2021年09月16日

「22歳の別れ」

 フォーク・デュオ「風」、伊勢正三さんの相方の大久保一久さんの訃報が届き、思わず動画サイトで「22歳の別れ」を聞いた。イントロを聴いただけで中学卒業間近の自分に戻る。未だ22歳も17歳も遠い未来と思っていたあの頃に。

 伊勢やんの声に溶け込むようにハモる大久保さんの歌声が優しい。ソロの部分より、ぐっと胸に沁みる忘れられないあのメロディ。

 17歳から付き合った彼と別れ、22歳の卒業と共に他の男性と結婚する「私」の最後のお願いが「あなたは、あなたのまま変わらずに居て下さい、そのままに」って、「今でも好きだってこと? 親の勧めで好きでも無い人と結婚するの?」 そんなこと考えてもいたなぁ なんて昭和の世界なのだろう。

 クラス一同で、バイオリンが弾ける人の演奏で「22歳の別れ」「精霊流し」を合唱し録音した「カセット・テープ」があったっけ。繰り返し聞いた、高音部がちょっと苦しそうなみんなの懐かしい歌声。カセット・テープが何処かへいってしまっても、22歳が遠い昔になってしまっても、脳内に再生される。

 みんな元気かなぁ きっと、あの時のクラスの何人かは、今、「22歳の別れ」の歌声を思い出しているのではないだろうか。

 大久保さん、本当の「風」になっても、私たちは思い出と共にこの歌を忘れません。素敵な歌を私たちの人生にプレゼントして下さり、ありがとうございました。向こうでKさんに会ったら、一緒に歌ってやってくださいね。


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posted by 山桜 at 16:31| Comment(7) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年09月07日

東京2020パラリンピック閉幕

 パラリンピックが終わり、2ヶ月ぶりに病院へ向かう駅への狭い道、ビッコを引いて歩く私に小学生が三々五々向かってきます。
「ああ、また、私が道を譲っても、気にもせずに通り過ぎて行くのだろうな」
と、思っていたら、なんと、
「どうぞ・・・」
と、男の子がさっと道を譲ってくれるではありませんか。

 その後も、道に広がってお喋りしながらやってきた女の子達が、無言で一列になって私を通してくれました。

 「ありがとう、ありがとう」
そう言いながら、涙がじわっと湧いてきて困りました。

 パラリンピックを観て、何かを感じてくれたのでしょうか。それとも先生から障害者への思いやりのお話を伺ったのでしょうか。

 電車の中でも、これまでは足を広げ、スマホから目を離さず、身じろぎもせず座っていたような若者が、パッと、それも、はにかむような笑顔で席を譲ってくれました。

 パラリンピックのお蔭で、何となく、世の中が優しい空気に包まれていたようです。どうかこの優しさがずっと続きますように。
 

 
posted by 山桜 at 15:44| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年07月25日

優しい事を言えないなら、何も言わないこと

 バンビが生まれたばかりでヨロヨロ立ち上がるのを見て、ウサギの子が笑ってからかうと、お母さんが静かに諭します。

“If you can’t say something nice, don’t say nothin’ at all.”
「優しい事を言えないなら、黙っていなさい」

 東京オリンピック2020の開会式を最初から最後まで見て、私は昨日書きましたように感動すれこそ、ちょっと長い挨拶以外にマイナスの感情はありませんでした。それも、苦難を乗り越えての開催に感極まって話しすぎてしまったのだろうと、お疲れさまの気持でした。

 世界の反応も概ね、この状況下で抑制され中にもメッセージを感じた開会式だった、日本はよくぞ開催してくれた、と好意的に受け止められていると感じています。

 それを、まるで鬼の首を取ったように、「ガッカリした」「金を返せ」「ダサい」「しょぼい」「手抜き」などと批判する人達は、この厳しい状況下での式典に何を期待していたのでしょう。

 盛大にやればやったで「その分の費用をコロナ禍対策や復興支援に回せ」等と、難癖をつけるでしょうに。

 未だに「中止!」を叫んで、選手達に悲しい思いをさせている人たちもいます。この人達には、繰り返しお伝えしたい、
「出来ない理由を並べるよりも、出来る方法を考えましょう」と。

 人が悲しくなるような言葉しか発せないのなら、黙って口を閉じていること。

 傍に居る人が幸せになるような言葉を心がけたいと思います。


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posted by 山桜 at 14:57| Comment(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年07月01日

夏越しの大祓

 6月30日、一年の半分が過ぎ「夏越しの大祓」となりました。今年は茅の輪のある神社まではとても歩いて行けず、鎌倉とんぼさんのお祓いも受けられず、大掃除も出来ず・・・で、鍋の汚れを落としてピカピカにしながら半年分の穢れを落としておりました。

 お陰様で、夜半から午前中にかけての大雨の被害はなく、辺りはすっかり清められたようで、小鳥の声も猫の声も聞こえず、怖いくらい静かです。嵐の前の静けさでないことを祈ります。

 幸いというか、私のように満足に夏越しの大祓が出来なかった方も、日本には「旧暦」というものがあります。夏越しの大祓を7月末にする地域もありますので、焦らずとも、あと一月の間になんとか半年分の穢れを落として、今年の後半を迎えましょう。


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ラベル:夏越しの大祓
posted by 山桜 at 10:55| Comment(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年06月21日

第三腓腹筋という破格筋

 ちょっと更新の間が空きました。 18,19日と父と主人の月命日が続き、20日の「父の日」と相まって何となく湿っぽくなり、膝の具合も芳しくなく静かに過ごしておりました。

 それが今日、接骨院でリハビリを受けていた時、
 「おっ、第三腓腹筋がありますね!」
と先生に言われ、初めて聞く単語に何のことやら?でしたが、
 「これがある人は殆ど居ないんですよ〜」
と伺い、何だか嬉しくなり、俄然興味が湧いて来ました。

 早速、調べてみると・・・

 「下腿三頭筋」というのは、ふくらはぎの筋肉で「腓腹筋」「ヒラメ筋」の2つの筋肉から構成されていて、姿勢を保持したり、歩行や階段、スポーツのパフォーマンスに役立つ。また、ふくらはぎは「第2の心臓」と言われ、足の血行促進の役割を下腿三頭筋が担っている。

 「第三腓腹筋」とは内側外側の2つの腓腹筋のどちらかに沿って存在する破格筋の一つ。「破格筋」とは殆どの人では退化して見られなくなっている種類の筋肉。ということのようです。

 まぁ退化するくらいですから、現代の生活では使われていない筋肉なのでしょう。人種で出現率に差があって、調査された範囲では、アイヌ人(40%)>日本人(約4.57%)>黒人(約3.45%)>白人(2.93%)と言う順序で、何だか古来の遺伝子を受け継いでいるようで、これも嬉しい気持です。

 研究も殆どされていないようで、どんな役割をしているのかも良く分からず、普通は無くても困らない筋肉かもしれませんが、今の私のように膝に故障があると、何かしらその部分を補ってサポートしてはくれないかと期待してしまいます。

<参照文献>
 第三腓腹筋の3例 杏林大学医学部第一解剖学教室


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posted by 山桜 at 11:57| Comment(4) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年05月13日

森の中の雨宿り

 昨日、小雨が降ったりやんだりの空模様の中、軽めの雨装備(撥水の上下)で散歩に出掛けました。私の場合、いつも守られていますし空も味方に付けているので(思い込むことが大事!)、酷く降られることは無いのですが、ちょっと降って来たなと言う時の、雨宿り場所選びは・・・

 先ずは広葉樹、それも葉が重なり合って密になっている木の下に目星を付けます。

アオハダアカシデ
アオダモ・アカシデP5131622.JPG
 青ハダと赤シデ、どちらも小さめの葉を隙間無く密集させるタイプで、仰ぎ見れば、殆ど空が見えないくらいです。

 ところが、大体雨が急に降り出すようなときは風も強いので、その木の真下が最良とは限りません。そんな時は、当たり前といえば当たり前ですが、地面が乾いている場所を探します。

地面P5131623.JPG
画面の上手の方は濡れていますが、下手の方は雨など一日降っていなかったように乾いています。こういう場所は、地面に降った雨水の通り道からも外れている証拠なので最高です。

トチノキ
トチノキP5131625.JPG
トチノキのような大きな葉も降り始めはよく雨を防いでくれます。ただ、本降りになると、大きな葉の先から滴が垂れてくるので、長居は無用です。

 天気を予測する「観天望気」に加え、雨宿りの場所も是非、空を仰ぎ、地に目を凝らし、選んでみて下さい。

 残念ながら写真は上手く撮れませんでしたけれど、春雨そぼふる緑の森にハリエンジュの白い花のシャワーが降り注いでいるのを眺めながらの雨宿り、森の中に自分が溶け込んでしまったような夢見心地のひと時でした。そしてジャケットがほんのり湿った程度で、無事に帰宅。早速、今日も守ってくれてありがとう、と手を合せました。

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posted by 山桜 at 20:58| Comment(4) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年04月12日

給湯器のエラーコード 140

 溜まっていたブログ記事を書き終えて、さぁ、お風呂を沸かそうとしたら、リモコン・パネルにエラーコード【140】が点滅して作動しなくなりました。 スイッチON/OFFを繰り返しても同じ、「あ〜、いよいよその時が来たか・・・」諦め気味にエラーコードを調べると、
 【エラーコード140 過熱防止装置作動】
自分で何とか出来る状況ではなく、要メーカーに連絡、とのこと。

 こういう切迫した状況に対応する為、ちゃんと24時間サポート体制があるのですね。早速連絡すると、こんな遅い時間でも対応して下さり、翌朝一番で連絡が来るとのことでした。

 そして今朝、電話が来て9:30には修理の方が到着とのこと。早いのは有り難いけれど、朝食を頂いたばかりでバタバタと忙しくなりました。膝が腫れて痛いからと色々家事をサボっていたので、慌てました〜(^^;)そしてイザとなると、動けるから不思議。

 給湯器の耐久年数は10〜15年と言いますので、家のは9年目でちょっと早いのですが、いつ壊れるかとビクビクして使うのもいやなので、同等機種と交換することにしました。驚いたことに9年前より給湯器が大分安くなっていました。何でも値上がりが当たり前と思っていたので意外です。どうか今度は「当たり」の機器で長持ちしますように・・・。

 新しい給湯器は、リモコンパネルの文字も大きく見やすくなって、少し機能も便利になっていました。気になっていた使用時の異音もしなくなり、安心して使用できるようになりました。テキパキと朝一番から気持ちよく作業して下さった方々に大感謝です。

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ラベル:給湯器 故障
posted by 山桜 at 13:37| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年03月15日

お久しぶりです。

 皆さま、お久しぶりです。 もうじきKさんが旅立ってから丸4年が経ちます。 家に独りでいるのが辛くて、山へばかり行っていたのですが、ここ2年ほど、無理がたたったかストレスが溜まったのか膝の不調で病院通いが続き、ブログを書く気力も失っていました。

 あの年は開花が見せてあげることが出来なかったソメイヨシノ、昨日の史上最速の開花宣言に励まされ、ようやく外歩きも少しずつ出来るようになってきたので、またブログ界に戻ってみようかと思い立ちました。 

 お休みしている内に、ブログのシステムも変わり、スマホからのアクセスが圧倒的多数となり、どうしたものかと迷いつつ、先ずはやってみようと再開です。 

 もう、ご覧になっている方も少ないかと思いますが、どうぞよろしくお願い申し上げます。 山桜 拝

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posted by 山桜 at 00:00| Comment(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年10月23日

即位の礼・天のお祝い



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 即位の礼の朝は雨。出来れば雨があがって欲しいという気持ちと、ご成婚パレードの時のように、その時になれば奇跡のように日が差すに違いないという予感がありました。そして、それは本当に、予想を上回る美しさの天の慶びとして表われました。これはもう、何をおいても書き残しておかねばと、久し振りに出て参りました。

 素晴らしい瞬間のお写真を撮ってくださったこちら方々は、共有をお許しくださっていますので、撮影者を表記の上、ご紹介させていただきます。

即位の礼・虹(byおしざわ氏ツイッター).jpg
「即位の礼の13:00頃 東京の空にかかった大きな虹」
(おしざわ氏撮影・ツイッターより)

即位の礼・富士山(byりっちゃん氏ツイッター).jpg
「即位の礼の日、初冠雪の富士山を巻き上げた神秘的な雲」
 (りゅうちゃんさん撮影・ツイッターより)

 虹も雲も、どちらも龍の化身とされます。
その瞬間を寿ぎ、お力が天に湧き上がるが如き虹の神秘、
初冠雪の富士山に三重に巻き付いた龍雲の神々しい躍動感、
日本人に生まれ、天皇陛下のこの御力にお護りいただける
幸せに、言葉にならない感動を覚えました。

 天皇陛下は、天の中心・北辰。
北辰に従う北斗七星も龍であり水をもたらす柄杓。
龍は水の神であり、陛下のご研究は正に「水問題」。

 今、日本は水害の最中にあり、どれだけ御心を痛めていらっしゃることでしょう。 
この問題は地球的規模であり、今後日本のみならず世界的規模の問題となるでしょう。 日本から治水の大切さを発信しその技術を共有していけたら、それこそが陛下の御心にかなう日本のあり方と思います。

 この他にも、静岡の浅間神社の桜の花が丁度花開いたとか、三種の神器「天叢雲剣」を奉る熱田神宮から皇居に向けて、雨雲とその雨雲を断ち切る一太刀が振り下ろされたとか、神話の世界が目の前に繰り広げられたかのような話が広まっています。

 国民をこのような浮き立つ興奮の世界に導いてくださること自体…嗚呼、この気持ちを共有してくださる方々にはこれ以上の言葉は無用ですね。

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posted by 山桜 at 22:30| Comment(6) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年09月11日

天陽くんと靖枝さん



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 あれもこれもブログに更新できない内に、あっという間に日が過ぎて行きます。 少し前の話題になってしまいますが、お許しください。

 「なつぞら」の天陽くんが、自らの手で子供の頃から開墾したジャガイモ畑の真ん中で、大空に麦わら帽子を放ち、空を仰ぎながら旅立って行きました。

 この北の大地に根を下ろし生涯離れることの無かった、そしてもう動くことも出来なくなった我が身の最後の力を振り絞って、
「俺はずっとここに居るぞ〜!」
と伝えに来たのでしょうか。 それとも、帽子に魂を乗せて自由な空に解き放ったのでしょうか?

 世は「天陽くんロス」と、ファンの方々の哀しみを伝えました。

 私は、最後の最後に、家に戻って家族に気持ちを伝え、大好きだった馬の絵を渾身の力を籠めて完成させ、自分の畑の真ん中で青空の下旅立って行けた天陽くんの死を羨ましいと思い、哀しみはありませんでした。

 ただ、残された苦労を共にしてきた妻の靖枝さんが、天陽君が倒れていたその畑の土に頬をつけ縋りつくように一人突っ伏していた姿を見て、あの半身を引きちぎられたような思いが甦り、久しぶりにボロボロ泣きました。

 32回目の、一人で迎える3回目の結婚記念日がやってきます。 
posted by 山桜 at 15:10| Comment(4) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年07月14日

鎌倉とんぼさん、お安らかに・・・

鎌倉とんぼさんの蓮215_1 (440x292).jpg
鎌倉とんぼさんご撮影の蓮の花 
長い間、山桜のPCの扉の背景に使わせて頂いておりました。

 思い起こせば、既に20年近くの長きにわたり勿体無いご縁を頂き、いつもいつも温かく癒し励まし救いの手を差し伸べて下さった鎌倉とんぼさんが、7月5日に急逝されていらしたとのお報せに昨日接し、愕然と言葉を失い震えが止まらず、ただただ今もって信じられない気持ちでぼうっと手を合せ佇んでおるばかりでした。

 このままでは、何をする気持ちにもなれないので、また書くことで落ち着けたらと思い、書き始めます。

 つい先月まで、いつもと変わらない元気なご様子で拙ブログにもコメントを頂戴し、「夏越の大祓」の為の「人形(ひとかた)」を送って下さっていました。 その時のお便りでお引越しをされたと伺い、SNSの書き込みで喉の痛み等も書かれていらしたので、お引越しで大分疲れていらっしゃるのではと心配してお送りしたメッセージにもお返事がなく、このようなことも初めてでどうされたのかと按じておりました。

 そして、いつもは大祓の後には直ぐにお札やお守りなどをお送りくだされていたのに、今回は一週間が過ぎ十日が過ぎ、二週間になろうとしてもお便りが無いので、流石にこれはご体調が勝れないのではと不安な思いでSNSを開いたところ、丁度その日に急逝のお報せが、おそらくはご家族さまによるプロフィールの更新の形で記載されていて、愕然、呆然自失。 何故か鎌倉とんぼさんが書いてくださった「吉祥天」の梵字(種字)が急に大きく目にとまり、手を合せたばかりのことでした。

 鎌倉とんぼさんには、本当にいつも助けて頂いてばかりでした。 この三月の主人の三回忌には、鎌倉とんぼさんに設計していただいた五輪塔を建立し、納骨と三回忌の供養を執り行うことが出来ました。 一人娘のケロがお墓の継承で悩むことのないように、いつかは五輪塔をと主人とも話し、願っていたことが実現したのも、鎌倉とんぼさんのお導きのお蔭です。

 清々しい白御影石に薬研彫で刻まれた、鎌倉とんぼさんの梵字(種字)や、五輪塔内に収められた経筒のお写経や来迎図等に守られて、お蔭様で主人も安らかに過ごしております。 

 沢山の方々の為にあらん限りのお力を尽くされ、この世のお仕事を全うされてのお旅立ち・・・あちらの世界に行かれても尚、ますます人々の為に尽くされていかれるのでしょうね。 本当に尊いありがたいご存在に頭が下がるばかりです。 

 これまでに頂いたお言葉、ご著書やHP等に残された貴重なお言葉の数々、そして優しい眼差しでシャッターを切られた素晴らしいお写真の数々を胸に、お教えいただいたことに恥じない人生を歩んでまいりたいと存じます。

 いつまでネット上に遺しておいて頂けるか分かりませんけれど、より多くの方々の目に触れることを祈って、鎌倉とんぼさんのHPのリンク先を貼っておきます。 神職の明階位をお持ちでありながら、仏教にも重きを置いて調和をとられた明治の神仏分離法以前を体現されていらした方と思います。

 京都の賀茂別雷神社(上賀茂神社)に縁をお持ちで、賀茂別雷大神を祀られておいででした。 雷鳴を耳にする度に、お姿を思い浮かべておりました。 それは、これからも変わりません。 どうぞお心安らかにと心よりお祈り申し上げます。 合掌

「矢島俯仰のページへようこそ」
 *貴重な日本全国の名墓録 の他、
 *「鎌倉の窓」(写真集)
  自然や風景に寄せる温かい眼差し
 *「神様のぶらんこ」(掲示板)
  悩んでいる方々のご相談への丁寧なお答え

  等に触れることが出来ます。
  但し、ここ数年は、SNSでお話しされることが増えていて、HPはお休み状態でした。
posted by 山桜 at 00:00| Comment(6) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年04月21日

夜桜に月



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<2019-04-18>
P4180116楊貴妃と月 (440x293).jpg

  桜越し 覗く月影 父笑ふ (山桜)

 一年前、父が旅立ったこの日、満開の夜桜にまぁるい月が宿っていた。 

 桜と共に逝った父が、いつも空から見守っていてくれる。
ラベル:夜桜
posted by 山桜 at 22:20| Comment(6) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年03月20日

テレビ新旧交代

 テレビが不調になったのは、いつだったろう? 台風だったか強い風が吹き荒れた後、突然、アンテナの受信状況が悪いというようなメッセージが出て映らなくなった。 この症状は以前にも何度かあり、アンテナのプラグを抜き差ししたり、電源をOFF/ONしたり、B-CASカードを抜き差ししたりで何とか直ってきたので、その内復帰するだろうと思っていた。 

 映ったり映らなかったりしつつ、段々とそれらの処置を繰り返しても映らなくなり、強く見たいという番組も無いので放置している内に、テレビのことを忘れていく自分が居た。

 ところが大阪で大きな地震があった時、ケロについて親戚中から安否の問い合わせあり、何も知らずにいた私は流石にこれはマズイと思い修理を頼もうと思い立ったが、そんな時に限ってまた気まぐれにチョコチョコ映りだすのだから、悩ましい。

 お盆に帰省したケロに遂にネット通信が不自由なガラケーからスマホに買い替えて貰い、情報収集が出来るようになったので、またしてもテレビから遠ざかり、あっという間の師走。 帰省する前に必ず直して置くようにとケロから厳命が下り、地元の電気屋さんに修理をお願いすると、何ともあっけなく格安に直って拍子抜け・・・喜んでいたらまたダメになり晦日近くに再修理。 何とか年末年始は映ってくれたものの、ほどなく不調に戻り、再度修理を依頼するのも躊躇われてそのままに。

 「無用なストレスは排除!」
とばかり、三回忌に帰って来たケロが新しいテレビを選びに同行してくれ、帰宅するとなんとテレビがまたケロリと映るではないか・・・。 捨てられたくなくて頑張っているのかと思うと、2007年にこのテレビを買って大画面を喜び、最後の入院の日まで毎日家で楽しんでいた主人がのり移ったようで泣けて来た。
 
 「ありがとう、ありがとう、よ〜く頑張ってくれてるね」
撫でて労い最後の頑張りを共に数日過ごしていたが、何と新しいテレビが来る日の朝、忽然と映らなくなった。

 私が古いテレビとの別れを後悔したり哀しんだりしないように、そっと役目を終えて新しいテレビにバトンタッチしたかのような潔さ。 物にも魂がある、感謝を籠め、そっと手を合せて見送った。  
posted by 山桜 at 21:47| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年03月19日

♪ミュージックの日



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アオイスミレ/葵菫

 今日、3月19日が「ミュージックの日」だと、今朝知りました。 音楽を聴くのも演奏するのも好きだったKさんが旅立ってから丸2年、三回忌の朝です。 

 春風に吹かれ、大好きなボブ・ディランを口ずさみながら、散歩に出かけるように旅立っていったKさんに相応しい記念日、嬉しくて山へ向かう足取りも軽くなりました。

 春霞のなか、真っ白な富士山も姿を見せてくれ、葵スミレ、高尾スミレの大群落にも出会え、佳き日となりました。

 三回忌の法要は鎌倉とんぼさんが設計してくださった美しい五輪塔の開眼と共に、お蔭様で16日に無事営むことが出来ました。 いつも見守っていてくれるKさんに余り心配かけないように、毎日を大切に前向きに生きていこうと思います。
ラベル:アオイスミレ
posted by 山桜 at 23:19| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年03月04日

「かわいそう」「ごめんなさい」と言わないで



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「味覚が鈍くなってしまって、可哀想」
「好きなものも食べられなくなってしまって、可哀想」
「すっかり痩せてしまって可哀想」 

 2年前の日々、知らず知らず主人に「可哀想」を繰り返していた私に、ケロから、

「もう可哀想って言わないで」
「可哀想って言われる方が可哀想だよ」
「可哀想な人生なんかじゃない!」

 と言われて、ハッとしました。

 辛く苦しい症状で横たわっている人が、悲しそうな顔で覗きこまれ「可哀想に」と言われたら、どんな気持ちになるか・・・。 本当に娘に言われるまで気付かないなんて、馬鹿な私は考えなしでした。 

 それなのに、今度は旅立ってしまった後、何につけても、

「もっと早く気付いてあげられなくて、ごめんなさい」
「自分が先に入院なんてしてしまったから、ごめんなさい」
「もっともっと優しくできなくて、ごめんなさい」
「あれもこれもしてあげられなくて、ごめんなさい」

 そんな風に「ごめんなさい」を繰り返しては泣いてばかり・・・。

 これには、流石に自分ながらいけないと気づきました。
 家族を残して旅立った人が、一番「ごめん」と思っているでしょうに、反対に謝って泣かれたら、どんな気持ちになるでしょう。 それこそまた「可哀想に」と言っているのと同じです。

 可哀想な人生などではなく、沢山の仕事をして後を継ぐ人も育て、私や娘を沢山笑わせて幸せにしてくれた人生。 人懐っこい笑顔と笑い声を沢山残していってくれた人生。 今、私がこうして生きていられるのも、みんな貴方のお蔭です「ありがとう」と、言えるようになりました。

 一人で決められない時、問いかければ、Kさんの声が聞こえて来て助けてくれます。 Kさんなら、きっとこう答える、こんな風に考える、そう心に浮かぶのは、それだけの長い年月共に暮らして来たからこそで、それこそがKさんが存在していた、いえ、存在し続けている証しです。

「いつも一緒にいてくれて、ありがとう」
「ありがとう、これからもよろしくね」
 
posted by 山桜 at 20:24| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年02月24日

2月の幸せと哀しみ



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 1周忌の次が三回忌ということが、今までは理屈では分かっていても腑に落ちていませんでした。 それがこうして自分の身に降りかかって、ようやく理解できた気がします。 

 毎日一緒に過ごし、共に病に立ち向かい、同じ方向を見て歩んでいた幸せな日々、そして突然やって来た苦しみと車を走らせた入院の日、あの2月、次の2月、そして今、3回目の2月です。

 抗がん剤の投与期間が終わり、少しずつ春めいてきた気配に誘われ、都心の病院まで行くための体力を回復せねばと、そろりそろりと散歩を始めておりました。 
 「やっぱり外は気持ちがいいな・・・」
そう言って、風を受け、柔らかな日差しを浴びながら目を細め途中何度も休んでいました。 休み休みでないと歩けなくなっていたのですが、それは筋肉が弱ってしまったせいだと思っていて、まさか肺炎の影が偲びこんでいたとは気付けずに・・・。

 朝昼晩と検温していて高い熱も出ず、毎日お風呂にも入っていて、お風呂上りはふうふう息が上がるなどと言っていたものの、それはずっと昔から湯上りの口癖のように言っていましたし、少し時間が経てば普通にしていたので、どれだけ苦しかったのか気付いてあげられませんでした。 ちょっとふざけて人を笑わせるのが好きな人でしたから、また大袈裟にふざけているのかとばかり・・・。 気付けなかった自分、直ぐに病院へ連れて行かなかった自分を責め、ずっとずっと悔やみ続ける日々でした。

 どれだけ悔やんでも、時計の針は2度と戻すことは出来ません。 私も毎日精一杯寄り添う看護の日々で、知らず知らず感覚がすり減っていたのかもしれません。 私の拙い能力の極限まで出来る限りの事はしていたのだと、他の誰も許してくれなくとも、今はあの時の自分を自分は許そうと思えるようになりました。 きっとKさんも頷いていてくれると思います。

 ただ、主治医の先生から抗がん剤の副作用の症状について、もっと詳しく説明を受けていたら、素早く正しい対処ができていたのにとは、今も思うのです。 

「抗がん剤を使っている間は、肺炎を起こしていても熱さえでないことがある」

 その予備知識さえあれば、もっともっと気を付けることができ、早めに抗生剤を飲ませることもできたのに・・・と思うのです。 池江選手、堀ちえみさん、まだまだ生きて活躍してほしい方々の発病を聞くたびに、ザクザクと心が裂かれます。 どこかで誰かが読んで少しでも役立ててくれることを願い、ここに書き残しておきます。 救える命が救われますように。
posted by 山桜 at 23:37| Comment(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年02月04日

あたたかな立春



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 目覚めた時にモヤっと暖かいなぁと思っていたら、なんと日中は最高気温17℃にまでなり、室内は23℃と暖房要らずの立春となりました。 まるで3月末の桜が咲く頃の気温です。

 これは大変、色々な芽が動き出す前にと急いで庭の手入れをしました。 赤い実が鈴生りで可愛いからと梅の木に巻き付くままになっていたカラスウリも、白梅の蕾が開く前に片付けました。

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 藪椿が一輪開いてるのをメジロがみつけて寄って来ました。 メジロは蜜を吸うぐらいですが、ヒヨドリは蕾や花びらまで齧って台無しにしてしまうので困りもの。 本当は込み入った枝を剪定して、蕾が開き易いようにしてやりたいけれど、ヒヨドリがみつけて突っつき易くもなってしまうので、ほどほどにしておきました。

 あちこち夢中になって手入れしている内に日が翳って・・・この時間になると懐かしい足音がして、お土産をぶら下げた主人が帰ってくるようで・・・ 

 「ほら、もう暗いぞ」
 「はーい、もうお終いにします! お土産なに?」

 そんな何でもない日が、今は、かけがえのない思い出。 
posted by 山桜 at 22:54| Comment(6) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年01月01日

平成30年(2019年)の幕開け



                      自然観察ランキング


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 2年続けて、お祝詞の言えない新年を迎えてしまいましたが、新しい御代を迎える今年は、きっと良いことが沢山あるに違いありません。 人頼みにせず、願いを叶えるための努力を地道に積み上げていきたいと思います。

 皆さま、どうぞ今年もよろしくお願い申し上げます。 
ラベル:富士山 新年
posted by 山桜 at 18:00| Comment(6) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年12月24日

クリスマス・イヴ、か・・・

 去年は、気負ってか頑張ってか、いつも通りちゃんとクリスマス・ケーキを焼いて、クリスマスっぽい夜を過ごしてみたっけ。 今年は、ケーキを焼くどころか買う気にもならず、誰かにプレゼントを選ぶような気持ちにもなれず、ピカピカの電飾にも心動かず終い。

 クリスチャンでもないと、一緒に過ごす相手がいないクリスマスなんて、ただの普通の忙しい年末の一日なんだなぁ プラゴミ、ペットボトル、古紙、古着回収の年内最終日だったし、朝から黙々とよく働いたなぁ。 やっと痛みが薄れかけていた左手が、重いものを運んでまた腫れて痛み出したのが、ちょっと哀しくてケロに泣きのメールをしてしまったけれど。 

 冬至には柚子湯に入ったし、「ん」の付くものも頂いたし、日本人はそれでいいのだ、なんて。 なんだか落ち着いたクリスマス・イブでした。


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posted by 山桜 at 23:58| Comment(5) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年12月23日

天皇陛下 お誕生日おめでとうございます

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ノジギク/野路菊 日本在来の野菊

天皇陛下 お誕生日おめでとうございます。

 皇太子殿下として、天皇陛下として、永く皇后陛下と歩んで来られた旅の道のりに思いを馳せられ、感極まられたご様子に、思わず共に涙した国民も多かったことと思います。 天皇皇后両陛下を象徴として、日本国民の生き方のお手本として、常に尊び、お優しい微笑みに温かく包まれ幸せでございます。

 今も尚、そしてご譲位のその時まで、象徴としての在り方を求め続けていらっしゃるお姿に、国民として多くを学ばねばならないと存じます。 どうぞ、明くる年も天皇皇后両陛下お揃いで、お変わりなくお健やかに過ごされますよう、心よりお祈り申し上げます。


 天皇陛下お誕生日に際し(平成30年)【宮内庁HP】
 http://www.kunaicho.go.jp/page/kaiken/show/25


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posted by 山桜 at 00:00| Comment(6) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする