2024年12月26日

マツバラン??

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 パイナップルは早めに避難したけれど、そろそろ他の植物たちも冬支度せねば・・・と、久し振りにベランダや庭を見ていたら、隅っこに寄せてあった空いた鉢に勝手に生えてきていたセンニンソウの根元に、これまた見慣れないものが・・・!
「何これ!?」

DSC_2251 (002) マツバラン?m.JPG

 日陰の湿っぽい所で、周りは苔なので胞子体かなにか出てきたのかな?と思って調べても該当するものみつからず、厚かましくも苔や羊歯に詳しい先輩にご相談・・・
「マツバランにも似てますが、、、」
とのお返事が!
「えっ、あの江戸園芸植物で名高いマツバラン??」

マツバランは名前に蘭がつきますが、シダの仲間です。

DSC_2251 (002) マツバラン?m1.JPG
思いもしなかった展開に動転しましたが、確かに似ているような・・・

 自然界では準絶滅危惧種ですが、栽培されている園芸種があり繁殖力は弱くないとのこと。
分布は日本中部以南となっていますが、近くの愛好者のお庭からでも胞子が飛んできて、温暖化で繁殖しやすくなっていた可能性もないことはない?

「取らぬ狸の皮算用」かもしれませんが、正体が掴めるまで観察する楽しみが増えました〜♪

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ラベル:シダ マツバラン
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2024年12月25日

ガマズミ が豊作

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今年はガマズミがとても豊作で、あちらこちらで真っ赤な実に出会いました。

ガマズミ レンプクソウ科 → ガマズミ科
2024.09.20 高尾山
P9208053 ガマズミm.jpg

2024.11.04 小金井市 野川
PB048879 ガマズミm.JPG

2024.11.13 多摩丘陵
PB139055 ガマズミm.JPG

2024.11.15 狭山丘陵
PB159092 ガマズミm.JPG

2024.11.17 狭山丘陵
PB179123 ガマズミm.JPG

色づき始めた9月から12月になっても未だ赤い実を着けていますが、そろそろ霜に当たって酸味がぬけて美味しくなってきているので、小鳥に食べられて段々と果柄だけになってきています。

赤くて美味しそう・・・と口にしたら酸っぱくて吐き出した方々、生で頂くのなら今が食べ頃ですよ。

ところで・・・ガマズミはスイカズラ科→レンプクソウ科と思っていたら、今度はガマズミ科になったのですね・・・もう、本当に覚えきれないです。毎回確かめないと危なくて仕方ない。

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2024年12月16日

オオイタビ (フィカス・プミラ)

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先日、多摩丘陵の「よこやまの道」へのアプローチの壁面でイチジク型の実のなる常緑蔓性の植物を観察。
2024.12.10
オオイタビ大崖石榴 クワ科イチジク属
PC109377 オオイタビ 果実m.JPG
こちらの葉と果実を見れば、オオイタビで間違いないのですが・・・

PC109375 オオイタビ 成形葉と幼形葉m.JPG
下の方で壁に這い上がっている小さな葉を見ると、ちょっと同じ植物とは思えないかもしれません。
テイカカズラも同様ですが、余り日の当たらない下の方では先ずは日向に這い上がることを優先するのか、幼形葉はとても小さいのです。

オオイタビ  幼形葉
PC109378 オオイタビ 幼葉m.JPG
葉身 1〜3cm  凹凸あり、艶なし 茎に褐色伏毛あり
ハート型の全縁(ヒメイタビには、粗い鋸歯あり)

園芸店では、斑入りの幼形葉を鉢植えにして「フィカス・プミラ」の学名で扱っています。
鉢植えで蔓が垂れ下がったままの状態では、大きな成形葉にはならないようです。

オオイタビ 成(形)葉
PC109386 オオイタビm.JPG
葉身 5〜10cm  ほぼ無毛、艶あり 茎に褐色伏毛あり
主脈から出る側脈の角度が40°前後。
(イタビカズラ、ヒメイタビは60°前後)

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2024年12月14日

ガガイモ 種子飛ぶ

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今年はガガイモの生り年なのか、あちこちで沢山の果実を見ました。
未だ爆ぜていないもの、飛び去っていないものもあって長く楽しめています。

紅葉の中、葉の上でひと休みしているガガイモの種子あり。
2024.12.05 狭山丘陵
ガガイモ 蘿藦 キョウチクトウ科ガガイモ属
R0010107 ガガイモ 種子m.JPG

R0010106 ガガイモ種子m.JPG
休んでいるのか、はたまた、葉の鋸歯に冠毛が絡まってしまったのか・・・

R0010109 ガガイモ種子ml.JPG
優雅に舞っているようにも、絡んだ糸をはずそうと藻掻いているようにも・・・

R0010110 ガガイモ 種子m.JPG
この後、そよと風が吹いてふわり空に吸い込まれていきました。

ガガイモの果実は、細くて小さなゴーヤのような形。二つに割れて、中から冠毛のついた種子が飛び立ちます。
2022.12.16 狭山丘陵
ガガイモの果実と飛び出す前の種子の配列
PC162431ガガイモm.JPG

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2024年12月01日

ガーデン・ハックルベリー

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田島ヶ原の観察会でイヌホオズキの仲間のお話を聞き、
「アメリカイヌホオズキだけでなく、他にも色々あるんだなぁ・・・」
と、少し闇が晴れて来て嬉しかったのですが、多摩丘陵でまた見たことも無い大きなイヌホオズキの仲間に出会しました!

もう、興奮して
「な、なんじゃ、こりゃ〜!」状態 

巨大イヌホオズキ(仮称) 2024.11.13 多摩丘陵
PB139043 ガーデンハックルベリーm.JPG
この写真だけ見ても、大きさが分かりませんので、手モデルのご協力を得たのが下の写真。

PB139047 ガーデンハックルベリーm.JPG

PB139048 ガーデンハックルベリーm.JPG

この時点で、既に「ハックルベリーなんとかじゃない?」という流石のサジェスチョンがO先輩から出ていましたが、帰宅後、直ぐに手モデルをして下さったN先輩より解決メールが届き、
「ガーデン・ハックルベリー」と同定されました。ありがとうございます!

ガーデン・ハックルベリー 果実 ナス科
PB139044 ガーデンハックルベリーm.JPG


PB139045 ガーデンハックルベリーm.JPG

草姿
PB139046 ガーデンハックルベリーm.JPG

北米原産、ツツジ科スノキ属などの小さい酸っぱい果実の総称(俗称、方言的)の「ハックルベリー」に似て、家の庭でも簡単に栽培できることが「ガーデン・ハックルベリー」の語源。ナス科であり、全く違う植物ですが、同じ様にジャムやソースなどに利用出来ます。

その場で少しだけ舐めてみた限り、独特の臭みがあり美味しいものではありませんでした。
また、未熟果には毒性の強い「ソラニン」(ジャガイモの芽に含まれることで有名)があるので、見かけても生で口にするのは避けましょう。
日本で見られるイヌホオズキの仲間も食用にはなりませんのでご注意ください。

***

話は変わりますが・・・
その昔、”ハックルベリー・フィン” と言えば、”トム・ソーヤ” の親名の名前としてしか知らなかった私、長じて「ムーン・リバー」の歌詞で再会した時、懐かしさと共に、アメリカの人々の心の中で「ハックルベリー」の名前が持つ、幼い頃を思い出す郷愁のようなものに共感しました。日本だったら「桑の実」でしょうか。

Two drifters, off to see the world
There’s such a lot of world to see
We’re after the same rainbow’s end
Waiting ’round the bend
My huckleberry friend
Moon river, and me

ハックルベリー・フィンの様な、又は、ハックルベリーを共に摘んだ幼馴染み、冒険仲間、のような意味合いなのかな。
口の中を紫色に染めて笑い合った友達の顔が思い浮かびます。

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2024年11月30日

イヌマキの果実

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イヌマキの不思議な形の果実は、図鑑等で目にしたことはありましたが、実物を初めて見て味わうことも出来ました!

2024.11.13 多摩丘陵
イヌマキ 犬槙 マキ科
R0010068 イヌマキ 果実m.JPG
赤と緑の串刺し団子のような独特な果実

R0010069 イヌマキ 果実m.JPG
赤く熟した(花托→種托)
緑の套皮(とうひ)に包まれた種子。
赤い方は薄甘く粘り気があって食べられる。緑の方は人間には有毒。

PB139010 イヌマキ 果実m.JPG
さて、味見・・・薄甘く粘る・・・ヤドリギの実を食べたときのトラウマが甦る。

美味しい部分が下なので、種子も一緒に食べて貰おうというのか、または邪魔なので先に落として貰おうと言うのだろうか?
無駄な進化はしない筈なので、こうなった理由がある筈・・・今度は鳥が食べるところを見てみたい!

そう言えば、「呪術廻戦」の一年組は三人とも植物関連名(虎杖、伏黒、野薔薇)だけれど、2年組の狗巻先輩も漢字違いでイヌマキで植物、しかも葉っぱは棘のよう・・・あ、禪院先輩もマキで植物! パンダ先輩は・・呪骸(樹骸)これは強引すぎでした。 

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オオミゾソバ 大溝蕎麦?

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ミゾソバの変種、オオミゾソバという存在を初めて教えて頂きました。手持ちの図鑑類には記載がなく、ネット検索情報を総合して比べてみました。

2024.11.13 多摩丘陵
オオミゾソバ? 大溝蕎麦 タデ科 
R0010077 オオミゾソバm.JPG
・○草丈がミゾソバより大きく立ち上がる。
・△花はミゾソバより大きく、花被片の先が尖っている。
・△花色はミゾソバより濃いものが多い。

R0010081 オオミゾソバm.JPG
・○葉の中央部のくびれが大きい。
・○葉柄にハッキリとした翼がある。
・△葉柄の翼が幅3oと大きくて目立つ。

R0010078 オオミゾソバm.JPG
・○閉鎖花の着く地中茎が長い(10〜30cm)
・○閉鎖花の花柄が長い(5cm以上)

今までミゾソバと思っていたものの中にオオミゾソバがあったかもしれません。
↓これなどは、花の特徴だけみるとオオミゾソバに合致します。
2022.09.25 飯能
P9251252 (2)ピンク色のミゾソバ.JPG
葉の特徴他、次に行ける機会があれば捉えて来ますね。

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2024年11月21日

RICOH R10 撮影会(7)極小ラン バルボフィルム・ファルカタム

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神代植物公園の大温室、華麗なランの花が咲き誇る中、花径4mm、高さ8mm程の極小のランの花に目が留まりました。ピントが合うか・・・

バルボフィルム・ファルカタム ラン科
R0010063 小さなランm.JPG

あまりにも小さくて、昆虫にも、クモにも見えて来ます。

なんだか笑われているようにも・・・
R0010065 小さなランm.JPG

撮れた!と喜んでばかりで種名のメモを忘れました。グーグル先生も教えてくれず・・・

<追記>
 種名不明でしたが、今朝の検索で英語サイトがヒットし判明しました。バルボフィルム・ファルカタム 'ジャングル・ジェム’
 バルボフィルム(鱗茎から葉が出ている)属のファルカタム(鎌のような花茎の様子から)

 アフリカ中西部・標高1,400m以下原産の着生ラン。

 この花茎の先の方がヘラのように広がっている様子を「鎌」とも「コブラ」とも見立て「コブラ・オーキッド」の別名も。

 「かぎけん花図鑑」さん内に飛びます。
 バルボフィルム・ファルカタム ’ジャングル・ジェム’

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ラベル:ラン科 温室
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2024年11月20日

RICOH R10 撮影会(6)アリストロキア・トリカウダタ

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神代植物公園の大温室、ウマノスズクサ科の変わった花をもう一つ。

アリストロキア・トリカウダタ ウマノスズクサ科
R0010059 アリストロキア・トリカウダタm.JPG
こちらは、森の長老・・・といった風情。
いきなり森の中でこんな顔がぶら下がってるのに遭遇したら、声をあげてしまいそう!

学名のアリストロキアは「最良の出産:胎児のような花型から?」、トリカウダタは「3本の尾」の意。
メキシコ原産の絶滅危惧種。日本では温室でも結実していないとのこと。
日本にはいない、受粉に必要な昆虫などが決っているのでしょうか?

R0010060 アリストロキア・トリカウダタm.JPG
後ろ姿をみれば、
「ああ、ウマノスズクサ科の花だ」
と納得でした。

(参考)オオバウマノスズクサの花
P5045442 オオバウマノスズクサm.jpg

P5045445 オオバウマノスズクサs.jpg P5045443 オオバウマノスズクサs.JPG
横からみた蕾の頃の姿は正に「胎児」!

日本のウマノスズクサ、オオバウマノスズクサも、かなり変わった花型ですが、世界の環境に応じた多様性には驚くばかり。

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2024年11月19日

RICOH R10 撮影会(5)アリストロキア・サルバドレンシス

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大温室の中・・・突然、マックロクロスケの群れが!

アリストロキア・サルバドレンシス
PB128994 アリストロキア・サルバドレンシスm.JPG
カサコソこっちに向かって歩いて来る? 何、何、夢に見そう!
何でまた、地面に群れて這ってるの!?

R0010058 アリストロキア・サルバドレンシス.JPG
ダース・ベイダー? あれは伊達政宗公がモデルだったのでは? こっちも確かに似ている・・・

学名のアリストロキアは「最良の出産:胎児のような花型から?」、サルバドレンシスは「エル・サルバドルの」

ウマノスズクサ科は奇妙な形の花、しかも咲き方も多様で、毎度ビックリさせられます。

(つづく)

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2024年11月15日

RICOH R10 撮影会(1)タイワンホトトギス

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2024.11.12 神代植物公園にて R10 撮影会。

武蔵野自然塾の大先輩で、素晴らしい生物や自然を撮影されるY師匠に、コンパクトデジカメのRICOH R10 を薦められ、丁度よい中古品が出たときに急いで落札。設定など一度教えて頂いたものの、マニュアルも無く少し使ったきりになっていました。

そんなことだろうと見越されて、Y師匠が神代植物公園で撮影研修会を開いてくださいました。観察園相棒のF嬢と、この千載一遇のチャンスを生かして、使えるようになるぞ!

ヒメコマクサ? 神代植物公園アプローチ花壇
PB128990 ヒメコマクサm.JPG
未だ研修前、いつものOlympus TG-4 で撮影。確かヒメコマクサと名札が付いていたと思うのですが、素性は分かりません。
ネットで検索すると一番近そうなのはヒメケマンソウでした。植物園で名前間違えるかなぁ 未だ和名が定まっていないのかもしれません。

公園入口で集合して入園、先ずはテーブル席でR10をY先生と同じ設定に細かく合せて・・・電池を抜くと設定がデフォルトに戻ることがあるとかで、全部メモも残しました。

いよいよ撮影開始。最初に目に留まったタイワンホトトギスを撮るとボケボケ・・・
のっけから、
「僕はそんな風に手を伸ばして撮らないよ」
「しっかり脇を締めて腕を固定して」
との師匠のお教えあり。
そういうことを気を付けて撮る時もあるけど、歩きながらパッといい加減に撮る時も多々有り・・・しっかり問題点を見抜かれてしまいました。

案の定、最初の2枚は暗い林縁で手ぶれのピンボケでした。師匠の教えを守って撮ったのがこちら。

タイワンホトトギス R10にて撮影
R0010016 タイワンホトトギスm.JPG

出だしとしては、まぁまぁ良いのでは・・・気をよくして、次は何を撮ろうかなぁ・・・

(つづく)

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2024年11月07日

ヤクシソウ 薬師草

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ヤクシソウ 薬師草 キク科アゼトウナ属
別名 ウサギノチチ/ウシノチチ/チグサ/チチグサ/ウマゴヤシ
PA268745 ヤクシソウm.JPG
早いものは、夏の終わり8月末には咲きだし、冬の始まり11月末頃まで咲き続け、長い間かわいらしい黄色の花で山の岩肌などを彩ってくれます。

また、茎葉を傷つけると白い汁が出ること、食用、家畜の食草にもなることから、沢山の別名で呼ばれています。

2024.11.07 玉川上水
PB078911 ヤクシソウm.JPG

ヤクシソウPA304255.JPG
茎葉は浅い鋸歯のある倒卵形〜長楕円形、基部が張り出し茎を抱きます。

PB078919 ヤクシソウm.JPG
てっきりニガナ属かと思っていたら、図鑑により、オニタビラコ属、アゼトウナ属と記載が異なっていました。
拙ブログでは、「DNA分類体系準拠」の山渓ハンディ図鑑からアゼトウナ属としています。

越冬するロゼット状の根生葉
PB078912 ヤクシソウm.JPG
茎葉とは違い、根生葉には長めの葉柄と紫の葉脈があります。

ヤクシソウの名前の由来は、
・この根生葉(または茎葉)が薬師如来の光背に似ているから
・薬師堂の傍でみつかったから
・薬草(皮膚の腫れ・炎症止め)として使われていたから
等、諸説言われていますが、不明のようです。

冠毛のある種子 2023.12.27
PC273103 ヤクシソウm.JPG
タンポポに似た小さな綿毛のついた種子を風で飛ばします。

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2024年11月04日

ツルリンドウ 蔓竜胆

ご訪問ありがとうございます

ツルギキョウの記事を書いていたら、ツルリンドウを纏めて書いていないことに気づきました。登場回数は多いのに・・・

ツルリンドウ 蔓竜胆 リンドウ科
P8169731 (2) ツルリンドウm.jpg
花の形はリンドウなのですが、リンドウらしい青色の花ではなく、外側が僅かに青紅色があるくらいで、白っぽいものが多いです。

P8249789 ツルリンドウ.jpg
時に、これくらい青味が濃い花があると嬉しくなります♪

蕾              純白の花
P7227356 ツルリンドウs.jpg P9030336 ツルリンドウs.jpg

花筒の中で赤くなった果実   花筒から出始めた果実
PA031039 ツルリンドウs.jpg PB252467 ツルリンドウs.jpg

赤い実が沢山ぶら下がっていて可愛い!(高尾山)
PB262235 ツルリンドウm.JPG
蔓性なのですが、余りぐるぐると枝などに巻き付いて高い所まで行っているのは見たことが無く、大体は地を這っているか、この写真のように斜面から垂れ下がっていることが多いです。

たまにぐるぐる巻いているのを見かけると、大体誰かが巻き付けたなぁ・・・と人為的なものを感じます。どうも、巻き付いて日の当たるところまで上ろうという意欲が高くないように思います。

出来れば地を這って楽に明るい所に出ようとしているか、高い木が倒れるなどして林床に日が入る日を大人しく待っているタイプかなと。

テングノコヅチ?(妙法ヶ岳) 芽吹きの頃(麻生山)
PB242161 ツルリンドウs.JPG PB172109 ツルリンドウs.JPG
地を這って巻き付かず、果実が上を向いて着く、花も実もツルリンドウより小型な種を「天狗の小槌」と呼ぶそうです。これは若しかしたらそれかもしれません。

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2024年11月03日

ツルギキョウ 蔓桔梗

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今年は大好きなツルギキョウの花の時期には出会えませんでしたが、赤くなった果実をみつけました。

ツルギキョウ 蔓桔梗 キキョウ科 
果実 2024.10.26 高尾山
PA268773 ツルギキョウm.JPG
今頃はもっと赤くなっているかなぁ・・・雨でイベントが中止になり、暫く高尾山に行けてないのです。

高尾山でも、もう少し沢山見ることが出来る「ツルリンドウ」と混同されがちですが、あちらはリンドウ科で科レベルで別の植物です。

キキョウ科とリンドウ科、どちらも蔓性になると、赤い液果がなる不思議。植物の生存戦略は巧みです。

果実の大きさは大体花と同じで1cmほど。
PA268770 ツルギキョウm.JPG
果実が緑の内は、葉や蔓の雰囲気を知らないと、なかなかみつけられないかもしれません。

花 2023.09.26
P9260753 ツルギキョウm.JPG
同じキキョウ科のジイソブをスッキリ小さくした感じ。

PA081220 ツルギキョウm.jpg
果実は花よりもジイソブやバアソブによく似ています。

PA081222 ツルギキョウm.JPG

葉や蔓
PA304275 ツルギキョウm.JPG
小さくしてしまった画像を引き伸ばしたのでぼやけていますが、ハート型の葉と全体の雰囲気が伝わるでしょうか。

ここまで書いて「ツルリンドウ」の記事をリンクしようと思って調べたら、あれれ、なんと一度も書いてない!? もっと希少なホソバ(ノ)ツルリンドウは書いてるのに・・・。

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2024年10月28日

ミズヒキ と シロヨメナ の紅白

ご訪問ありがとうございます

秋の花の楽しみの一つに姿や色合いの調和の美しさがあります。

ミズヒキとシロヨメナ 私が好きな組み合わせのひとつ。
2023.10.13
PA131245 シロヨメナ ミズヒキm.JPG
丸くて真っ白なシロヨメナの花の集まりと、細くて赤勝ちの紅白のミズヒキの花穂の調和がいつ見ても素晴らしい! シロヨメナの葉色が深緑なのも花色をぐっと引き立てています。
誰かが寄せ植えした訳でもなく自然にこの場所をお互いに選んだ結果、醸し出しているこの雰囲気に魅了され、毎年楽しみにしていました。
PA131246 シロヨメナ ミズヒキm.JPG

それが今年は、どうしたことか、折れた枝やむしった草などがこの群生地の上に投げ込まれていて無惨な姿になっていて、とても全景を撮る気持になれず、辛うじて残っていたきれいな部分だけ撮影。公式な伐採・除草の仕事だったら片付けをきちんとなさるはずなので、気まぐれな誰かの仕業なのかなと思います。

2024.09.28
P9288156 シロヨメナ ミズヒキm.jpg

宿根草なので、来年はこんな風にならず復活して欲しいと願っています。またダメージを受けないうちに気がついたらゴミを除けてやりたいです。

皆さんも荒らされないように見守っていてくださいね。高尾山山頂下トイレの前の分岐地点、斜面の縁です。

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2024年10月26日

優しい色の アキノノゲシ

ご訪問ありがとうございます

 秋は「赤」より派生した言葉とも言われるように、明るくハッキリした色合いが目に付く中、アキノノゲシの花の何とも言えない薄黄色の色合いが秋の空に優しくて、みつけると嬉しくて見入ってしまいます。 

2024.10.25 狭山丘陵

アキノノゲシ 秋の野芥子 キク科アキノノゲシ属
PA258713 アキノノゲシm.JPG
とても良い状態で咲きそろっていて、これなら多くの方も「きれい!」と言ってくださるかなと思いますが・・・

P9090920 アキノノゲシm.JPG
背丈も大きくなり、花も直ぐに萎んで寂しげになり、

P9278124 アキノノゲシm.JPG
どこにでも生えて大きくなる邪魔な「雑草」と見られがちですが、

この唯一無二の優しい色合いの美しさ・・・
PA151493アキノノゲシm.JPG
この色を何と呼べば良いのでしょう。日本の伝統色図鑑などを見ても、ぴったりする名前がみつかりません。絵の具でこの色出せるかなぁ 描いてみたい!

意外かもしれませんが、実は野菜のレタスも同じアキノノゲシ属で花もよく似ています。そして、アキノノゲシの葉も柔らかい時は食べられますよ♪

花後には綿毛を膨らませます。
PA258714 アキノノゲシm.JPG

その下には黒々とした種子。
PA258715 アキノノゲシm.JPG
ふわふわ良い場所に飛んでいって、しっかり芽を出して来年も楽しませてね。

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2024年10月25日

マヤラン 摩耶蘭

ご訪問ありがとうございます

 数年前に公園内で見かけ、確か翌年にも開花を確認しましたが、その後、姿を見ないなぁと思いつつ探すことも忘れていました。

 最近、他所でマヤランが咲いているという話を幾つか耳にし、
「今頃咲くのだったっけ?」
「猛暑の影響で開花が狂ってるのかな?」
などと考えていたら、思いがけず数年前に咲いていた場所の一段下がった所の笹藪が刈られた中で久し振りに咲いているのをみつけました。以前の株から種子が飛んだのでしょうか? 

 最短、発芽から3年程で花を咲かせるそうですが、私が気づかなかっただけで、数年前からずっと咲き続けていたのかもしれません。

マヤラン 摩耶蘭 ラン科シュンラン属  2024.10.25 狭山丘陵
PA258719 マヤランm.JPG
未だ神戸にケロが住んでいた頃に登った摩耶山で初めてみつかったのだと聞き、俄然親しみが湧いてしまった蘭です。絶滅危惧種といわれながら、意外と公園等でみつかることが多いのは、雑木林の下草刈りなどがされている環境が良いのかもしれません。

PA258716 マヤランm.JPG
背丈も小さく、地味な色合いで草むらに溶け込んでいますので、気づかれることは殆どなさそうです。私も帰りに再度写真を撮ろうとしてみつからず、ちょっと焦ったほどでした。

PA258717 マヤランm.JPG
小さくとも、蘭はやはり気品がありますね。

PA258718 マヤランm.JPG
横顔を見ても、また萎みかけた姿でさえ貴族のお姫様のようで、失礼のないように遠慮がちに撮影していた私です。

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2024年10月20日

キクイモ 天高く

ご訪問ありがとうございます

高坂駅に向かってのぶらぶら歩きの途中、天高く咲きそろっていたのは・・・

キクイモ 菊芋 キク科ヒマワリ属 2024.10.13 東松山市
PA138515 キクイモm.JPG
背丈が大きいのは「ヒマワリ属」の血筋からでしょうか。
北アメリカ原産、幕末の頃に渡来。
地中に出来るサトイモの様な形の塊根を飼料等にするため戦時中に栽培された名残りで、畑の隅などで昔は良く見かけましたが、久し振りに伸び伸びと育っているのを見ました。

2022.09.09 飯能
P9090924キクイモs.JPG PA051329キクイモs.JPG
こちらは荒れ地の土手に咲いていたので、若しかするとイヌキクイモかもしれませんが、塊根が小さい以外は花はよく似ています。
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2024年10月19日

イシミカワ 石実皮

ご訪問ありがとうございます

2024.10.13 埼玉県高坂

♪知〜らな〜い町を〜歩いて見〜た〜い

「カビ・きのこ・粘菌研修」の後、美味しいお蕎麦を頂き気分良くバスに乗って高坂駅へ・・・の予定でしたが、折角全く知らない町へ来たのだし、余りにも良いお天気だし、
『歩けない距離じゃないな〜♪』
と、スマホの地図を頼りに歩き出すと、秋の空は青く高く風爽やか・・・最近短くなってしまった秋を一人ぶらりと満喫しました。

sPA138499 高坂駅へ.JPG PA138500 高坂駅へs.JPG
のどかな景色・・・こんなに広いのに誰にも会わない。と思いきや、大好きな植物に出会えました!

イシミカワ 石実皮/石見川/石膠 タデ科イヌタデ属
PA138507 イシミカワm.JPG
紫・青・ピンク・白緑・・・この美しい色の変化と調和は、ノブドウの果実と双璧ですよね。
この色づいている部分は萼片が多肉化したもので、中に黒い種子が包まれています。

PA138503 イシミカワm.JPG
果序(花序)の下には、お皿のように丸い苞がついていているのもカワイイ

PA138505 イシミカワm.JPG
色づき方は様々で、下からとも上からとも限らないようです。陽当たり具合にも依るのかな?

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とまっている緑の平たいカメムシみないなのはナンダロウ?

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鏃のような三角の葉。葉柄は蓮の葉のように葉の裏面から伸びています。葉柄にも茎にも蔓を引っかけて這い上がっていくための下向きの棘がびっしりついています。生えて欲しくない所に生えた場合、非常に厄介者でしょうね。

PA138511 イシミカワm.JPG
花序の下の苞葉も葉の下の托葉も茎が真ん中を突き抜けているのも面白い。独特な個性が光り、一度見たら忘れられない植物。

名前の由来は諸説あり、はっきりしないそうです。
・石の用に固い実が皮に包まれている。
・かつて大阪の石見川で採れたものが薬効が高いとされた。
・南方熊楠が柳田国男にあてた手紙に、
 「この草を用い薬とし、威神膏とか一心膏とか名づけたるより、イシンコウ、イシミカワと転訛したるかと察し申し候」とあった。
・東北地方の骨折の民間薬で膠のように骨に貼ったから。(他の植物と誤認されたとも)

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2024年10月18日

オギ と ヨシ

ご訪問ありがとうございます

2024.10.07 東村山市北川

川辺に揺れる オギ 荻 イネ科キビ亜科
ヨシ 葦 イネ科ダンチク亜科
PA078370 オギ ヨシml.jpg
イネ科に弱くて、秋の日に光るススキが綺麗〜と撮ってきたけれど、よく考えてみたら水の中に生えるのはオギ? 根元も芒も観てこなかったけど、「ススキは水中には生えない」と図鑑にあるので、きっとオギなのでしょう。いい加減ですみません(。。;)

そしてその隣には、多分ヨシ。ツルヨシとか似た種もあるようだけれど、私には分かりません。後で分かったら訂正しますね。

ヨシの群生
PA078367 ヨシm.jpg

ヨシセイタカアワダチソウ 背高泡立草 キク科
PA078369 ヨシm.jpg
黄色のセイタカアワダチソウのお蔭で、一本立ちの姿が見えたヨシ。
他者の発育を抑制するアレロパシー作用が蓄積し自分の種子の発芽も抑制しはじめたとこと、また肥料分も使い果たし土壌の栄養不足で、姿が減ってきたセイタカアワダチソウが細々と残っていた。水の流れがあるので、アレロパシー物質も溜まらないけれど、栄養は足りてない模様。

オギフジバカマ
PA078371m.jpg
このフジバカマは園芸店で売られている外来の繁殖力の強いタイプと思われますが、今時得がたい秋の風情は良き。

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