2016年11月01日

サクラソウの花びら一枚って?

 家人が好きな刑事ドラマ、普段は余り興味も無いので何となくぼんやりその場に一緒いてチャチャを入れる程度なのに、この日は事件のキーワードが「サクラソウ」で、天然記念物サクラソウの自生地・田島ヶ原の風景も写り込んだので、ついつい見入ってしまったら・・・

 ええっ、遺体にのこされた「サクラソウの花びらが一枚」って、どういうこと!?

 サクラソウは花の形がサクラに似ているのでその名前を頂いているものの、一枚ずつ花弁が離れている「離弁花」のサクラと違い、花弁くっついて一つの花になっている「合弁花」。 いわば朝顔のようなラッパ型の花の上の部分が5つに分かれている状態なので、花弁が自然に一枚散って残ったり、死の間際にわざわざ一枚だけを綺麗に切りとったりするとは思えない。
 
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我が家の庭に生えている日本在来種のサクラソウ 

 田島ヶ原の風景にも違和感。 緑一色の野原の(他の花が何も咲いていない)通路沿いにだけ綺麗に植え揃えたように一直線にピンク色のサクラソウが並んでいるっておかしいし、花の形、付き方、密度等からして日本在来種のサクラソウではないのでは? 

 流石にアップで写すのは憚られたのかピントを暈してはあったが、あれらはプリムラ・マラコイデスという外来種のようだった。 一番栽培が易しく出回っている品種だが、上の日本在来種のサクラソウとは風情が全く異なるのがお分かり頂けると思う。撮影時に田島ヶ原のサクラソウの開花が間に合わず、園芸店から仕入れて間に合わせたのだろうか?
img_cache_r_5236_c_1429614631_jpg.jpg 
プリムラ・マラコイデス (画像は「NHKみんなの趣味の園芸」ページより)
 
 またサクラソウで皮膚がかぶれるエピソードも出てきたが、アレルギーを起こすのは主にプリムラ・オブコニカや先に書いたマラコイデスなどの外来種のサクラソウで、在来種のサクラソウで皮膚炎を起こしたとは、稀にはあるのかもしれないが、私は聞いたことが無い。 
 
 折角、大好きな「サクラソウ」が取り上げられたのに、こんなに雑な扱いをされたことばかり気になってしまった。 この事例に限らず、ドラマや映画等での植物や生物の扱いは、造花が使われていたり季節が合わなかったり鳴声が違っていたり、いい加減なことが気にかかることが多い。 いくら造花のレベルが向上しても、それらが自然界に置かれれ、日の光を浴び風に吹かれれば、人工物だと直ぐに分かってしまう。 背景くらいなら目くじら立てることも無いのかもしれないが、せめてテーマとして取り上げる時くらいは、本物を使い、その無二の特性を大切にして欲しいと思う。
 
 自然と共に生き、四季の移ろいに親しんできた日本人の感性が失われつつあるようで寂しいことだ。
タグ:サクラソウ
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2016年01月18日

SMAP

先週からの分裂・解散の危機騒動から沈黙を破った生放送会見は異様だった。

木村の尽力で・・・ということで、中央立ち位置、全体の仕切り、最初のコメント、までは分かる。

その後の発言が、稲垣、香取、の順にただならぬ違和感、更にその次が、まさかの中居、
「えっ、リーダーが、最後に締めじゃない?」
中居は、余計なことは一切口にせず、短い言葉で心情を隠しているようだった。

そしていつものように思ったままを口にする草なぎ、いや、その役を演じさせられたか。

最後に再び木村。 木村も気の毒な役回りだ。

よく見れば、木村のネクタイだけが白、後の4人は黒?
これには何か4人へのペナルティのような意図を感じる。 
そして責任をとったかとらされての中居のリーダー外しなのか。

あのような姿を見るくらいなら、黙っていてくれた方がマシだった。
何も言わなくても信じて待っていられるし、彼らそれぞれの決断を尊重する。 それがSMAPファンだ。

彼らをあのような場に立たせたのは何者なのか?
いや、彼らも納得して立ったのなら、仕方がない。
この日のことを後悔することの無い未来に、
君たちならきっと立てる。

<2016.01.24追記>
中居くんのラジオ番組(サムガ)で、
「世界に一つだけの花」
「夜空ノムコウ」
「STAY」
が流された。 
これが彼のファンへの優しい返答。 ありがとう。 
タグ:SMAP
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2012年05月16日

「テンペスト」より「尊尊加那志」など

 BS時代劇の枠で放送され、毎回琉球文化の美しさにワクワクしていた「テンペスト」が地上波で再放送されているのを知り、書きかけになっていたこの稿を思い出し加筆更新しました。

 「ガナシ」という言葉は、最初に「首里天ガナシ」や「聞得大君ガナシ」と聞いた時、琉球での「陛下」のような尊称であろうと思いつつ、そこにどんな意味があるのかは見当もつきませんでした。 番組関連のどこかに解説があったのかもしれませんが、見逃したのか気づきませんでした。 他にも耳慣れない言葉は幾つもあって依然モヤモヤしていますが、何はともあれ、先ず気になった「ガナシ」を調べてみました。

 「ガナシ」(正しくは「ガナシー?」)のもとには、「尊尊加那志(とーとー我なし)」という言葉があり、その意味は、「尊い尊い我のない人。」と読めます。

 無私の人。 自己愛ではなく、自他愛の人。 という意味でしょうか?
日本の天皇皇后両陛下のお姿が心に浮かび重なります。
  
 沖縄の人なら、その正しいニュアンスがお分かりなのでしょうね。 
どなたか分かりやすく教えてくださると幸いです。
 

 そうそう、もう一つ「テンペスト」で心に引っかかっていた言葉、

 「カーリーデービル!」

発せられたシーンから類推するに「バンザイ!」的な意味とは思っていたのですが…

 これも調べてみると、

 「嘉例でーびる!」 で 「嘉例でござる!」の意味のよう。

琉球・沖縄の言葉と日本語は、よく聞いてみると語源は同じのようで転訛の仕方が面白いですね。
「サーターアンダギー」が「砂糖・揚げたもん」と知った時から、まるで呪文が解けるように少しずつ合点がいきだし、沖縄をずっと近く感じられるようになりました。
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2011年08月02日

「コクリコ坂から」

 未見の方は、この先は読まれずに先入観無しでご覧になることをお薦めします。 観覧後には、感想を交換しに再訪してくださると嬉しいです。

kokurikozaka.jpg 画像 518.jpg
 イメージポスターは          コクリコ(ヒナゲシ)の花
 企画・脚本の父・宮崎駿、      (コクリコ=コケコッコ
 監督の息子・宮崎吾郎氏の       =鶏冠に似ていることから)
 映画のキャラとは差異アリ           

 見終わった後の映画館がこんなにシンと静まり返っていたのは初めて。 皆それぞれに思いは違うのだろうが、何となく口を開けないその気持ちは分かる。 いわく表現しがたい感情に陥っていて、なかなかその中から出てこれない。 つまりは物語の中に入ってしまっていたということなのだろうか? それ程にできの良い映画だったのだろうか?

 最初に私が口に出せたことは、
 「もっと良く作れたのに勿体無いね。」
 「要所要所、盛り上がり所の音楽の使い方、間違ってない?」
 「駿さんだったら、何かを喋る前に躊躇いとか戸惑いとか、もっと微妙な心の動きを入れるだろうね…」

 ケロは、
 「これって…未完成?」

 と、まぁ簡単に言える批判的なことばかり。 だからといって、面白くない映画を見てしまった後の「時間とお金を返せ」感は無いのだ。 嫌いでない映画だから、もっと良くなったのに…とも思ってしまう。 ケロなどは、凡そ物語の背景に共感できそうもない若い年代だけれど、
 「こういうのって、今の若い人にこそ見て欲しい」
などと言う。

 この映画の中には、嘗て日本に居たであろう、純潔で勤勉で礼儀正しい一方で型破りな行動も起こせ、熱い思いを仲間を動かしつつ貫き通すことのできる若者と、彼等を見守り受け止め導くカッコイイ大人達が生きていた。 私はギリギリそういう年代の空気を吸っているので、懐かしさと喪失感で幾度か涙した。 

 一方娘のケロは、
「まるで他の国みたい。」
といいながらも、
「羨ましい」
「いつからああじゃなくなってしまったの? 原因は?」
と問う。
 
 そして、
「何一つ、あの子に勝てない。」
とも。

 あんな風に生きてみたいと思っても、一人でどうすることも出来ず、生まれた時代も変えられない。 ただ、心ならずも表面だけは繕って、心も身体も傷つけることない生き方を止めてみたら、少しはあの時代に近づけるのかもしれない。 

 物語はサクサクと進む。 説明が必要なのでは?と思うような人物紹介も家族背景もバッサリと省かれ、じれったい所など全くなく、寧ろ「ちょ、待ってよ…」と思うほどに進む。 想像力で補うか、まぁいいかと割り切れない人は、ついて行けないかもしれない。(あ、合唱シーンがじれったい人はいるだろう。 歌で連帯が広がっていく心地よさを知らないと気恥ずかしいか… 合唱大会が大好きな私はここでウルル;;)

 第一、タイトルの「コクリコ(仏語でヒナゲシの意)」の意味、終わりまでずっと「?」の人もいるだろう。 (その所為か、拙ブログ「雛罌粟(コクリコ/ヒナゲシ)」http://yamasakuran.seesaa.net/article/18786631.html?1312266259のアクセスが日々活況) 映画の中では、亡き父の写真に供えるシーンでチラッと赤いヒナゲシらしき花が出てくる位で説明はない。 「海」が「メル」のあだ名で呼ばれるのも、海=la mer(ラ・メール 仏語)からだろうけれど、これも最初に「メグ」と聞こえてしまった人には訳が分からない(苦笑) 

 因みに「コクリコ」の花は戦地に散った兵士の(血から生まれた)化身ともされる。 勝手に想像すれば、コクリコ坂=慰霊坂、なのかもしれない。 そこに毎日、航海の無事を祈る旗が揚がっていたのだ。 私としては旗揚げの様子に注目した(ロープへの旗紐の結び方など)が、そんな詳しい描写はある訳もなく…ただ掲げた旗が風に翻る様子に、思わず敬礼しそうに。)

 さて…

 ・網を取り除いた防火用水?に飛び込んで救出してくれた人と結ばれる…的な伝説でもあった?(それはあの新聞に載っていた?)

 ・北斗さん(渡航する優秀な女医)とヒロさん(画家)は下宿人だろうけれど、赤い口紅の目立つ小太りの女性は何者? ⇒若しかして似てないけど、叔母さん(母の妹)?

 ・妹の空と海の同級生がそっくりなのは、海と俊の二人が似て描かれているのと何かの複線が繋がって…ないらしい(笑)

 ・存在感抜群だったお祖母さまが、後半全く姿を消したのは何故?

 ・お母さん不在の理由は…終盤まで想像するしかない。

 ・旗の意味

  映画の中では、最初の二旗の意味が「航海の安全を祈る」で、それぞれアルファベットの一字を差す旗があること(北斗さんの送別会に掲げられた旗をHOKUTOと読んだことから)、赤白縦じま三角旗が返礼の意味だと言うことしか分からない。 調べたくなりますよね〜 私は調べましたよ(^^)♪

  ⇒国際信号機 http://www.hi-ho.ne.jp/fayway/sig_flag.html
         (FaywayさんのHPより)

  一旗に特定の意味とアルファベット一文字の読みがある他に、それらの意味とは切り離して、二旗で一つの意味を表す場合がある訳ですね。(UWがyouとかwishを表しているのではない。)
  う〜ん、こういう機能的なものって美しいなぁ。 
  あれ、そうすると、ポスターの方の旗はちょっと違う? 返礼回答旗の部分が1(日の丸に似た三角旗)になってますが…。

 ・LST?? ⇒戦車揚陸艦(landing ship,tank) 


 そんな風に謎だらけで、説明されない隙間を己の想像力を駆使して補って居るうちに、どっぷりと物語の中に漬かってしまい、なかなか出てこられなくなったのだと、今、こうして書いてみて、やっと理解できた。 吾郎氏がそこを狙って仕組んだことだとしたら、どうも完全にやられてしまったようだ。

 声優ではない俳優さん達の声は、今までで一番違和感がなかったし、顔も浮かばなかった。

 そうそう、大人な水沼生徒会長が好き。 
ケロヽ(*´∀`)人(´∀`@)ノ 私
 
posted by 山桜 at 15:40| Comment(12) | TrackBack(0) | 映画・ドラマ・芸能 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月22日

「新・三銃士」by三谷幸喜

 10月12日より始まったNHK教育の連続人形活劇「新・三銃士」を毎日楽しみにしています。 脚本は、あの三谷幸喜氏。 恐らく私同様、ひょうたん島→ネコジャラ市→新八犬伝→真田十勇士→三国志と連続人形劇を見て育った世代ですから、大河ドラマや「天下御免(源内さん)」のような連続ドラマに憧れていたと語っていたように、いつか連続人形劇の脚本も書きたいと思っていたに違いありません。 連続人形劇ファンのツボをギュッと押さえているのが何よりの証拠です。 
 
 先ず見てください、このキャラクターたち! 美しい木彫りの人形たちとその動きを見ているだけでも胸がトキメキます♪ 
sanjushi.jpg
             <下記Amazon書籍紹介リンクのページより>

私は、特に悪役の黒リシュリューロシュフォールの長〜い手の動きと、美しき青アラミス様の片眉の動きに萌えです♪ 全身ピンクのコンスタンスも可愛い♪ ダルタニアンは嫌いなタイプの顔だったけれど、段々見慣れてきました…。 今の所、サルとネコだけが木彫りじゃなくてヌイグルミだし、表情も死んでて浮いているのが残念かな。  ルイ13世を見ていると、どうも「リボンの騎士」のプラスチックを思い出してしまう…人は、相当長く生きているお仲間です^^;                

 三谷ファンには、随所に彼特有の小ネタが仕込まれているのが嬉しいのですが、嫌いな人にはちょ〜っと鬱陶しいかもしれません。 そこを乗り越えられれば、きっとこのまるで映画か大河ドラマのようなストーリー展開の面白さに嵌ると思います^^

 声優陣も芸達者揃いの7名で、脇役もその他大勢も含めた全てのキャラを務めており、メインキャラの声優さんが、全く別の声音で思いがけないキャラの声を出しているのを聞き当てるのも、また隠れた楽しみです。

 「三銃士」は、数々の映画やアニメになっていますから、あらすじをご存知の方も多いと思いますが、原作(ダルタニアン物語の第一部「三銃士」)では人間の筈の従者がサルやネコになっていたり、人物設定も三谷流にアレンジされ、また物語の結末も原作とは異なっているそうですから、これからの展開が大いに楽しみです。

 今までは月〜金の毎日やっていたのに、来週からは金曜日だけの週一になってしまうようで、ちょっとガッカリ…油断して見逃さないように録画予約しておかねば〜あせあせ(飛び散る汗)
                         
NHKの公式HP: 連続人形活劇「新・三銃士」
2009年10月12日(月)〜10月23日(金) 月〜金 18:00〜18:20
2009年10月30日(金)〜2010年5月28日(金) 毎金 18:00〜18:20


              

Seesaa Blog エコロジー・ブログ 4位
タグ:人形劇 NHK
posted by 山桜 at 20:40| Comment(8) | TrackBack(0) | 映画・ドラマ・芸能 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月06日

「陽炎の辻」丹人殿登場シーン

 先日の「陽炎の辻」スペシャルに於ける友部丹人さんご登場の
シーンをお見逃しの方々の為にご紹介致します。
テレビ画面を直接撮ったもの故、鮮明な画像ではありませぬこと、
どうかご容赦下さいませ。
(友部丹人さんのご了承を得ての掲載です。 <( _ _ )> )


   09-01 004.jpg
   丹人殿、坂崎磐音殿をしかと見据えられ微笑にてご挨拶

   09-01 003.jpg
   それでは御免!とばかり、サササッと悪人を召し取りに…

 磐音殿の前を走り去る折も尚、微笑みを堪えていらっしゃる
いたずらっ子のようなお目元がいかにも丹人さんらしく、私も
テレビの前で思わず笑ってしまいました〜(T▽T)ノ

 丁髷に鉢巻姿、なかなかお似合いでしたけれど、やはり丹人殿
にはお殿様の姿が一層お似合いのことと思います。
次回作も期待しておりまする〜!

タグ:ドラマ
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2009年01月03日

「陽炎の辻」丹人殿ご出演!

      iwane.jpg
            NHK時代劇「陽炎の辻2」より

    正月時代劇「陽炎の辻〜居眠り磐音江戸双紙〜スペシャル」
    NHK総合 2009年1月3日 午後9時〜10時27分


 毎週楽しみにしていた時代劇「陽炎の辻」がスペシャルドラマとなり、
今夜放送されます。 主演の山本耕史さん、個人的には現代劇よりも
ずっと時代劇にご出演の時の方が素敵です。 殺陣も美しく惚れ惚れ♪

 そして、ナント、今夜のその「陽炎の辻」に、我がブログ友の…


 友部丹人(ともべのあかひと)さんがご出演になります!

 昨年半ば頃、ブログのプロフィール写真がチョンマゲ姿↓となり、
                            無題.bmp
一体どんな心境のご変化かと訝しく(笑)思っていたのですが、これで
謎が解け、スッキリ致しました〜 \(^O^)/

 ご本人の弁によりますと、


               予が出演場面は
        暗き参道の階段を十人ほどにて駆け上がりて
          山門を通り抜けてゆくだけの場面なり
              左手には御用提灯を
             右手には長き棒をもちて
           悪人を取り押さへんとする役人なり

                 嗚呼

               一瞬なりとも
             画面にて観たきものと
         今より胸の鼓動高まるばかりにありけり^^

                     「友部丹人旅日記」より


特にあかひとさんをご存知の方々は、必見でございますよ!
どうかお見逃しのなきように、山桜出しゃばりましてのお知らせで
ございまする〜 <( _ _ )>
タグ:ドラマ
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2007年11月01日

「ちりとてちん」

chi200700703b.jpg

     midokoro_ph.jpg
     ↑クリックすると大きくなって「みどころ」が読めます。
  
前にもチラと書きましたが、10月から始まった、
NHKの連続テレビ小説「ちりとてちん」
http://www3.nhk.or.jp/asadora/index.html が面白いのです!

 関西系特有のドタバタな風なら嫌だな〜と思っていましたが、見初め
1週間でどっぷりと嵌ってしまいました。 やがて落語家を目指すと
いう設定ですから、笑いもふんだんに盛り込まれているのですが、
人情の機微が要所要所を引き締めていて、これまで何度あったかい涙を
流してきたことか…。

 金〜土、放映時間が来るのが待ち遠しくてたまらないけれど、丁度
朝の放映時間(BS7:30〜7:45 地上8:15〜8:30)は
家族が次々と出掛けて行くので忙しく、ながら見になってしまっては
勿体無いので、今はバッチリ画像のきれいなBS放送をその後続く再放送
「都の風」と一緒に録画し、後でゆっくり隅々まで堪能しています。

 主人公・B子(喜ぃ公)こと和田喜代美は、「風林火山」の出だしで
勘助も私たちの心も鷲掴みにした貫地谷(かんじや)しほりちゃん。
今「風林火山」の放映後の番宣に出ているので、「おみつや〜ん」と
懐かしく思われた方も多いのではないでしょうか。(なんとドラマの
中にカンスケというチョイ役の人も出てるんですよ〜・笑)そういう
他の番組へのオマージュも散りばめられていて、何度見ても新しい
発見があり楽しめるスルメ味(焼鯖味かな?)のドラマです。

 あ〜もうその面白さを、未だ見ていない方々に伝えたくて溜まらない
のですが、いかんせんもう時間が足らへんやないの〜!

 丁度そんな時、明日11月3日「ちりとてちん」を紹介するスペシャル
番組があることを知りました。 若し、未だ「ちりとてちん」をご覧に
なったことの無い方、見過ごしてしまっては勿体ないドラマですよ!
今からでも遅くないので、是非、スペシャル番組で予習して、一緒に
この愛すべき人々の成り行きを見守る仲間になって下さ〜い!

 五木ひろしの「ふるさと」を口ずさんでいる人が若しいたら仲間です♪

 「見てや〜!」 (*^▽^*)ノ"

11月3日(土・祝)
「ちりとてちん」デー 放送予定

◎青少年のためのコンサート「地球賛歌」
総合/午前11時〜<関西エリア>
ナビゲーター:貫地谷しほりさん
※関西エリア…大阪府、京都府、兵庫・奈良・和歌山・滋賀各県

◎「なにわしゃべくりパラダイス」
ラジオ第1/午後1時05分〜4時55分
※NHK大阪放送局より生放送!
ゲスト:徒然亭小草若役 茂山宗彦さん

◎「土曜スタジオパーク」
<中国・四国エリア、大分県、沖縄県を除く>
総合/午後2時〜※NHK大阪放送局より生放送!
ゲスト:和田喜代美役 貫地谷しほりさん
    徒然亭草々役 青木崇高さん

○質問・メッセージを大募集!


◎「ちりとてちんスペシャル」
<中国・四国エリア、大分県、沖縄県を除く>
総合/午後3時〜49分
案内役:徒然亭小草若役 茂山宗彦さん
     和田友春役 友井雄亮さん
放送が始まって1か月。
「あの場面をもう一度」「途中からみ始めて最初を見逃した!」という
方のために、これまでの名場面をまとめて放送。
メイキング映像や落語再現場面などもたっぷり紹介します。お楽しみに!

※中国エリア…広島・岡山・山口・島根・鳥取各県
※四国エリア…高知・愛媛・香川・徳島各県

◎「わが心の大阪メロディー」
総合・ラジオ第1/午後7時30分〜8時43分
※NHK大阪放送局より生放送!
今年は五木ひろしさんが「ちりとてちん」の重要なモチーフとなった名曲
「ふるさと」を歌い、その応援に「ちりとて」メンバーが駆けつけます!

○その他のイベント(入場無料)- - - - -
◎「ちりとてちん」ドラマスタジオ見学
11月3日(土・祝) 午前10時〜午後5時
「ちりとてちん」の撮影に使用しているスタジオとセットをご覧いただけます。

◎天狗座「ちりとてちん寄席」
11月4日(日)
朝席・午前11時〜/昼席・午後1時30分〜/
夕席・午後3時30分〜
出演:散髪屋・磯七役 松尾貴史さん
    徒然亭草原役 桂吉弥さん

11月5日(月) 総合/午後1時05分〜59分
ゲスト:緒方奈津子役 原沙知絵さん


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2007年07月22日

風林火山

  風  其疾如風  その疾(はや)きこと風の如く   
  林  其徐如林  その徐(しず)かなること林の如く
  火  侵掠如火  侵掠(しんりゃく)すること火の如く
  山  不動如山  動かざること山の如し


 <!WARNING! スミマセン…熱気&長文にご注意あれ!>  

 今年のNHK大河ドラマ「風林火山」http://www3.nhk.or.jp/taiga/は傑作です! ここ何年も、若者狙い?女性狙い?そんな大河ドラマが続いていて、見たり見なかったりしておりましたが、この「風林火山」は見逃せません。 録画してでも見たい。 録画したものを又何度でも見直したい。

 主人公・山本勘助(内野聖陽)は隻眼で片足を引きずるという風体の無骨な主人公。 武田信虎に恨みを抱きつつも次第にその嫡男・晴信/後の信玄(市川亀治郎)の器に魅かれ、諸国を遍歴しながら身に付け磨き上げた兵法によって、武田家の軍師に取り立てられ、晴信の天下取りに向けて邁進します。 一方自らの軍略で征服した諏訪の姫、由布姫(柴本幸/柴俊夫&真野響子の娘)にも無償の愛を注ぎ、晴信と由布姫の子・勝頼を跡継ぎにと画策…この辺りの展開は余り好きではないのですが、勝頼の子役の「かんしゅけ!」は可愛いです。

 先週の28話と今週の29話は、勘助の活躍こそあまりありませんでしたが、2大重臣の死、晴信の転換期と、特に見ごたえがありました。

 晴信は負け知らずの戦の中で次第に負けを怖れ始め、多くの家臣領民の犠牲を強いる可能性の高い村上義清(永島敏行)との戦へと、はやります。 板垣信方(千葉真一/実父に厭われ父の愛情を受けずに育った晴信の父親代わり・武田家譜代の重臣)は、死を覚悟の上、人の情けを失い始めた晴信を身を挺して諌める為、影武者を仕立て先陣を切って乗り込み、最後の最後まで晴信を思いつつ壮絶な戦いの末、大往生します。

 先に同じ様に武田家を憂い、味方に裏切りを疑われながらも単身村上義清の首を討ちに乗り込みながら寸での処で失敗、追手に全身を矢で射られて討ち死にした甘利虎定(竜雷太)と、「直ぐに会おう!」と約束を交わした冥土で再び会うことが出来たでしょうか…。 嗚呼、この両雄の名前には、晴信の実父・信虎の名が一文字ずつ入っているのですね…。 (よく見直してみたら、他の重臣達にも信か虎、どちらかが入ってるようです。^^;)

 板垣を演じた千葉真一さん、正に渾身の演技! 板垣と共に燃え尽き、これをもってアクションスター「千葉真一」としては引退を決意されたそうです。 圧倒的素晴らしさでした。 最早、板垣信方と千葉真一は一心同体です。 

 戦に向う前、板垣が晴信に戦勝の祈りを込めて揮毫を促したのが、

  南無諏方南宮法性上下大明神

それを目にして満足そうな板垣の、
 「これで、お館さまの勝ちでござ〜る!!」
慈愛に満ちた明るく力強い声と顔が脳裏に焼き付いて消えません。

 この晴信の祈願を記した旗を仰いだ時、嘗て勘助の策謀により心ならずも武田の支配下となった諏訪勢も、遂に晴信を心より信ずるようになりました。 諏訪城代でもあった板垣の、晴信、そして領民への大きな遺産でした。

 板垣・甘利を失い、尚も生き残った最長老の諸角(もろずみ)虎定(加藤武)が、一身に天からの雨を受けながら、
「それがしは恥ずかしき限りっ…不覚をとり申した〜わぁあ〜〜っ!!」
と絶叫する場面も心に残る名シーンでした。 
死に場所は(歴史上)知ってるけれど、爺、長生きしてね。

 また、戦の後、晴信の正室・三条夫人が晴信にかけた言葉も私の心には、印象強く響きました。

 「如何に堅固な城に籠もろうと、そこにお立ちあそばすお前様にお情けが見えなければ、六十余衆?の大名の軍勢に取り囲まれるより わたくしは心細い思いにございます。」

 そんな力の入った場面が続くかと思えば、「新選組!」では最後の将軍・徳川慶喜を腰の引けた好演で魅せ、今は消臭プラグのCMの「殿」として一部でカルト的人気を誇る(今井朋彦演じる)小笠原長時が、またしてもゆる〜い殿キャラで笑わせてくれます。
 「煽るな煽るな!」(笑)
(殿、敗走時の鬼太郎チャンチャンコは何処から〜?? 爆笑)
そして、高遠頼継(上杉?さん)の脇役とも思えぬ妙に力の入った演技も壺。
 「おのれおのれおのれおのれおのれおのれぇ〜〜・・・!」(笑)

 すみません、最後はしんみりと…

 父の如く慕う板垣を失った悲しみの中、晴信は母・大井夫人の諌めや三条夫人の言葉も受け、

 「わしは生涯、我が甲斐に城を建てぬ」 と亡き板垣に誓い、

   人は城 人は石垣 人は堀 情けは味方 仇は敵なり

と絞り出すように歌を詠みます。 すると、どこからともなく板垣が着物にも兜にも愛用し身に付けていた勝虫(蜻蛉)がついと現われ、板垣の幻と変化し・・・

 『若、良き歌にござりまするのぉ!』 

 そう言いながら、にこやかに舞い踊ります。(その扇にも勝虫!)
晴信は、嗚咽しながら…

 「板垣、そちはわしを褒めてくれるか?
  わしは、わしは、そちを褒めぬ。
  何故死んだ! 何故死んだ! 何故死んだ! 板垣〜っ!」

 晴信の慟哭を耳にしながら夕日を仰ぐ晴信の眼前を、あの勝虫が飛び去ります。 大恩人でもあり大きな支えでもあった板垣を失った勘助の悲しみも同じでしたが、泣いている時間はありません。 来週は、ガックン演じる長尾景虎(上杉謙信)が〜楽しみです♪(当方、新潟の血が濃厚ゆえ〜)


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タグ:NHK
posted by 山桜 at 00:00| Comment(23) | TrackBack(0) | 映画・ドラマ・芸能 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする