部分もボケボケ。あ〜、もっと良く観察すれば良かったなぁ 

P6086781 ツルアリドオシm1.jpg
地面すれすれで、とても小さな花、光も不足で結構粘ったけれどピントが・・・。
直ぐに「あったあった〜」と騒いでしまうので、皆さんも撮影モードとなり順番待ち、何だか焦って撮影というパターン。先ず、しっかり自分で撮ってから言えばいいのにね、嬉しくて我慢できないんだな、これが(^^;)

おっ、壊れていない道標も
P6086784 道標s.JPG P6086785 道標s.jpg

明るい尾根は気持がいい
P6086786 明るい尾根道m.JPG

ラン科の何でしょう・・・アオチドリ?
P6086789 ラン科?s.JPG P6086790 ラン科?s.JPG
花が咲いている時に見たかった。

鉄塔
P6086791 鉄塔s.jpg P6086794 鉄塔s.JPG
鉄塔は地図に載っているので居場所を確認できます。この鉄塔は「JR古里線9号」

P6086795 道標s.jpg P6086796 尾根道s.jpg

コアジサイ
P6086797 コアジサイs.JPG P6086798 道標s.jpg
コアジサイは殆ど終わっていて、貴重な残り花でした。

コバノタツナミ        クラマゴケ
P6086801 コバノタツナミs.JPG P6086799 ?s.jpg

ウラジロ
P6086800 ウラジロm.JPG
ウラジロの新しい葉の展開群は、いつ見ても恐竜がいた頃の風景に見えてドキドキ・・・

コバノカモメヅル?      谷戸沿いの道
P6086805 コバノカモメヅルs.jpg P6086804 谷戸の道s.jpg
麓に下りて来ました。人里の気配。 

サワシバ?
P6086806 サワシバ?m.JPG

アワブキ?
P6086807 アワブキ?m.JPG

(つづく)

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2024年07月09日

奥多摩秘境の会 6月(1)

ご訪問ありがとうございます

2024.06.08

今年度から仲間に入れて頂いた「奥多摩秘境の会」の6月定例会で青梅界隈を歩いて来ました。地図を見ると、以前に歩いたことがある地域の筈なのですが、何せ歩く道が地元を知り尽くした隊長のマニアックなルートなので、一体どこに居るのか途中からさっぱり分らなくなったことを楽しんで来ました(^^;)

青梅駅舎のツバメの巣
P6086759 ツバメm.JPG
親の帰り(餌)をじっと待つ可愛いヒナ。一番遠くから参加で張り切って早めに到着した私も、時間通りに集合の地元の方々を大人しく待っておりました。

青梅駅から暫くは住宅地の中を進み、踏切を渡り、

竹林の中の道を進むと     お稲荷さんの赤い鳥が・・・
P6086761 竹林の中の道s.jpg P6086762 お稲荷さんの鳥居群s.jpg

表参道にも脇参道にも赤い鳥居が連なって
P6086763 お稲荷さんの鳥居群2s.JPG
何稲荷さんなのか、ちゃんとお参りして確かめたかったけれど、そんなことをしていたら忽ち置いてけぼりで迷子になってしまいそうで・・・後で調べると、どうやら「久平稲荷」さんのようです。「倍返し神社」の異名があるとか。是非とも再訪せねば。

道に出てトンネルを潜り、突然、道標もない道を下りて行きます。皆さんの足取りの確かなこと!

P6086764 トンネルを潜りs.jpg P6086765 ここ?と言うと所を下りて行くs.jpg

あ、でも、ちゃんと道はありました! コンテリクラマゴケ
P6086766 道はあったs.jpg P6086767 コンテリクラマゴケs.jpg

植林とアジサイ        間伐作業の看板
P6086768 植林 アジサイs.jpg P6086769 間伐作業の看板s.jpg

見事なテイカカズラ
P6086770 テイカカズラm.JPG

ええっ、ここを下りるの!? 
P6086771 えっ、ここを下りる?m.JPG
少し先に迂回した先輩と、ここからエイッと飛び降りた先輩が・・・私は迂回しましたよ〜

突然現れたバンガロー     植林地
P6086772 バンガローs.jpg P6086773 植林s.jpg

僅かな踏み跡を辿る      淡々と足取り軽いK隊長
P6086774 僅かな踏み跡s.jpg P6086775 K隊長s.jpg

いやいや、もう、鋏を持って道を切り拓いて行かれるK隊長は勿論ですが、常連の方々の健脚ぶりにも驚きました。山笑(やまにこ)会の常連さん方にも負けない、いや、それ以上かもしれません。流石は「秘境の会メンバーズ」!

(つづく)

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2024年06月08日

低山はいかい「東京の林地〜金比羅尾根」(2)

ご訪問ありがとうございます

山主さんの別荘下の美しい沢
P5226148 プライベートな沢m.jpg

P5226149 ランチs.jpg P5226150 ランチs.jpg
清々しい緑の沢沿いで山主さんとも歓談しながらランチを頂き、金比羅尾根ハイキングへと向かいました。

アシナガバチ         ウツギの蕾
P5226152 アシナガバチs.JPG P5226153 ウツギs.JPG

クモキリソウ 発見!
P5226155 クモキリソウm.JPG
未だ小さな蕾でしたが、クモキリソウに出会えました♪

ガクウツギ          ネコノメソウの仲間
P5226156 ガクウツギs.jpg P5226157 ネコノメソウの仲間s.jpg

道標             ヒメガンクビソウ
P5226160 道標s.JPG P5226158 ヒメガンクビソウs.JPG

コアジサイ
P5226159 コアジサイm.JPG

P5226164 コアジサイm .jpg

ウラジロ
P5226162 ウラジロm.JPG

展望
P5226166 金比羅山 展望m.jpg

ハンショウヅル
P5226167 ハンショウヅルm.jpg

目印になる鉄塔        橋渡る
P5226169 鉄塔s.jpg P5226170 橋渡るs.jpg

道標             ノアザミ
P5226171 道標s.JPG P5226174 ノアザミs.jpg

ジャケツイバラ
P5226172 ジャケツイバラm.jpg

ノアザミ
P5226173 ノアザミm.jpg

ニガナ と ノアザミ
P5226175 ノアザミ ニガナm .jpg

拝島まで出てのふりかえりでは、急逝された前低山はいかい代表を好物「エイヒレ」で偲びつつ献杯しました。
      DSC_1718 (002) エイヒレ 献杯s.jpg 
朝、黙祷を捧げてのスタートでしたが、一日中一緒に居て見守っていて下さるお気持ちを感じた一日でした。10年近く、大変お世話になり、ありがとうございました。ご心配を掛けないように務めますけれど、また応援に来て下さると嬉しいです。

合掌

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ラベル:低山はいかい
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2024年06月06日

北山公園 花菖蒲

ご訪問ありがとうございます

6月の花木くらぶ定例会は、北山公園の花菖蒲等を観に行きました。こちらは奥の田んぼエリア。田んぼの観察はまた後程。
P6046657 北山公園m.jpg

先ずは今を盛りと咲く花菖蒲たち・・・ボランティアの方々では手入れだけで精一杯、名札付けまで手が回らないそうで、品種名の分からないものは後で何とか調べてみます。

花菖蒲(ノハナショウブから品種改良された園芸種)は、
大きく分けて、

(1)江戸系 江戸時代に江戸で育成。
     主に菖蒲園で群生美を鑑賞。
     上から見て美しい平咲きが多い。
     花型に規格がない。(何でもあり?)

(2)伊勢系 江戸時代に伊勢松坂(三重県)で育成。
     鉢に入れ室内で鑑賞。
     外花弁が大きく垂れる三英咲き。
     
(3)肥後系 江戸時代に肥後(熊本県)で育成。
     一株ずつ鉢植えで鑑賞。
     大輪で豪華なイメージ。
     外花被・内花被も大きく花弁化した
     六英花が多く、花弁は丸みで大きい。

(4)長井系 山形県長井市のあやめ公園に保存されていた
     江戸古花よりも古いとされる長井古種を元に
     改良された系統。
     野生のノハナショウブに似た素朴な品種。
     小輪の三英花が多い。

(5)黄菖蒲系 明治30年頃に渡来し帰化した西亜・地中海原産
      キハナショウブと交配された系統。

(6)古花  江戸時代〜大正時代までに作られた品種。
     江戸・伊勢・肥後それぞれに古花が存在。

(7)種間交配種 花菖蒲×キショウブ、花菖蒲×カキツバタなど
       異種間交配種
(8)外国系 シーボルトにより欧州に持ち出され交配育種された
     系統。大輪でボリュームがあり雄大なイメージ。

   「花菖蒲のはなし」
    東村山観光ボランティアガイドの会編集より抜粋

 今まで原種のノハナショウブといえば、「赤紫色の花で目が黄色」のものだけと思っていましたが、日本各地で、青紫、淡青紫、空色、白色、淡紅、薄紅、筋入、また花弁も細めのものから丸めのものまで様々な変化があり、それらを集めて交配育種して現在の様々な品種が生み出されたと知り、本当に目から鱗が落ちました。

 日本のノハナショウブの多様性に脱帽です。そしてそれらを大切に守りつつ、品種改良を続けて来られたご先祖様方に大感謝です。

 元々、余り華やかな園芸品種に興味がなく、花菖蒲も総じて苦手、外来種との交配で生まれたとばかり思っていた無知を恥じました。

2024.06.05

花菖蒲の群生美
P6056698 花菖蒲 m.JPG

深窓佳人<江戸古花>
P6046668 花菖蒲.JPG
名前通り、上品な色合いにうっとり・・・

長生殿?<江戸古花>
P6046667 花菖蒲m.JPG

古希の色<江戸系>
P6046674 花菖蒲 古希の色m.JPG

長井小町<長井系>
P6046675 花菖蒲 長井小町m.JPG
長井系(長井古種から近年改良された品種)とは、山形県長井あやめ園で大切に守られてきた、原種のノハナショウブの面影を宿す素朴で花菖蒲らしい基本の花の形が残る系統です。

北山乙女?
P6046680 花菖蒲m.JPG
ここ北山公園でみつかった品種(平成28年登録)で、ここでしか観られないとのこと。咲き始めがスプーン状。

筑羽根(つくばね)
P6056693 花菖蒲 m.JPG
咲き始めの姿は正にツクバネ

雪嵐(ゆきあらし) <伊勢系>
P6056697 花菖蒲 雪嵐m.jpg
全体に真っ白で雌しべ(芯)の先(蕊片)が細かく切れて(蜘蛛手)いて嵐の様?

五三白(ごさんはく) <江戸系>
P6056699 花菖蒲 五山白m.JPG
花被(花菖蒲では「英」と呼ぶそう)が3英、4英、5英と変化しています。4英が多いようですけれど、名前に四は入れないんですね。

吉野太夫
P6056707 花菖蒲  吉乃太夫s.jpg sP6056706 花菖蒲 吉野太夫.jpg
う〜ん、何だか蕾まで艶やか・・・


P6056709 花菖蒲m.JPG
特徴は色々あるのに名前が分かりません・・・

宇宙(おおぞら)<江戸古花>
P6056710 花菖蒲 宇宙m.JPG
花菖蒲の神様「松平菖翁」も惚れ込み絶賛した花菖蒲随一の名花。性質は弱く栽培が難しいそうです。品種改良の末に生み出された珍花。希少価値があるのでしょうけれど、同様に生み出された珍金魚のようで、私は今の所、苦手・・・。菖翁さん、ごめんなさい。今に価値が分かるようになれる日が来るかも。

麗人 <長井古種>
P6056714 花菖蒲 麗人m.JPG

水の光 <江戸系>
P6056716 花菖蒲 水の光m.JPG

蛍舟?
P6056719 花菖蒲 m.JPG

トントン花(原種)
P6056720 花菖蒲 トントン花m.JPG
名前の由来は、とんとんと水が湧き出るところに咲いていたからだそうです。すっきりとした原種はいいなぁ と言いながら、変わった花ばかり撮ってる矛盾。

出羽の里? <長井系>
P6056726 花菖蒲m .jpg

三淵の波 <長井古種>
P6056722 花菖蒲 北山乙女?.JPG
外花被がスプーンのようになる。

北山公園 北山公園 花図鑑(花菖蒲)
↑ これとも見比べてみましたが、未だ分からない花が数点、う〜ん、難しい・・・

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2024年06月05日

玉原高原 ブナ平(3)

ご訪問ありがとうございます

2024.05.20

(編集中・・・)

早朝の霧雨が霧に、そして森の緑の間に青空が覗き木漏れ日が差し始めました。
P5206077 玉原 ブナm.JPG
思わず深呼吸・・・フィトンチッドは木々が己を微生物や虫たちから守る殺菌力のある揮発性の香り成分だけれど、人間には心地よいという不思議。

P5206089 玉原 ブナm.JPG
先程までのミルク色の霧の中の神秘的な森から一転して明るい緑の森へ・・・一日でもブナの森は、様々な表情を見せてくれます。

雪解け水が豊富で保水力のあるブナの森を好む仲間たち。

地衣類
P5206076 地衣類m.jpg

寿命が尽きて朽ちていく木々の友はきのこたち
P5206078 玉原 朽木 きのこ?m.jpg
静かにゆっくりと分解して土に戻していってくれます。

P5206080 きのこ?m.JPG

P5206081 きのこ?s.JPG P5206079 きのこ?s.jpg

シダ類
P5206083 シダm.JPG

サワハコベ
P5206086 サワハコベm.JPG

P5206084 サワハコベs.jpg P5206085 サワハコベs.jpg
沢山咲いていてくれて、こんなにサワハコベをよ〜く観察したのも初めてでした。開ききった花も綺麗だけれど、蕾がまた可愛いなぁ

クマイザサ           ユキザサ
P5206092 クマイザサs.jpg P5206093 ユキザサs.jpg
葉裏が有毛でしたのでクマイザサ。
ヤマトユキザサの特徴の開出毛がないのでユキザサ。

ミヤマスミレ
P5206095 ミヤマスミレm.JPG
朝のお話では、数が減ってしまったというお話で諦め気分でしたが、沢山の花に出会えて幸せ

P5206096 玉原 ブナm.jpg

アズキナシ
P5206097 アズキナシm.jpg

銅金沢
P5206100 銅金沢m.JPG

銅金沢
P5206101 銅金沢m.jpg

P5206103 ブドウの仲間?m.jpg

シナノキ
P5206104 シナノキm.jpg
先程の古木では高すぎて葉がよく見えませんでしたが、その子供かな?

ナナカマド
P5206105 ナナカマドm.JPG

玉原センターハウス前の駐車場
P5206106 玉原センターハウス前駐車場m.jpg
すっかり晴れ上がった空が眩しい!

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2024年06月04日

玉原高原 ブナ平(2)

ご訪問ありがとうございます

(編集中・・・)

2024.05.20

「髭爺腰掛けブナ」
P5206059 ヒゲ爺腰掛けブナm.jpg
え〜っと「髭爺腰掛けブナ」名は、2年前、FITで玉原に低山はいかいに来た人しか分かりませんね(^^;)↓こんな風でした〜
玉原木登り1 P8290561s.jpg 玉原木登り4 P8290564s.jpg

道標             ツルシキミ
P5206060 道標s.JPG P8290567 ツルシキミs.jpg

「沼田の名木百選 シナノキ 科木、品木」 アオイ科シナノキ属
P5206061 シナノキm.JPG
シナノキのハート型の葉はもっと上の方にしかなく、見えているのは多分ブナの葉でしょう。幹の皮目を見ればブナとの違いが分かりますね。下の解説のように、この樹皮がシナノキの名前の由来で「信濃国」とは関係ないようです。
P5206063 名木百選 シナノキm.jpg

ブナ地蔵ブナ
P5206065 ブナ地蔵m.JPG

ブナ地蔵
P5206064 ブナ地蔵m.jpg

つつみ・すくえあ手作りパンのランチ♪
P5206066 ペンションのランチm.jpg

ブナに這い上がるツルアジサイ 何カエデかな?同定中
P5206070 ツルアジサイs.JPG P5206069 これは何カエデ?s.jpg

コハウチワカエデ?
P5206067 コハウチワカエデm.jpg

オオイタヤメイゲツ?
P5206072 オオイタヤメイゲツ?m.JPG
ハウチワカエデより重鋸歯の切れ込みが深い。

アサノハカエデ?
P5206073 アサノハカエデ?m.jpg
柄が赤い。重鋸歯の大きさがオガラバナより揃っている。

テツカエデ?
P5206074 テツカエデ?m.JPG
ウリハダカエデに似ているが、葉柄に溝がない。

トチノキ
P5206075 トチノキm.JPG

(つづく)

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2024年06月03日

玉原高原 ブナ平(1)

ご訪問ありがとうございます

2024.05.20

十二山宮
P5206041 玉原 十二山宮m.JPG

琴平丘陵ハイクの記事で、
『オオヤマツミは、「山の神」「十二社神社」で祀られていることも多い。嘗ては三島神社のご祭神でもあった。十二さまは、山の民の信仰が篤く、怖れ敬うことから関連する禁忌も多い。この話はまたの機会に・・・。』

等と書いてそのままにしていたら、こうしてまるで神様からの催促のように関連した神社と遭遇。これは、改めて「十二さま」について考察せねばならなそうです。

恐らくここでも「山の神」が祀られていると思われます。

ノビネチドリ
P5206046 ノビネチドリ?m .jpg
先輩方がみつけて下さいました。未だこんな蕾の状態で「ノビネチドリ」と同定される先輩方はやはり凄い!
野鳥の案内板
P5205993 小鳥の看板ml.jpg

ヤマウルシ          ブナ平への道標
P5206044 ヤマウルシs.jpg P5206048 道標 ぶな平へs.jpg

ヤマトユキザサ?       フデリンドウ
P5206049 ヤマトユキザサ?s.jpg P5206050 フデリンドウs.jpg

ミヤマスミレ
P5206051 ミヤマスミレm.JPG
朝の堤オーナーとの散策で葉っぱだけしか見られませんでしたが、こちらではあの独特なピンク系の花が見られました! 可愛いなぁ♪

「沼田の名木百選」 ミズメ 水目/アズサ カバノキ科
P5206056 ミズメ アズサm.JPG
天皇陛下のお印の「梓」です。(日本国の天皇のお印、それも昭和天皇が選んで下さった「梓」を中国産のキササゲとするのは誤用なのかミスリードなのか腑に落ちない。)枝や幹には、サリチル酸メチルのスッとする香りがあります。

霧中のブナの森
P5206058 霧のブナ平m.JPG

(つづく)


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2024年06月02日

'24年6月 高尾山 小仏城山コース(2)

ご訪問ありがとうございます

2024.06.01(土)

小仏城山から一丁平へ向かう段々の途中で山笑(やまにこ)会のつーさんと数名の常連さん方と出会いました。この日、高尾山を歩くと聞いてはいましたが、まさかすれ違うとは思わず、声を掛けて頂き、ビックリ!

一丁平
センブリ 千振 リンドウ科   オオバウマノスズクサ
                  ウマノスズクサ科
P5256330 センブリs.jpg P5256332 オオバウマノスズクサs.jpg
未だ小さい二つの植物。成長したときの姿と違いますね。

ヒメハギ 姫萩 ヒメハギ科 05.25下見時
P5256334 ヒメハギm.jpg
山桜が大好きなヒメハギ、可愛いなぁ♪ 物凄く小さい花(1cm弱)なので、出来るだけ拡大してみました。まるでラン科の花の様ですが、ヒメハギ科という単独の科です。

しかし、一丁平にこんなに沢山生えているとは今まで気づかずにいました。この季節にちゃんと観ていなかった証拠ですね。猛反省。

ヤマボウシ 山法師 ミズキ科 5.25下見時
P5256329 ヤマボウシm.JPG

6.01 
P6016643 ヤマボウシm.JPG
下見時には未だ緑がかっていた総苞片(4弁の花弁に見える部分)が真っ白になり輝いていました。

サルトリイバラ 猿捕茨     ハナイカダ 果実
P5256337 サルトリイバラs.jpg CIMG7962 ハナイカダs.jpg

エゴノキ エゴノキ科
P5256338 エゴノキm.JPG

ツレサギソウ 連鷺草 ラン科 5.25下見時
P5256340 ツレサギソウm.JPG
(ごめんなさい、本番時はここは通らないことになりました。またの機会に・・・)

ワニグチソウ 鰐口草 キジカクシ科アマドコロ属
P6016645 ワニグチソウm.JPG
代わりにワニグチソウの咲く方へ・・・もう一箇所の方は大分傷んでいたので、こちらで咲いていてくれて良かった〜!

ワニグチソウ         ナラガシワ
P5256346 ワニグチソウs.jpg P5256347 ナラガシワs.jpg
5.25下見時、もう一箇所で辛うじて咲いていた個体。
ナラガシワの大木はナラ枯れが進み危険木として伐採されてしまったのですが、無事にひこばえが生えてきていました。\(^o^)/バンザイ!

エビネ
P5256348 エビネm.jpg

シラキ 白木 トウダイグサ科
P5256349 シラキm.JPG
花序の上部に雄花、下部に雌花と言いますが・・・はて?

ギンリョウソウ 銀龍草 イチヤクソウ科→ツツジ科
P6016647 ギンリョウソウ.JPG

イチヤクソウ        オクタマスミレ
P6016650 イチヤクソウs.jpg P5256350 オクタマスミレs.jpg

サイハイラン
P5256357 サイハイランm.JPG

ウメガサソウ 2023.06.01 イチヤクソウ科→ツツジ科
P6016505 ウメガサソウm.jpg
当日、上手く撮れなかったので、昨年の写真です。これも花ピンボケで、すみません(。。;)。花というか蕾? それとも果実? 手の届かない高い場所に咲いていてよく見えなくて・・・

イナモリソウ 稲森草 アカネ科 5.25下見時
P5256354 イナモリソウ ピンクm .jpg
高尾山のイナモリソウは、白っぽく縁が淡青紫か淡紅色のものが多く、このようにピンクが濃い個体は少ない。残念乍ら本番時は前の晩の雨に打たれたか花は消えていました。

ムヨウラン 無葉蘭 ラン科
P6016651 ムヨウラン 1420.JPG
この時期、目立たないので見過ごされることが多いですが、高尾山ではあちこちでムヨウランの仲間が観られます。これは一番多い基本のムヨウラン。その他にムラサキムヨウラン、トサノクロムヨウランなどが観られます。

別のハイキングの下見でもっと綺麗に撮れた写真があるので、また後日ご紹介しましょう。

ヨウラクラン 瓔珞蘭 (C) Kasaiスタッフ
ヨウラクラン 葛西さん.jpg
私のマクロ得意デジカメでは無理な小さく(花序が5cm足らず)て遠い着生蘭を、Kasaiスタッフが望遠レンズで撮ってくれました!
(拡大)
ヨウラクランm 葛西さん.jpg
とても小さいけれど、ちゃんとランの花の形が見えます。

イナモリソウ
P6016652 イナモリソウm.JPG
本番時、どこのイナモリソウも花が落ちているかショボショボ。何とか綺麗な花を・・・と探して探して、1号路でやっとこの子を見つけたときは、嬉しかった〜\(^o^)/♪

オカタツナミソウ
P5256362 オカタツナミソウm.JPG
タツナミソウの仲間でも遅咲きの種です。

マユミ
P5256363 マユミs.jpg

セッコク
P5256364 セッコクm.jpg
ケーブルカーの乗り場左手の木のセッコク。

P6016653 セッコクm.JPG
1号路の沢沿いの木の枝のセッコク。

P6016655 セッコクm.JPG

ヤマアジサイ
P6016656 ヤマアジサイm.jpg
ヤマアジサイも咲き始めました。梅雨に入り、アジサイの季節がやって来ますね。

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