2024年03月31日

'24年4月 高尾山 蛇滝・吊橋コース(1)

ご訪問ありがとうございます

【蛇滝・吊橋コース】2024.03.30(下見)/04.06(本番)

 3月末、ようやく待ち続けた東京のソメイヨシノの開花宣言が出て、高尾山にも一足飛びで春が一斉にやって来ました!

 4月の高尾山GC作戦は蛇滝コース、駒木野遊歩道でたっぷり春の妖精たちを愛でながら蛇滝の坂を上っていきます。急に20℃以上に気温が上がり、待ちきれなかった花たちも私達も春の目覚めにウズウズワクワク・・・さぁ出発!

サラサモクレン?(木蓮と白木蓮の交配種)
P3304463 モクレン1m.jpg

ニリンソウ
P3304464 ニリンソウm.jpg

ヤマエンゴサク
P3304466 ヤマエンゴサクm .jpg

ヤマエンゴサク
P3304469 ヤマエンゴサクm.jpg

コチャルメルソウ
P3304471 コチャルメルソウm.jpg

ヒメカンスゲ
P3304472 ヒメカンスゲm.jpg

キバナノアマナ
P3304484 キバナノアマナm.jpg

ヒメニラ
P3304487 ヒメニラm.jpg

カントウミヤマカタバミ
P3304493 カントウミヤマカタバミs.jpg P3304491 カントウミヤマカタバミs.JPG

アブラチャン
P3304494 アブラチャンm.jpg

アブラチャン
P3304497 アブラチャンm.jpg

(つづく)


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2024年03月30日

太平山・晃石山ハイキング(4)

ご訪問ありがとうございます

【開催日】2024年3月28(木)
【コース】 東武日光線新大平下駅〜客人神社〜謙信平〜
     太平山神社〜太平山〜ぐみの木峠〜晃石山〜
     清水寺〜竹林の道〜分岐〜貯水池〜里山の道
     〜東武日光線新大平下駅   
【幹 事】マサさん
【写真、キャプション】無印 山桜、(S) S.Akiraさん、(Y)ヨーコさん
           (M)マサさん、

駒形石の脇を通過 12:22 (S)  駒形石
IMG_5270 駒形石の脇を通過 1222s.jpg P3214202 駒形石s.jpg

パラグライダー場 12:30(S)  パラグライダー飛行
IMG_5274 パラグライダー場 1230s.jpg PB091843 ハングライダーs.jpg

カタクリ 12:33
P3284422 カタクリ 1233.JPG

カタクリ          鏡に映す(M)
P3284424 カタクリs.jpg RIMG2960カタクリの花の中を鏡で映す Ms.JPG 

晃石山山頂からの北眺望を見る1班 12:38(S)
IMG_5284 晃石山山頂からの北眺望を見る廣川班 1238m.jpg

晃石山からの展望図
PB091846 晃石山からの展望図m.jpg

晃石山山頂からの西南方面の馬不入山 12:38(S)
IMG_5285 晃石山山頂からの西南方面の馬不入山 1238m.jpg

晃石山山頂からの北方面眺望 12:40(S)
IMG_5286 晃石山山頂からの北方面眺望 1240m.jpg

晃石山山頂からの北方展望 下見時
P3214208 晃石山からの展望m.jpg

晃石山山頂 1班 12:57      2班(Y)
P3284434 大平山ハイク 晃石山山頂 1班 1257s.jpg image4 (003) 晃石山 2班 Ys1.jpg

晃石神社
PB091865 晃石神社m.jpg

晃石神社説明板 (S)
IMG_5289 晃石神社説明板 1258m.jpg

晃石神社の鏡石(S)      晃石神社前 3班   
IMG_5291 晃石神社の鏡石 1259s.jpg RIMG2967晃石神社にて3班 Ms.jpg

晃石山から清水(すいせん)寺への下り 道1314(S)
IMG_5292 晃石山から清水寺への下り 道1314m.jpg
木の根や石の多い急坂は、この日一番の難所でした。

さざ波模様の大石
P3214215 さざ波模様の大岩m.jpg

清水寺 観音堂の滝
P3214219 清水寺 観音堂の滝m.jpg

清水寺 観音堂
P3214220 清水寺 観音堂m.jpg

清水寺のピンクの桜とシキミ 13:33(S)
IMG_5310 清水寺のピンクの桜とシキミ 1333m.jpg

清水寺のシキミと「陽光」桜(S)
IMG_5303 清水寺のシキミの花 1331s.jpg IMG_5304 清水寺の桜 1331s.jpg

清水寺 13:37(S)
IMG_5320 清水寺 1337m.jpg

清水寺のミツマタ(S)     キヅタの実(S)
IMG_5312 清水寺のミツマタ 1335s.jpg IMG_5328 キズタの実 1358s.jpg

菜の花の前で 1班 13:45    道標13:59(S)
P3284439 菜の花の前で 1班 1345s.jpg IMG_5329 道標1359s.jpg 

トウダイグサ         スモモの蕾 14:16
P3284440 トウダイグサs.jpg IMG_5332 スモモのつぼみ 1416s.jpg 

中山麓からの晃石山 14:25
IMG_5334 中山麓からの晃石山 1425m.jpg

貯水池            道標 14:30
PB091882 貯水池s.jpg IMG_5342 道標 1430s.jpg

アオイスミレ         中山麓の道脇のシュンラン 14:31(S)
P3214229 アオイスミレs.jpg IMG_5344 中山麓の道脇のシュンラン 1431s.jpg

シュンラン 14:31
P3284449 シュンラン 1431.jpg

ジロボウエンゴサク 14:40
P3284452 ジロボウエンゴサク 1440.JPG

キツネノカミソリ       アカフタチツボスミレ
P3284454 キツネノカミソリs.jpg P3214216 アカフタチツボスミレs.jpg

ボケの畑と花桃 14:44
IMG_5360 ボケの畑と花桃 1444m.jpg

ボケとハナモモ 14:48     ヤマザクラ
P3284457 ボケ ハナモモ 1448s.jpg P3284456 山桜s.jpg

ブドウ畑の生首?とホトケノザの絨毯 14:51
P3284458 ブドウ畑 ホトケノザ 生首?1451m.jpg


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2024年03月29日

太平山・晃石山ハイキング(2)

ご訪問ありがとうございます

【開催日】2024年3月28(木)
【コース】 東武日光線新大平下駅〜客人神社〜謙信平〜
     太平山神社〜太平山〜ぐみの木峠〜晃石山〜
     清水寺〜竹林の道〜分岐〜貯水池〜里山の道
     〜東武日光線新大平下駅   
【幹 事】マサさん
【写真、キャプション】無印 山桜、(S) S.Akiraさん

本当は満開の桜の下でお花見団子の筈だったのですが・・・気まぐれな春に肩透しされてしまいました。

謙信平のいずみ屋さん 10:42 (S)  お店前でお団子休憩 (S)
IMG_5207 謙信平のいずみ屋 1042s.jpg IMG_5208 謙信平いずみ屋前で休憩1042s.jpg

桜がお預けだったお蔭で茶店は空いていて、お団子も直ぐに出来、お茶もサービスして頂けました。(実は「すみませんが、混雑時はお茶は出せません」と言われていたのです。)

いずみ屋さん店内       名物杵つき団子とお茶
PB091787 お団子屋さんs.jpg PB091790 お団子s.jpg

心尽くしのソメイヨシノの鉢植え
P3284410 心尽くしのソメイヨシノ鉢植え 1050.jpg

卵焼きと焼鳥(すみません💦 下見時に頂きました)
P3214162 卵焼s.jpg P3214163 焼鳥s.jpg

謙信平フォトスポット    展望台
PB091792 謙信平s.jpg PB091793 謙信平 展望台s.jpg

謙信平からの西南の「陸の松島」絶景10:56 (S)
IMG_5210 謙信平からの西南の絶景1056m.jpg

謙信平から望む富士山(下見時)2024.03.21
P3214164 謙信平から富士山m.JPG

晴れていれば富士山が・・・(下見日も頂上は雲の中でした)
P3214160 謙信平から富士山m.jpg

タチツボスミレ       天狗の投げ石
P3214166 タチツボスミレs.jpg P3214170 天狗の投石s.jpg

灯籠            太平山神社鳥居
PB091798 灯籠s.jpg P3214171 鳥居s.jpg

美味しい杵つきお団子でエネルギー充電、いよいよ鳥居を潜って太平山神社へ向かいます。
 
(つづく)


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太平山・晃石山ハイキング(3)

ご訪問ありがとうございます

【開催日】2024年3月28(木)
【コース】 東武日光線新大平下駅〜客人神社〜謙信平〜
     太平山神社〜太平山〜ぐみの木峠〜晃石山〜
     清水寺〜竹林の道〜分岐〜貯水池〜里山の道
     〜東武日光線新大平下駅   
【幹 事】マサさん
【写真、キャプション】無印 山桜、(S) S.Akiraさん、
    (Y)ヨーコさん、(M)マサさん、 (KR)リツコさん

満開のエドヒガンザクラ 11:06 (S)
IMG_5216 エド彼岸桜 1106m.jpg

満開の江戸彼岸の下で 1班 11:09 / 2班(Y)/3班11:23(M)
P3284414 満開の江戸彼岸の下で 1班 1109s.jpg image5 (002) 江戸彼岸の前 2班 Ys.jpg
       RIMG2935エドヒガンの前 3班 Ms.jpg 

サカキ 11:10 (S)    大平山神社に到着 11:11(S)
IMG_5219 榊 1110s.jpg IMG_5221 大平山神社に到着の廣川班 1111s.jpg

大平山神社
P3214177 大平山神社m.jpg

お神石
P3214187 大平山神社 お神石s.JPG PB091820 道標s.jpg

P3214190 大平山境内図m.JPG

筑波山
P3214186 筑波山m.JPG

太平山神社奥宮入口 11:24 (S) 奥宮 3班
IMG_5232 太平山神社奥の院入口 1124s.jpg RIMG2939太平山神社奥宮で3班 Ms.jpg

PB091822 大平山神社奥宮ご由緒m.jpg

道標 11:33 (S)       冨士浅間神社へ向かう 11:34(S)
IMG_5233 道標 1133s.jpg IMG_5235 冨士浅間神社へ向かう 1134s.jpg

浅間神社手前の石祠 (KR)
2024_03280052 (002) 大平山 浅間神社手前の祠 1140KR.jpg
こちらは富士山の遙拝所? 背後が富士山方面

冨士浅間神社 11:37 (S)
IMG_5239 冨士浅間神社 1137m.jpg

大平山山頂 11:39(S)      1班
IMG_5242 太平山341m山頂標 1139s.jpg P3284418 浅間神社 集合s.jpg
2班 (Y)            3班 (M)
image3 (003) 大平山 2班 Ys.jpg RIMG2942太平山山頂にて3班 Ms.jpg

鉄塔下分岐 11:55 (S)     尾根途中の展望所での3班 (M)
IMG_5249 鉄塔 1155s.jpg IMG_9599展望所での3班 Ms.jpg
鉄塔の方には行かず、左下へ進みます。

グミの木峠 到着の1班、2班 11:58
P3284421 グミの木峠 1206.JPG

グミの木の洞に生えたヒゴスミレ(グミの木峠) 12:00 (S)
IMG_5253 木の隙間に生えたヒゴスミレ 1200m.jpg

下見時 2024.03.21
P3214198 ヒゴスミレm.jpg

不思議なことに、11月の下下見時にはエイザンスミレ?だったのです・・・
PB091834 エイザンスミレm.jpg
何故3月にはヒゴスミレが咲いたのか??? ヒゴスミレの冬葉はエイザンのようになるのでしょうか? また確かめに行きたい!

グミの木峠から晃石山へ向かう階段 1202 (S)
IMG_5254 グミノ木峠から晃石山へ向かう階段 1202s.jpg

登山道からの筑波山方面 1212 (S)
IMG_5258 登山道からの筑波山方面 1212m.jpg

太平山方面を振り返る 1212 (S)
IMG_5261 太平山方面を振り返る 1212m.jpg

ネジキの芽 1215 (S)
IMG_5268 ネジキの芽 1215s.jpg

(つづく)



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2024年03月28日

太平山・晃石山ハイキング(1)

ご訪問ありがとうございます

【開催日】2024年3月28(木)
【コース】 東武日光線新大平下駅〜客人神社〜謙信平〜
     太平山神社〜太平山〜ぐみの木峠〜晃石山〜
     清水寺〜竹林の道〜分岐〜貯水池〜里山の道
     〜東武日光線新大平下駅   
【幹 事】マサさん
【写真、キャプション】無印 山桜、(S) S.Akiraさん、(KR)リツコさん

東武 新大平下駅 8:36(S)
IMG_5140 新大平下駅 0836s.jpg

キンギョバツバキ       洋館
PB091760 キンギョバツバキs.jpg PB091761 洋館s.JPG

蔵?             JR大平下駅
PB091762 蔵風のお屋敷s.jpg PB091763 JR大平下駅s.jpg

JR大平下駅傍のハクモクレン  畑の土手のノジスミレ
P3214148 ハクモクレンs.jpg P3214149 ノジスミレs.jpg

大平下からの山体 9:25(S)
IMG_5146 新大平下からの山体、左端が馬不入山、中央が晃石山太平山、手前右が中山 0925m.jpg
左端が馬不入山、中央が晃石山太平山、手前右が中山

大平下から 9:26(S)
IMG_5147 新大平下からの、桜峠から青入山、晃石山、太平山 0926m.jpg
桜峠から青入山、晃石山、太平山

客人(まろうど)神社下に到着9:51 (S)
IMG_5158 客人神社 0951m.jpg

客人神社鳥居脇のお社内の仏像・庚申塔など
P3214154 客人神社内の庚申塔m.jpg
皆さんが覗いていた中の様子です。

鳥居を潜り階段を登る(大平山登山口)
PB091765 客人神社 鳥居m.jpg

客人神社へ上る 9:58(S)   客人神社への階段を上る(KR)
IMG_5165 客人神社内を上る 0958s.jpg 2024_03280010 (002) 大平山 客人神社 KRs.jpg

客人(まろうど)神社 拝殿
P3214155 客人神社m.jpg

客人という不思議で謎めいた響きの通り、謎の多い神社で、普通に検索しても主祭神が建御名方神(たけみなかたのかみ)としか出てきません。建御名方神は諏訪神社に祀られていますが、本来は出雲系の神であり、皇祖神・天照大御神(伊勢系)の神々に最後まで抵抗し追われて諏訪に鎮まられた経緯があります。さて、出雲→諏訪→大平町へと伝わって来た建御名方神ですが、この地には元々祀られていた土地神さまがおいででした。土地神様に代わって祀られたので客人なのか、譲って自らが客人となったのか、その辺りもどうも釈然としません。

その土地神の御名は、こちらには伝承がない(敢えて残さなかったか?)のですが、同じ出雲系の氷川神社の門客人神社の主祭神は「アラハバキ神」です。アラハバキ神も謎の多い神ですが、一説には製鉄の神とされます。

ここで、山桜班の方々はピン!と来ましたね。そう、大平山神社の奥の院の神様、大物主神、そして、天目一大神(あめのまひとつのおおかみ)こちらは正に製鉄の神(一つ目、一本足)でしたので、関連があるにちがいありません。面白くなって参りました!

・・・と、山桜は、こう言う話が大好物なのですが、長くなりますのでお好きな方は、別途掲載の記事をご覧ください。

P3284409 客人神社 1001m.jpg

客人神社の石碑と鳥居の前 10:01(S) 客人神社摂社 庚申さま
IMG_5168 客人神社の石碑と鳥居の前 1001s.jpg P3214157 客人神社 庚申さま?s.jpg

P3214156 客人神社 石碑m.jpg

登山道からの太平山、晃石山方面 10:12 (S)
IMG_5176 登山道からの太平山、晃石山方面 1012m.jpg

分岐道標 10:17        クサボケ
IMG_5189 分岐道標 1017s.jpg P3214159 クサボケs.JPG

キブシ 10:33 (S)
IMG_5200 キブシ 1033s.jpg

(つづく)


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2024年03月08日

秩父 琴平丘陵ハイク(6)羊山〜横瀬駅

ご訪問ありがとうございます

<2024.03.03>

紅梅と武甲山
DSC_1329 (002) 武甲山 紅梅m.jpg

大山祇神社
P3033976 大山祇神社m.jpg

相生の木
P3033977 ラブラブの木m.jpg

羊山葛葉稲荷神社
P3033979 羊山葛葉稲荷神社m.jpg

愛らしい子狐と一緒の狐さん
P3033980 キツネさんs.jpg P3033981 キツネさんs.jpg
信太の森に住んでいた「葛の葉」という名の白狐は、あの安倍晴明のお母さんという伝えがあります。そうだとすれば、この子狐は・・・?

羊山 見晴らしの丘
P3033982 羊山見晴らしの丘よりm.jpg
見晴らしの丘は、アニメ「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」(通称「あの花」)のオープニングに登場するので、アニメファン(山桜も結構なアニオタです^^)にとって「聖地巡礼」の地でもあります。

羊山ジオパーク解説
P3033986 羊山ジオパーク看板m.jpg

P3033987 羊山丘陵ジオパーク看板m.jpg

賢吉歌碑の向こうにも武甲山
P3033990 賢吉歌碑 武甲山.jpg
ほろほろとえごの木の花散る朝は谷にこもりて啼くほととぎす 中津賢吉

羊山の突端にある「やまとーあーとみゅーじあむ」棟方志功作品収集で有名です。
DSC_1336 (002) やまとーあーとみゅーじあむm.jpg

その傍の「武甲山資料館」も行ってみたいけれど、時間があるかな・・・。

美術館の下から姿の池畔へ下山。
P3033991 羊山から下山m.jpg

姿の池と二子山
P3033985 姿の池と二子山m.jpg

姿の池
P3033992 姿の池m.jpg

そば処 紡さん 合い盛りセット
P3033993 紡さん 合い盛りセットm.jpg
先代手打うどんと2代目手打蕎麦の合い盛りに掻揚げ(この日は牛蒡入)セットで1,150円はお値打ちです! 生粉の風味が生き腰のある麺、うどんには山椒や柚子等の隠し味が絶妙に溶け合った胡麻つけ汁、蕎麦には鰹だしと醤油の香り高いつけ汁。蕎麦湯で最後まで楽しめます。

その他、十割蕎麦、そして、元々洋食屋さんだったこともあり洋食メニュー、ケーキ、アイスクリーム、わらび餅、コーヒーなどの喫茶飲物もあります。

蕎麦処 紡さん 外観       姿の池 道標       
P3033994 蕎麦処 紡s.jpg P3033995 姿の池 道標s.jpg
ちょっと見、そば処には見えない洋食屋さんの外観です。

カワセミさんの道標1
P3033997 カワセミさんの道標m.jpg

秩父二子山
P3033996 秩父二子山m.jpg

武甲山
P3033998 武甲山m.jpg

カワセミ道標2 武甲山
P3033999 カワセミ道標と武甲山m.jpg

横瀬駅までに広がる長閑な風景  横瀬駅に到着
P3034000 長閑な風景s.jpg P3034001 横瀬駅s.jpg

長いレポを最後までご覧頂き、ありがとうございます。未だ冬の寒さや雪まで残る日でしたが、バリエーション豊かで様々な自然の姿が楽しめるコースには、人々の信仰と歴史の足跡を辿る楽しみもあります。山伏たちが修行した道と思うと、ぐっと気持も引き締まりました。

それだけに、麓に下りて来て開けた場所から見上げるドンと聳え立つ武甲山の姿はありがたく感動的。その姿は、実は、山桜が毎日の様に歩く多摩湖畔からも望めますが、方向的に半分削られたお姿が痛々しい。日本の高度経済成長期を身を削って支えて下さった武甲山、手を合せずにはいられません。

神様は、人々がお祀りする心で喜ばれ、お力を得、益々ご神威が増すと思います。削られた斜面に心を向けることで、少しでも御心を癒して差し上げればと願います。

(おわり)


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2024年03月07日

秩父 琴平丘陵ハイク(5)旧武甲山登山口〜羊山

ご訪問ありがとうございます

(編集中・・・)

<2024.03.03>

麓の山の神の下の沢
P3033955 沢m.jpg

滝音が耳に優しい
P3033956 滝m.jpg

水音に負けじとミソサザイが鳴いて・・・
P3033957 ミソサザイ鳴く沢m.jpg

P3033959 行き止まり看板m.jpg

旧武甲山登山口石碑      廃道・行き止まり
P3033958 旧武甲山登山口石碑s.jpg P3033960 旧武甲山登山口 通行止めs.jpg

琴平丘陵ハイキング・コース看板
P3033961 琴平丘陵ハイキング・コース看板m.jpg

目の前を飛び跳ねて隠れた小さなネズミ
P3033963 小さな跳ねるネズミs1.jpg P3033963 小さな跳ねるネズミs.jpg

尻尾が長くてお髭がふわふわ
P3033964 小さな跳ねるネズミm.jpg
アカネズミ、ヒメネズミ、カヤネズミ? 私には難しいです。どなたかお分かりの方ご教示ください。

分岐            武甲山!
P3033965 分岐s.jpg P3033966 武甲山s.jpg

P3033967 雑木林原のコースs.jpg P3033968 シンジュ 冬芽s.jpg

秩父二子山  
P3033969 秩父二子山s.jpg P3033970 菜の花s.jpg

武甲山
P3033971 武甲山m.jpg

P3033973 羊牧場 武甲山m.JPG

分岐 直進 ハイキング・コース/右 芝桜の丘
P3033974 分岐m 右芝桜の丘m.jpg

この牧場の下の斜面に有名な「芝桜の丘」があり、GW頃までピンク色の濃淡に染まった丘と武甲山が眺められるのですが、開花期間中は有料となります。山桜的には、生態系を無視した広面積の埋め尽くしには賛成できず訪れたことも無いのですが、写真を見れば素直に綺麗な眺めだとは思うのですが・・・。土地の方の話で「この場所には可愛い山野草が色々生えていたのに、全部無くなってしまった」と伺うと、悲しい気持になります。

以前、多摩湖の堤防下にも芝桜を一面に植えたいと言う議員候補さんがおられ、私は反対ですと伝えましたが、実現せずにホッとしています。

(つづく)


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2024年03月06日

秩父 琴平丘陵ハイク(4)長者屋敷跡〜麓・山の神

ご訪問ありがとうございます

<2024.03.03>

丘陵コースとはいえ、結構な上り下りを経て・・・
P3033931 琴平 上ってs.jpg P3033932 琴平 下ってs.jpg

長者屋敷跡 東屋 に到着
P3033934 長者屋敷跡 東屋s.jpg P3033933 長者屋敷跡s.jpg
こちらでお昼休憩の予定です。

べっとく岩
P3033936 べっとく岩m.jpg
「べっとく」とは、秩父の言葉で「蛙」のことのようです。頭に木が生えてしまってますが、カエルさんに見えないこともないかな?

この辺りからヤマツツジと思われる株が沢山見られました。花時に当たれば、新緑とオレンジのヤマツツジのコラボが楽しめますね〜♪ 今、地図を見たら「ヤマツツジの丘」と呼ばれる場所でした。合点!

お地蔵様          大山祇神社 お社     
P3033939 お地蔵様s.jpg P3033941 大山祇神社s.jpg

大山祇神社 鳥居前
P3033940 大山祇神社m.jpg

箪笥岩
P3033945 箪笥岩m.jpg
看板も何も出ていないのですが、どうみても抽斗が重なった箪笥に見えるので、この岩ではないかなと・・・。横から見た方がもっと箪笥っぽいです。

箪笥岩展望台からの両神山
P3033942 箪笥岩展望台より 両神山m.jpg

この山並みも見たことのある形なのですが、はっきりとは・・・
P3033944 箪笥岩からの展望m.jpg
箪笥岩からの展望はないという記述もみましたが、落葉期だからか結構な展望が得られました。山名表示アプリを試したものの、スマホケースが手帳型で磁石が入っている為か、どうも釈然としない表示で・・・ケースから外すのも手間を惜しみ、ごめんなさい。

石祠            399mピーク三角点               
P3033946 石祠s.jpg P3033947 399mピーク三角点s.jpg

P3033948 道標 1211.jpg P3033949 道標 1228.jpg

麓の「山の神」
P3033950 山の神m.jpg

P3033952 山の神付近m.jpg

屋根付のお地蔵様      愛宕大神
P3033951 お地蔵様s.jpg P3033953 愛宕大神s.jpg

(つづく)


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2024年03月05日

秩父 琴平丘陵ハイク(3)岩井堂/修験堂

ご訪問ありがとうございます

<2024.03.03>

鉄製の橋          橋の下は切通
P3033881 鉄の橋s.jpg P3033884 鉄の橋 切通s.jpg
恐らく人工的な切通の上にかかる鉄製の橋を渡ります。下の道はどこからどこへ通じているのか気になります。

橋の袂の石祠         岩井堂直下の長い階段
P3033883 橋の袂の石祠s.jpg P3033885 回避した長い階段s.jpg
橋の袂の祠はこの場の安全を見守って下さっているのでしょうか。
こちらの長い長い階段を今回は上らずに回避しました。見えているのは最上部のほんの一部です。

札所巡礼の道標        岩井堂付近案内図
P3033887 道標s.jpg P3033886 岩井堂付近案内図s.jpg
        
ついに岩井堂が見えて来ました!
P3033889 岩井堂m.jpg

円融寺 奥の院 岩井堂
P3033890 岩井堂m.jpg

P3033892 岩井堂m.jpg
京都の清水寺と同じ舞台造りで岩に張り付くように建てられていて、近づくほどに見上げれば圧巻されます。

岩井堂の裏の岩窟
P3033897 岩井堂 岩窟m.jpg

P3033898 岩井堂 岩窟m.jpg
岩井堂の左手から上った裏手の岩窟。厳かな空気が漂っています。

岩井堂上           観音さま
P3033900 岩井堂裏手s.jpg P3033902 仏像s.jpg
更に上り岩井堂の上の岩に出ると、観音様が出迎えて下さいました。ありがたく、合掌。
そこから少し下がった所に見えて来たのは・・・

修験堂
P3033904 修験堂m.jpg

P3033905 修験堂m.JPG

P3033906 修験道m.jpg

P3033907 修験堂m.JPG
写真では分かりづらいですが、下を見れば目が眩むような断崖の上に建っています。

P3033911 修験堂s.jpg P3033912 修験堂s.jpg

P3033913 修験堂s.jpg P3033914 修験堂s.jpg

P3033915 修験堂s.jpg P3033920 修験堂s.jpg
先ず正面で祈念し、お堂外の細い回廊を周り、真ん中の柱のマニ車の干支を一つずつ(外側に「南無阿弥陀仏」と刻まれていますが、横に干支が記されています)まわし、12回で干支が一回りすることで一回の行だそうです。(今は、回廊も一部壊れており、一部立ち入り禁止で廻れません)

P3033925 修験堂m.jpg

急な階段を慎重に下りていきます。嘗て修験者は、ここを自力でよじ登りまた下ったのでしょうか・・・
P3033927 修験堂s.jpg P3033928 修験堂下階段s.jpg

P3033929 修験堂下崖s.jpg P3033930 修験堂下階段s.jpg
今や長閑なハイキング・コースとなり、隔世の感ありです。

(つづく)


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2024年03月04日

秩父 琴平丘陵ハイク(2)月影堂/護国観音

ご訪問ありがとうございます

<2024.03.03>

琴平丘陵ハイキング登山口   上り始めの山道
P3033841 琴平ハイキング入口s.jpg P3033843 琴平ハイキング 上り始めs.jpg

月影堂が小さくなって     琴平ハイキング道標
P3033844 月影堂の上s.jpg P3033845 琴平ハイキング道標s.jpg

護国観音さま
P3033846 護国観音m.jpg
尾根の上におわしますは、真っ白な観音さま。やや男性的な凜々しい佇まい。高さ五十五尺九寸(17m弱)は「ごこく」の語呂合わせとのこと。手前に見える枝は、ミツバツツジ。本番で花が観られると嬉しいな。

護国観音さまよりの眺望 遠い雪山はどこの山?
P3033847 護国観音より.jpg

P3033848 護国観音よりm.jpg

P3033849 護国観音よりm.jpg

両神山
P3033850 護国観音よりm.jpg

二子山(左の尖峰)
P3033851 護国観音より 二子山m.jpg

秩父盆地
P3033856 護国観音より.jpg

後光がさした観音さま
P3033854 護国観音m.jpg
神々しいお姿に思わず手を合せ、本番の晴天と無事をお祈りしました。

観音さまから下る急斜面
P3033857 観音様からの斜面s.jpg P3033858 観音さま裏の斜面s.jpg

岩がせめぎ合う稜線      オケラを発見!
P3033859 岩の稜線s.jpg P3033860 オケラs.jpg

落葉期ならではの展望は
P3033861 展望s.jpg P3033862 展望s.jpg
新芽が萌え出せば見えなくなってしまうかな。

イワトラノオ         葉裏のソーラス(胞子嚢群)
P3033863 イワトラノオ?s.jpg P3033864 イワトラノオ?s.jpg

カシワバハグマ        岩に張り付き乾いた苔
P3033865 カシワバハグマs.jpg P3033866 岩についていた苔s1.jpg

堆積岩が突き出た稜線     堰き止められた水     
P3033867 堆積岩の出た稜線s.jpg P3033871 堰き止められた水s.jpg

露岩の多い稜線         
P3033869 岩の多い稜線m.jpg 

下っては、また上る・・・
P3033872 コース路s.jpg P3033873 コース路s.jpg

ユズリハ           赤い岩
P3033876 ユズリハs.jpg P3033879 赤い石s.jpg

落葉期の展望 ヤマコウバシの落ちない枯葉
P3033877 落葉期の展望 ヤマコウバシm.jpg

〆殺しの蔓は新たな標的に乗りかえ
P3033880 〆殺しの木m.JPG

(つづく)


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2024年03月03日

秩父 琴平丘陵ハイク(1)円融寺/大渕寺

ご訪問ありがとうございます

<2024.03.03>

雛祭の日、不安定な春先天候の間隙を縫い、秩父の琴平丘陵へ下下見に行って参りました。

武甲山:西武秩父駅渡り廊下から、西武秩父駅前から
P3033798 武甲山 西武秩父駅渡り廊下からs.jpg P3033799 武甲山 西武秩父駅前からs.JPG
並べてみたら、殆ど同じでした(^^;) 富士山と一緒で見えるとついつい撮ってしまうお山です。石灰採掘跡の段々に雪が残って縞々模様。どこかのピラミッドみたいでした。

御花畑駅           御花畑駅から見える西武秩父駅
P3033800 お花畑駅s.jpg P3033802 お花畑駅から見る西武秩父駅s.jpg
御花畑駅は、すっかりレトロな雰囲気に模様替えされていました。お花畑駅から西武秩父駅は直ぐそこに見える距離ですが、違う鉄道会社であり、その間を行き交う人の流れで潤う商店街もあり、乗り入れになる日は来なそう。西武池袋線の秋津駅とJR新秋津駅と同様ですね。

秩父鉄道車内         影森駅からスタート
P3033803 秩父鉄道内部s.jpg P3033807 札所めぐり看板s.jpg
秩父鉄道の電車は外側も内側も様々に彩られています。この車両の内部は黄色いロウバイの花でいっぱい。山笑(やまにこ)会でも蝋梅で有名な宝登山へ行きましたね。(花の時期ではなかったかな?)

影森駅で下車、先ず、札所26番円融寺へ詣でて奥の院・岩井堂のご朱印を頂き、札所27番大淵(渕)寺へ向かいます。27番へ行かずに昭和電工さんの敷地内から奥の院・岩井堂へ直登するコースもありますが、いきなりの長い長い階段を避け、眺めの良い護国観音様のお膝元、大淵寺の登山口から上りたいと思います。

円融寺「未了の庭」への道    ストーンサークルのような墓石群
P3033809 円融寺 脇からのアプローチs.jpg P3033810 円融寺 ストーンサークルのような墓石s.jpg

牡丹園の春待つ花芽      「未了の庭」
P3033812 円融寺 ボタンの蕾s.JPG P3033814 円融寺 未了の庭s.jpg
沢山のボタンの株の花芽が膨らみ掛けていました。5月の本番の頃、咲いていて欲しい・・・。「未了の庭」スペインのサグラダ・ファミリアを思い出しました。未だ完成せずの心で、少しでも仏の心に近けるように、一輪の花の如く今日を精一杯生きて日々成長しましょう・・・のような謂れが記されていました。

龍の守る手水鉢        睡蓮鉢?
P3033818 円融寺 凍った手水鉢s.jpg P3033819 円融寺 凍った水甕s.jpg
数日前に積もった雪が所々残る寒い朝、手水鉢も他の水鉢もカチカチに凍っていました。

萬松山円融寺 表からの外観
mP3033822 萬松山円融寺.jpg
脇の「未了の庭」から入り、お参り・ご朱印を頂き、表門から退出し振り返っての景色です。
 
P3033823 円融寺参道 丸い白梅s.jpg P3033825 円融寺s .jpg
まん丸に低く刈られた白梅、珍しいですよね。曹洞宗建長寺派のお寺さんでした。

さて、お日様が少し高くなって来ました。武甲山を仰ぎ見ながら、次の札所27番大淵寺へ向かいます。
P3033826 武甲山m.jpg

白梅が満開で高貴な香りが馥郁と・・・
P3033828 白梅m.jpg

札所27番 龍河山 大淵寺(だいえんじ) 到着
P3033830 龍河山 大淵寺m.jpg
竜河山/龍河山、大渕寺/大淵寺、表記が混在していて迷います(@@;)

大淵寺山門への階段      延命水
P3033831 大淵寺 山門へ.jpg P3033832  大淵寺 延命水s.jpg
延命水はまろやかで甘露甘露・・・身体に染み渡り寿命が延びそうです。何でも一口で33日命が延びるとか。大淵寺さんのご朱印も頂いて出発。

薄紅色の枝垂れ梅       鐘楼
P3033833  大淵寺 枝垂れ梅s.jpg P3033834  大淵寺 鐘堂.jpg

大淵寺付近案内図
P3033835  大淵寺 付近図m.JPG
これから参る月影堂の右手裏が琴平丘陵ハイキング・コースの入口です。

大淵寺 月影(観音)堂
P3033839  大淵寺 月影堂m.jpg

月影(観音)堂 縁起
P3033840  大淵寺 謂れの額m.jpg

(つづく)


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2024年03月02日

’24年3月高尾山 いろはの森コース

ご訪問ありがとうございます

<2024.03.02>

 一週間前の下見時には霧氷や残雪の景色でしたが、本番は雪解け水でしっとり潤った春の森でした。

キクザキイチゲ
P3023780 キクザキイチゲm.jpg
午前中は殆どお日様の当たらない「日影沢」なので、日差しが無いと咲かないキクザキイチゲの開花を見るには午後、こちらに下山する計画に。

ツチグリ
P3023782 ツチグリm.jpg
湿った森では、あちこちに白い網目模様のツチグリが目立ち、さながらツチグリ祭 ずっとツチグリに会いたいと熱望されていたGさんをはじめ、参加者の皆さんに沢山のツチグリの様々な姿を堪能して頂け、私も準備しておいた甲斐あり、最高に嬉しい日となりました。

ツチグリの裏側        タマノカンアオイ
P3023781 ツチグリ 裏側s.jpg P3023784 タマノカンアオイs.jpg

コスミレ
P3023786 コスミレm.jpg
元々早咲き性のコスミレですが、頂上の陽当たりの良い場所で、葉が展開する前に咲いてしまっていました。

P3023787 コスミレm.jpg
ちょっと早く出過ぎたせいか、色が冴えませんが、春一番のコスミレに出会えてラッキーでした♪

シュンラン
P3023788 シュンランm.jpg
蕾が見えてからなかなか咲かなかった春蘭、やっと開いてくれました。

ダンコウバイ
P3023789 ダンコウバイm.jpg
先週は雪の綿帽子を被っていたダンコウバイも春の光を受けて嬉しそう。

メジロ
P3023790 メジロm.jpg
春が来て浮かれすぎたのか、メジロちゃんが何処かに激突して気を失ったか天に召されたか・・・横たわっていました。この様な場合、鳥インフルエンザ等に冒されている場合がありますので、決して手を触れないでください。

イワタバコ
P3023791 イワタバコm.jpg
水の滴る岩肌では、イワタバコのしわしわに萎んでいた新芽が伸び出していました。

P3023793 イワタバコm.jpg
こちらは未だ萎んだ状態。

カヤラン
P3023794 カヤランm.JPG
この日は不思議なことに、あちこちでカヤランが張り付いているのを見かけました。光の加減と湿った幹に緑が目立ったせいでしょうか。ちゃんと小さな蕾が出ている株もあったので、開花が楽しみです。頑張ってやっと根を下ろしたカヤラン、どうか盗掘されませんように・・・

ユリワサビ          フキノトウ
P3023795 ユリワサビs.jpg P3023796 フキノトウs.jpg
どちらも春の到来を教えてくれる小さな妖精です。

サイカチの果実/鞘と豆(種子)
P3023797 サイカチ 果実m.jpg
サイカチの豆莢も沢山落ちていて、幹事のMさんが拾って中の豆を見せてくれました。初めて見ましたが、意外と小さいのですね。藤豆のように丸くて平たい豆だとばかり思ってたので驚きました。今までも中を開けて見ようと試みたことはあるのですが、空っぽだったり上手く開けなかったり、そして前記のように「どうせ藤豆みたいのだろう」と思い込んでいました。何事も確認しないで放置はダメですね。反省!


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2024年02月26日

'24年3月高尾山 いろはの森コース下見(2)

ご訪問ありがとうございます

<2024.02.24>

上に登るにつれ、地面にも未だ雪が残っていました。

根っこで縞模様
P2243636 高尾山 雪景色.jpg
こんなにも複雑に綿密に根っこが張り巡らされていることに改めて目を見張りました。

階段も真っ白
P2243637 高尾山 雪景色.jpg
真っ赤な冬装備のKスタッフが雪に映えてます。

P2243640 高尾山 雪景色.jpg

可愛い雪だるまトリオ
P2243641 雪だるまm.jpg

P2243644 高尾山 雪景色.jpg
お天気でもフードをかぶらないと・・・

こんな氷片が樹上からバサッと落ちてきます。
P2243638 落ちてくる氷の破片m.jpg

雪を纏ったアブラチャン 
P2243642 アブラチャン 雪m.jpg
繊細な枝と雪の織りなす自然の美にうっとり・・・

雪をかぶったアブラチャンの花芽
P2243639 アブラチャン 雪m.jpg

クロモジの花芽も雪帽子
P2243643 クロモジ 雪m.jpg

日向のダンコウバイでは既にクリスタルに
P2243650 ダンコウバイm.jpg
雪を被ったダンコウバイを見たい!と、当初のコースから変更して行ってみたら、ドンピシャの景色でした♪

P2243651 ダンコウバイ 雪m.jpg
とけた雫に見えても触れると氷っています。

ダンコウバイのつぼみ     シュンランのつぼみ
P2243646 ダンコウバイs.jpg P2243647 シュンラン 蕾s.jpg
ダンコウバイは来週の本番には綺麗に咲いてくれそう。 
シュンランも咲きそうですね。 

ナワシログミ         シキミ
P2243649 ナワシログミ 実s.jpg P2243653 シキミs.jpg
ナワシログミも葉陰で実り、シキミも繊細な花を開いて、春は確実に進んでいました。

(おわり)

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2024年02月25日

'24年3月 高尾山 いろはの森コース下見(1)

ご訪問ありがとうございます

<2024.02.24>

 3月2日(土)実施の高尾山GC作戦の下見で「いろはの森コース」を歩いて来ました。前日に降った雪が思いの外残っていて、美しい一期一会の風景に感嘆すると共に、自然の厳しさも目の当たりにしました。

高尾山駅前から
P2243603 高尾駅前からm.jpg

キクザキイチゲ
P2243608 キクザキイチゲm.jpg
雪の精のような可憐さで早春のひと時だけ地上に現れるスプリング・エフェメラル

細い枝先を飾るのは名残雪か霧氷か・・・
P2243617 高尾山 霧氷m.jpg

アオキの雪化粧
P2243627 アオキ 雪.jpg

雪綿をかぶったアオキの赤い実 湿り気で広がったツチグリ
P2243634 アオキ 雪s.jpg P2243626 ツチグリs.jpg

湿り雪の重みでねじ曲がった木
P2243628 雪で折れた木m.jpg

倒木を越えて進むスタッフ
P2243629 高尾山 倒木.jpg

未だ生々しい折れてしまったモミ
P2243630 雪で折れたモミ.jpg

倒れ落ちたモミにも雪が積もる  繊細な葉に雪化粧(カンスゲ?)
P2243632 折れたモミs.jpg P2243635 高尾山 雪景色s.jpg

白と黒、水墨画の世界
P2243633 高尾山 雪景色m.jpg

スタッフの白い息だけが流れていく静かな世界・・・

(つづく)

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2024年02月24日

霧氷・雫氷

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 今日は高尾山GC作戦の下見の日。高尾駅前のお店の植え込みのハボタンがお砂糖でフロスティングされたように光っていました。

P2243607 ハボタンm.jpg

 光る大粒の水滴と思って触れてみたら・・・

P2243606 氷雫 ハボタンm.JPG

 なんと固く凍った雫氷!

P2243606 氷雫m.JPG 

 その中に、また小さな氷の華が咲いていました。


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ラベル:高尾 ハボタン
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2024年02月22日

府中市郷土の森博物館(2)

ご訪問ありがとうございます

<2024.02.21>

昨年2月の花木くらぶは、大宮第二公園で観梅会でしたが、なるべく去年と被らない品種をご紹介します。最初の「藤牡丹枝垂れ」は、去年「?」付でのご紹介でしたが、今年は名札も付いていたので間違い無いと思います。

藤牡丹枝垂れ(豊後性・八重)  (参考)去年「?」付だった花
P2213551 ウメ 藤牡丹枝垂s.jpg P2203142 ウメ 藤牡丹枝垂? ふじぼたんしだれ.JPG
藤牡丹枝垂は、藤と牡丹の名前を併せ持つ、藤の花房のように花付良く枝垂れ、牡丹のようにふっくら豊かな八重の花弁の豪華な風情。去年「?」付だった株の花付は、イマイチこのゴージャスさがなかったような・・・。確かに枝垂れていたのですが、花は寧ろ下に掲げた唐梅に似て覆輪ぽい? だとすれば呉羽枝垂? 今となっては、益々???

唐梅/とうばい(緋梅性・八重)   小向(野梅性・一重・小輪)
P2213553 ウメ 唐梅s.jpg P2213555 白梅 小向?s.jpg
唐梅は花弁に白い縁取りの覆輪に見えます。雌しべが3〜4本あり、くっついた果実を数個付けます。そう言えば、明石でそんな梅の実を見ましたっけ。あの品種はなんだったのかなぁ

満開の梅林
P2213558 ウメ 梅林m.jpg

P2213559 ウメ 梅林m.jpg

香川(豊後性)         武蔵野(豊後性・最大輪)
P2213564 ウメ 香川s.jpg P2213566 ウメ 武蔵野s.jpg
杏系統の豊後性の薄桃色の花が好きなので、その系統の花ばかり、ついつい撮ってしまいます。

酈懸/てっけん、茶筅梅    江南所無/こうなんしょむ
P2213569 ウメ テッケンs.jpg P2213570 ウメ 江南所無s.jpg
花弁の無い茶筅のような梅は、奇異なようですが目を惹かれてしまいます。本来は難しい漢字の名前ですね。酈懸は中国の地名だそうです。
江南所無は、こちらも中国の地名を頂く中国の品種で古くから知られているそうです。

輪違い/りんちがい、思いのまま(野梅性)   フクジュソウ
P2213575 ウメ 輪違い 思いのままs.jpg P2213576 フクジュソウs.jpg

雛曇(緋梅性・底紅)       道知辺/みちしるべ(野梅性)
P2213578 ウメ 雛曇りs.jpg P2213581 ウメ 道しるべs.jpg
雛曇は、緋梅性の中では淡く桃の花のような色合いで、咲き進むと真ん中が赤く染まる底紅。
道知辺は、早咲きで春咲きの道案内をするようにポッと明るく咲いてくれます。

サンシュユ          川崎平右衛門さん像
P2213583 サンシュユs.jpg P2213584 川崎平右衛門s.jpg
梅と同時期に咲く黄色のサンシュユは、良く梅に混じって植えられていることが多いですが、ここ府中ではまた特別の意味がありました。府中の名主だった川崎平右衛門さんは、私財をなげうって窮民を救い、大岡越前守からサンシュユを賜わり、新田の名主に分け与えたのだそうです。

川崎平右衛門さんについて
P2213585 川崎平右衛門についてm.jpg
府中のみならず、岐阜や島根にも赴いて治水灌漑、銀山の採掘などの指導をされたとは、なんと立派な人生・・・像からも優しさが溢れています。正に郷土誇りですね。

塒出錦(錦性の枝色)
P2213587 ウメ 錦性の枝m.jpg
梅は枝の色合いも鑑賞するとのことで、このように緑や赤で錦に染まるものを「錦性」と呼ぶそうです。「塒」=鳥の巣? 花が終わっていて、イメージが分かりませんでした。

鶯宿            不明
P2213589 ウメ 鶯宿s.jpg P2213572 ウメ ?s.jpg
鶯宿と言う名前の梅は、花梅と実梅があるそうで、見梅は薄紅色の一重、花梅は白の八重と図鑑にありましたが、これは一体どっち? 名札と写真、取り違えたかもしれません。ごめんなさい(。。;)

蝶の羽重/ちょうのはがさね
sP2213593 ウメ 蝶の羽重.jpg P2213595 ウメ 蝶の羽重s.jpg
今年一番「素敵!」とドキドキした品種です。花弁は薄めで、ふっくらと大きな花。蕾はまるで薔薇のようでした。

庚申塔
P2213591 庚申塔s.jpg P2213592 庚申塔s.jpg
どうも体内に、悪事の告げ口に出掛ける三匹の虫がいるようで、庚申塔が気になって仕方がない今日この頃(笑)

旧府中郵便局        旧府中町役場
P2213597 旧府中郵便局s.JPG P2213599 旧府中町役場s.jpg

旧島田家住宅
P2213600 旧嶋田家住宅s.jpg P2213598 嶋田家住宅裏?s.jpg

旧島田家住宅に飾られていたお雛様
P2213601 お雛様m.jpg

御殿雛
P2213602 御殿雛m.jpg

この他にも早咲きの桜の園にも連れて行って頂いたのに、傘をさしていてウットリするばかりで写真も撮らずでした。お天気が良いときに再度行きたいと思っていたのに、5月まで休園とは残念。まぁ、元気で居れば、また、あっという間に来年ですね。


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2024年02月21日

府中市郷土の森博物館(1)

ご訪問ありがとうございます

<2024.02.21>
2月の「花木くらぶ」の月例会は、梅の名所「府中市郷土の森博物館」。正式名称は、こんなに長かったとは・・・ずっと「府中の森」と勝手に呼んでいて知りませんでした。すみません(。。;)

菜種梅雨のつづくお天気の中、なんとか行動時間中は曇りの予報ながら・・・しとしと降られましたが、家の中でじっとしているより、ずっとずっと楽しい時間を過ごせました。同好の先輩方が仲間に入れてくださり、本当に幸せなことで感謝でいっぱいです。

芝生広場で出番待ちのお猿さん(本番中は撮影禁止)
P2213544 猿回しm.jpg
未だ新人(猿)さんとのことでしたが、見事な演技を披露してくれました。ただ、どうやら雨音がとても気になるらしく、こうして時々ビクッと辺りを見渡して緊張した面持ちなど垣間見せ、人と変わりませんね。

まいまいず(井戸)
P2213545 まいまいずm.jpg
「まいまい」とは「カタツムリ」のことで、見ての通りの姿からの命名。
「何故、わざわざ手の掛かる方法で井戸を掘ったの?」
「水を汲みに下りるのも大変なのに・・・」

「まいまいず」=武蔵野にかけた和歌が沢山残されているように、武蔵野で特有の井戸形態が生まれた理由は、

・武蔵野台地が多摩川の扇状地で脆い砂礫層。
・そのまた上に富士山の火山灰層が積もっている。
・その為、地表面から地下水脈までの距離が長い。
・砂礫層・火山灰層は脆い為、垂直な井戸掘りが困難。
・よって、先ずスリ鉢状に掘り下げて粘土層に到達後、垂直堀とした。

柄鏡形敷石住居跡
P2213546 柄鏡形敷石住居跡m.jpg
縄文時代中期の集落跡(清水が丘遺跡)で発掘調査された遺構を移築。
柄鏡(丸い鏡の部分と張り出した柄の部分がある)のような形に、床に平面を上にした石や破損した土器などを敷き詰めた形式の建物跡。関東から中部地方に多い。敷石は出土品をそのまま利用、土器や石皿は複製を配置。とのこと。

旧三岡家長屋門(東京都指定文化財)
P2213547 旧三岡家長屋門m.jpg
江戸時代時後期(1829年 文政十二年)創建。門の両袖部分が総塗込み蔵造りで茅葺きの置き屋根形式の類例は少ない。
三岡家は、是政村の村役人だったとのこと。

「府中市郷土の森博物館」公式HP、パンフレット等より抜粋
(なんと、梅〜桜のお花見シーズン到来というのに、全館(園内も含めて)休館中だそうです。
 令和6(2024)年3月4日(月)〜5月31日(金)まで
 (電気設備改修のため)


紅梅・白梅がお出迎え
P2213549 紅白梅m.jpg

点々と散り敷かれた紅白の花びら
P2213548 足元の梅の花びらm.jpg

紅千鳥?(緋梅性)       白梅 小向?      
P2213550 ウメ 紅千鳥?s.jpg P2213555 白梅 小向?s.jpg
紅千鳥は、遅咲き(4月)とされていますが、今年は超暖冬で既に開花が進んでいました。雄しべの先が旗弁化することが多く、それを「千鳥」に見立てたとのこと。5弁の花弁の他に花弁化したものが見えますが、千鳥っぽい?

白梅は「白加賀」が圧倒的に開花株が多かったのに、写真を撮り忘れました。沢山あると撮らないのは、悪い癖で反省。
(つづく)


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2024年02月18日

武蔵野自然観察園(2月4週)

ご訪問ありがとうございます

<2024.02.18>

2月の声を聞くと、セツブンソウが咲いてしまいそうでソワソワしますが、今年はなかなか観察園に行くことが出来ず・・・やっと第4週目に訪れると、嬉しいことに可愛いセツブンソウが満開で出迎えてくれました!

セツブンソウ/節分草 キンポウゲ科セツブンソウ属
P2183513 セツブンソウm.jpg
写真で見ると分からないのですが、一つの花の大きさは一円玉ほどと小さく可憐な姿です。

P2183512 セツブンソウm.jpg
開き立ての花は、雄しべの葯(花粉袋)が青くて一層美しいです。この色を見たかったので、本当にラッキーでした♬

P2183508 セツブンソウm.jpg
繊細な切れ込みの入った葉も青みがかっていて、早春の空の色を集めて土から生まれたかのようです。

キクザキイチゲ/菊咲一華 キンポウゲ科イチリンソウ属
P2183516 キクザキイチゲm.jpg
毎年、観察園のスプリングエフェメラルの先陣を切っていの一番に咲いてくれます。花も菊の花の様ですが、葉の切れ込み方もちょっと鑑賞菊系統の葉に似ています。

ユキワリイチゲ/雪割一華 キンポウゲ科イチリンソウ属
P2183540 ユキワリイチゲm.jpg
自生地は近畿以西なので、余り目にすることのない花です。数年前に、新宿区の林芙美子記念館で初めて出会いました。その時の見た花がこちらです。林芙美子記念館のユキワリイチゲ

オウメソウ/青梅草 キンポウゲ科フクジュソウ属
P2183517 オウメソウm.jpg
フクジュソウの原種の一つと青梅で伝わる花で、来園者が分けて下さった貴重な株です。花弁が細めでやや隙間がある感じがします。(私の主観ですが・・・)もう少し咲き進むとすくっと立ち上がる姿も特徴の一つとされています。

カワヅザクラ/河津桜 バラ科サクラ属
P2183518 カワヅザクラm.jpg
すっかり有名になり、休息に植栽が増えていますね。濃いめのピンクに丸い可愛らしい花弁、早咲きなので花持ちも良いのが人気の一因かもしれません。

ナニワヅ/難波津 別名エゾオニシバリ ジンチョウゲ科
P2183536 ナニワヅm.jpg
北海道〜本州中部以北の冷涼地に咲く沈丁花の仲間ですので、花色以外はよく似ていて淡い芳香もあります。オニシバリ(花は黄緑色)に比べ、黄色の花色が鮮やかです。

マンサク/万作 マンサク科
P2183520 マンサクm.jpg
黄色いリボンがヒラヒラするような不思議な花は、春に先ず咲く(東北弁では「まんずさぐ」)ことからこの名を貰いました。「マンサクの花が沢山咲いたら豊年満作」とも言われ、春を告げる縁起の良い花です。

マンサクの花芽・葉芽    ウラジロノキの冬芽
P2183521 マンサク 花芽 葉芽s.jpg P2183523 ウラジロノキ 冬芽s.jpg
マンサクは花芽と葉芽が分かり易い ウラジロノキの葉痕が、ウソの付けない竈門炭治郎くんが必死にウソをついている時の顔に見えて来て可笑しくて!

コクサギ/小臭木の冬芽   ザイフリボク/采振木の冬芽
ミカン科コクサギ属     バラ科ザイフリボク属
P2183533 コクサギ 冬芽s.jpg P2183532 ザイフリボク 冬芽s.jpg
先月もご紹介しように、もう一つネジキも含めて「日本三大美芽」とも称されています。膨らみ始めた芽は先月よりも一層美しさが際だって来ましたね。


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2024年02月14日

浅川 ハチオウジゾウ化石

ご訪問ありがとうございます

浅川で鳥見とメタセコイアの化石を観察した後、近くのコニカミノルタ サイエンスドーム(八王子市こども科学館)の見学に向かいました。

館内は、元気な子供達の声が溢れていました。このような施設が身近にあるのは恵まれていますよね。私も小学生時代は杉並区でプラネタリウムもある「科学館」に通って随分お世話になりました。大好きな場所でした。とても懐かしいです。

先程現地で見てきたメタセコイアの化石の近くで発掘されたハチオウジゾウの化石の展示です。

ハチオウジゾウの牙
CIMG8074 ハチオウジゾウの牙m.jpg

ハチオウジゾウの歯
CIMG8079 ハチオウジゾウの葉.jpg

ハチオウジゾウ物語
CIMG8073 ハチオウジゾウ物語m.jpg
400万年の地層から発見されたミエゾウと100万年前の地層から発見されたアケボノゾウとの中間の時代、つまりミエゾウ〜アケボノゾウへの進化の過程にハチオウジゾウが存在していたようです。

メタセコイアの化石
CIMG8072 メタセコイアの化石m.jpg

八王子に落ちた隕石
CIMG8078 八王子隕石m.jpg

八王子隕石は、昭和25年頃、京都で調査されていた土御門家(大河ドラマにも登場している安倍晴明の末裔。江戸時代には暦編纂の権利を持っていた)文書から発見されたそうです。陰陽師は、あのような呪詛ばかりでなく、森羅万象の気を読むことができ、天文学から暦も管理する科学者でもあるのです。ユースケ・サンタマリアの清明さんは、どうなっていくのか・・・

北浅川の地層
CIMG8082 北浅川の地層m.jpg

CIMG8085 北浅川の地層m.JPG

高尾山の地層
CIMG8084 高尾山の地層m.JPG

CIMG8086 高尾山の地層m.JPG
高尾山で観察出来る小仏層の傾きとその上に堆積した関東ローム層の水平の差が良く分かりますね。

コニカミノルタ サイエンスドーム
子供が理解出来るような展示になっているので、私にも分かり易く勉強になります。機会があれば、またゆっくりと見学したい場所でした。


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2024年02月13日

浅川 メタセコイアの化石

ご訪問ありがとうございます

 先日の浅川鳥見の際、河原でメタセコイアの化石が露出している場所に案内して貰いました。

浅川
mCIMG8052 浅川 .jpg

浅川から奥多摩の山々
CIMG8051 浅川から 奥多摩m.jpg
真ん中に特徴ある大岳山、左手はどうやら御前山のようです。多摩湖から見るのと位置が違うので三頭山と間違えました。同行の皆さん、すみません(。。;)右手のトンガリは御岳山奥の院(男具那山)だと・・・。

化石が露出している川床傍の流れ
CIMG8056 浅川 化石m .jpg
CIMG8057 浅川 化石m.jpg
川床の様子がなんとなく太古の世界を創造させ、約230万年前には、ここにメタセコイアの森がありハチオウジゾウなどが闊歩していたのかとドキドキしました! 看板も出ているのですが、その看板が意外に見つけにくく、訪れる人はそれほど多くなさそうです。

メタセコイアの化石
CIMG8055 浅川 メタセコイア化石m.jpg
案内の看板は出ていても、現場には何の看板も柵もなくて、これでいいの?と心配になります。誰でも訪れる事が出来ますが、傷つけないようにして大切に守りたいものです。

CIMG8066 浅川 メタセコイア化石m.jpg
知らなかったら、ここに腰掛けてお弁当を食べてしまうかも・・・

CIMG8067 浅川 メタセコイア化石m.jpg
年輪までちゃんと残っています。

CIMG8065 浅川 メタセコイア化石m.JPG
風化して脆くなり崩れた破片。

CIMG8062 浅川 ランチm.jpg
嘗てメタセコイアとハチオウジゾウが存在していた河原で日だまりランチ。悠久の時と川の流れ・・・

(参考)紅葉したメタセコイア
PC162432ヤドリギ メタセコイア.JPG
紅葉した様子から「曙杉」とも呼ばれており、あちこちの公園に植えられています。これらは中国で発見され「生きている化石」と呼ばれたものの子孫です。日本に自生していたものは絶滅しています。(上の方の丸い黒く見える塊は、ヤドリギです。)

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