2017年04月16日

モッコウバラ咲く

 この日、モッコウバラが咲き始めた。
八重のモッコウバラは良く見かけるが、私はこの一重のモッコウバラが好きだ。 秋になると赤い可愛い実を付けるのも嬉しい。

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 可憐な花姿に似合わず、生育力旺盛なのでコントロールが難しい。 シュートを切り落とせば、また更に勢いよく枝を伸ばして抑制が効かなくなる。 マメに刈り込んで生垣のようにすれば大人しくなるのだが、それではこの薔薇の良さが出ない。 悩ましいところだ。
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2015年02月27日

雨上がりのクリスマス・ローズ

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 今日も最高気温が16℃と上昇、2月4日に蕾の写真を載せたクリスマス・ローズは、たっぷり降った雨水を存分に吸い上げ春の光を身いっぱいに受けて、今を盛りと輝いています。

 さて、日本在来の春の妖精たちのお出ましは未だかとあちこちの土の膨らみをそっと探ってみましたら、福寿草と雪割草の蕾が少し覗いて来ていました。 こうなって来るともう、毎日庭のあちこちから目が離せません!
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2015年02月12日

蕾ほころぶ

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ポカポカ陽気に誘われて、庭の梅の蕾がやっとほころびました。
「冬至梅」という早咲きの品種で、早い時は年内〜一月早々に咲くこともあるのですが、今年はゆっくりのお目覚めでした。

  枝々に蕾まろびて兆す春  山桜

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こちらは、山茱萸(サンシュユ)。 秋に赤い茱萸(グミ)* のような実がなりますが、日本では実よりもマンサク等と並んで春一番に咲く黄色い花が喜ばれ、「春黄金花(ハルコガネバナ)」とも呼ばれます。

<2015-08-11 追加訂正>
*「茱萸」と書いて「ぐみ」の訓読みがあてられていますが、日本でいう「(ナワシロ)グミ」に相当する漢名は「胡頽子」であり、「茱萸=グミ(の仲間)」の認識は誤りです。 

 元々漢字の「茱萸」は単に「朱い実」程の意味で、そこに「山」「食」「呉」等がついて、特定の植物を指す固有名詞になります。 但し、今や中国でも文献に残る古名が現在のどの植物に相当するのか特定が難しくなっている所もあり、日本で誤用されていた固有名詞の逆輸入現象もあるようで要注意です。
<「武蔵野自然塾 梅田彰様のご指摘により訂正いたしました。 
 梅田様、貴重な情報ありがとうございました。
 尚、過去の「山茱萸」関連記事「重陽の節供」にも梅田さまの情報を参考に訂正を入れましたので、ご興味がおありの方はご確認ください。> 

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2013年10月06日

金木犀開花

この秋、山桜テリトリーで見かけたキンモクセイの初開花日です。
薄黄モクセイは9月25日開花でした。
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2013年09月26日

真っ赤な実り

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 紅玉リンゴを庭に植えてから17年程?、リフォームの為に植え替えをしてから3年めの今年、新しい場所が気に入ったのか初めて5つの実をつけ、その内の3つのリンゴが無事に残って真っ赤に色づき、通りかかる方々もその成長と色づきを楽しんでくださいました。 

 16日の台風で一つ落ち、昨晩からの強風でまた一つ落ち、一人ぼっちでは可哀想なので残りの一つも今朝ようやく収穫しました。 仲良く揺れる3つのリンゴの様子が私たち3人家族のようで愛おしく、なかなか収穫できずにいたので、お味の方は抜けてしまったかな〜と思いきや、とてもリンゴらしい濃い甘酸っぱさで感激でした。 このところの昼夜の気温差の大きさがよかったのかもしれません。

 流動食〜刻み食を経て、昨日、やっとバナナも食べられた主人にも食べて貰える日が早く来ますように…。
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2013年05月23日

山桜桃梅(ゆすらうめ)

 今年は大粒の実が沢山鈴なりで、思わず「きゃ〜っるんるん」と歓びの声を上げて…えっと、実を収穫する前に写真を撮るべきでした…(。。;)
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 山桜桃梅…で「ゆすらうめ」と読むらしいのですけれど、一瞬、どこで意味が切れるのか混乱しそうですね。 恐らくは、「山桜」+「桃梅」ではなくて、「山」+「桜桃(さくらんぼ)」+「梅」で、「山になってるサクランボみたいな味の梅」というところでしょうか(笑)?

 調べてみますと、生薬としての名前が「山桜桃(サンオウトウ)」でおまけにサクランボにしては柄が無いので「梅」までつけてみたのかしら。 お花は白に近い薄紅色で柄のない桜といった控えめな風情ですし、この真っ赤な実の印象からの命名ですね。 それでも感じは春の花揃い踏みでまるで「三春」です。

 いっぽう和名の「ゆすら」というのもまた、ゆかしい響きで心惹かれます。 お花が揺れる風情から…などの記載も見られますが、食いしん坊の山桜的にはやはり鈴なりに実った赤い実を枝ごとゆすって収穫する図が浮かびます^^
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2013年03月19日

初夏のような弥生の庭

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真っ白な暴風雪の北海道から戻ってきたら、まるで見るなの屋敷の「春の間」の戸を開けてしまったように、梅から雪割草から福寿草から…初春の花が見る見るうちに咲き出したかと思うと、あっという間に2月の庭から4月の庭の様相になっていました。 時期をずらして咲かせるつもりで植え込んだ球根も皆一斉に開いてしまいチューリップ花壇は何だか色合わせが不味い上に花弁がダラリと開いてしまいチューリップとは思えない姿でカワイクナイ…(写真、アップしていません^^;)
 
 ともあれ、毎日何かの花芽が膨らんで次々と咲いてくれるので見損なわないように見回るのが忙しい!! …などと言いつつ、ちょっとケロと旅に出てきます。 いない間に咲いて散ってしまう花が無いか心配…。 4月から社会人のケロ。 卒論が通った後は、ほとんど家にいないぐらい貯金を使い尽くして国内外へと出回っていましたが、平日に気ままな旅に出られるのもこれが最後かもしれません。 母子の旅、これからも行ってくれると嬉しいなぁ
タグ:私の庭
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2012年10月17日

桂花露香

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 「桂花は露も香(かん)ばし」

 桂は「香出ら」で、香りの良い木が語源と言われます。 
中国では「桂」の字は、日本でいう桂の木ではなく木犀、または肉桂(シナモン)のことを指しますが、露が降りる頃の桂といえば、やはりモクセイのことでしょう。

 こちらでは、例年より3週間程も遅れて、やっと15日頃に金木犀の花が咲き始め、17日の神嘗祭に懐かしい香りを添えてくれました。 最も「懐かしい」と感じる世代と「トイレの芳香剤」と感じる世代の間のギャップがあるようで、「くさ〜い」と言って鼻をつまむ小学生には何と言葉をかければ…気の毒としか言いようがありません。 

 以前も書きましたけれど(「モクセイ」のタグをクリックすると出てきます)、木犀にはよく知られている金木犀の他に銀木犀、薄黄木犀、柊木犀などの種類があります。 それぞれに微妙に香りが異なり、咲く時期も前後します。 雌雄異株で日本には鑑賞目的で導入されたので、花が沢山咲く雄木ばかりで実を見ることは殆どありませんが、薄黄木犀だけは小さなオリーブのような実をつけます。 初めて見た時は新発見かと興奮しましたが、注意深く観察すると、街路樹の中などでも結構実っているのをみつけることができます。

 こんなに愛らしい小星の手毬のような花と甘い香りという特徴があるのに、「木の犀」などという無粋な
文字が当てられているのは、樹肌が(サイ)の皮膚に似ているからだとか。 まぁ、確かにねぇ…。 犀ってそんなに身近な動物とは思えないですが、その角が漢方薬としては重要なので薬学の目利き=植物学者の着目に引っかかったのでしょうか。 
 
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2012年04月19日

賀茂葵と桜草

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 賀茂葵と桜草、今年は随分親株と離れた所で芽を出していたり、石の隙間から顔を出していたり、更に勢力を拡げ益々元気いっぱいです。 このふたつ、好きな場所が似ているのか今のところ自然に共存し仲良くやっているようです。 賀茂と桜、日本の神様を象徴するような植物が、私の小さな庭でも生き生きと暮らしてくれていることが嬉しいです。

【写真】上:2010-04-17 下:2012-04-19
 照りのあるハート型、葵の御紋で有名な葉脈があるのが賀茂葵(双葉葵)。花は、神紋の如く二枚の葉陰でひっそりと咲いています。 賀茂葵の花は、記事下のタグで過去ログを探すとみつかります。
 産毛に覆われた鋸歯のある長めの葉と桜型の花が桜草です。 
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2012年04月08日

ケロの木瓜

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 前の家への引越しの時=ケロが入園した時に我が家に来た木瓜の木。 当時の新品種で「小桜」?だったか…。 その接木苗の新品種部分はどういう訳か元気いっぱいなものの数年間一度も花が咲くことなく、何年後かの暑い夏、キャンプに出かけている間に水切れで復活することなく枯れてしまいました。 諦めきれずに鉢を取っておくと翌年の春に新しい芽吹きが。 恐らく接木株の台木の芽とは思いつつ、花が咲くのを待って待って16年。 ついにこの春、可愛らしい蕾を数個を発見しました! 
  
 『まぁ、台木だし丈夫が取り得の普通の真っ赤な木瓜だろうなぁ…』

 と思いきや、お釈迦様の誕生日「花祭」の日に花開いたのは、公園や他所のお庭で見かけ子供の頃からず〜っと欲しいなぁ…と思っていた、ふっくらとした大きな花びらの咲き分けの品種!! 蕾がついただけでも飛び上がらんばかりの嬉しさでしたのに、咲いてまたまた数倍の嬉しさでした。 こういう丈夫で良く咲く古くからの品種って意外と流通してないことが多くないですか?

 いつしか「ケロの木瓜」と呼んでいた記念の木の花が咲いてくれて、なんだか縁起のいい春になりました。
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2011年08月12日

白鷺の初飛翔

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 一心なる祈りを捧げてのち、今年最初の白鷺が一羽、焼けるような夏の日差しも跳ね返し、清々しく飛び立ちました。

 天は何故汝(なれ)に翼を授けたか 

            羽ばたきて知れ白鷺の花  (山桜)


タグ:サギソウ
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2011年06月09日

瓔珞筒アナナス

瓔珞筒(ヨウラクツツ)アナナス
 パイナップル(アナナス)科ツツアナナス属
 学名 Billbergia nutans、英名 Queen's-Tears、 漢名 垂花鳳梨
 南米原産 昭和初期に日本へ渡来
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(注:残念ながら写っている葉は殆ど水仙のものです。ごめんなさい。)

 もう何年前になるでしょう…チャチャさんの所で「この花の名は…?」と問われ、初めて見る不思議な花でしたが、葉っぱの様子(両側から抱き込むように重なる・やや肉厚で細く尖った葉・付根にノコギリ状の縁取り)と花の形や付き方から「アナナスの仲間かな?」と目星を付けて調べてみたのが最初でした。
 
(瓔珞というのは、貴金属や貴石を紐に通して繋いだ装飾品で、元はインドの貴人が用いていました。 今では、仏像の首飾や宝冠、天蓋の装飾、仏前の荘厳(飾り)などに見られます。 筒とつくのは、花がピンク色の細長い筒丈の鞘?からこぼれ出すように咲く様子からかと思います。)

 今は亡きお母様の思い出のお花ということで、名前が判明した時には、とても喜んで戴けたのが嬉しく深く印象に残りました。 それから暫くして、チャチャさんはなんとそんな貴重な苗を届けてくださり、我が家に根付くこと3年目の春、あの虹の光を集めて滴らせたかのように見事に花をつけてくれたのです。 これこそ正に瑞兆に間違いなし^^♪ 雨上がりの露の中で花が咲いているのを見つけ、我を忘れ思わず喜びの声を発し跳ね上がってしまいました!(さかなクン?)

<栽培環境>
 (お問い合わせがありましたので、追記いたします。)
 東京多摩北部、地植えです。 
 降霜、氷結ありでしたが元気に越冬しました。 
 南米原産植物の割りに寒さに強いようです。
 尤も南米も寒暖の差が大きいので適応力があるのかもしれません。 
 建物の東南・プラムの樹下・冬季は水仙の葉に囲まれていたことで、
 寒さから護られたこともあるかもしれません。

 原産地では、着生植物として暮らしているとのことですので、
 根元に向けて抱き合わせになった葉の間に溜まる水で十分です。
 水の遣り過ぎだけは、根腐れを招くので避けてください。

 
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2011年05月02日

庭の新顔

 先にお届けしたような様々な4月の花の彩りの影で、見慣れない芽がニョキッと顔を出し、もしや…とドキドキ気になっていました。 最初はツンとトンがった先が見えただけでしたので、大き目のドクダミ?かとも思いましたが、角のようにグンと伸びて、どうも様子が違います。
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2011-04-17 尖がり芽の下から葉っぱが開きだし、あぁ、やはりこれは…
もう、この仲間のファンの方ならお分かりでしょう。 
ちなみに、周りに生えている庭の仲間たちは、ツリガネニンジン(山で旨いはオケラにトトキのトトキ)、フジバカマ、ツルニンジン(ジイソブ)の双葉、ムラサキケマン、イモカタバミ等など…。
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今にも尖がった先が開きそうにブルルンと震えました!

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2011-04-20 ついに開きました! 
似たような仲間が多いですが、多分これは…

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鎌首をもたげた「マムシグサ」ではないかと思います。 
まだ若い株なので特有の茎に浮かぶマムシ模様が薄いようです。

ちょっと失礼して縞々の「仏炎苞」の中を見せてもらいましょう…ごめんなさいね〜
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この仏炎苞の中で目立つ白い棍棒のような部分は(花の)「付属体」と呼ばれ、この下に株によって小さな雄花か雌花が固まって咲きます。 この仲間は、株が小さい内は雄花が咲き、大きく充実してくると雌花が咲くという「性転換」をします。 またこの「付属体」の部分の役割は、ハッキリ分かっていないそうです。 なんなのでしょうね〜 なんとなく虫を誘う妖しいワナかオトリのように思っていましたが…。 これを機に地道に観察するのも面白いですよね!

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2011-05-02 今は小さいながらも堂々とした風格となりました。 

 マムシグサの秋に実る赤い粒々の実には毒があるのですが、どうやらジョウビタキはそれを消す酵素を持っているのか、この実を食べるのだといいます。 だとすれば、ここ数年、我が家を毎秋〜冬のテリトリーにしているメスのジョウビタキの置き土産かもしれません。 そういえば、いつの間にかジョウビタキの声も聞こえなくなっていました。 お別れも告げず、そっとお土産だけ置いてシベリアの方へ帰っていってしまったのですね。 また寒くなったら戻っておいで、ビタコちゃん。
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2011年04月30日

4月の庭

 あっという間に今年の4月は過ぎてゆきました。 日々慰めて貰いながら、ブログに載せることも出来なかった庭の花々…。 雪も降りそうな月初めから半袖で過ごせそうな初夏の月末。 例年にも増しての気温差を経験し、昨晩からの春の嵐に翻弄され、そろそろ5月の花たちに襷を託す頃のようです。 
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(写真上から)ユスラウメ、ニワウメ、フタバアオイ、ミニ水仙(黄色「テタテータ」白×クリーム「ジャックスナイプ」)、ギボウシ、ヒヤシンス、ネモフィラ、ピンク水仙「ピンクチャーム」、ヒメリュウキンカ「烏葉」、ハナカイドウ、ラッパズイセン、チューリップ「ホランド・シック」、ユリ咲きチューリップ「バレリーナ」、リキュウバイ、ハナズオウとムスカリ、イチリンソウ、サクラソウ、イカリソウ「夕映え」、原種ラナンキュラス、イングリッシュ・デージー、ヤマブキソウ
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2011年04月09日

八手花笠(レンテン・ローズ)

 チャチャさんに戴いた八手花笠(ヘレボルス属のレンテン・ローズ)、2年目の4月を迎えると共に、魅惑的な蕾をむっくりと擡げて、ご覧のように見事に咲き始めてくれました! チャチャさ〜ん、とっても素敵なお花が咲きましたよ〜♪ ありがとうございます^^

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まだまだ沢山の蕾があります。 一つの花が、といっても花弁に見える部分はガクなので、花姿も崩れず咲き続ける期間がとても長いようです。
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 レンテン*・ローズの和名は「八手花笠」の他にも、「寒芍薬」「節分草」とも呼ばれるようです。けれど芍薬も節分草も昔ながらに親しまれている別の花がちゃんとあるのですから、私は用いたくありません。 

「寒牡丹」と言えば、特別に手をかけ未だ寒い時期に咲かせる二季咲き牡丹をさすのですから、それに対比して早く咲かせた「寒芍薬」かとも思われ紛らわしいです。

「節分草」にいたっては、私の大好きな本家の花がありますのに、後から来て名前の乗っ取り?はあんまりと思います。 多分よく名前が分からなかった頃に図鑑などで探して、花の雰囲気が似ているので取り違えたのではないかと思いますが…。

 それらに比べれば、見たまま表現は否めませんが「八手花笠」はいっそ潔い。
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 葉は、確かにヤツデの雰囲気を持っていますし、

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 花姿は花の笠そのものです。
 
 またご存知の方も多いと思いますけれど、園芸店などで「ヘレボルス属」のことを総称して「クリスマス・ローズ」と呼んでいることがあります。 日本ではキンポウゲ科クリスマス・ローズ属との属名がついてしまったので、仕方がないのですが、元々「クリスマス・ローズ」は、イギリスでクリスマスの頃に咲く、ヘレボルス属の中の「ニゲラ」という白い花を咲かせる原種のみをさします。(白花なのにニゲラ=黒い、という名なのは、薬草として用いる根の部分の色が黒い為)

 それに対して3月〜4月の復活祭の頃に咲くヘレボルス・オリエンタリス種を「レンテン*・ローズ」と呼びます。 また、中国〜ヨーロッパまでの原産地も色々の原種を掛け合わせたハイブリッド種も沢山出ており、この仲間の総称としては「ヘレボルス」を用いるのが妥当と思います。 しかし、この「ヘレボルス**」の語源が実はちょっと不穏なので、知る人には好まれず広まらないのかもしれません。

 ヘレボルスは、昔から高い薬効が知られ、薬=毒、「悪霊を祓う植物」として植えられて来た歴史も持っているそうです。
 

*レンテン:レント=復活祭46日前から前日迄の日曜を除く40日の潔斎期間。
      復活祭(イースター)が「春分の日の後の満月の次の日曜」とされ、
      毎年日が3月末〜4月末頃の間で変わってしまう為、大体その頃の
      期間ということで、イースターではなくレンテン(レント期間の)
      を用いたのではないでしょうか。

*ヘレボルス:ギリシア語 hellion(殺す)+bora(植物)


 と言うことを踏まえますと、和名も貰い確かに山野草の趣はありますが、「茶花」としてはどうなのでしょう…。 知ってしまうと戸惑いますね。 

<追記> 「人を殺める」というより「悪霊を退散させる」「魔除けの」植物と考えれば良いですね^^


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2010年07月03日

「笹百合」「ル・レーヴ」と「3」

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        2006.06.19 都立薬用植物園のササユリ

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        2010.07.01 家の庭のル・レーブ


 いつの頃からか「三・3・V」という数字が好きで、勝手にラッキーナンバーと思っています。 お習字で「三」の字を書くのも好き。 三本の線が天・人・地を表しているようで、広大な平原に一人立ち大空を見上げているような晴れやかな気持ちになります。 

 先日の野花菖蒲から、やゆよんと、アヤメ(アイリス)科とユリ科の花が、「3」に深く関っている話しに広がって、久し振りに一寸そちら系?の興味がトキメキ出しました。

 日本の百合がヨーロッパに渡って交配され、数々のオリエンタル・ハイブリッドと称される園芸品種が作り出されました。 我が家の古株「ル・レーヴ」も、遺伝子を調べた方により日本在来種の「ササユリ」の血が流れていることが分かっています。

 ササユリに憧れて2度球根を植えましたが、噂に違わぬ難物、出来るだけ自生地に似せたつもりで栽培しても我が家の環境に合わず、可哀想なことをしました。 反対にル・レーブはもう彼是10年以上植えっ放しなのに、毎年立派な花を幾つも咲かせてくれます。もう、高望みはせず、ササユリの血を引く丈夫なル・レーブで、憧れのササユリの姿をしのぶことにしましょう。


 いつもながら、前置きが長い。


 さて、ササユリと言えば「笹百合」と書いてしまうことが多いのは、葉が笹のようだからとも、竹や笹原のような環境を好んで群生することからだとも。 

 一方、一早く咲くので「早百合」、旧暦皐月に咲くので「皐百合」、繊細で美しいので「小百合」という説もありますし、実際「サユリ」と呼ぶ地方もあるようです。

 また古くは佐韋(サイ)の呼称が「古事記」にあり、今でも「三枝(サイクサ)」といえばササユリのことであり、茎の先が三つに別れて花を三つ付ける様子からかと思われます。
(上の写真のササユリは細茎にやっと一輪だけ咲かせた感じです。
 健全で充実した株はちゃんと三枝に別れて蕾を付けます。)

 3月に参拝した、ササユリの自生保護地のある奈良・桜井の大神(おおみわ)神社の狭井神社や狭井川の地名「狭井」とどちらが先なのでしょう。 サイクサが咲くからサイなのか、サイに咲くからサイクサなのか?

 同じく古事記には、大神さま(大物主大神)の姫、姫蹈鞴五十鈴姫命は美しいササユリ咲く狭井川の辺で神武天皇に見初められ皇后に迎えられたとあります。 

 その五十鈴姫が祀られている奈良市元子守・大神神社摂社・率川(いさがわ)神社では、毎年6月に大神神社からササユリが奉献され「三枝祭」「ゆり祭」が行われているそうです。 何故、そんな離れた所に姫神を祀る大神神社の摂社があるのかも不思議。 嘗ては春日大社とどちらの摂社かで揉めたこともあるとか。

 大好きなササユリが「三枝」という名で「三輪」の花を付け、「三輪」山に自生している…なんて素敵な話でしょう♪ 

 百合の花を良く見れば、3弁の花びらの外側に3弁のガクが合わさり、6弁の花びらのようになっています。 もう「三三百合」とでも書きたい気分。

 「ささ」はお酒の意味もありますし、大神神社の三つの茅輪をくぐり大祓いして戴き、お神酒まで頂戴したようで、清清しい七月の三日を迎えました^^
posted by 山桜 at 15:00| Comment(16) | TrackBack(0) | 私の庭(園芸) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月10日

庭の世代交代

最盛期の頃の賀茂葵(フタバアオイ)の親株
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親株から伸びた蔓の先で育った新株(親株のあった所は露地に)
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1m程離れた場所に蟻が運んだ親株の種から育った子苗
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2009年花を咲かせたイチリンソウの株
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2010年 蕾はつけず地下茎を四方に伸ばし陣地昨年の4倍に広げる
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去年までは名前と反対に大勢で賑やかに咲いていたヒトリシズカ
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2010年、大株は綺麗に枯れ果て、こぼれ種から新芽が育つ
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2年〜3年目の新株にやっと花が咲く
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 今年はどうやら私の庭でも新旧一新の風が吹いているようです。

 山野草を育てていると、ある年突然に枯れてしまうという話を良く聞きますが、それはきわめて自然な現象です。 何年も同じ場所で動かずにいれば、そこの土は栄養も酸素も不足しますし、根や株が密集すれば病虫害も発生しやすくなります。

 そこで歩いて移動できない植物は新しい住処を求めて、地下茎を伸ばせるものは伸ばし、種を飛ばせるものは出来るだけ遠くに飛ばし、虫に種を遠くへ運んでもらうために魅惑のエライオソームを装備するものもあります。

 鉢植えの場合、植え替えが必要というのも同じ理由からです。 私は毎年植え替えをするほどマメではないので、出来るだけその植物が伸び伸びと育てるような環境を作り地植えにしています。 

 この場合、毎年同じ場所に居続けて貰う訳にはいきませんので、庭の様相も毎年自然に少しずつ変化していきます。 この時に予測できない意外な変化が、庭守りの楽しみの一つです。
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2010年04月08日

いかり草

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 【碇(イカリ)草(メギ科)】 

 花の形が船の碇に似ているところから命名と云われますが、強壮薬草として有名なので、そちらからの命名ではないかと以前、椎親父さんが書いていらっしゃいました。 日本人は掛詞が好きなので、両方の意味を込められているのかもしれません。 こんな儚げで繊細な花に何とも無粋な名前をつけてしまったものと、ちょっと「怒り」も沸いて来そうな…

 美しいけれど妖しい。 春風に心波立つような頃に咲く花です。

 ピントずれ写真ですみません。 手の固定が甘かったかなぁ

<追記 2010-04-10>

 玉井人さんにコメント頂戴し、「碇」草という名前についてあれこれ考えを広げている内に、この植物の性質の強さ、

 『一度根(碇)を下ろしたら滅多に枯れない(動かない)』

 このことも「碇」のイメージに一役買っているのでは、と思いあたりました。 そうしてみると、「イカリソウ」は、実によく色々な性質を盛り込んだ命名で、なかなかどうして名銘にさえ思えてきました。 (←いい加減) 

 う〜ん、やはり「名前」に秘められた謎は面白さ満載でするんるん


写真・上 「夕映」
写真・下 「品種名不明」 日本の黄花碇草とは違うので洋種かな?
                 戴きもので未だ調べていません。
 
 
 
posted by 山桜 at 09:15| Comment(4) | TrackBack(0) | 私の庭(園芸) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年09月01日

対ゴーヤ10勝5敗

 眩しい太陽晴れが恨めしいような『暑〜っ!!』と言う日も数える程で早8月も終わり、例年なら茂って手に負えなくなる緑のカーテン・ゴーヤも、何だかパッとしない内に急速に元気を失ってきました。

 それでも最初の内は『またゴーヤ〜?』と言われつつも毎日のように収穫でき食卓を飾ってくれました。 (今年は、そろそろF1種の品質が劣化してくる頃なので、ヘチマ台に接いだ苗を1株購入し、去年のこぼれ種から育った2株を添えました。)

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 盆笊からはみ出すほど大きく育ち元気あふれる頃のゴーヤの実

 ゴーヤの葉は、ご存知の方も多いと思いますが、スイカの葉と同じ様に細かい切れ込みが入っていて、その葉の揺れる影の下、ボツボツだらけの実が上手にカモフラージュされ隠れています。 スイカの葉も縞々模様の実を隠すのに丁度都合がいいような形ですね。 

 そんな風ですから、毎日注意して見ているつもりでも、『エエッ、こんな所に成ってた?』と驚かされたり、知っていたのにあっという間に黄熟してパンと爆ぜてしまい『あ〜やられた〜!』とため息をついたり…。 私の目から逃れて完熟し種を飛ばしてしまいたいゴーヤと、青い内に収穫し美味しく戴き家計の足しにしたい私との一騎打ちが続きました。

 めっきり涼しくなってしまった最近、南国の植物ゴーヤは精力が衰え黄色い葉っぱが目立ちだし、実もあまり大きく育たないまま熟してしまうので、取り損なって破裂!のパターンが増えました。 葉を黄色くし黄熟する実を隠す。 これもゴーヤの戦略の内ですから敵もなかなか手強いです。 今の所、私の10勝5敗。 種なんて、一つ熟して飛ばせれば十分でしょうに、悔しいなぁ!

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  取り損なって黄熟した実/破裂した実/ミニトマト・アイコ

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破裂した中から飛び出した赤い種  赤い膜の中の複雑な模様の種

 この種の周りの赤い膜はヌルヌルしていて甘みがあり、『美味しいですよ〜どうぞツルリと召し上がれ〜』と言わんばかり。 膜ごと丸呑みさせ、何処ぞ離れた場所に中の種だけを落とさせようという戦略構造です。 

 この状態になると、最早緑の頃に食べていた苦い実の部分も柔らかになってしまい、炒めてもグズグズで美味しくありません。 沖縄では子供がオヤツがわりに食べるとも聞きました。 私も試して見ましたが、敢えて黄色くしてまで食べたいと言うほどの甘さ・美味しさでは無いかな〜^^;


Seesaa Blog エコロジー・ブログ 3位

タグ:ゴーヤー
posted by 山桜 at 19:54| Comment(13) | TrackBack(0) | 私の庭(園芸) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月12日

山アジサイ七変化

 6月10日、関東甲信越地方は梅雨入りした模様?とのこと、
雨の似合う花、目下マイブームの山紫陽花(ヤマアジサイ)の
移りゆく様子を撮り溜めた写真を並べてみました。 

 少しずつ変化しながら長い期間、それぞれの趣を愉しませて
くれるこのアジサイの仲間は、山の沢沿い等の清涼で湿気のある
場所に自生(別名:沢アジサイ)、株も大きくならず花穂は直径
5〜8p程、葉は薄く細めで艶はなく、万事控えめな愛らしさです。

 関東地方の在来種は白っぽい花が多いのですが、地域によって
色が異なり、また花形も様々な変化を見せてくれます。


  【七変化(しちへんげ)】       【紅(くれない)】
         (九州原産)          (長野県・伊那原産)
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  【剣の舞(つるぎのまい)】     【富士の瀧(ふじのたき)】 
            (剣山系)             (富士山系)
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    下はヤマアジサイとアジサイの交配種です。
    ヤマアジサイより株は大きくなり葉に艶があります。

    【舞孔雀(まいくじゃく)】(加茂交配)
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posted by 山桜 at 14:30| Comment(16) | TrackBack(0) | 私の庭(園芸) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする