2015年01月11日

ヒツジノツノ

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昨日の森林インストラクター新年会で石井会長が、12年に一度しか使えない干支関連のものとご紹介くださったのが、「ヒツジノツノ」と名前の付いたの標本。 (上の写真はネットの通販「ジャムコバヤシ」http://jamkobayashi.com/?pid=16449418さんのお写真を拝借)

さて、これは一体・・・?

ゼンマイの様なシダの仲間? と思いきや、パナマ帽を作るヤシに似た縦に裂ける葉を持つパナマソウ(パナマソウ科)の肉穂花序(ガマの穂のようにフランクフルト状に集まった小花の塊り)に縦に切り込みを入れて丸まったものを乾燥させた状態、だそうです。 パナマ帽を作る葉の部分は素直で丸まったりしない繊維ですが、肉穂の部分はタンポポの茎のように縦に切れ目が入るとクルクルと丸まる性質をもっているのですね。

「パナマソウ」についてもっと知りたい方は、
GKZ植物図鑑「パナマソウ」http://www.t-webcity.com/~plantdan/souhon/syousai/ha-gyou/ha/panamasou/panamasou.html

日本ではドライフラワーとして「タルホーン」の名で流通しています。 それにしても、ホーンはhornとして、タルってどんな意味なのでしょう? 後で調べてみますね。
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2014年12月05日

森の案内人の卵に

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 出掛けにポストに大きな茶封筒を発見。
『これは・・・結果通知!?』
一刻も早く開けたい気持ちを抑えつつ時間に追われ足早に目的地へ。

息せき切って席につき、とうとう我慢できずに封筒の口をコッソリ開けて覗き込むと・・・

平成26年度森林インストラクター資格試験
合 格 者 各 位


の文字が見えました・・・
バンザ〜イ!\(^o^)/るんるん よかった〜ぴかぴか(新しい) 

 これで何とか新しい道へ進む足がかりを得ることができました。
まだ「卵」になる資格を戴いただけですけれど、まずは先輩方のお手伝いをしながら好きなことを日々学び続けることが出来るのがうれしいです。 そしていつかは学んだことを沢山の方々に伝えられたら・・・ハートたち(複数ハート)

お休みしていた「天地に遊ぶ」もゆっくりと中仕舞いを解き、舞台を広げつつ復活したいと思います。

今までの記事も少しずつ見直して再更新するかもしれません。
(2014.12.07 小石川植物園関連の記事を2つ開きました。) 

ひっそりとの再開です。 
もしもひょっこり覗かれてお目に留まりましたら、どうぞ宜しくお願い致します。

山桜 拝

<写真: メタセコイア(曙杉アケボノスギ) 2014.11.16 2次試験日に小石川植物園にて>
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2014年11月16日

秋の小石川植物園

森林インストラクターの2次(実技・面接)試験は茗荷谷の林業会館で行われましたが、試験順番は遠方からの受験生が先となり東京在住者は末尾となります。 私は午前中から夕方まで待ち時間があったので、歩いて(入口の正門まで)20分程の小石川植物園で、普段身の回りではなかなか見られない樹木をのんびりと観察して過ごしました。

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アサダ(カバノキ科アサダ属)
短冊状に反り返るのが特徴の樹皮

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カゴノキ(クスノキ科ハマビワ属)
鹿子(カノコ=カゴ)斑模様が特徴の樹皮

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タラヨウ(多羅葉・モチノキ科モチノキ属)
上:実
下:葉裏「字が書ける葉」というと試す人も・・・「東大」の試し書きを発見。

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中国にでも迷い込んだような花梨(カリン)の林

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ハゼノキ(櫨木・ウルシ科ウルシ属)
やがて真っ赤に染まり「櫨紅葉」と言われるほど。

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東京大学総合研究博物館 小石川分館(旧東京医学校本館)

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人の近づけない池の畔でアオサギが悠然と水面を見つめていました。

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西南の角の出口(入園不可)外で咲いていた椿(品種名不明)
花弁の先がほんのり桃色にそまって優しい風情でした。
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2013年10月10日

2013年 最後の蝉

10月というのに、最高気温28.4℃とまるで夏が戻ってきたようにジリジリと暑かったこの日、恐らく今年最後のミンミンゼミの声を聞きました。
タグ: セミ
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2013年09月25日

百舌(モズ)の初鳴き

るんるんキィーーーーキチチチチチッexclamation

 今朝、高らかに響き渡るモズの初・高鳴きを聞きました。

 降ったり止んだり薄日が差したりと目まぐるしい空模様でしたが、台風はこの里に秋の使者も連れて来たようです。
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2013年09月18日

ヒガンバナ開花

 今年は気を揉ませることなく、お彼岸(入りは20日)に先立ち、あちこちで早々と咲き出してくれました。

 彼岸花で有名な高麗(こま)の巾着田では、開花が予想より遅れ特別急行が運休になったそうですが、今や一大人気スポットで人も車もいっぱい、その上彼岸花を見るのも有料になったのだとか…。 一面真っ赤な群落も壮観でしょうけれど、畑の畔や野辺や河原のあちこちで、ポッポッとひとかたまりずつ咲いている風情が私は好きです。 あそこにも、あ、ここにも…と、赤とんぼと追いつ追われつにそぞろ歩いてみつける楽しさを味わいたいです。
 
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2013年07月20日

陣馬山の植物

2013-07-02 陣馬山への道で出会った植物のアルバム

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正常なマタタビの実 マタタビ科
DVC00560.JPGマタタビの虫こぶ(虫えい)=マタタビフクレフシ=木天蓼(モクテンリョウ)マタタビ酒の原料となる薬効の高い漢方薬 マタタビミタマバエが寄生し発生 (ピンボケで…すみません)
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マタタビの白葉 6〜7月の花の頃、ハンゲショウのように白化してよく目立つのは、梅雨時の雨を避けて葉陰で咲く下向きの花の代わりに虫を呼ぶ為ではないかな? その花は香りも素敵で、姿を隠しているもののおもてなしの心は人一倍のようだ。

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チドリノキ(千鳥の木)別名ヤマシバカエデ(山柴楓)ムクロジ科カエデ属
シデ類の葉に似るが、葉の付き方はカエデの特徴である対生。 実の形を千鳥の群舞と見た命名?

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コクサギ(小臭木)ミカン科
「コクサギ型葉序」=葉が2枚ずつ交互につく互生が見られる。

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オカトラノオ(岡虎の尾) サクラソウ科
明るい林縁には多様な植物が見られ、ついつい立ちどまってしまいます。

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ヤマユリ(山百合)のつぼみ ユリ科
葉の上で満腹昼寝中?寧ろ防御ポーズ?の黒いイモムシ(何の幼虫かな?)

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ヤブレガサ(破れ傘) キク科
嘗て初めて庭に芽を出したフタマタイチゲをヤブレガサと間違えたことがありました。 トリカブトとニリンソウを間違え食中毒を起こすことがありますが、私もフタマタイチゲの葉を天ぷらにして食べてしまいました。 何とも無かったけれど…むしろ美味しかったけれど…食用の記載はないです。 不確かなものを口にするのは禁物。 あ、ヤブレガサの若芽は美味しい山菜です^^

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オオバギボウシ(大葉擬宝珠)のつぼみ ユリ科 
お馴染みの花が咲く前のつぼみの固まり。 この形自体も花のようで、ひと時の美しさにドキドキします。
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2013年07月16日

ミンミンゼミ初鳴き

 
夏いづこ 初鳴きみんみん しわがれて   (山桜)

 気だるくしわがれ声で鳴き始めたミンミンゼミ、今年の初鳴き日はエアコンいらずの涼しさでした。
タグ:セミ
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2013年07月01日

ヒグラシ初鳴き

 世界遺産に登録された富士山の山開きが注目された日も暮れ、ほんのり染まった夕焼け空に涼しい風が梢の葉を揺らし、林の方からヒグラシの初鳴きが…カナカナカナカナ… たちまち小学生の頃の夏休みにタイムスリップさせてくれるような心の奥に沁みる声です。

 随分と、早いのでは!? と思ってブログを書き始めてからの記録を調べてみると、1〜2週間も早かったことになります。 

 2005年 7月13日 
 2006年 7月 7日
 2007年 記録せず
 2008年 7月14日
 2009年 7月11日
 2010年 7月14日
 2011年 7月12日
 2012年 7月15日
 2013年 7月 1日


 それにしても半袖では肌寒い程ヒンヤリとした風です。 今年は朝晩と日中との気温差がとても大きく感じられます。 果物は甘くなりますね。 人間は風邪ひきそうですけど、鍛えられて甘味を増すでしょうか??  
タグ:ヒグラシ
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2013年06月18日

フタマタイチゲ

 幾度か載せたことがありますが、イチリンソウやニリンソウなどに比べると、余り知られていない花なので、群生した様子をご紹介します。(落葉樹の下の明るい日陰で湿り気のあり風通しの良い場所です) 山野草の好きな方に分けて戴いたシロバナノヘビイチゴの鉢に紛れ込んでいて、最初はヤブレガサが生えてきたかと思って喜んでいたら、あれよあれよと大きくなり白い花が咲いて2度ビックリ! 本当の名前がなかなか分からず苦労しました。

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<2013-05-30 撮影>
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<2013-05-21 撮影>

 一番上の葉の付け根から花茎が2本出ているのが名前の由来でしょう。 蕾のすぐ下にあるのは苞? 花の大きさといい風情と言い、こちらをニリンソウと呼びたいくらい(実際最初はニリンソウと間違っていました^^;)ですが、分布が北海道・北方領土の海辺の湿原ということで全国的には余り知られずにいて(アイヌ名は「オウシキナ」)、さて標準和名は…となった時、先に使われているニリンソウの名以外ででこの花の特徴を表すには…二股に出ているイチゲ(一華=イチリンソウの仲間)に似た花…考えた名付け親の苦労がしのばれるようです。 個人的には、二股というと途中で分かれている様子やら、浮気者やらを想像しますが…^^; つけられてしまったものは致し方なしです。

 <アイヌ語の古名「オウシキナ」について>

  そのままズバリの解説はみつからず、なんとなく近そうな言葉を拾ってみました。

  アウシ=角
  アシ=立ち上がった 大きな
  クナウ=フクジュソウの花

  「角のように二本伸びた または 背の大きな 福寿草に似た花」

  などと想像してみました。 どなたかご存知の方がこのページを見て教えて下さると嬉しいです。
 
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2013年06月14日

蛍袋・山蛍袋、そして…?


 数年前、地元自生種のホタルブクロの苗を分けて戴き庭に植えたところ、流石にこの土地の植物、あっという間に地下茎をそこら中に伸ばし、且つ、こぼれ種からも無数の苗が育ち、斑点の殆どない白から濃桃まで様々な色調の花が毎年新たに出現し咲き出しました。 ホタルブクロの変化の多様さは、「実に面白い」。 

 今年、一番早く咲き始めた花を飾ろうと、ハサミを入れつつ花を見ると何か違和感が…
「(‘jj’)/ じぇじぇ!?」
「ウソ〜! これって、もしかして?」
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 花の付け根を包んでいる萼(ガク)の部分…
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 ガクの一片と一片の間がプクリと膨らんでいるではありませんか! 

 これは「ホタルブクロ」の特徴です。 
(山ホタルブクロ=膨らんでいる  ホタルブクロ=めくれあがっている)

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 そういえば、その一株だけ、明らかに茎がしっかりしており背の伸びようが直立系で、茎が直線的でたわまない為か花の付き方の風情は、まるで「秋田の竿灯」のようです。 (支える竿はしっかりしていて提灯がぶら下がって揺れている感じ)

 一方、こちらが武蔵野の野山に普通に見られるホタルブクロ(我が家で生じた白花)
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ホタルブクロの特徴: ガクの長い一片と長い一片の間の短い一片がめくれあがっている

 株全体の風情は、最初の内は上に伸びていても、茎が細く柔らかめな為、段々と花や蕾の重さで先が下へ向いてゆくので、例えれば「七夕の笹飾り」のようです。(弓なりにたわんで横へ伸びていく感じ)
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 そしてそして、今年、更にじぇじぇじぇっっ! なホタルブクロが発生しました!!
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 濃い桃色、妖精のスカートのように外に跳ねる花弁の先(この写真は萎れ気味なのでその下の写真参照)、そして何より妙なのは…
ここまで読んでくださった方なら、ピンと来てらっしゃるかもしれませんが…そうなのです!
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 ガクが、無い!!
 学が無いのは私…いやいや、萼が無くては、何ホタルブクロか見当がつきません…最近よく見かけるようになった外来種でしょうか? そうだ、あるべき萼が消えているということは、若しかして…

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 思った通り、萼が花弁化しており、二重の花弁になっていました! なんとメルヘンチックな可愛らしさ〜♪ 若しどこかで売っていたとしても、決して私の庭には連れてこないタイプですけれど、神様が生み出された愛らしさに屈服です。(笑)

 それにしても、何故うちの庭に山ホタルブクロやら濃桃の二重咲ホタルブクロが出現したのでしょう? 山へ行った時に、靴か衣服に種が付着して持ってきてしまったか、どこかで求めた山野草の苗の土に混入していた可能性もあります。 二重の方はもしかして、我が家で自然に発生した変異なのかもしれません。 

 種や根から花が咲くまでは数年かかりますし、そこらじゅうホタルブクロが生えているのでいつやって来てどう育っていたものやら、今の所はっきり分かりませんが、これもご縁ですから家の仲間として大切にしてやりたいと思います。 来年はどんな花が咲くかしら〜と思うと、殖えてしまっても引っこ抜けないので困ります。
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2013年05月30日

カッコウ初鳴き

カッコウるんるん カッコウるんるん

 何年振りかでカッコウが戻って来ました。 最後にカッコウの声を聴いたのはいつだったか…忘れるぐらい長い間、どこか投げやりで寂しげな(山桜の勝手な思い込みです)ホトトギスばかりが鳴き盛っていて、高原を思わせる涼しげなカッコウの声が消えていましたので、復活してくれてバンザ〜イ!な気分です。 

 最も托卵される方の小鳥たちにとっては、ホトトギス(主にウグイスに托卵)もカッコウ(主にノビタキ、モズ、ホオジロ、オナガ等に托卵)も迷惑な存在ですね。 どうせなら、最近増殖中の中国鳥ガビチョウ(画眉鳥)の巣に托卵してくれないかなぁ… ガビチョウに罪は無いとはいえ、すっかり我が物顔、大きな声で鳴き騒ぎ、他の鳥や人間を縄張りから追いやる姿は目に余ります。 何とか自然淘汰で少しは減ってくれたらと、穏やかな共存に向けて切ない願いです。

 …と書いてから、もしやと思い調べてみると、ホトトギス⇒ガビチョウの托卵はもう始まっているようです。 ホトトギスが増えた理由の一つでしょうか? こんなところからも生態系が少しずつ変化していくのですね。

<記事中の鳥の名前をクリックするとリンク先の情報ページに飛べます。 それぞれの声も聴けますのでお楽しみください。> 
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2013年05月21日

タケノコは何処へ?

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 もう5月も半ばを過ぎたというのに、春の大きな楽しみである新タケノコを味わっていません。 いつもは生協のチラシに九州から順に産地が北上しつつ、皮付きの産直タケノコが掲載されるので漏れなく恩恵にあずかれるのですが、見落としてしまったのか、これまで一度も注文できていません。 八百屋さんやスーパーの店頭でも無人販売コーナーでも見かけず、デパートでやっと見つけたのは、皮つきの小さなものが2つで1000円近く…皮を剥いたらその半分以下の大きさになりますから、まるで松茸並みの値段! とても手にする気持ちになれませんでした。 

 不作の原因として考えられるのは、この春の異常低温と少雨の影響でしょうか? 2011年、東日本大震災に襲われた年も不作だったようで、果物と同じように豊作と不作が交互にくるそうで、今年はその不作年にあたるのかもしれません。 それにしても全国的に不作?なのか、これほどあの魅惑的な姿を目にできないというのは生まれて初めてです。
 
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 「地震が来たら竹林に逃げ込め」と子供の頃に言われましたけれど、張り巡らされてはいるものの根が浅い(上の写真参照:穴の上部に竹の根の先が見え、その下は空洞)竹は、此の所続いている地震の揺れで、少なからずダメージを受けているのかもしれません。 イノシシやシカの食害も増えていると聞きます。

 先ほど、丁度竹林のお手入れをされている方がいらしたので、
「今年はタケノコが少ないようですが…」
と伺いましたら、
「いや、此処では沢山採れましたよ。」
と、意外なお答えをいただきました。 よく見れば、そこは北斜面で水脈があるのか余りカラカラに乾くことのない場所のようでした。 もう少し下って、水路沿いの竹林を見ると、

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 元気な若竹が沢山空に向かってグ〜ンと伸びあがっていました。 どうやら、多摩北部、水脈のある土地では不作とは無縁だったようです。 私が丁度タケノコの出ていた頃に地元にいなかっただけだったのでしょうか…??  嗚呼、筍を思う存分食べたい! 北国から豊作の便りが届くのが待ち遠しいです。
タグ:タケノコ
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2013年05月19日

ホトトギス初鳴き

 
キョキョキョッキョキョッ 
キョキョキョッキョキョッ 
キョキョキョキョキョ…

 夕暮れ道の薄闇の向こうから、今年のホトトギスの初鳴きが聞こえてきました。 日中の気温は上がっても宵の風はまだ涼しくて…と、思っていたらホトトギスが連れて来たのか、心なし湿度が上がり夏が近づいてきたような雰囲気です。
 
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2013年05月09日

生まれた〜!!\(‘jjj’)/

<<!注意!>>
  ウジャウジャ系が苦手な方は…
  ご覧にならない方がよろしいかと…(−−;)



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 生まれたばかりの小さな命達のなんと健気で愛らしいこと! 真っ黒な小さな瞳にジッと見据えられ、カメラを手に思わずたじろいでしまいました。 こんなに小さくても、立派な「生まれながらの狩人」です。 おお、もう既に勇ましくも鎌を振り上げているじゃありませんか…!

 親が晩秋に産み付けた卵の詰まった「卵嚢」と昔教わったのですが、今は「卵鞘(らんしょう)」と呼ばれるお麩状の物体から、次々と孵化して糸状のものにぶら下がりながら雫のように再度自分たちで塊りを作ったかと思うと、はしっこいものからてんでんにあちらこちらへばらけ散っていきました。 テリトリーは早いもん勝ちなんでしょうね。 エサを捉えなければ生きていけないし、一方木の上からは小鳥たちが目を凝らし、地面ではトカゲやカナヘビが舌なめずりしながら待ち構えていますし…。 生きていくのは厳しいなぁ… と、一昨年も同じようなこと書いていたようです(。。;)> 私も負けないように、ピシッと気合い入れなくっちゃです。

 <写真: 今年初めての真夏日となった日、オオカマキリの孵化 2013.05.09>
 

モヤッとするので、参考までに調べてみました。
 卵塊: 文字通り、卵の塊り。 卵嚢、卵鞘も含む。 
     (カエル、ウミウシ、アメフラシ、など)
 卵嚢: 卵塊が、袋状の(柔らかい)もので覆われているもの。 
     (クモ、巻貝=海ホオズキ、など)
 卵鞘: 卵塊が、鞘状(固型の)もので覆われているもの。 
     (カマキリ、ゴキブリ、など)
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2013年05月04日

卯波小波(ミズキ)

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 「みどりの日」です。 皐月の明るい光を受け煌めく若葉に真っ白な花の映える頃となりました。 ヤマボウシ(山法師)や ホオノキ(朴の木)の白花も大好きですが、今時分はこの雄大に枝葉を広げるミズキ(水木)が武蔵野の林の中で目立ちます。 小花の房を一斉に真上に向けて咲かせるので、皐月の風に煽られて揺らぐと、まるで若葉の青波の上に小花の白波が跳ねているようで見惚れてしまいます。 名前の通り水を好み、川や池などの水辺で良く育ちます。 春先に枝を折ると水が滴り出すほどに吸い上げているそうです。 一度試してみたい…。 

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 10メートルもの高木になるので、なかなか花を近くで見られないのですが、階段の近くに生えている木があってラッキー! ちょっと暗がりでしたが、白い花を見るには丁度良かったです。 明るいと白花は眩しすぎるので。

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 よく見ると、同じミズキ科のヤマボウシと似て4弁の白い花びらに見える苞片*があります。
 


【卯波小波(うなみさなみ)】
 陰暦卯月の頃に立つ波、さざ波のことだそうです。
 山桜的には、因幡の白兎のように波頭をピョンピョンと
 白波が跳ねていくイメージ…

【苞(ほう)】
 花や花序の基部にあって、つぼみを包んでいた葉のこと。
 苞葉ともいう。また個々の苞を苞片という。
 大抵は普通の葉より小さくて緑色をしたものであるが、
 花弁(花びら)や萼(がく)に見えるような植物もある。

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2013年04月17日

利休梅

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 今年は色々な草木の花付が良く、嬉しい一方で何かを予知して種を残そうとしているのかとちょっと怖いような気持もしてきます。 7年前に我が家へやって来た利休梅も例年にない勢いで、まるで噴水があふれ出るように咲き、その柔らかでしなやかな枝が春風に揺れています。 (後ろに垣間見られる赤い花は開き始めた花水木で、撮影から数日たった今では紅白花の競演! 運動会の玉入れ競争みたい?…笑)

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このすべすべのお餅のような蕾がまた何とも愛らしくてたまりません♪

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以前にも書いたように思いますが、利休さんの生きていらしたころには未だこの花は中国から渡来しておらず(明治の末頃渡来とのこと)、お名前は戴いていても利休さんはこのお花のことはご存じなかったことと思われます。 花の形が「利休梅」と呼ばれる梅文様に似ているのが命名の由来とも聞きますが、まぁ似てなくもないかなぁという程度でしょうか。 「茶花として良く使われたので」という記載もネットでは多く見られますが、余り水揚げがよくないですし枝垂れる枝なので「好もしい姿に入れるのはちょっと難しいような…。

同じバラ科でも「梅」というよりも寧ろ「雪柳」に性質は似ているようで(ユキヤナギはシモツケ属、リキュウバイはヤナギザクラ属と属は異なるのですが)、私は大きな雪柳と思って手入れをしています。 春に伸び出た若い枝に花が咲きますので、その分を引いた位置で剪定すれば好きな高さで咲かせることが出来ます。 
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2013年04月05日

梨の花

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 梨花さんというお名前はよく目にするけれど、「梨の花」となると産地以外の方は目にする機会も少なく、その姿がピンと来ないのではないでしょうか? 私もこちらへ引っ越して来て初めて間近で見られるようになり、果実の控えめな姿に似合わぬ花の豪華さと香りの強さに驚きました。 芳しいとは言えないまでも、梨の花はやはりどことなく梨の実のような香りを漂わせ虫たちを大いに惹きつけ、最盛期にはその香りと虫の羽音が相まってムワ〜ンっとむせかえるようです。 そういえば子供の頃、梨狩りに行くと梨の鈴なりには勿論、蝉の数の多さにも目を見張りました。 甘い樹液に惹かれるのでしょうか。 恐らく土の中の幼虫時代からお世話になっているのでしょう。虫たちにとって梨園は天国ですね。 人間の梨園の方では、新歌舞伎座の杮落し目前に相次いで本当の天国へ召されていかれましたが…。 

 そうそう、ケロが学校で習って来て教えてくれたのですが、梨や葡萄の棚は作業がし易いように、その果樹園の主の背丈に合わせた高さで組んであるのだそうです。 若し跡継ぎさんの背丈が段違いだった場合は少しずつ調整していくのでしょうか? そこの所を質問してもらう前に卒業してしまいました…残念。 今度梨園近くを散歩する時に、作業の邪魔にならないように園主さんに伺えたらと思います。


【ニホンナシ(日本梨)】
 古く弥生時代には栽培され(日本書紀には693年栽培の奨励の記載あり)、野生のヤマナシから幾世代に渡り改良され、特に江戸時代に改良が盛んになる。(本来は五弁花ですが、当地の品種は写真のように八重咲き) 
 果皮の色により赤梨系(長十郎・幸水・豊水など)と青梨系(二十世紀・新世紀など)に分けられる。 丸型で追熟なしでも甘く生食できる。 普通は果皮などに含まれ細胞壁を強くする「石細胞」を果実の中にも持つ為、シャリシャリとした食感がある。

【チュウゴクナシ(中国梨)】
 丸型・ビン型(下ぶくれの洋梨型)もあるが、収穫してから一週間以上の追熟で日本梨のようなシャリ感のある甘さになる。 
 「梨花」は漢詩の題材として多用され、楊貴妃の姿の形容にも用いられている。

【セイヨウナシ(西洋梨】
 (下ぶくれの)ビン型。 収穫してから一週間以上の追熟で甘く滑らかな食感となる。
 キリスト教普及以前、ゲルマン人は「神聖な木」として崇拝していた。
タグ: セミ
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2013年01月21日

とけぬ内にまた雪?

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一週間前に降り積もった雪が未だ真っ白に残るキャベツ畑ですが…よ〜く見ると何者かが突っついて食べた跡が見えませんか? 知恵がついて野菜の美味しさに目覚めた野鳥(主にヒヨドリ)が荒していくのです。 ブロッコリーや白菜もやられていました。 雪に覆われて他の餌が採りにくくなったからか一層酷い荒し様です。 八百屋さんの店頭に置かれたミカンには、スズメが餌に困ってつつきにやって来たそうです。 我が家の植木鉢のチーリップの球根も何者かが掘り起こしていきました。 チューリップはアマナの仲間ですから、甘くて美味しいのでしょう。 生きとし生けるもの生きる為に必死ですね。  

 明日もまた積雪1cmの予報です。 先週も大したことない予報が外れて東京にしては大雪でしたから油断なりません。 私も鳥等に負けぬよう、食料も貯え(身体にじゃなくて冷蔵庫にですよ)雪に備えました雪るんるん
タグ: ヒヨドリ
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2012年12月12日

ラピスラズリ(瑠璃)の実

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先日書いた日記下のリストから何気なく【散歩道】カテゴリーの過去ログを辿っていたら、コメント欄にlapisさんの名前をみつけました。 美しいブログを綴られていた素晴らしい感性の方でした。 懐かしさにリンク先のlapisさんのブログ「カイエ」を訪ねてみると、残念なことに既に閉鎖されていました。 主亡き後も、私たちをlapisさんの審美眼で選ばれた美しい世界へ導いてくれていたのですが…。 

 lapisさんと私のご縁を結んでくれたのは、やはりこの丘陵の黄金色の山吹の花でした。 今はとりどりに色づいた実に飾られた野山です。 私の好きなラピスラズリ色の実をlapisさんに奉げます。

<写真上「ノササゲ」 中・下「ヤブミョウガ」 >
 
タグ:青い実
posted by 山桜 at 00:00| Comment(7) | TrackBack(0) | 自然観察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする