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ヒメウラナミジャノメ 姫裏波蛇目
タテハチョウ科ジャノメチョウ亜科 花はミゾソバ
近縁種のウラナミジャノメは絶滅危惧種ですが、こちらは未だ近辺でも普通に見られます。幼虫の食草であるチヂミザサもススキも沢山生えているので安泰のようです。
「裏浪」といえば、葛飾北斎の大きな波が振りかぶる波裏からの富士山の雄大な浮世絵が思い浮かびますが、名前は後翅裏のさざ波模様からでしょうね。
後翅裏(翅を閉じたときに見えている側)の蛇の目模様が普通は5コ。6〜8コの個体も(この個体も良く見ると6コ)。
学名 Ypthima argusのアルガスは100の目を持つ巨人アルゴスに因んでいるそうです。この小さな蝶に、常にどの目かが覚めていて死角のない巨人の名前とは・・・孔雀の羽の目玉模様も同様に「アルゴスの目」と呼ばれています。人にも動物にも大きな沢山の目の威嚇力は大きそうです。
ウラナミジャノメ(近年、生息地である湿地の消滅や生息地の孤立化及び生息地のブッシュ化、森林化により急激に減少し、本州産亜種が環境省レッドリストの絶滅危惧II類に指定されている)
幼虫の食草は、イネ科ササクサなど、カヤツリグサ科。
後翅裏の蛇の目模様は3コ。
山野草を見ていると、そこへやってくる虫や鳥たちにも目が留まります。元々虫も鳥も好きでしたが、植物ほどのめり込んで来なかったので、今更ながら少し足を踏み込んでみようかなと・・・。願っても叶わないような昆虫や鳥の師匠が身近にいてくださるのに勿体ない! この期を逃さず追いかけたいです。
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2024年11月06日
2024年11月04日
葦の葉を編んだのは誰?
ご訪問ありがとうございます
2024.10.22 埼玉県 北本自然観察公園
えええっ! これは何? ヨシの葉が梯子状に編まれている・・・一体、誰のイタズラ!?
近寄って見ると、う〜ん、どうも人間の仕業ではなさそう・・・
おお、タイムリーにちゃんと傍らに看板が!
看板によれば、タテシマノメイガという蛾の幼虫の仕業とのこと。梯子状になっていく仕組みが説明を読んでもイマイチ良く分からないけれど・・・。NHK辺りがこの巣が育って梯子になっていく様子を動画にしてあげてくれないかなぁ
分解して中を見てみたいけれど、編まれていたのはこのヨシ1本だけだったので、それも叶いませんでした。
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近寄って見ると、う〜ん、どうも人間の仕業ではなさそう・・・
おお、タイムリーにちゃんと傍らに看板が!
看板によれば、タテシマノメイガという蛾の幼虫の仕業とのこと。梯子状になっていく仕組みが説明を読んでもイマイチ良く分からないけれど・・・。NHK辺りがこの巣が育って梯子になっていく様子を動画にしてあげてくれないかなぁ
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2024年02月06日
オオムラサキ 越冬幼虫
昼前から降り出した雪、こちらでは5cm程となり、まだしんしんと牡丹雪が降り続いています。
この雪の下、先日エノキの根元に積もった落ち葉の裏でみつけた、オオムラサキの越冬幼虫(4齢)はどうしているでしょう。
2024.1.11
体色は、葉が緑の内は緑色、茶色になれば茶色にと、葉脈状の模様まで見事な擬態で、目が慣れないと見つけるのも困難です。
厚く積もった落ち葉のベッドの中、羽布団のような雪に守られた方が、寧ろ保温もされ湿度もあって居心地が良いかもしれないですね。
エノキの木をご存じでしたら、日本の国蝶オオムラサキの幼虫たちが眠っているかもしれない根周りを踏まないように、そっと見守りをよろしくお願いいたします。
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2024年01月31日
アオスジアゲハ 羽化
ご訪問&応援、ありがとうございます
2024.01.29
暖冬と室内暖房システムの不調が重なって、1月だというのに観察園管理棟内の気温が20℃近くまで上がり、アオスジアゲハが羽化してしまいました。園内には、アオスジアゲハの幼虫の食草である大きなクスノキがあり、自然繁殖していますが、観察のために管理棟内でも飼育しています。
狭い蛹用越冬ケースの中では狭すぎますし、かといって外に放しても吸蜜植物も咲いていないので、ケージの中に放すことになりました。ケージ内でも長くは生きられないと思いますが、せめて少しの間だけでも自由に羽ばたけたらと・・・
室内では冴えない翅色も、外の光では輝きを増します。
外の風に当たり、少し寒かったのかじっと動きませんでしたが、
相棒の手の温もりがつたわったって、あ、こっちに気がつきましたね。
「ありがと、じゃねっ!」
と手を挙げて?サヨナラです。成虫越冬は難しいと思いますが、束の間の羽ばたきを楽しんで・・・
もう他の蛹たちが羽化してしまわないように、卵からの孵化もないように、越冬生物たちは暖房が当たらない板の間に移しました。
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2024.01.29
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2024年01月11日
国蝶オオムラサキ 越冬幼虫
ご訪問&応援、ありがとうございます
思いがけないこともあるもので、会いたい会いたいと思っていたオオムラサキの幼虫が、シダの勉強会に出掛けた森でみつかりました。
2024.1.11
体色は、葉が緑の内は緑色、茶色になれば茶色にと、葉脈状の模様まで見事な擬態で、目が慣れないと見つけるのも困難です。
厚く積もった落ち葉のベッドの中、羽布団のような雪に守られた方が、寧ろ保温もされ湿度もあって居心地が良いかもしれないですね。
エノキの木をご存じでしたら、日本の国蝶オオムラサキの幼虫たちが眠っているかもしれない根周りを踏まないように、そっと見守りをよろしくお願いいたします。
戻って来て振り返れば夕焼けに冬枯れ木立のシルエット・・・
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思いがけないこともあるもので、会いたい会いたいと思っていたオオムラサキの幼虫が、シダの勉強会に出掛けた森でみつかりました。
2024.1.11
体色は、葉が緑の内は緑色、茶色になれば茶色にと、葉脈状の模様まで見事な擬態で、目が慣れないと見つけるのも困難です。
厚く積もった落ち葉のベッドの中、羽布団のような雪に守られた方が、寧ろ保温もされ湿度もあって居心地が良いかもしれないですね。
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