2007年05月28日

花の色はうつりにけりな…

  「花の色は…」の歌を受けて、もう一つ記事を書きました。

 時が経つにつれて段々と色が変わっていく花といえば、紫陽花が有名ですけれど、他にも印象的な花が幾つかあります。 例えば…

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 ニオイバンマツリ(ナス科 中央・南米原産) 

 同じ花が時間の経過により、
  濃青→紫→薄紫→水色→白と
少しずつ色変化をしていくので、一つの株に濃淡色々の花が咲くように見えます。 このことから英名では、

 Yesterday-today-and-tomorrow  昨日・今日・明日
 Morning-noon-and-night     朝・昼・晩

などと呼ばれています。 

バンマツリの漢字は「晩祭」ではなくて(こっちの方が好き・笑)、「蕃」は異国の、「茉莉」はジャスミン=香りの良い花のことを指します。 但し、ジャスミン科ではありません。 どうも香りが良ければ、すぐに
「○○ジャスミン」というような名前をつける風潮が…。


? 1900.jpg スイカズラ(スイカズラ科 日本在来種)
 も咲き始めの 白→黄色 へと変化し、白と黄色の花が混じって咲くことから、
 「金銀花」 の 漢名があります。

冬も常緑なことから
 「忍冬(ニントウ)」
 とも 呼ばれます。甘い芳香を放ちます。

 漢方では花を乾燥させたものを 「金銀花」
 葉を乾燥させたものを 「忍冬」 と呼びます。

 「金銀木」は近縁の瓢箪木の別名です。
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2007年05月27日

'07庭の薔薇2

 一番いい姿を撮ってやりたいなどという私の気持などおかまいなく、
続々と咲き、あっという間に開いてハラハラと散っていきます。
花の色はうつりにけりないたづらにわが身世にふるながめせしまに…

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レガッタ、一昨年の母の日に貰ったミニ薔薇
バレリーナ、ディンティ・ベス(二つ)
ヘリテージ、ポールズ・ヒマラヤン・ムスク、セィント・セシリア

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ラベル:バラ 薔薇
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2007年05月20日

青い花の季節

 晩春〜初夏には青色系統の花が目立つようになります。
その理由は紫外線の量が増えるからだとか、その季節に飛ぶ虫が好きな
色だからだとか諸説あるのですが、そもそも虫が見える色は人間とは
異なるし…結局未だ良く分からないようです。 在来種ではありませんが、
早春の花、オオイヌノフグリだって青色ですよね。 身近な植物の世界
にも、まだまだ解明されない不思議がいっぱいです。

 私と同じに青い花が好きな方々へ…

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2007年05月18日

'07庭の薔薇1

 今年も薔薇の季節がやって参りました。 
新しい品種は何もありませんが、晴れ姿を見てやって下さい。

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メアリーローズ(2つ)/緑光(旧名・千鳥)
ゴールデン・セレブレーション(3つ)
ミスティ・パープル(2つ)/うらら
ピエール・ドゥ・ロンサール(2つ)/チャールズ・レニィ・マッキントッシュ
ヘリテージ/アンジェラ/セプタード・アイル


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ラベル:バラ 薔薇
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2007年05月17日

瓜め〜ら

 5月に入り、続々と瓜め等が活動を始めております。
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05-01雑草メロン発芽 05-11雑草メロン本葉 05-11カラス瓜                        

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05-11黄カラスウリ 05-11ゴーヤ発芽  05-11カボチャ三兄弟

 N県の瓜亀仙人こと酒徒善人さんがお師匠さまに分けて戴いた種をわたくしにまで分けて下さった、貴重な生き残り「雑草メロン」の種が発芽、目下順調?に生育中です。

 『雑草メロン』 「国立歴史民俗博物館」HPより
http://www.rekihaku.ac.jp/kodomo/5/tayori88.html

 カラスウリは、花が咲いた!実がなった!と浮かれていたら、あっという間に庭中に広がってしまったので、塊根を見つけ次第ポリポットに隔離中です。 ツルが伸び出してあちこち絡みつく前にになんとかせねば!

 また、ツルが接地するとそこから根を伸ばして塊根を形成増殖するので、大変なことになります。知ってはいましたがこれほどの繁殖力とは…正直唖然呆然愕然( ̄口 ̄;)

 こぼれ種から生えてきたゴーヤとカボチャも元気一杯です。カボチャ三兄弟は、次男の一人勝ちです。 やはり次男はどこの世界でもたくましい…。 シマッタ、ヒョウタンの種を蒔き忘れていました! 今からでも間に合うかしら?


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2007年05月13日

母の紫蘭

2007-04-05           2007-04-19          2007-04-28
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 母の日の今日、母から分けて貰った紫蘭がふんわりと咲き揃いました。
普通の紫蘭より少し淡い色合いで透明感があります。 葉は覆輪です。

 実家は、母の家が氏子の神田明神(神社)のお祭に一家揃って参加。
私は母の好きそうなお菓子を届け、朝、電話をかけました。 孫たちの
仕度に忙しそうな母の生き生きと弾んだ声を聞くことが出来ました。

 主人の母にも同じお菓子を、そして電話で先日一緒にした旅行の話で
盛り上がりました。 
 「まさに『山笑う』そのもの! あんなに緑を沢山、心ゆくまで
  眺めたことってなかったわ〜 何度も思い出してるのよ〜」
と義母。 そんなに喜んで貰えて本当に良かった〜!

 娘は朝早くから、先輩の引退(になるかもしれない)試合の応援に。
(見事勝ち上がって、口を切り流血しながら果敢に挑む先輩の姿に涙
涙だったそうです)帰宅してから一緒にご馳走を食べて、カラオケへ。



<以下、娘へ>
 なんだか面白くて笑える歌わーい(嬉しい顔)(♪青海苔ついてるよ〜とかいう^^;)
私が分かりそうな歌るんるんを選んだり、レッスンモードカラオケにしてくれたり、
一生懸命盛り上げてくれてありがとう揺れるハート! 
朝くれた可愛いメールも嬉しくて涙が出たよ〜もうやだ〜(悲しい顔)
 
 私からの返信「もっといいお母さんにならなくちゃね!」が、
「もっといいでしょうお母さんにならなくちゃね!」
になってるのに気付かされて爆笑! 久々にお腹の底から笑って
お腹が痛くなったよ〜
色々、本当に本当にありがとね〜
ハートたち(複数ハート)

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ラベル:シラン 紫蘭
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2007年05月03日

祖母の海老根蘭

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 日本に自生する蘭の一種。 一般的な原種は外花被片が海老茶色、
内花被片が白〜淡紅色ですが、自然交雑しやすい為さまざまな形態が
見られます。 

 この黄色味の海老根は祖母が亡くなった年に母から祖母の形見分け
として貰ったもので、どのような品種かは分かりません。 本来の
海老茶X白の渋い味わいの花株もあった筈なのですが、冬にいろいろ
茶花を植え込んだ時に、幾つか冬芽を欠いてしまったので、あれがそう
だったのかも…今年は見られずに残念です。 

 海老根は、地表近くにラン科特有のバルブと呼ばれる栄養貯蔵庫の
ような地下茎を連ねていて(一つ一つの形はつぶれた玉葱といおうか
宝珠と言おうか…)そこからヒゲ根を出している様子は成る程、海老
のように見えなくもないです^^; 

 そしてその宝珠の塊から花茎が立っている位置が非常に離れていること
が良くありますので、冬に群落の近くを掘る時には充分な注意が必要
なのです。 分かっていても、上記のような結果を味わう始末・゚・(つД`)・゚・
因みに今咲いているこの花のバルブ塊の尻尾は奥に見える木の向こう
です。 最初に植えた場所から10年でここまで移動してしまったのです。
ラベル:エビネ ラン科
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2007年04月29日

思わぬ授かり物

               ? 1690.jpg
 去年、鉢植えで萎れさせてしまい地植えにして、春の芽吹きを
心待ちにしていたホトトギスの葉が元気に顔を出した!と喜んで
いたら、その間から何やら縮緬皺のある葉っぱがムクムクと…
この葉には見覚えがありますが、庭に植えた覚えは無いのです。
 
 縮緬葉を掻き分けてみると思った通り、あの花の蕾らしき粒々が
固まって顔を覗かせておりました。 去年、ご近所で沢山の鉢植え
を見せて戴き、いつか私も育ててみたいと思っていたあの花が、
思いもかけず、私の庭に舞い降りて来てくれたのです!

 去年の日記「日本桜草」
 http://yamasakuran.seesaa.net/article/17260795.html

 一体何色だろう? 凝った品種じゃなく普通の桜色の素直な花が
咲いたら嬉しいな…と、毎日楽しみに眺めておりました。

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 やがてすくすくと花柄を伸ばし、春の慈雨をたっぷりと受けた朝、
願いどおりの桜色が見え始め…

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     わが国は草も桜を咲きにけり (一茶)


 まさに桜の姿をそのまま写したような清々しい花型の日本桜草が、
見事に咲いてくれました! 賀茂葵を背景に咲くとは贅沢ですね。

 「みどりの日」から「昭和の日」に改められたこの日に、嬉しい
思わぬ授かり物でした。

 それにしても、ホトトギスは窮屈で気の毒かしら? 
それとも華やかな相方の出現を喜んでいるでしょうか? 

<<ピンク字追記 2007-05-08>>


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2007年04月28日

君影草(鈴蘭)

 ユリ科スズラン属

          2007.04.09               04.15            04.19    
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             04.20               04.27              04.28

 茂りに茂ったアイビーの下から救い出し植え替えておいた鈴蘭が、
野に咲く可憐な花が大好きだったという義父の命日に花開きました。
秋田の家の庭に生えていたものを分けて戴き庭に植えたものです。

 日本産の鈴蘭の別名は「君影草」。 蕾の内は葉より上に顔を
出すこともありますが、恥ずかしそうに俯く花が下の方から少し
ずつ膨らみ始める頃には、しずしずと葉影に頭を垂れていきます。
ですからもっと群生して葉が茂ってしまえば、あの鈴蘭特有の甘く
切ないような香りはすれども、花は何処…となります。

 花房が葉よりも高くて花数が多く、ガッチリした感じのものは、
ヨーロッパ原産の「ドイツスズラン」です。 香りも強く、花束に
しても花が目だって美しいですが、こちらは「君影草」とは言えま
せんね。
? 1680.jpg        doitusuzuran.jpg
   秋田産「君影草」          ドイツスズラン


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ラベル:スズラン 鈴蘭
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2007年04月17日

ミステリーサークルの怪

   ? 1640.jpg
                        2007年4月14日撮影

 ただ丸いだけじゃ能が無いと思い、天地自然の図にしようかと
石を並べて置いていたら、『その置き方は間違ってるよ〜』と
言わんばかりに、蒔いてもいない南瓜の芽がポッポッポッと3つ
並んで生えて来ました。 なるほど、陽は東から、陰は西から
生まれてくる(この写真で影が出来ている方角が西)。

 どうやら南瓜3兄弟の言い分が正しそうです。
それにしても綺麗に等間隔で生えて来たものと感心してしまいます。
コンポスタの中で種が生き残っていたのでしょうから、去年食べた
南瓜のどれかの種ですね〜 美味しい南瓜が成るかしら?

 左の方の小さい三角地には、酒徒善人さんに戴いた貴重な
「雑草メロン」の種が蒔いてあります。 一番日照時間が長い所に
蒔きました。 念のため、鉢の清潔な土にも蒔いてありますが、
出来れば名前の通り「雑草」のように手いらずで逞しく成長して
欲しいと願っております。
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2007年04月16日

賀茂葵の成長(改訂)

 今年も我が家の賀茂(双葉)葵は、元気に育っています。        
          ? 1647.jpg
 3月23日
 地表に複雑に張り巡らされた蔓の
 枝分かれした先々で、漆塗りの
 ように黒光りした芽の膨らみ
 (スペードを縦半分に折った形)
 がゆっくりと開き始める。

? 1645.jpg
4月2日 
暫く庭を見られないでいる内にすっかり葵の御紋型の葉が展開。
双葉葵は一対2枚の葉をつけますが、この葉を3枚組み合わせて
三葉葵の御紋はデザインされています。 
京都の上賀茂、下鴨神社のご神紋は双葉葵そのものの姿*です。
? 1646.jpg
4月5日
雨の恵みを得てぐんと大きく成長し、葉脈もくっきりと。
産毛が春の日にうっすらと光って見えます。
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4月9日
すっかり茂った葉の下を覗くと、沢山の蕾と花が!
      kamotubo3.JPG  ? 1648.jpg
      蕾(去年の記事から)   今年の花
  目立ちませんが、葉陰に佇む清楚で可愛らしいお花です。

  ? 1627.jpg? 1626.jpg
同じウマノスズクサの仲間、寒葵(カンアオイ)はこちら近郊でも
自生していますが、ご覧のように個体により模様に変化があり、
なかなか好きな人には溜まらない植物です。山採りは禁物!!
左の写真は里山の春でも紹介しましたが、クリックすると花がよく
見えます。 ドングリの先が三つに割れたような、賀茂(双葉)
葵よりもさらにマニアック?な花を咲かせます。 カンアオイに
ついてはまたいつか・・・


<過去の関連記事>
2006-04-12 「賀茂(双葉)葵の花」        http://yamasakuran.seesaa.net/article/16459166.html
2006-03-19 「賀茂葵(双葉葵)」
http://yamasakuran.seesaa.net/article/15090788.html

<<追記 2007-04-20>>
*ご神紋は上賀茂神社公式HPの下の頁でご覧になれます。
 http://www.kamigamojinja.jp/history/index.html

*去年訪れた、江戸・東京たてもの園の確か三井邸?内で見かけた
テーブル掛けの刺繍?は、1対2枚の葉の様子や模様は賀茂葵に
そっくりなのに、花の形が異なる柄を見かけました。 この柄は
一体何なのか、今の所不明です。

       ? 976.jpg


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2007年04月01日

花桃も実桃も

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2007年03月31日

花色遊び・弥生編

 去年の四月・卯月編から始めた「花色遊び」も、この3月・弥生編で
丁度一周年を迎えました。 皆さま、一年間、私の酔狂な遊びに
お付き合い下さり、本当にありがとうございました。 
もう名前は殆ど覚えられましたよね…? 

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利休梅/一人静/鈴蘭水仙(スノーフレーク)/同左/苺
桜・染井吉野/桜桃(ユスラ)梅/山桜/沈丁花/桃・照手水蜜
桃・照手水蜜/花海棠/桃・照手水蜜/花桃/庭梅
椿・有楽/紅葉の若葉/垣通(カキドオシ)/碇草・夕映/諸葛菜
蛇苺/日向水木/三椏/紫背菫/大立坪菫
擬宝珠/春蘭/山吹/金剛石花(笑)/阿蘭陀耳菜草
沈丁花の葉(斑入り)/白詰草の芽/燈台草/山椒/賀茂葵

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2007年03月27日

利休梅

 表千家での利休忌の3月27日*、庭の利休梅が咲きました。
       (バラ科ヤナギサクラ属 別名ウメザキウツギ)    
      ? 1540.jpg

 この花が中国から日本へ伝わったのは明治時代で、利休さんは
この花を愛でてはいらっしゃらないのですが、利休さんお好みの
黒棗の仕服に使われた利休緞子の梅文様に花の形が似ていること
から、この名が付けられたようです。

 利休緞子に用いられている利休梅文様。似てますでしょうか?
            rikyudonsu.jpg
 「武者小路千家HP 官休庵」
 『茶道用語』利休梅
 『茶の湯の裂地』利休緞子 よりhttp://www17.ocn.ne.jp/~verdure/yogo/yogo_ri.html#rikyubai
http://www17.ocn.ne.jp/~verdure/kireji/ra.html#rikyudonsu


 千利休(宗易)の命日は天正十九年(1591)旧暦の二月二十八日
ですが、現在はひと月遅れで表千家では3月27日、裏千家では
3月28日を利休忌としています。 両家の差はひと月遅れの
考え方?の違いとか…


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2007年03月26日

一人静(吉野静)

 「一人静(ヒトリシズカ)」、別名「吉野静」とも。

               ? 1526.jpg
            翳(かざ)したる両袖下の白烏帽子
   ? 1525.jpg
              朝日を受けて伸びやかに        
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              多勢で舞うても一人かな


<<付記>>

 「静御前の歌」
    吉野山 峰の白雪 踏み分けて 

             入りにし人の あとぞ 恋しき


    しずやしず しずのおだまき 繰り返し 

             むかしを今に なすよしもがな


 「新古今集」藤原家衡
    吉野山 花やさかりに 匂ふらむ 

              古里たえぬ 峯の白雪

 
 「伊勢物語」より
    いにしへの しずのおだまき 繰り返し

              むかしを今に なすよしもがな 

 「古今集」より
    いにしへの しずのおだまき いやしきも
 
              よきも さかえは ありしものなり


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2007年03月23日

庭の洋花

 「花色遊び」は段々と在来種を主にして参りましたので、折角綺麗に
咲いている庭の洋花は、ここで別途お披露目することにしました。 

 今やこれらの外来種の方が却って見慣れた親しみのある花々になっ
てしまったようで、なにも珍しいものはありませんが、晴れ姿を
どうぞ見てやって下さいませ。 

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プリムラ・ベリスとヴルガリスの雑種のような西洋桜草     ヒイラギナンテン
? 1519.jpg? 1515.jpg? 1509.jpg
  ツルニチニチソウ     諸葛菜(紫花菜等別称多数)   ヒヤシンス
 ? 1504.jpg? 1511.jpg? 1522.jpg
   チューリップ・ストレッサ     シクラメン・コウム     チューリップ・ピノキオ
? 1516.jpg? 1536.jpg? 1517.jpg
アイスランド・ポピー(シベリアヒナゲシ)   痩せたヒヤシンス     アイスランド・ポピー
   ? 1507.jpg? 1506.jpg  
      水仙・ピンクチャーム        水仙・フォルティシモ?
   ? 1513.jpg? 1512.jpg
      ミニ水仙・ティタテータ*       水仙・品種名不詳
   ? 1520.jpg? 1523.jpg? 1521.jpg
       ムスカリ        スイートアリッサム      ストック

<<追記 2007-03-27>>

 *ミニ水仙 ティタテータ の名称については、
  フランス語の「Tete-a-Tete 」をどう読むかで色々あるようです。

  テータテート、ティタティタ、テタテタ、テテアテテ、
  テトテト、…

(Tete-a-Tete の意味は、元々は head to head であり、
転じて face to face、顔をつき合わせて、二人きりで、睦まじく
といった所でしょうか。)

 フランス語に詳しい方がいらしたらどれが相応しいのか教えて
下さると助かります。 但し、英語読みもあるようで余計にやや
こしいようです。 
 ご存知の情報等がありましたら、どうか宜しくお願い致します。


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2007年02月28日

花色遊び・如月編


今年はあまりにも暖かく、春が駆け足でやって来てしまったので、
どう考えても2月の花というには未だ早いでしょう…と思うもの
は除外しました。
花色遊びも後ひと月分、弥生編で一巡します。 
季節のめぐりは早いものですね!

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梅の段:品種未判別
椿の段:有楽(太郎冠者)/藪椿/白侘助/卜伴/?
木瓜の蕾/蝋梅/金柑/素芯蝋梅/河津桜
牡丹の芽/山茱萸/福寿草/八手の若実/?の蕾
山紫陽花の乾燥花穂と萼/大犬陰嚢/三椏の蕾/柊南天/沈丁花

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posted by 山桜 at 00:00| Comment(30) | TrackBack(0) | 園芸・庭仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月14日

The Last Rose

 The Last Rose − 2月の薔薇、暖冬の賜物です。

      ? 1449.jpg

 バレンタイン・ディの朝、庭からチョコレート色に縁取られた
最後の薔薇を貰いました。 葉も赤銅色に変化しています。
写真では少し明るくなっていますが、肉眼ではもっと渋めの
チョコレート色でした。
 
 本来はサーモンピンク一色の「レガッタ」という品種です。
本来の姿はこちらにあります「私の庭の薔薇(1)」
http://yamasakuran.seesaa.net/article/18035677.html

 例年の東京の冬の気候であれば、付いた薔薇の蕾が開花する
のは、大体12月までですが、この暖冬でとうとう2月になって
も咲き続けていました。 いくらなんでも木を休めないといけま
せんので、この花を最後に剪定を致しました。

 気候が正常であれば出現する筈のなかった冬薔薇の色。
私には、見てはいけなかった禁断の美しさのようにも思えます。
どうか、今年のこの花が最後でありますように…。

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ラベル:薔薇 バラ
posted by 山桜 at 00:00| Comment(22) | TrackBack(1) | 園芸・庭仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月31日

花色遊び・師走/睦月編

 師走〜睦月は、あっという間に過ぎてしまいました。
如月・2月は逃月! ひと月の日数も少なく更に加速して過ぎ去りそう・・・
時の流れに負けぬよう、ここで2ヶ月分、大急ぎでアップしておきます。


<師走編>
 花色が少なく寂しいので、華やかに見える配色にしてみました。
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<睦月編>
 師走と同じ植物は同じ位置に置きました。 少し春めいてますね。
ひとつひとつの花の様子もさることながら、全体の光の明るさに
12月とは違う春の気配を感じます。

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万両の実が減っているのは、小鳥が啄ばんだからです^^;
 

<師走編・植物名>
 沈丁花/蝋梅/雪柳/鈴懸の木/馬酔木
 高麗芝生/紫花菜(諸葛菜)/椿(白侘助)/椿(太郎冠者・有楽)/木通
 菜の花/三椏/山茶花/水仙(ガリル)/山吹
 躑躅/野苺/柚子/万両/南天
 ナンダロウ??/銀杏と?/日本水仙/梔子/鬼田平子

<睦月編・植物名>
 沈丁花/蝋梅/鈴懸の木/待雪草*/馬酔木
 薺/椿(紅侘助)/椿(白侘助)/椿(太郎冠者・有楽)/秋之野芥子
 繁縷/三椏/待雪草/紫和蘭辛子*/十二単
 母子草//日本水仙/万両/南天
 雪ノ下(鴨足草)/姫睡蓮/日本水仙/斑入石蕗/蒲公英

 待雪草*は、スノードロップ の方が一般的でしょう。

 紫和蘭辛子*は、山桜の当て字です。 外来種のイオノプシディウム。
 紫クレソン、ダイヤモンドフラワーとも呼ばれます。 どこかから
 紛れ込んだ種で、すっかりウチの庭の草として定着してしまいました。



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posted by 山桜 at 00:00| Comment(27) | TrackBack(0) | 園芸・庭仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月07日

庭で若菜摘み

 七種と七種粥などについては去年も
 「春の七種(草)」http://yamasakuran.seesaa.net/article/11462136.html
に書きましたが、その日記の中で書いたとおりホトケノザ(小鬼田平子)
が庭に根付き、スズナ(蕪)、スズシロ(大根)以外の七種を庭で摘める
ようになりました。

 我が家の若菜たちです。
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           芹(セリ)              薺(ナズナ)

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      御形(ゴギョウ/母子草)         繁縷(ハコベラ/ハコベ)

            ??〓 1262.jpg
           仏の座(ホトケノザ/コオニタビラコ)

 どの若菜も寒さに耐えるべく、平たく地に添っての冬越しの形、
いわゆる「ロゼッタ(薔薇の花形)」になっています。

 そうなんです、私はこのロゼッタ型に妙に惹かれるのです。
冬越しの為に一切の無駄を省いた清々しさというのでしょうか、
機能美の極みと言うのでしょうか、霜をまとった姿も良いですし、
その霜が溶けて黒々と染み渡った地面に映える繊細な緑の模様も
例えようも無く美しく感じます。

 この地面に広がる美の中に、春へむけての力がいっぱいに蓄え
られているのですから、七種の薬効も大いに期待できそうですね。


<<追記 2007-01-11>>
  ホトケノザについての質問がありましたので、並べておきます。
           画像 066.jpg 
          ↑春の七草のホトケノザ(コオニタビラコ)
       niwahana.JPG
        ↑現代の一般的なホトケノザ
         (上の方の薄桃紫の花の草)
 
  
ラベル:七草 七種
posted by 山桜 at 00:00| Comment(22) | TrackBack(0) | 園芸・庭仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする