2018年01月26日

横に伸びる氷柱

<2018-01-26 むさしの自然観察園
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この氷柱(つらら)の写真、向きを間違えた訳ではありません。
今日、当番に出かけた観察園の屋根から溶けて下がって来た雪が軒を回り込み、そこから垂れた雫が強風に吹かれて横向きに伸びて育った氷柱なのか、それとも夜の内は下に伸びていたものが、雪解けとともに一緒に回り込んだ為に横向きになったものなのか??

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雪が解けて軒下に回り込むくらいなら氷柱も溶けて下がる筈なので、このように真一文字に真っすぐ横に伸びたままということは、やはり横風に吹かれて最初から横向きに育ったのではと思うのですが、どうでしょう? -7℃の最低気温と音が鳴る程の強風が生み出した冬の軌跡でした。
ではなくて、やっぱり回り込んだものと、福島の玉井人ひろたさんより教えて頂きました。 謎が解けてスッキリです。 玉井人ひろたさん、ありがとうございました


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2018年01月24日

雪の長淵丘陵・低山はいかい

 22日に降った大雪を二日間堪能した翌日、青梅駅から日向和田(ひなただわ)駅まで、ほぼ全コースに雪の残る長淵丘陵をFITの「低山はいかい倶楽部」の皆さんと歩いてきました。

 青梅は名の通り、関東でも有数な梅の郷として有名でした。 市内の「吉野梅郷」で2009年4月、プラムポックスウイルスの感染が確認され、大胆な伐採など手を尽くしていましたが、最終的に2014年4月4日〜5月30日、閉園の上園内の梅1,266本を全て伐採、その後3年を経て、付近を含め新たな感染が無いことから新しく梅の木々が植えられ、元の美しい梅林復活を目指しています。

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今や貴重な白梅の巨木     工房の藍染めが白雪に映える

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長淵の村社「天祖神社」鳥居と石碑

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古風な狛犬さんたち

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(左)天照皇大神・豊受比売大神を祀る社の拝殿(右)十社相殿と八坂神社

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まるで古代ローマのコロッセオのような市営墓地の雪景色

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爪痕や肉球痕も生々しいツキノワグマの足跡が・・・いつ通ったのでしょうか・・・一同しばし凍りつくも、行き先のコースの方に足跡が無いことを確認し、慎重に前に進みました。

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「旧二つ塚峠」で暫し休憩。 リーダーお手製のマドレーヌの差し入れが! バターの香り豊かなプロの味に思わず頬も緩みとろけました〜ごちそうさまです♪

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(左)「二ツ塚処分場」が真っ白な谷の中、カリオストロの城のように静かに佇んでいましたが、その全容は雑木林やフェンスやネットに遮られて良く見えません。 大きな反対運動を受けた末の稼働ですので、仕方のないことなのでしょう。
(右)「馬引沢分岐」の道標。 馬引沢が指し示す方角は処分場フェンスの中、沢もまた私たちの出したごみを処分したもので埋め立てられてしまったのでしょうか。

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(左)四角いのぞき窓のような穴から手を伸ばして処分場を撮ってみましたが、やはり木々に阻まれていました。 先日の「夢の島」といい、期せずして続けてごみ処分施設を訪ねることになったのには、何か使命でも帯びたかと、ちょっとドキドキ。
(右)美味しいマドレーヌで元気回復、明るく開けた「赤ぼっこ」へ向かう道

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「赤ぼっこ」到着 素晴らしい景色が広がり見とれてしまいましたが、スキー場の天辺のような強風がビュービューと吹きぬけていてみるみる体感温度が下がります。

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大岳山、日の出山、御岳山などの奥多摩の山々

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雪をかぶった町・狭山丘陵の森・西武ドーム(右)スカイツリー

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向こうに見える赤い橋を目指して下山します。

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寒風吹きすさぶ一本ヒノキの下ではとても昼食がとれないと、南斜面に避難する面々・・・新雪がふかふかに吹き溜まっていて思わず足を取られ、立ち上がってはまた転んで笑い声・・・雪の感触を味わっているようでした。

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この新雪の中のモフモフ感、たまりません! などと浮かれていたら、思い思いに風をよけて休息中の先輩方が木の陰雪の窪みに潜んでいらして、熊かとドキドキ(失礼!)

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何の足跡でしょう?    サルトリイバラの冬芽

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コウヤボウキの綿毛が風に震えて

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テンの糞?   カモシカの足跡

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「赤ぼっこ」から見えた「赤い橋」に辿りつき、見下ろした多摩川の川原にも白い雪。 (因みに渡っている時は、橋が赤い=橋脚の部分は見えません。 無理に見ようとすればマッサカサマです・・・)

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先程とは反対に赤い橋上から見上げた「赤ぼっこ」
白い雪のお蔭で一本檜もはっきり見えています

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紅梅苑(吉川英治夫人の開いた和菓子屋さん)の近くの道では紅梅の花が咲き始めていました。


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posted by 山桜 at 23:55| Comment(4) | 山川・自然観察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年01月23日

雪の結晶「空からの手紙」

 雪の中に蹲ったり雪上を舐めるように横這いしたりしながら撮って来ました。 顕微鏡モード付きカメラを持つと、小さな宝物を見過ごせなくなって、たびたび不審者になってしまいます。 (多分)誰も見てなかったのでよかったです。

 雪上でキラっと光る小さな一片を見つけては、ギリギリまで接写LED反射光で撮ってみました。 次々と画面に現れる美しい結晶の姿に息を飲み、それがなかなか思うように撮影できずもどかしかったです。 折角のカメラ、まだまだ使いこなせていませんね。 マニュアル、ちゃんと読まなくちゃ、と思いつつ・・・。

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「角板付六花」結晶 のようです。

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 どれも「角板付六花」ばかり・・・同じ気象条件だと仕方がないのかなと諦めてしまったのですが、

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 こちらの上の方に半分ほど写っている結晶は、探していた「樹枝六花」結晶! 手前の結晶ばかり見ていて、気づけず、残念。 もう少し粘ればよかったなぁ 次の機会があったら、もっと腕を磨いてガンバリマス!

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 こちらは地味ですが「角板」「柱状」「針状」結晶などが見えます。 
 
 たくさんの「空からの手紙」受け取りましたよ。 いつも元気づけてくれて、ありがとう。

  Kindle版しか見つかりませんでした。 紙の書籍ではないので、ご注文の際はご注意ください。



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posted by 山桜 at 19:22| Comment(12) | 山川・自然観察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

大雪翌朝の森

 大雪の明くる朝、昨夕、降りしきる雪の中を歩いた森へ再び行ってみました。 少し気温が上がり、樹上から時折ドサっと落雪があるので耳を澄ませて用心しながら歩きます。

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大分嵩が減ったものの、昨晩30センチ以上積もった雪はまだまだ深く、ラッセルして進みます。

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 池にも雪が浮いてジュレ状態の水面に朝日が降り注いで幻想的

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 立ち入り禁止の筈の斜面にはそり遊びをした跡が幾筋も・・・まぁ、やりたくなりますよねぇ。 堤防補強工事前には、下の斜面はそり遊びのメッカだったのに、そこも入れなくなってしまったのですから・・・いや、決まりは守りましょう! 鉄柵に突っ込んだら大けがです。 遊べる場所を残して欲しかったのですが、ここは水道局用地なので公園の管理外なのですよねぇ 難しいのかなぁ 階段も埋まって段が無くなり坂のようになっているので慎重に。

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 こちらは荒らされていない真っ新な斜面。

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 誰も歩いていない雪道を最初に歩く快感は早起きのご褒美🎶

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 ふかふかの道を見つけてはモフモフと行軍・・・心行くまで新雪満喫いたしました。 ひざ下までの長靴もぎりぎりまで埋もれて、ご覧の通りでした。

 遊んだ後は、ちゃんとまた雪かきも頑張りましたよ。 ご近所の和が出来て良いものですね。 雪かきの写真はありません。 そんな暇なく真面目に働いてましたから・・・ほんと、汗だくでした。


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posted by 山桜 at 18:38| Comment(4) | 山川・自然観察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年01月22日

雪さんぽ

大雪警報、不要不急の外出は控えるようにとのお達しでしたが、ハガキを出しにいかねばならず、積もらない内にと完全防備で出かけました。 しっかりとした靴底の長靴で、意気揚々と雪道をいい調子で歩いていましたが、既に思ったより深く積もっていた雪に足が嵌ってドキリ! 

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 寒くても赤いポストは何となく暖かそうに見えますが、氷柱(たろんぺ)が! 16:30、丁度回収にみえた郵便局の方と
「ポスト、つらら垂れちゃってますね〜」
「なんか、可愛いですね〜」
と笑い合いました。 雪の中の回収、ありがとうございます。

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ここは、蔵王?・・・スノーモンスターが生まれかかってます。

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だ〜れも居ません・・・

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桜の蕾もビックリ

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振り返ると、私の後ろに道は出来る・・・の世界。

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行く手を遮るように聳える巨木、遭難しかかっているような気分にナッテキタ

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いつもの道は雪の下、ここは歩いても大丈夫だったかな?

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突然枝の雪が落ち、雪煙が立って視界が遮られ・・・

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おさまると、どこまでも静かな森に、またしんしんと雪が降りしきり・・・

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帰宅すると家の庭の木たちも重たそう・・・さぁ、雪かきしなくては!


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posted by 山桜 at 16:55| Comment(2) | 山川・自然観察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

雪の花満開

14:30 気温1℃ 湿度90%

雪の花満開で、向こうが見えなくなって来ました。
一番積もっている所で 積雪量8cm、湿った雪なのでガレージの屋根が心配・・・。
しんしんと積もり続け、とても静かです。 

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posted by 山桜 at 14:51| Comment(0) | 山川・自然観察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

あっという間に雪化粧

「はらはら」から「ずんずんずんずん」になって来ました。
12:30 気温1℃、湿度76%。

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 ちょっと、これは予報より酷くなるかも・・・


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posted by 山桜 at 12:50| Comment(0) | 山川・自然観察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

雪、降ってきました。

 今日は午後から雪、夕方ごろから大雪となり10〜20cmの積雪予報が出ていましたが、もう既に先ほど10:30頃からはらはらと降って参りました・・・。 只今、気温2℃、湿度63%。

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拡大すると、こんな感じの針状結晶でした。
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針状結晶: きわめて細い針が数本束になったような構造の結晶
      気温が0℃前後〜-15℃、水蒸気量が中程度の時に出来る


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posted by 山桜 at 10:45| Comment(0) | 山川・自然観察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年01月17日

いつも忙しいエナガちゃん

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【エナガ(柄長)】エナガ科 
 メジロよりやや小さめ、胴体は(特に寒い時)丸みを帯び、尾が長い。

 コンパクト・デジカメでは高い木の梢を飛び交う可愛いエナガたちを捕えるのは至難の技、それでもこの可愛い小鳥を見かけたら撮りたくなるのですよね〜 この日は、里帰りしていたケロと湖畔を散歩していてエナガの群れに遭遇! そこら中にいっぱいいるのに、一羽としてじっとしていてはくれなくて、やっとどうにか姿を収められたのがこの一枚。 チョコマカ羽ばたいて実に忙しそうでした。

 鳥見をするなら望遠付きカメラですよね・・・重たくてもうず〜っとしまいっ放しです。 時間も出来てきたことだし、引っ張り出してみようかなぁ

 因みに「エガちゃん」ではなくて「エナガ(柄長)」ちゃんですから、お間違いなく。

 長い尻尾を柄杓の柄に例えた名前です。 その証拠に「エナガビシャク」「エビシャク」という異名も持っています。 長い尻尾でバランスをとって枝につかまっている様子は、正に茶釜に口をかけた柄杓のようです。


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梅も咲き出しましたね^^
ちょっと風邪気味、1クリック頂けたら元気回復?
ラベル:エナガ
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2018年01月15日

井の頭池・かいぼり29

 新年観察会の開催日は一年前から決まっていました。 その頃の予定では、かいぼりは終わっている筈でした。 ところが何がどうしてこうなったのか(若しかして昨今の「池の水ぜんぶ抜きました」ブームの影響あり? いや、これは全く勝手な想像です)同じ日が「かいぼり祭」となって、それを知ってからの私たちの気苦労といったら・・・何とか無事に終わって、ホッとしております。 先ずは観察会とは別に、かいぼりの様子のお知らせです。

 「かいぼり」については、都立狭山公園の「たっちゃん池のかいぼり」の記事をご覧ください。

「たっちゃん池」は今も昏々と水がわき出ている為、カラカラに乾かすまではいかないのですが、井の頭池(お茶の水池・弁天池・ボート池・瓢箪池を併せた名称)の湧水は既に殆ど涸れてポンプで汲み上げている状態なので、そちらを止めれば徐々に干上がっていくのでしょう。 それでも弁天池周辺は未だどこからか水が湧いているような気が・・・だとしたら嬉しいことです。

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 既に大人のヒザ程の水深になっており、水底に沈んでいるものも見えていましたが、初回の時のようなヘドロの中から自転車やオートバイなどの投棄物の山(千と千尋の神隠しのオクサレサマのようでした)とはならず、そういう意味でも「かいぼり」の良い影響が表れていますね。

 今回、変わったとこでは、入れ歯や携帯などが出て来たそうな。 入歯を見つけた人はギョッとしたでしょうね・・・嫌だなぁ、絶対に拾いたくない。 でも、水に映った肉を咥えた自分に向かって吠えて肉を落とした犬の話みたいなシーンが浮かんでちょっと笑えます。 いや、落とした人は哀しかったでしょうね、笑ってすみません。 そして携帯にはどんな人間模様が・・・データ復元するのでしょうか??

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 沢山の方々が寒空の下、水に浸かっての作業をされていました。

 「かいぼり」によって、最初のかいぼり2014年では井の頭池の生息数の殆どを占めていたオオクチバス(ブラックバス)、ブルーギル、ソウギョ、コイなどの外来種が駆除され減少し、それらによって捕食されて減少していたこのような可愛らしい在来種が、なんと全体の8割を超えるほどに驚異的復活を遂げていたそうです!

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 ウキゴリ?(ハゼ科) 正面      横

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 スジエビ(テナガエビ科)     ナマズ(ナマズ科)
 
 小型の在来種のお魚が増えると、それを餌とするカイツブリも増えて、拙ブログの古くからのお友達でもあり、井の頭池の「かいぼり」の発起人でもある、カイツブリとカラスウリを愛する観察人Tさんもどんなにか喜ばれていることでしょう。

 水底に光が届くようになって、弁天池の埋土種子から発芽、復活したのが、こちら

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 イノカシラフラスコモ(シャジクモ科)

 綺麗な湧水の流れ中でこのような藻が木漏れ日を浴びて揺れ、その中を小魚たちが泳ぎ、水鳥たちがそれを追って潜水する姿、有志の皆様のご努力により、きっと見られる日が来ることでしょう。

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2018年01月12日

−7℃のハイキング

 新年御岳山〜奥多摩ハイキングの本番は、御嶽の駅前で−5℃、ケーブルで上がったら更に下がって−7℃、頭の芯までキ〜ンとしびれるような冷え込みでした。 

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奥多摩駅へ向かう帰路で複雑な模様を描いて凍りついた川魚の養殖池

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御岳山ケーブル山上駅前広場から初めて男体山などの日光連山まで見えました!

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ガマガエルの山容を見せる双耳峰の筑波山と関東平野

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大鳥居前の手水からこぼれた水もたちまち氷柱に

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狼さんはきりりとしまった空気の青空にすくっと雄々しく神々しく

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 下山後は奥多摩駅傍の蕎麦店「おく」でお客さま方と一緒に新年会。 常連の方々も新しく参加された方々も打ち解けて、零下の気温下から暖かい店内でくつろいで、乾杯前から鼻もほっぺも真っ赤になりながら、今までの思い出やこれからのハイキングへの話でも盛り上がり楽しいひと時でした。 
 お蕎麦の方は、先日の下見時は田舎せいろを頂いたので、今日は天せいろ、海老天なしでお手頃値段が良いですね。 田舎は蕎麦皮の黒味ありコシが合ってそばの香り豊か、噛めば噛むほどそば粉の美味しさが味わえます。 せいろの方はやや色白でツルリとしたのど越しが天ぷらと一緒に頂くのに向いていると思いました。
いつも美味しいお蕎麦と優しい笑顔、ご馳走様です。


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2018年01月11日

あすなろキジバト

 カワウの漁を見ている間、どうも気になったのがこの子です。

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 よ〜く見ても、どう見ても、キジバト、です。
 陽だまりだから多少暖かいのでしょうけど、なんでまたこんなベトベトの水辺(というか水に浸ってます)にうずくまっているのでしょう? 時々水の中に入ってパタパタっと水浴びしては、またここに戻って蹲っていました。

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 どうやら、じ〜っとこのカルガモやカワウなどの水鳥たちの様子を眺めているように見えました。 若しかしたら、水面に浮かぶ鳥たちに憧れてしまったのかも? いつも公園に来て居て大きなスワンボートたちも見ているでしょうし、あんな風にスイスイと水面を気持ちよさそうに移動出来たら・・・と、いつしか憧れてしまっても不思議はないです。 

 そうか、さっきのパタパタは水浴びではなくて、池の水が浅くなったチャンスを逃さず、水に浮いてみようと挑戦したのかも!

 「明日はヒノキになろう」
とヒノキにあこがれ続けたアスナロの木のように、
 「明日は水鳥になろう」
と願うあすなろキジバトの夢が叶う日がいつか来たら、ビッグニュースになりますね・・・応援しつつ、見守っていきたいと思います。 (すごい勝手な思い込み?)

 なんて、観察会の下見なのに、どうしてこう直ぐにぼんやりと道草ばっかり食ってるんでしょう。 もう一度最初から時間を計り直さなければいけないようです。 ヤレヤレ


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posted by 山桜 at 15:15| Comment(9) | 山川・自然観察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年01月10日

カワウさん、食べ過ぎじゃ…?

 井の頭恩賜公園の池の「かいぼり」の為の水抜きが進み、池畔に浅瀬が出来ていました。 カワウがこっちを気にしながらも悠々と泳いできたかと思うと・・・

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 やおら水中に消え

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 あら、尻尾が出てる! そっかぁ、浅いんですね。

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 お魚、ゲットオォッッ!!

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 その後も、もはや入れ食い状態、潜っては呑みこみ、潜っては呑みこみ・・・

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 何故か、潜るときは画面の右から左に向かって消え、お魚を取って上がってくるときは左向きで出てきます。 捕まえたら、水中でグイッと向きを変えて逃がさないのがテクなのかな?

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 あれっ、澄まして泳ぎ去ろうとしていますけど、ちゃんとくちばしの中にお魚くわえてますよ。 連続で飲み込むの、疲れちゃったのかなぁ。 流石にちょっと一息つかないとね。 見てるこっちも疲れました。 でも、そんなことでは鵜飼のお勤めは厳しそうね。 あ、そうか、鵜飼の鵜はウミウだったかな? 確か日立の海の岸壁で鵜飼用の鵜を捕まえる番組を見たことがありました。

 その名も「鵜の岬」でした! こちら⇒「観光いばらき+」でご覧いただけます。

 そもそも、このこは本当にカワウなのかな? ウミウがここまで来ることだってあるかもしれない。 ウミウとカワウの見分け方は、くちばしの付けの黄色い部分が口角中心に>と尖っているのがウミウ、(下の部分が)」のように鈍角なのがカワウ、とあるが、私のこんな写真では全然わかりませんね。 今度見かけたら、よ〜く観察してきます。

*撮ってきた写真の中から分かりそうな顔を拡大してみた所、やはりカワウでした!(ホッ)
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posted by 山桜 at 23:59| Comment(2) | 山川・自然観察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年01月05日

葉っぱに書初め?

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 これは、ハイキング中の小学生が見つけてくれた自然の匠の技、大人もその見事さに歓声を上げて驚きました!
 マユミという木の葉が枝先で重なって垂れ下がっていた状態で紅葉し、日の当たった部分は表面のクロロフィル(緑の色素)が分解されアントシアニン色素の赤に、当たらなかった部分は未だクロロフィルが回収されずに残っておりくすんだ緑、ジカキムシ(字書き虫、絵描き虫とも=ハモグリバエ/葉潜り蝿の幼虫)が表面の色素の部分を食べ進んだお蔭で、赤側は下層のカロチノイドの黄色が、くすんだ緑側はクロロフィルの緑が出ているという仕組みなのかなと思いますが、そんなことは考えず、ただただその不思議さにうっとりするのが一興ですね。
 
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 こちらは持ち帰って押し葉にしたもう一枚の葉です。 文字というより縁取りですね。 そして裏側にはジカキムシくんの足跡が見えていません。 この薄い葉の中でそれだけの細胞の層の重なりがあるということ。 この世には、目に見えているようで見えていない世界があるということ。

 「見えぬものでもあるんだよ」(金子みすず)


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本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。 
posted by 山桜 at 00:00| Comment(4) | 山川・自然観察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月30日

サワガニの哀願

 山からの帰り道、よろよろとサワガニが足元に現れ、なんと頭を下げるじゃありませんか・・・

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 「た・す・け・て・・・」
 「ええっ??」
 思わず掌を延ばすと攀じ登って来て、この切ない表情でじっと見詰められ、

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 「もう、寒くって、動けないんです」

PC22970334サワガニ (440x293).jpg

 「お願い、沢に戻して・・・」

 手の届くところの水場でそっとはなしてやりましたが、果たしてこの急にやって来た寒さの中で生き残れたでしょうか。 ああ、ホント、みんな一生懸命生きているのね。 
 私も、メゲズニイキマショウ。 ありがとう。


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江の島 from 高尾山

PC189598江の島 (440x330).jpg

 シモバシラの氷華結晶が見られたこの日、高尾山から江の島がくっきりと見えました。 真ん中辺りには「シーキャンドル」とも呼ばれる独特な形の展望灯台も見えますね。 この写真はかなり拡大したもので、実際は下の写真のように見えます。 

PC189503江の島 (440x330).jpg

 高尾山は標高599mの低山ながらをに遮る高い山の無い広大な関東平野の端っこにあるので、空気の澄んだ日には、このように海まで見渡せます。 それでも江の島がこれほどくっきり見えたのは、私にとっては初めての経験で感激でした。


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2017年12月24日

氷華シモバシラ/富士山(扇山・百蔵山)

 今宵はクリスマス・イブ、自然が生み出した美しい造形をお楽しみください。 12月12日の扇山・百蔵山でのシモバシラ達と秀麗富士山のお姿です。 5日の下見の際に、シモバシラ(シソ科)の群落があちこちにあるのは確認していましたが、まさか1週間後にこれ程みごとな氷の華を結晶してみせてくれるとは思いもしませんでした。 神様、仏様、ご先祖様、そしていつも傍で助けてくれる大切な我が君に感謝です。

<2017-12-12>
PC129429 (393x590)シモバシラ.jpg
練りに練られた飴のような光沢・・・

PC129411 (207x310).jpgPC129414シモバシラ (207x310).jpg
PC129417シモバシラ (207x310).jpgPC129418 (207x310)シモバシラ.jpg
一つとして同じ形はなくついつい魅入って・・・

PC129412シモバシラ (393x590).jpg
起こり始めの竜巻のような・・・

PC129416 (393x590).jpg
ふわふわの綿菓子のような・・・

PC129419シモバシラ (207x310).jpgPC129421シモバシラ (207x310).jpg
マリー・アントワネットの巻き髪のような・・・

PC129420 (440x330)富士山.jpg
扇山への途中、ベンチからの富士山です。

PC129423 (393x590)シモバシラ.jpg
ドレスのドレープのような・・・

PC129432 (440x293)シモバシラ.jpg
踊り子のスカートのような・・・

PC129433シモバシラ (393x590).jpg
これは、プロペラ??←ダヴィンチのヘリコプターのイメージです

PC129434シモバシラ (440x293).jpg
もう何と形容してよいやら語彙が貧困で・・・

PC129436シモバシラ (440x330).jpg
なんだかもう、そこらじゅうに無数に有り過ぎて、何が何やらどうしてよいのか分からない状態の私でしたが・・・

PC129441シモバシラ (393x590).jpg
ああ、この神宿るやうな気品、圧倒されました。  

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【大月市秀麗富嶽十二景の6番 扇山山頂からの富士山】

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【大月市秀麗富嶽十二景の7番 百蔵山からの富士山】

氷の華・シモバシラとは
 主にシソ科の宿根草(多年草)である、シモバシラやカメバヒキオコシなどの地上部に枯れ残った茎から発生する氷の結晶。 地下でまだ活動を休止していない生きた根から吸い上げたれた水分が、枯れた地上部の茎を毛細現象で上り、茎のひび割れから少しずつ染み出して凍っていったもの。 特にシソ科は茎に4本の稜があり(断面は四角)その4辺から染み出して丸く結晶すると4枚の花びらになり氷の華と呼ばれる姿となる。 水分量、気温、風向きなどにより様々な形に結晶するといわれる。


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2017年12月18日

氷華シモバシラ(高尾山)

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<2017-12-18 高尾山>

 今年は氷の華「シモバシラ」の結晶の当たり年で、先日の扇山・百蔵山に続き、東京ではシモバシラの山として有名な高尾山でも、もう勿体無い程、さまざまな形の結晶を見ることが出来ました。 

 この日朝8:00の気温は0℃(ケーブル高尾山駅温度計)

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 稲荷山コース入口階段を上って直ぐ右手の斜面 カシワバハグマの茎にできたシモバシラは、細く長く上の方まで登って結晶していました。 (シモバシラやシソ科の植物だけにできる訳ではなく、この季節に未だ根が生きて水を吸い上げている日影の植物で条件が合えば、このような結晶が出来ます。)

PC189486シモバシラ (393x590).jpg

 シモバシラが結晶するには零度以下の気温が必要で、探して歩くルートは日影で湿度のある冷え冷えとした場所ばかり。 万全の防寒装備が必要です。

 他にはどの辺りにできるかは、秘するが花ということで・・・。 撮影の為に柵の奥に踏み込んだり足元の植生を踏みつけたりせず、マナーを守っての観察・撮影をお願いします。

 今回は「〇〇のような・・・」キャプションはやめておきます。 
 見ているうちにだんだんと「氷の女王」に魅入られて身も凍って来そうになりますので、是非、暖かいお部屋でご覧ください。

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 氷の華「シモバシラ」堪能していただけたでしょうか? 
寒くなってしまった方は、暖かいココアや甘酒でも召し上がってくださいね。


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2017年12月17日

ホシゴイその後

 ゴイサギの子のホシゴイも少し大きくなって何処に行ったかなぁと探してみると、木の上に上がって首をうずめて寝ているようでした。

PC179465ホシゴイ (210x280).jpgPC179470 (210x280).jpg
 
 でも、よく見ると、首の向きを変えたり、

PC179469ホシゴイ (443x590).jpg
 
 体の向きも変えたり、少しずつ動いているのが分かります。  
 木の所為か、背中に哀愁を帯びてます? 寂しいのかな?

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 お父さんやお母さんらしきゴイサギは少し離れた木の上に居ました。 巣立ちした子には干渉しない主義なのかしらん。 

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 こちらは橋から見える明るい場所で、得意げに羽を広げたり胸を張ったりして人々の目やカメラを集めていたカワウです。 カメラ目線を決めたり、ポーズを決めたり、夜行性のゴイサギに比べると、サービス精神旺盛で何だか陽気な性格に見え可笑しかったです。


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2017年12月13日

ぶらり江戸散歩「神田山・湯島台・駿河台」

 この日の「ぶらり江戸散歩」研修で一番驚いたのは、このお茶の水の谷が人が切り開いたものだということでした。 有名な話なのでしょうか? 母の実家が神田明神の氏子でありながら、ここら辺に住んでいた訳ではないので、恥ずかしながら、そんなことはちっとも知りませんでした。

お茶の水錦絵広重 (440x279).jpg【お茶之水之図 廣重】

その他の「お茶の水」錦絵

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国立国会図書館「錦絵で楽しむ江戸の名所」より

【神田山⇒湯島台・駿河台】
 今、神田川やJR線を挟んで向かい合う「湯島(本郷)台」と「駿河台」は、かつて「神田山」と呼ばれた一続きの台地だったそうな! ここで「ブラタモリ」なら復元図がど〜んと出るんでしょうね。 というか、私が見逃しただけで、タモさん、既に訪問済みでしょうか?

 江戸に幕府を開いた家康は、新しい町づくりをする為に、その「神田山」を切り崩し、江戸城南の日比谷の入江(現在の日比谷公園〜新橋周辺)を埋め立てたところ、それまで海に流れ込んでいた平川(その頃の神田川)の流れが滞り下流で洪水が頻発。 二代将軍 徳川秀忠の命を受けた仙台藩主 伊達正宗が元和六年(1620)、水害防止の為の神田川放水路と江戸城の外堀を兼ねた「仙台掘」として開削したことで「神田山」は南北に分離され、現在も「茗溪」の名を遺す風光明媚な渓谷が形成されたのだそうです。

 削り取った土をどうしたのかと思ったら、埋め立て目的の方が先だったのですね。 災害を防ぐ為に必死だったとはいえ、こんな大規模な土木工事、今だって大変なことと思いますのに、よくぞやり遂げたものと徳川の民を思う心と多くの人を動かす力に感服です。(「直虎」を見終わったばかりなので感情移入し過ぎているかな?)

【なぜ駿河台?】
 江戸を離れていた家康が駿府で没した後、駿河から戻ってきた旗本たちは、江戸城近くで故郷の富士山を拝めるこの台地を選び屋敷を構えました。 駿河衆が多く住んだこと、駿河国の富士山が見えたことなどから、駿河台と呼ばれるようにったということです。 今もその御屋敷跡の長い塀や広い敷地の名残をぶらり散歩しながら偲ぶことが出来ます。

【ちょっと寄り道、こぼれ話】 
 ところで、「仁−JIN」という村上もとか先生の漫画原作ドラマをご存知でしょうか? その「南方 仁先生」が、転げ落ち幕末にタイムスリップするのが、湯島台側、今は順天堂大学の医学部付属医院がある側のあの崖だ!と、子供の頃から見覚えのある風景なので直ぐにそう気が付きました。 順天堂と仁友堂など名称も因んでいますし、順天堂がモデルなのは間違いないのではと思っています。
(上の錦絵を同じ構図−右側に建物がある―で向こうに富士山が見える絵があるので、向かって右が湯島台で順天堂がある方と思います。)

 気になって確かめてみたら、本当に順天堂がモデルでした! なんと、校是が「仁」なのだそうです。 もう一度ドラマも見てみたいなぁ 再放送、ないかしら。
順天堂医院ニュースNO.29 
順天堂大学医学部附属順天堂医院 発行
 

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